2019/03/10 16:45

こんにちは。

野田クラクションベベーです。


おかげさまで、「The Sauna」をオープンして早くも1ヶ月が経ちました。

ご利用してもらったお客様が「264人」と想像以上に多くの人に利用してもらえて、幸せです……本当にありがとうございます。


今後、毎月定例的にブログを書いていこうと思います。

きっと、これからサウナを作りたい! やってみよう! と思った人にプラスになる情報もあると思いますので!


1ヶ月運営してみて気づいたこと

-サウナってやっぱりいい

今回、サウナを作った理由は「サウナは決して汗臭い、ガマンくらべする場所じゃないんだよ」ということを伝えたかったから。

本来は、仲間との会話を楽しんだり、家族で一緒に入ったり…。温泉だと当たり前にやってるけど、サウナになるとまだまだ。

「The Sauna」は水着着用の男女が一緒に入るサウナになります。女性専用の湯浴み着や大判バスタオルもあるので、素肌を見せるのはちょっと…という人でも安心してくださいね!

利用してくれるお客様の平均滞在時間は「1時間半〜2時間」ほど。サウナ小屋に時計を置いていないので、時間を忘れて楽しんでもらうことができます(僕がちょこちょこ時間を言いにいきます)。

サウナ小屋は70度〜80度ほどで、ロウリュをして体感温度を上げて楽しみます。ゆっくりじっくり会話を楽しみつつ入ることができますよ!

朝は太陽の光を浴び、夜は星空の下で時間を忘れてリラックス。先日お客様が帰り際に「自然と一体化しました」と嬉しいことを言ってくれました。

サウナが好きじゃない人は「サウナ」を好きになるきっかけになり、サウナが好きな人は「サウナ」をより好きになってくれるそんな場所になっていければいいな…と思っています!


-小屋を温めるのはだいたい「3時間」くらい

薪のサウナは温度管理が非常に難しいですし、繊細だな…と思っています。

基本的に「The Sauna」はオープンの3時間前から火をおこし、じっくりと石を温めていきます。

種火をつけ、小さめの木を井形で組み上げさらに火力を上げ、大きめの薪を入れて3時間…。ロウリュをすると石の温度が下がるので、再び薪を入れて温度をキープ(このときの薪は太めより細めの針葉樹がオススメ)。これを繰り返します。

常に最高のコンディションで維持するためには、マメにチェックすることが重要ですね。少しでも気を抜くと温度が下がります。下がった温度を復活させるのはこれまた大変…。


-薪はめちゃくちゃ使う、乾かすならサウナ小屋の中がオススメ

課題でもあった「薪」問題。

やっぱり、かなり使いますね…。1ヶ月で1トン〜1,5トンほど。乾いた薪を普通に買うとかなり高いので、知り合いの方から格安で売ってもらっているので、なんとかやれています。が、相当量の薪をキープするのはなかなか大変です。

薪を安く提供している人を近所で探す(運搬費が高いので)薪を置く場所を確保、薪を切る(チェンソーで玉割りし、トラックに積み、トラックから降ろす、薪割り機まで運ぶ、薪割り機に乗せる、切った薪を運ぶ、薪を積む)とめちゃくちゃ大変です。やるときは大勢で一気にがっつりやることをオススメしますよ!

薪は通常「1年〜2年」ほど乾かしていい状態の薪にします。水分量が多いと、燃焼率も悪いですし、タールがたくさん出て「煙道火災」の原因に繋がります。サウナ小屋はめちゃくちゃいい乾燥室なので、通常よりも早く乾かしてくれるんじゃないか(あくまで仮説)と思って、室内に入れています。フィンランドのサウナ小屋もそんな感じだった。


と、いったところですね。

最後に、「The Sauna」のことを記事や動画にしてくれたものをご紹介させてもらい、締めます! 


▼記事

水風呂の代わりに雪ダイブ。長野・野尻湖畔で見つけた妖精も喜ぶ!? フィンランド式サウナ by 株式会社 TABILABO

【野尻湖ダイブ】真冬の長野で本格フィンランドサウナを体験してきた by さいとうくりこさん

イラストで説明する「The Sauna」の楽しみ方 by さきさん


▼動画

The Sauna ー 究極のフィンランド式サウナ ー by 株式会社 TABILABO