2016/08/24 15:41

 

今日、私は糖質制限仲間の医師を訪ねて、病院を受診してきました。

 

もうずっと。1年は検査していない、自分のがんがどうなったのかを診てもらうためです。

 

20代の時から、甲状腺が大きいと指摘されていて経過観察中でした。

 

子供を3人産んで、声のカスレの頻度が増したことを自覚し、若干不安を覚え、受診したのが平成26年。

 

その時「甲状腺乳頭がん」というありがたくない診断名をいただいた私。

 

やっぱりかと不安な予想が的中。

 

でも甲状腺乳頭がんは経過が穏やかな「ラッキーながん」であること。サイズ的にも、そんなに大きくないので、「経過観察」が一番よい選択肢であることを聞き、非常に複雑な気持ちに。

 

「何にもしないでただ様子を見るっていうこと?」

 

不安でしたね~。

 

薬を飲むとか、切るとか、放射線を当てるって、「治療をしている感」がしっかりあって、不安ながらも安心できるのですが、

 

「なんもすること、ない」

 

って皆さんもその立場になってみると思うとわかると思いますけど、すごく不安ですよ~!!

 

すでに糖質制限中だったので、私は

「これはシャレにならない。頑張らなきゃ」

と今まで以上に糖質制限に対して真剣に考えるようになったのは、言うまでもありません。

 

 

言えませんでした。家族には。友人たちにも。

糖質制限を真剣にやりだしてからの発覚。

 

糖質制限が、間違いなく正しいとすでに確信していた私ですが、

 

病気をカミングアウトして、糖質制限のせいだ!と言われることでエネルギーを使いたくなかった、というのがあります。

 

それに乳頭がんで、今すぐ手術とか、そういうわけでもなさそうなので。もしかしたら、糖質制限でがんと勝てるかも、無駄に家族に心配かけることはしなくてもいいのでは、と思いました。

 

がんと公表することで、糖質制限をするとがんになる、というイメージをみんなに更に強くしてしまったり、またいらぬ誤解を受けるかもしれないと、もしかしたら家族も批判を受けるかもしれない、と思うと。

 

怖くて言えませんでした。

 

こんなに、糖質制限について発信していて、コータも前面に出しているのに「なんて卑怯な奴」と言われても仕方ないです。自分は隠しているなんて。

 

ここ半年で、私、結構変わったなと思うのですが。

勉強をして、いろいろ実践して。食事について真剣に考えてみました。

 

本当に糖質制限でがんと勝てるのか。

 

ひっそりと自分で観察してみたかったのもあります。

 

今日の診察は、ちょっと怖かったですね。

 

 

自分で一生懸命頑張って、「正しく食事している」という気持ちはあっても、

 

 

「これでがんが大きくなっていたらマジで笑えない」

 

「矛盾しているし、恥ずかしい」

 

 

そんな気持ちから、経過観察のエコーも足が遠のき、放置すること1年。

(偉そうなことを言っていても、自分のことになると、こんなものです)

 

 

知り合いの医師に診てもらうということで、もう隠しようも逃げようもないし、

 

結果は受け止めよう、と覚悟しての受診でした。

 

 

結果です。

 

 

「がん、ないよ」

 

甲状腺の左葉、真ん中に確かにあった、がんは、すっかり消えてなくなっていました!!

 

 

「うそ~!!消えたってことですか?」

 

びっくりしました。こんなことって本当にあるんですね。

 

大きくなっていなきゃいいやって思っていましたが、まさか消えているなんて。

 

 

嬉しいというより、本当にびっくりしました。

 

皆さんに、こんないい報告ができること、心から嬉しく思います。

 

 

「ありがとう」

 

 

感謝の気持ちでいっぱいです。この奇跡を、コータにも。あとに続く方々のためにも。しっかりと抱きしめて皆さんのお役に立つことで、いただいた奇跡に感謝して恩返ししていきたいです。

 

命、繋がれ。

 

 

こんな私に、糖質制限を伝えるお仕事。

これからもさせていただいて、皆さん、良いでしょうか。

 

 

頑張れ!と言ってくださる方。ありがとうございます!もちろん、がんばります!

クラウドファンディング、達成まであと少し。皆さん良かったら、応援してください!

 

 

神様、ありがとう!!