▼はじめにご挨拶
こんにちは!
私達はファッションショー運営団体「POINT」です。メンバーは立命館アジア太平洋大学の1回生65名を中心に構成されており、ファッションショーを通して
事を目標に活動を行っています。1回生だけで0から運営・企画をするのは稀であり、4部署のリーダーズたちが中心となって5月から試行錯誤を重ねここまで活動してきました。
という2つの意味を込めて命名しました。
↓POINT公式ロゴ
①何故ファッションショーなのか
「ファストファッションの裏側に存在する貧困」を伝える為に、企画としてファッションショーを選んだことのみならず、個性的な発想を持っている学生が、別府ではその個性を表現する機会がなかなか無いため、ファッションショーでそれを思う存分表現する良い機会にして欲しい、という想いも込めて企画しました。
②このファッションショーはここが違う!
このファッションショーにて使用する服は、立命館APUの学生から回収した古着の布ぎれをベースとして作成しています。学生がデザイン・型どり・制作全て1から行っており、メンバーがそれぞれ持つ個性を表現した作品となっております。
私たちの大学は、外国人と日本人の割合が50%ずつと、かなり特殊な大学です。
だからこそ、すぐ身近に外国人がいて、世界というものが身近にあります。そんな私たちこそ、世界で何が起きているのかということを伝えていくべきではないかと考えています
今回のイベントのタイトルとして、Transmediamというのを設定しています。
これは、transmit (発信する、伝染する) と medium (媒体)を繋げて作った造語で、私たちが今回のファッションショーを通して伝えたい世界のファッション業界の問題点を1人でも多くの人に知ってもらいたい・知ってもらうきっかけを作りたいということで、発信するという単語と媒体するという意味の単語を合わせて設定しました。
私たちが企画するファッションショーは「Transmedium」という大きなテーマの下に、2つのテーマを設けています。
一部「貧困×ファッション」では服一つ一つに意味が込められており、ファストファッションに関する問題や労働者の抱える問題を8つピックアップして表現しています。その1テーマに1色を与え、ファストファッションの光と陰、その両側面を服で表現し、皆様に、身近に問題を感じていただこうと考えています。そして、まず光を表す華やかなテーマの服を着たモデルがランウェイを歩き、そのモデルが服を1枚落とします。次に、貧困のテーマの服を着たモデルが歩き、先ほど落とされた服を拾うという構成になっております。これに加えてテーマに関する動画も同時に流し、それぞれのテーマの光と陰を表現していこうと考えています。
実際に、バングラディッシュのダッカで起きた商業ビル「ラナ・プラザ」の崩壊事件を知ったことをきっかけに、(*ラナプラザの崩壊事件の概要は下記に記載)ファッションの観点からも、少しでも世界の貧困で苦しむ人たちの助けになれたらと思いました。
今後の世界を変えていくのは、私たち今の若者だと思っています。今回ショーに参加してくださる多くの若者や大人の方々に、この現状を知ってもらえる良い機会になることはもちろんのこと、分野にかかわらず、勇気を出して一歩踏み出すきっかけに、私達のファッションショーがなることを願っています。
そして私たちが通うAPUという環境ではあらゆるバックグラウンドを持った生徒と関わる事が非常に多いため、世界で起きる問題をより身近に感じます。この環境だからこそ他人事ではなく自分事として社会問題を捉えられ、実際に行動に起こしたい気持ちがPOINTのメンバーのようにこれほど多くの生徒に存在すると考えます。
▼ラナ・プラザ崩壊事件を簡単に説明します
▲以上がラナプラザの崩壊事件の簡単な概要になります。
私たちが出来る事は世界から見るとほんの些細な活動かもしれませんが
このアパレル産業の現状を明るみにし、発信することは消して無力なことではありません。
同様に世界に存在する問題一つ一つを紐解き、自分たちが出来ることは何か、「POINT」の団体としても考え、今後も行動に起こし続けて行くことを望んでいます。
次に、二部の「別府×若者」では、溝部大学服飾科の協力を得て服を提供していただいております。その服に立命館APUの演出するステージを掛け合わせることで、「別府の若者」らしさを表現するとともに、同じ別府の学生が共同して作品を作り上げる事による別府の一体化に貢献できたらと考えています。
「別府×若者」では、APUへの入学をきっかけに別府に惚れたメンバーが、温泉、自然、地元の人のコミュニティなど、雑誌やテレビでは伝えることのできない、別府に住む私達だからこそ見える沢山の魅力を、“ファッションを通して魅力を発信すること“を目的としています。
私達のメンバーはまだ別府の生活を初めて1年も満たない人が多いですが、これまでの生活の中でも多くの「別府の魅力」を感じてきました。撮影に協力してくださった別府の地元の人たちの暖かさや、それに対する感謝の気持ち。APUの学生たちが持つ熱い思い。別府のローカルでレトロポップな雰囲気など…私達が見つけた魅力を形にして、この小さい規模の中でも少しでも多くの人に伝えたいです。
開催日:12 月9日 日曜日
開催場所:別府ブルーバード劇場
予定集客人数:165(人)×2(公演)入場料:500 円
当日タイムライン
第一公演 13:00~14:30
13:00〜13:15 前座(APU生による)
13:15〜13:30 他大学パフォーマンス
13:30〜13:35 パフォーマンスの撤収・片付け、ショーの準備
・一部「別府×若者」をテーマとした動画&ショー
13:35〜13:40 1部を表現した動画
13:40〜14:00 1部のショー
・二部「貧困×ファッション」をテーマとしたショー
14:00〜14:05 2部を表現した動画
14:05〜14:25 2部のショー
14:25〜14:30 これまでのPOINT全体を表した動画
~休憩・第二公演の準備~
第二公演 16:00~17:30
*第一公演と同様の内容
~私達の始まりは1人の 1 回生からでした~
「ハイチでファッションブランドを設立する。」という西原佳奈(立命館アジア太平洋大学1 回生)の夢が今回のファッションショーを開催するきっかけでした。
彼女は、自分たちがファッションを楽しむ裏側で、長時間、労働環境の悪い中で働かされている人たちがいるという現実を伝えたい、一人一人が着る服の価値や、生産者の思いを考えることで、将来を少しずつ良い方向に変えたいという思いを持っています。そういった現実や、いま私たちができること、すべきことを少しでも多くの人に伝えたい、そんな想いに賛同したメンバーが集まり、このPOINTを設立することになりました。ファッションショーという楽しいイベントの中に、メッセージ性の強い動画や服を含め、私たちの想いを表現することで、その実現の一歩を踏み出せると信じています。
またこのプロジェクトの先頭を切って頑張ってくれている幹部とリーダーズを紹介します!
クラウドファンティングにより集まった資金は、ファッションショー開催のために使用いたします。チケット代については、NGO団体への一部支援をしようと考えています。(赤字にならなかった場合を除いて)
私たち「POINT」は、このファッションショーを通して、
「若者・学生の想い」や、「ファッション業界に蔓延する社会課題への訴え」を、より多くの方々に届けたいと考えております。私たちの大学生活も、この活動も始まったばかりです。すぐ隣に外国人がたくさんいるからこそ、世界で実際に何が起きているのか、気づくことができると考えています。
実際に世界80か国の学生と共に生活し、一緒に学んでいるからこそ気づくこと、見えてくるものが今日までたくさんありました。私たちはこの大学に入り、大きく考え方が変わりました。そして、これからも同じような経験があると思います。今後も私たちは、学び、挑戦していきたいと強く思っております。
1回生の私達は、まだまだ未熟者ではありますが、私たちの挑戦を温かく見守って頂ければと思います。初めての大きな挑戦となるこのイベントは、皆様の温かいをお力添えを頂けますことで、成功への更なる一歩を踏み出します。皆様からのご支援を賜われますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
「POINT一同」
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