2016/08/05 23:41

お世話になっております、謎キャン2016実行委員会です。

今回は「謎キャン2016がクラウドファンディングを利用するに至った経緯」について説明いたします。また、こういった基本的事項を説明しないままクラウドファンディングを実施してしまったことについて、謝罪したいと思います。申し訳ございませんでした。

説明に先立ちまして、まずは謎キャン2016の想定されている大まかな支出と収入についてお話しいたします。
現在予定している支出の内訳は後述いたしますが、スタッフ人件費など様々な支出の中で最も実行委員側として開催のネックとなっていたのが会場費でした。これは、前日の設営準備および当日のものを合わせておよそ¥300,000(税抜)ほどになります。
一方で想定される収入ですが、これは入場チケットの販売と出展団体から徴収する出展料の2つから成ります。しかし、学生団体の総数は2年前の謎キャン2014時と比較すると大きく増えたものの、未だ十分に多いとは言えません。よって、お客様一人一人に謎キャンというイベントをお楽しみいただくためには、入場チケットの量をある程度制限する必要があります。現在、入場チケットは謎キャン2014から1.5倍程度の枚数を用意する予定ですが、この収入のみでは数十万円規模の赤字になると試算されました。

逆に、会場費の工面さえつけば、残りの赤字は抱え込んでも謎キャン2016を実施したいという意思が実行委員側にはありました。そこで、今回はクラウドファンディングにて「会場費」が工面できるほどの金額、¥350,000を開催のための目標金額として設定した次第です。

以上が、今回のクラウドファンディングを開催するに至った経緯、およびその設定金額の理由となります。また、それ以降のストレッチゴールは、周遊謎などの会場を充実させるための制作費に充てるとともに、運営の黒字化および遠方団体への資金援助のために設定しておりました。
以下に、会場費の参考文献と予定している開催費用の主な使い道を記します。


<プラネアール みずほ台井上病院スタジオ>
http://www.planear.co.jp/studio/mizuhodai.html

<開催費用の主な使い道>
会場費(前日設営+当日) 約30万円
(前日プレス公演開催になった場合、追加で10万円がかかります)
コンテンツ制作費(周遊謎、謎の部屋など) 3万円
外注費 3万円
人件費 10万円
印刷費や会場設営費 5万円
遠方団体支援金 6万円
(以上、雑費等除く)

 

さて、以上を踏まえた上で皆様に数点謝罪しておきたいことがございます。
まず、上記の通り赤字前提でイベントを実施しようとしたことについて、大変申し訳ございませんでした。これは、学生団体限定のイベントを実施したいという実行委員会の意思が先走ってしまった結果ですが、不健全なイベント運営はこの先の謎解き文化の先細りを招き得ることについて考慮が足りておりませんでした。
次に、クラウドファンディングのリターン内容を事前公開しなかったことについて述べたいと思います。これは、支援者側の気持ちを全く汲んでいない行動でした。本当に申し訳ございませんでした。またリターンの内容につきましても、実行委員側としては議論の末に決定いたしましたが、実際としては見通しが甘かったことは否定できません。
総じて、我々実行委員側の思慮不足が大きく見受けられる結果となっており、誠に申し訳ございませんでした。
以後、同様の事態を招かぬよう、実行委員会一同努力していきます。よろしくお願いいたします。

 

最後に、クラウドファンディングにつきましては、上述した通り我々実行委員会は議論を重ねた上でそのリターン内容を決定しております。支援者様には、全てに納得していただいた上で支援していただきたいと思っておりますので、少しでも疑問に思うことがございましたら、ぜひご連絡いただければと思います。
今後とも、謎キャン2016をよろしくお願いいたします。

 

謎キャン2016実行委員会