みなさま、はじめまして。

メーヤウ復活プロジェクトを進めている高師雅一と申します。

人気カリー店だった「メーヤウ早稲田店」は、後継が見つからず、2017年に閉店してしまいました。

3年の時が経ち、元店長のご支援のもと早稲田の土地で新たに「早稲田メーヤウ」の屋号で店舗営業を開始することとなりました。全国のメーヤウファンの皆様、大変お待たせしました。

突然ですが、"あの時"、"あの人"と通った"あの飲食店"が、

閉店してしまって心がキュッとなる思いをしたことはありませんか?

高田馬場や早稲田周辺には、「ワセメシ」と呼ばれ、早稲田の学生に長年愛される、飲食店が数多く存在します。それらの店は安い、多い、美味しいの三拍子がそろったメニューで食べ盛りの学生たちのお腹を満たしてきました。

しかし、最近では続々と思い出の名店が次々と閉店しており、SNSでも惜しむ声で話題になりました。



東京都新宿区の早稲田大学近くにあるメーヤウ早稲田店は1997年に開業し、2017年に閉店するまでの21年もの間、早大生に愛され続けてきました。多い日では、1日に300食以上も売れるカレー店でした。

食べログでも評価3.46点の人気店として掲載されています。

特に人気なのはこちらのインド風チキンカリー。


スパイスが効いており、かなり辛い。一口でおでこに汗が滲みます。

10種類以上のこだわりのスパイスを独自ルートで仕入れ、調合したチキンカリー。店長の高橋忍さんが、20年近くお客様からの意見や自身の経験をもとに、研究と進化を重ねて完成された一品です。

ハマってしまうきっかけは、先輩におごられて辛い思いをする。そのあとの講義を欠席するほどの強烈な辛さです。しかし、1度目のその強烈な体験の後に、また食べたくなってしまう中毒性があります。卓上にあるプリックナンプラーをかけると更に味わいが深くなり、唯一無二のカリーになります。


長らく繁盛していたメーヤウ早稲田店ですが、2017年3月に一時休業をし、理由もわからぬままそのまま閉店しました。一時休業からの閉店となったため、多くのファンに疑問を残し、SNS上では悲しみの声が広がりました。

店長の高橋さんは、2016年頃から体力的な問題から営業継続の難しさを感じていたそうです。閉店も視野にいれていることを常連のお客様に何気なく話したところ、そのうちの一人がとある企業の経営者で、メーヤウ事業を買収してもらいリニューアルする方向で話が進みました。

その方と高橋さんは何度も打ち合わせを重ね、リニューアルオープンのために一時閉店。「これでメーヤウの未来も安心」と思っていたそうですが、契約を締結する直前で事業譲渡の話自体がすべて白紙になってしまいました。さらにタイミングが悪いことに、ビルオーナーから店舗の退去を強いられ、メーヤウ早稲田店はそのまま閉店となりました。


復活のきっかけとなったのは閉店から時が少し経ち、2018年9月。

元メーヤウスタッフによって早稲田大学のイベント「地球感謝祭」でのキッチンカーによる1日限定販売でした。

メーヤウ公式アカウントによる限定販売の報告ツイートはファンからの大反響により、多くの方に認知され、期待が高まるなかイベント当日を迎えました。

当日はスーツケースを片手に持った人もちらほらおり、全国から400人ものメーヤウファンが早朝からカリーを食べるために早稲田まで訪れ、行列をなしました。


この日をきっかけに、元店長の高橋さんとメーヤウの熱烈なファンの一人である僕は知り合いました。

たくさんの方にメーヤウが愛されていることを改めて知った高橋さんは、「やはりメーヤウの味を絶やしてはいけない」と痛感しました。熱烈なファンである僕も、メーヤウの味が今後も続くように本気で力になりたいと、お話ししました。なんとか完全復活できないかと、何度も打ち合わせを重ねていき、元店長の高橋さん監修のもと今後は「早稲田メーヤウ」の屋号でカリーを皆様に提供していくこととなりました。


(写真左:プロジェクトオーナーの僕、写真右:元店長の高橋忍さん)


ファンによる復活第一弾として、2019年3月17日に高円寺の間貸しカレー専門店の豆くじらさんで間借りして限定営業をしました。Twitterでの告知だけにも関わらず、オープン前から100人近くのメーヤウファンの方々が並んでいただきました。


当日は店長の高橋さんや元バイトのOBにもお手伝いいただき、キッチンは大忙しでした。

(左2人はメーヤウでバイトしていた2人、中央が僕、右が元店長の高橋さん、奥が新店長の高岡さん)



当日は無事、180食を完売。

その日にカリーを食べていただいたみなさまから、多くの応援コメントを頂きました。


また、この復活までの道のりNHKの「所さん大変ですよ!」にて1ヶ月取材を受け、その様子が2019年4月25日に放送されました。


そしてこの度、待望の店舗を早稲田にオープンさせます!

店名:早稲田メーヤウ

住所:東京都新宿区西早稲田2-20-5 1F

オープン予定日:2020年5月

高田馬場駅と早稲田駅の中間あたり、明治通りの伝説の居酒屋「わっしょい」さんから100メートル進んだ向かいあたりです。

カリーはポークカリー、チキンカリーの2種を提供予定です。※オープン当初は週3-4日営業の予定

こちらの店舗で店長を務めるのは高岡さんです。早稲田大学卒業後、公益財団法人にて勤務。本プロジェクトのため退職し、飲食店にて修行したのち、早稲田メーヤウの店舗責任者となります。メーヤウファン歴20年。チキンカリーとココナッツアイスをこよなく愛する。注文しなくてもテーブルにカリーが届く、常連さんです。



1. たくさんの方に食べてもらえるように

メーヤウファンの方でも東京になかなか来られない方にも食べてもらえるよう、通信販売も検討しています。また、Uber Eatsを活用し、ご自宅や勤務先でも食べやすいカリーにしていきます。


2.より美味しさ、辛さを求めて

今後さらに美味しいカリーに進化させていくために自家製トウガラシの栽培を開始します。メーヤウの強みはその辛さと旨味。その様子は公式Twitterにあげていきます。




・早稲田メーヤウファン

・早稲田大学の卒業生

・早稲田の土地が好きな方

・飲食店の閉店で寂しい思いをした方

・カリーが大好きな方

・辛いものに目がない方

本プロジェクトで集まった支援金は、新店舗の物件取得費用、内装費、資材、運転資金などの開業費用の一部に充てさせていただきます。


僕自身、本プロジェクトが進んで想い出の味の復活を本当に嬉しく思っております。

今後、多くの方に食べていただき、今まで以上に愛されるカリーになれるよう、プロジェクトメンバーで尽力して参ります。


最後に元店長の高橋さんからのコメントを掲載させていただきます。


「ご無沙汰しております。高橋です。

21年間皆様に愛されたメーヤウを離れもうすぐ3年になります。この間おしまれる声や復活期待の声などいろいろありました。そんな中で高師さんと出会い、メーヤウ復活第1歩を踏み出す事になりました。引き続き皆様に愛され続けられるカリーを提供出来るよう、出来る限り力になりサポートして行きたいと思っております。

皆様のお力添え宜しくお願い致します。


また皆様にお会い出来る日を楽しみにしております。


それでは、早稲田メーヤウをよろしくお願い申し上げます。

  • 2020/09/03 08:00

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2020/08/22 09:00

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2020/07/31 09:00

    お世話になっております。早稲田メーヤウです。はじめに、新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、および関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。我々もスタッフ及びご協力いただいている方々の健康第一で取り組んでまいりますので、皆様もくれぐれも体調にお気をつけて、どうぞご自愛くださいませ。それ...

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