▼はじめに

私は、2010年、東アフリカの国、ウガンダの政府機関で活動して以来、アフリカの人々の大らかさ、逞しさ、そして、その心根の深さに魅了され、2012年、2013年、2014年にも渡航。これまで、ケニア、ウガンダ、ソマリアの各地で、NGO活動に従事しています。
2012年の年末。ケニアで活動中に、お腹を壊してしまって公園で休んでいたのですが、その時たまたま隣に座っていたアグレイさんが、スラムにある彼の自宅に招待してくれ、お米のご飯をたべさせてくれました。
「アジア人だからお米が好きだと思って」そう言って、笑顔をみせるアグレイさん。
スラムというシビアな環境下では、「食べ物出したんだから、支援してくれ。」と対価を要求するのが常なのですが、アグレイさんに限っては、そんな要求をしてくることは、私の滞在期間中、一度もありませんでした。ただ、彼が私に望んだことは、できるだけ、彼のいるコロゴッチョ・スラムを訪れて、そこの人々と友達になること。
そんなアグレイさんの気持ちに応えるため、帰国後の2013年7月、アグレイさんと共に、NGO/NPO法人Little Bees International (LBI)を設立を決意。アグレイさんが生まれ育った、コロゴッチョ・スラムの支援のために活動しています。
※動画をご覧になる際、画面右下に表示されます「字幕(キャプション)」ボタンをオンにすると日本語訳がつきます!

写真その14
(アグレイさんと私)

その4
(写真は、コミュニティにおける道路補修)

▼これまでの活動の紹介とプロジェクトをやろうと思った背景

コロゴッチョでのこれまでの活動は、HIV陽性の女性たちの雇用を目的に、女性の自立支援のためのスクールバック製作プロジェクトや、スラムの学校に通えない子どもたちのための教育支援、コミュニティ建設プロジェクト等を進めています。

その5
(写真は、LBIのスクールバッグ製作プロジェクトで働く女性)

スラムというと、とかく、犯罪率の高さ、HIV感染率の高さ、貧困とネガティブなイメージをもたれがちですが、そんなイメージをくつがえす、エネルギーと希望に満ちた若者たちが、日々、イノベ―ターとしてスラム社会を変えるための活動を行っています。
写真の彼は、エルザ。
コロゴッチョの若者たちのカリスマとして、レゲエスタイルで、ケニア初のコミュニティラジオ局 Koch FMのDJをつとめるとともに、子どもたちの教育支援にも熱心でYoung Boys Clubを結成。
LBIの現地ボードメンバーでもあります。
彼が、今回のドキュメンタリープロジェクトのディレクターです。

その8

たとえば、2000年代半ばからはじまった、コロゴッチョ・スラム女性出身者によるミスコン、Miss Koch (Kochは、コロゴッチョの短縮形)。

その2
(写真は、昨年のMiss Kochの面々)

今回のドキュメンタリーでは、2010年のミス Koch に登場してもらい、“ミス”の称号を手にするまでの彼女の半生と、称号を手にしてから、彼女の人生がどれほどドラマティックに変化したのかも映し出します。それ以外にも、企業家をはじめ、スラム出身でありながら、夢を手に入れた人々の熱い思いとその生き様にも、映像は迫っていきます。

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そのドラマは、まさに、「スラムドリーム」とも呼ばれ得るもので、つくりものではない、良質のドキュメンタリーエンターティメントとして、ぜひ、日本の皆さまにみてもらって、想像もつかない生活環境から生まれた人々のその異次元級のパワーに驚きと、多くの刺激を受け取ってもらえればと願っております。

▼プロジェクトで何を実現したいか?

圧倒的なまでに底辺の世界で生まれ生きている人たちの、その底知れぬパワーと生への渇望を映像を通して、日本の人たちに知ってもらい、感化させることで、日本を元気にしたい!
(東日本大震災の被災地で、震災直後から1年以上にわたり支援活動を現地で展開しましたが、このドキュメンタリ―フィルムの上映会を被災地でも開催し、被災者の方たちに、アフリカ・スラムの人々のパワーと熱気をお届けします!)

写真その15
(LBIの顧問です。)

▼具体的になぜ資金が必要なのか?その資金がどう使われるのか?

弊団体は、NPO法人として非営利の活動に特化しており、頂いたお金も、現地のHIV陽性者である女性への就業支援として、お給料として支給したり、HIV孤児の子どもたちを受け入れる、コミュニティスクールを建設するための貯金に回しており、このドキュメンタリーを製作するためにつかえる資金がありません。
集まったお金は、ドキュメンタリーを制作するための資材費・制作費として使用されます。 (制作は、同じく、コロゴッチョスラムにあるラジオ局、KochFMの映像チームによって行われます。
Koch FMは、コミュニティラジオ局として、コロゴッチョの生活情報を草の根で発信するとともに、スラムで育ったミュージシャンの音楽を伝える、スラムにおけるエンターテイメントと文化の発信源となっています。)

その3

▼支援のお願いとイメージ付きでリターンの説明

スラム社会、そこでの日常は、先進国日本で生まれ育った私たちにとって、想像をはるかに超えた極限状態にあります。そんな、社会的カオスの中から、スラム社会を変えようとする、若者たちの熱気と、スラム・ドリームとも言うべき、成功へのあくなき執念が生んだ、数々のドラマを目撃し、今まで経験したことのない、生きることへのインスピレーションを感じてください!
支援の瞬間から、あなたも、そんなスラム・ドリームを夢見るコロゴッチョの一員です!

その11
(今年2月のローンチで日本人支援者の方との写真)

ご支援いただいた方たちには、コロゴッチョの仲間として実感できるもの、コロゴッチョスラム特製のグッズをご用意しています。

その9
(※リターンのアクセサリーです。)

その10
(※リターンのスクールバッグです。)

そして、年に1回、コロゴッチョの若者たちが熱狂する、ミスKoch(Kochは、コロゴッチョの短縮形)コンテストの投票権もご用意しています。
2014年10月1日に投票受付をLBIのホームページにて開始いたします!
その際、パトロンさま限定の投票用URLをメールにてお伝えいたします。
投票用URLから、あなたが思うMiss Kochに投票できます!
(LBIのホームページ:http://www.littlebeesinternational.org/ )
もちろん、ドキュメンタリーのエンドロールにも、コロゴッチョの仲間として、お名前は提示されます。
10月に都内で開催予定の上映会にもご招待いたします!
(1万円以上、出資して頂いた方には、映像素材も提供いたします!)
ご支援よろしくお願いいたします。

写真(その13)
(写真は、今年の2月15日に現地で開催されたLBIのキックオフ・イベント、ローンチでの風景です。)

▼最後にプロジェクトにかける思いやページを見てくれたひとへのお礼のコメント

百聞は一見に如かず。
コロゴッチョで若者たちにより織りなされる、スラムドリームとも言うべき、人間群像の熱いドラマをぜひご覧ください!そして、スラムでのミスコンとその熱気に酔いしれてください。

ここまで、読んでいただきありがとうございます。
コロゴッチョは、いつでも、皆さまを歓迎いたします!

その6

写真(その12)
今年の3月にJICA地球ひろばで開催されたLBIのセミナーでの写真です。

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