2018/10/20 00:29

この度は「100均電消しを3Dプリンターで電動リールにして、みんなでワカサギ釣りに行こう!」のプロジェクトにご支援頂き、誠にありがとうございます。

プロジェクト主催者の東方(とうほう)です。

10月18日深夜のオープンから、19日終日で、およそ200人以上の方にプロジェクトページをご覧頂き、7名の方にご支援を頂くことが出来ました。現在、目標額の1/3に到達しており、ありがたさとともに、このプロダクトをしっかり仕上げようと心新たにしました。

今後、1週間に1回のペース、また明らかな進捗があったときに、アタッチメントなどリターンの状況をお伝えいたします。

プロジェクトの成功、またその後の釣り会まで、引き続きご支援頂ければと存じます。

プロジェクトスタートまでの経緯

東京都・東急田園都市線の池尻大橋駅から徒歩10分。世田谷ものづくり学校という施設があるのをご存知でしょうか?

世田谷ものづくり学校は、ものづくりやITサービスの企業が入居するほか(パン屋さんもありますよ!)、ものづくり施設のファブラボ世田谷があり、多くの人が利用する施設です。

9月頃、世田谷ものづくり学校で、「クラウドファンディングの学校」という講座の参加者募集がありました。クラウドファンディグ、というものはかなり以前から知っていましたが、自分がプロジェクトを起こしたことはありませんで、かなり興味をそそられました。

クラウドファンディングってどういうものなのか。個人がプロジェクトを成功に導くには何が必要なのかを知りたいなと、軽い気持ちで参加いたしました。

今回のアタッチメントの他にも、私にはいくつかネタがありました。が、もっともわかりやすいものはこれだろう、ということで「ワカサギ釣りの道具作り」を題材としました。

当初は、このプロジェクトを公開する予定はありませんでしたが、講座の中で思いの外、好反応を得られたことで、しっかりと形にしたほうが良い(誰にとってどう良いのかは漠然としていましたが)と思い、プロジェクトの作り込みを決意。


写真:講座でのプレゼンの様子。ノスタルジーあふれる学校の教室。

ギリギリまで試行錯誤しながら「18日の最後の授業にて公開する」ことを目標に、文章作成や経費計算に取り組みました。合わせて、次なる試作も仕上げました。


写真:試作ver0.7

この試作では、100円電消しの固定方法を改善。市販の穂先を角度調整ができる形で取り付けできるほか、落下防止ストラップ穴、巻取りのクラッチ機能を追加。リールとしての機能も、8gの重りの巻き上げ実験をクリアしました。

リール部分の微調整はかなりシビアです。今後、重点的に試作を行って、開発を進めていきます。

今後の予定

①アタッチメントの開発、改善(~10月末)

すでに基本的な構造は出来上がっています。細かい改善に入っていきます。

・糸を巻き取る仕組みの改善、特にクリアランス調整。ボビンがきれいに回転するように、0.1mmずつ、5段階程度の部品を作って、ベストな寸法を見出します。

・クラッチ機能の調整。現在の試作では、消しゴムの回転方向を変換する動作で、摩擦が大きく、なめらかな巻取り動作にならないため、距離を離すか、パワーを弱めるかなど、検討から行います。

②実証実験(11月~)

ワカサギ釣りはシーズンに突入しています。11月上旬に一度、相模湖にて、旬のワカサギを相手に釣りテストを行います。ワカサギ釣りのベテランにお供するかたちになりますので、支援者様の参加はご遠慮いただきます。

12月以降の釣りテストは、希望者がいれば、複数名で行っても良いかなと思っています。支援者様に試作アタッチメントを試してもらう機会を作れればと思っています。

③株式会社 大創産業への挨拶

株式会社 大創産業さんの本社は広島で遠いのですが、東京・大崎にも事業所があります。テレアポからのご挨拶に行き、何卒プロジェクトの成功をお見守り頂く旨、お願いしてくるつもりでおります。

なお、今後の進捗や挨拶などは動画も活用しますので、お楽しみに。