
初めまして!
高齢者の孤独・孤立問題解消を目指した若者団体ENLINK代表の青山学院大学1年 田中優衣です。

私はこれまで、高齢者の孤独・孤立に問題意識を抱き、「情報が届かない」「つながりが続かない」「支援に参加できない」という3つの構造的課題について分析を深めてきました。高校1年時には若者団体「ENLINK」を設立し、以来、これら3つの課題を同時に解決できる仕組みを模索し続けています。
今回のクラウドファンディングは、地域プラットフォーム「つながる縁側」の実証費用を集める挑戦であり、アウトリーチが特に難しい高齢者の孤独・孤立という社会問題に新しい形で挑戦するプロジェクトでもあります。ぜひ一緒に、『全ての高齢者が笑顔で歳を重ねられる社会』を実現しましょう!応援よろしくお願いします!

私は、お年寄りと話すことが大好きです。

祖父母と共に育った私は、幼い頃から自然と地域の高齢者に声をかけ、気づけば90歳を超える友人が13人いました。
昭和の暮らしや戦争の記憶、何気ない日常の話まで、高齢者の方々との会話は、私にとってかけがえのない時間でした。

しかしある時、自分が育った地域で“孤立死”が起きていたことを知ります。同じ地域に住んでいながら、誰にも気づかれず、孤独の中で亡くなっていく人がいる。さらに孤立は精神だけではなく、身体にも悪影響を及ぼす。その現実に強い衝撃を受け、私は「なぜ人は孤立してしまうのか」を考えるようになりました。
その後、子ども食堂や高齢者施設での活動、アンケート調査やヒアリングを重ねる中で、孤立には「情報が届かない」「つながりが継続しない」、そして「支援に参加する心理的ハードルがある」という課題が見えてきました。

私は、この課題を解決するためには、“特別な支援”ではなく、「日常の中で自然につながり続けられる仕組み」が必要だと考えるようになりました。
そこで着目したのが、日本に昔から存在していた「縁側」という空間です。誰もが自然に立ち寄り、つながれる。そんな関係性を現代に合わせて再設計したものが、「つながる縁側」です。


地域交流プラットフォーム「つながる縁側」は、デジタルとリアルを行き来しながら、無理なく関われる仕組みを実証していきます。
いきなり誰かと関わる必要はなく、まずは知ることから始める設計にすることで、デジタルが苦手な方や人付き合いにハードルを感じる方でも、自然と地域との接点を持てるようにします。
さらに、地域包括支援センターや地域の担い手と連携し、オンライン上の接点がリアルな関係につながる導線も設計していきます。
重要なのは、「参加しなければならない場」をつくるのではなく、「気づいたらつながり続けている状態」をつくることです。
完成された仕組みを提供するのではなく、実証を重ねながら、地域や支援者の声を取り入れ、一緒に育てていく。そのプロセス自体が、このプロジェクトの価値です。

ホーム画面
外出が難しい人でも“日常のつながり”を感じられる写真共有機能を搭載。イベントに参加できない日でも、地域の様子や誰かの暮らしが自然と届くことで、「ひとりではない」と感じられる関係性を生み出し、孤立感の軽減につなげる。
イベント広場画面
地域に点在するイベント情報を一元化し、閲覧から申し込みまでをワンタップで完結。「知らなかった」「申し込みが面倒」といった参加障壁を減らし、誰もが気軽に地域と関われる環境を実現する。
行政・地域窓口画面
複雑で分かりづらい行政手続きや地域支援情報を“見える化”。申請状況や必要な手続きを直感的に把握できることで、不安や情報格差を軽減し、安心して手続きができる仕組みを提供する。

手続きガイド画面
暮らしに必要な情報を、迷わずたどり着ける生活ガイド。介護申請や地域制度、ゴミ出しのルールまで、日常に欠かせない情報を一つに集約。必要な時にすぐ頼ることができる環境を生み出し、「どこを調べればいいかわからない」という不安や負担を軽減する。

※本プロジェクトは、神奈川県横浜市周辺を実証エリアとして進めます。
対象
・高齢者
・地域包括支援センター職員
・子育て世代・地域住民
※機能は固定せず、実証を通して改善していきます。
・開発費(小規模実証用のアプリを開発します。)
・運営・保守費(サーバー利用料やシステムの保守・セキュリティ対策、継続的な改善に充てます。)
・プロモーション費(地域イベントや団体への周知、チラシ・SNS広告などでアプリの認知を広げます。)
・デザイン・制作費(アプリ内デザイン改善やバナー、資料作成などに使用します。)

※アプリ開発における進行状況や技術的調整等により、スケジュールが変更となる可能性がございます。あらかじめご了承ください。

私が実現したいのは、「誰もが自然につながれる社会」です。高齢者が孤独の中で過ごすのではなく、地域の中で安心して暮らし、誰かとのつながりを感じながら歳を重ねていける社会をつくりたい。その想いから、「つながる縁側」を地域に根づく新しいつながりの仕組みとして育てています。
支援者の皆さんは、単なる応援者ではなく、この挑戦を共につくる「仲間」だと思っています。未完成な今だからこそ、皆さんと一緒に「孤立が生まれにくい地域」を育てていけたら嬉しいです。

最新の活動報告
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【幸海ヒーローズ代表 富本龍徳さんから応援メッセージをいただきました!】
2026/06/08 08:00全ての始まりは、「高齢者のためのコンブの化粧水を作りたい!」という熱意あふれる1通の問い合わせメールでした。彼女の活動について話を伺う中で、僕は「孤立」という社会課題の根深さに直面しました。これまで日々の中で見過ごし、無自覚だった自分にハッとさせられたのです。環境問題と同じように、孤立は僕たちの生活と決して切り離せない重要なテーマです。そこに正面から向き合う彼女のひたむきな姿勢に、深く心を揺さぶられました。彼女が思い描く夢が一歩前進するとき。それはきっと、誰もが心からの笑顔であふれ、幸せを噛み締められる優しい世界の実現につながるはずです。毎日、家族や知人に囲まれている今の環境は、決して当たり前ではありません。僕たちが忘れがちな「当たり前の幸せ」を思い起こさせてくれた彼女の挑戦。その強い想いをかたちにするため、どうか皆様の温かい応援とご協力をよろしくお願いいたしますっ!!幸海ヒーローズ代表 富本龍徳富本さんは、コンブの可能性を世界に広げることを目指し、コンブの活用を通じて海洋環境の再生や地球温暖化の防止に取り組まれています。コンブが持つ高いCO₂吸収能力に着目し、漁協や企業、地域のさまざまな方々と連携しながら、海の環境問題を解決する新たな仕組みづくりに挑戦されています。その活動は高く評価され、環境省グッドライフアワード環境大臣賞をはじめとする数々の賞を受賞されています。しかし、私が富本さんを本当に尊敬している理由は、その実績だけではありません。私自身、富本さんの活動のお手伝いをさせていただく機会がありますが、どんな人にも分け隔てなく接し、一人ひとりの挑戦に真剣に向き合いながら、温かく背中を押してくださる本当に優しい方です。いつも笑顔で接してくださり、挑戦する勇気を与えてくださいます。私自身も、活動に悩んだ時や迷った時に何度も富本さんの明るさに支えられてきました。私が大切にしている「一人ではなく、みんなで社会をより良くしていく」という想いを、富本さんはまさに体現されています。ENLINK代表 田中優衣 もっと見る
【データから見る、孤立・孤独の現状分析】
2026/06/05 08:00今回は、私たちが取り組んでいる「孤立・孤独」という社会問題についてお話しさせていただきます。「孤立」と聞くと、皆さんはどんな人を思い浮かべるでしょうか。私はこれまで、高齢者施設でのボランティアや子ども食堂での活動、多世代交流イベントの開催などを通して、多くの方々と出会ってきました。その中で感じたのは、孤立は決して特別な人だけの問題ではないということです。家族がいても、地域に住んでいても、ふとしたきっかけで人とのつながりが減り、「誰にも頼れない」「誰とも話さない日が続く」という状況に陥ることがあります。実際に私自身、活動を続ける中で「話し相手がいない」「地域との関わりがなくなった」という声を何度も耳にしてきました。まずは、孤立とは何かについて整理してみます。孤立とは、単に一人でいることではありません。社会とのつながりや、困ったときに頼れる人がいない状態を指します。そして、その先には「孤独」があります。さらに近年の研究では、孤立は精神面だけでなく身体面にも深刻な影響を及ぼすことが分かっています。私たちはよく、「地域とのつながりが大切」「生きがいが大切」と言います。しかし、その生きがい自体が年々減少していることをご存知でしょうか。生きがいを感じている人の割合は、この数十年で減少傾向にあります。生きがいは孤独・孤立の解決策として語られることが多い一方で、その土台となる人との関わりや居場所が失われつつあるのです。では、実際にどれくらいの人が孤独・孤立を感じているのでしょうか。内閣府の調査では、「人との付き合いがない」と感じる人の割合は約30%にのぼります。これは、日本国内で約1000万人規模とも推計されています。私はこの数字を見たとき、「孤立は一部の人の問題ではなく、社会全体の問題だ」と改めて感じました。さらに、海外と比較すると日本の特徴が見えてきます。日本は他国と比較して、・相談相手がいない人・家族以外に頼れる人がいない人の割合が高いことが分かっています。つまり、人とのつながりが弱くなったときに支えてくれる関係性が不足しているのです。そして、日本はOECD加盟国の中でも孤独・孤立を感じる人の割合が非常に高い国の一つとされています。孤立は決して個人の努力不足ではありません。地域との接点が減り、人と出会う機会が減り、助けを求めること自体が難しくなっている。そんな社会構造の中で生まれている課題だと私は考えています。だからこそ私は、「誰も孤立しない社会」を目指し、『つながる縁側』の開発に挑戦しています。人と人が自然につながり、困ったときには支え合える。そんな関係性が日常の中で続いていく仕組みをつくりたい。今回の投稿が、孤立・孤独という社会課題について考えるきっかけになれば嬉しいです。引き続き応援よろしくお願いいたします。ENLINK代表 田中優衣 もっと見る【普通の高校生が社会問題に興味を持った理由】
2026/06/02 08:00改めまして、ENLINK代表の田中優衣です!今回の投稿では、普通の高校生だった私が、なぜ社会問題に関心を持つようになったのかをお話しします。私は、地域にお年寄りの友達がたくさんいること以外は、ごく普通の高校生でした。友達と遊び、学校に通い、部活に打ち込み、将来のことをなんとなく考える。そんな日常を送っていました。そんな私が、高齢者の孤独・孤立という社会問題に向き合うようになったきっかけがあります。それは、同じ地域に住む高齢者の方が孤立死したという知らせでした。幼い頃から地域の高齢者と関わってきた私にとって、その出来事は信じられないほど大きな衝撃でした。「なぜ誰にも気づかれなかったのだろう。」その疑問が頭から離れず、私は初めて社会問題について調べ始めました。「高齢者 孤立死 なぜ」検索窓にそう打ち込んだ日のことを、今でも鮮明に覚えています。調べれば調べるほど、孤独や孤立によって苦しんでいる人が想像以上に多いことを知りました。そして同時に、強い違和感も覚えました。私の周りには、毎日楽しそうに過ごしている高齢者の方がたくさんいる。それなのに、同じ地域で誰にも気づかれず、一人で亡くなってしまう人がいる。この違いは何なのだろう。その答えを知りたくて、私は子ども食堂でのボランティアや高齢者施設への訪問、多世代交流イベントの開催など、現場に足を運び続けました。そこで見えてきたのは、「助けがない」のではなく、「つながるきっかけがない」という現実でした。支援制度があっても、その情報が届かない。参加したくても、一歩を踏み出せない。誰かと話したくても、その機会がない。そんな小さな壁が積み重なり、人を孤立へと追い込んでいました。あの日の出来事がなければ、私は社会問題に関心を持つことはなかったかもしれません。しかし今は、この問題に出会えたからこそ、自分にできることを本気で考えられるようになりました。誰もが地域の中で自然につながり、笑顔で歳を重ねられる社会へ。まだまだ未熟ですが、その実現に向けてこれからも挑戦を続けます。ENLINK代表 田中優衣 もっと見る






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