2018/11/07 08:03

支援していただいた皆さま。
お気に止めてくださった皆さま。
ありがとうございます。

昨日、クラウドファンディングが終了しました。
いくつかのリターンに関しては、ここからメールのやりとりが発生すると思いますので、よろしくお願いします。

 

今、思うこと

今思うのは、
やはり、all inで良かったな、という事です。

別に、支援貰えないと出来ないのが困る!ってことではないんですよ。
そう思ったのは、そういう物理的?なことではなくて、もっと精神的なことです。

「資金支援の達成」と「展示を作る」というところを、天秤の双方に置いてはいけないなぁと改めて思いました。

「うまい餌でおびき寄せて、お金を払ってもらう」って、デザインや広告業界のやり方、そのままなので。それがこの作品には合わない。
お金を儲けるのは素晴らしいことですが、それって一生懸命になりすぎると、人の弱みに漬け込んでるような感じになるんですよ。

例えるなら、保険の営業みたいな。
病気が心配でしょう?だからこのプランを!ってね。
小さな不安をデザインで具体化して、大きな不安に変える、そして高いプランに契約させる、というね。(ま、だいだい世の中この手法ですけどね笑)

それでは誠実でないし、愛がない。

もし、「達成しないと貰えない」ほうの設定でやっていたら、提示する金額を現実的なものにして、広告戦略的にエゲツなくやっていたと思います。
そういうものにしたくなかった。
あくまで、いつもの自分のやり方で、集まるだけを集めたかったんです。

僕は理想論者です。
現実的なことも考えてますが、到達せずとも、まず理想や規範があるべきだと思ってます。そういう面があるので、今回はこれで本当に良かったと思います。

 

支援って表現

この支援は、支援という名の表現であってほしいと考えてました。

共感は、すでに表現である。
この支援は貴方の考えの提示であり、僕への信頼の証です。

 

最後に

ここに集う人や、周りで僕の活動をみてくれている全ての人の「表現」として、
この展示をflussで見せられたらと思います。

大風呂敷を広げるのはここまで、ここからは丁寧に畳みにいきます。
さぁ、進みます。
希望がある方へ。

年末年始が楽しみですね。
会場でお待ちしています。(来れる人はね)

山口明宏