▼はじめにご挨拶

数あるプロジェクトの中から興味を持っていただきありがとうございます。
映画企画制作宣伝の仕事をしております、有限会社アイクリエイト代表取締役工藤と申します。この度、青森県十和田市で行われている「スポーツ流鏑馬」をテーマとした映画化の企画をしております。つきましては青森県はもとより、全国の皆様にご支援のほど賜りたくサポーターを広く募集させていただきました。

※資料協力:十和田乗馬倶楽部様

▼このプロジェクトで実現したいこと

流鏑馬を題材にしたコンテンツは珍しく、映画化による上映で国内外に発信することにより、観光客の増加を期待しております。まずは“実写劇場映画”を製作公開し、メディアミックス展開により相乗効果を期待しております。

プロジェクトをやろうと思った理由

「伝統的な神事を女性が受継ぎ発展させてる姿はこの時代に大きなメッセージになる」

「やりたいことをやるべきか やらなければならないことがありませんか」

青森の田舎だからできることがある

田舎でも世界一になれることがある

これからの時代、女性は社会とどう向き合っていくのか

青森県内が舞台となった近年での映画は「わさお(2011 年3 月)」「津軽百年食堂(2011 年4 月)」「明日に架ける愛(2012 年3 月)」「奇跡のリンゴ(2013 年6 月)」「ライアの祈り(2015 年5 月)」が公開された。舞台となる十和田市は私が高校生のときバスで3年間通った街。2010 年に21 年ぶりに帰省し過疎化と高齢化に衝撃を感じ、以後青森南部地方の活性化事業や映画でのまちおこし事業などをやりながら、「ライアの祈り」の企画立案などコンテンツでの活性化で若者流出に歯止めをかけようと努力してきました。最近では弘前が舞台のアニメ「ふらいんぐうぃっち」の話題で、地元新聞社や広告代理店などからコンテンツ効果の期待が高まったこともあり、青森県が舞台の映画企画が2本進んでいます。震災直後から7 年経過し、多発する自然災害、北海道地震などの現状や課題を踏まえ、流鏑馬を世界に発信し、観光誘客の効果を期待する作品を目指します。

▼製作スケジュール予定
2020年 シナリオ・ロケーションハンティング - 夏以降ロケ
2021年 春までロケ - 編集
2022年 春(予定)劇場公開

▼これまでの活動

2009年 映画「ブルックリン橋をわたって」主演:石橋杏奈 / キャスティング

2015年 映画「ライアの祈り」主演:鈴木杏樹・宇梶剛士 / 発起人・企画協力
2015年 映画「十字架」主演:小出恵介・木村文乃 / 宣伝担当
2017年 映画「巫女っちゃけん。」主演:広瀬アリス / 宣伝担当
2018年 映画「きばいやんせ!私(2019年公開)」主演:夏帆 / 宣伝担当
2019年 映画「ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave(2019年公開)」主演:吉沢悠・馬場ふみか / 宣伝担当

▼資金の使い道

調達資金の使用用途は、シナリオハンティング費、ロケーションハンティング費、撮影費、企画費、出演料、制作費、P&A費、などの業務委託費、その他付随する経費に使用いたします。

▼リターンについて

返礼品:(税込み)

3,300円 支援メンバー登録、新着情報メール、記念ポストカード付き

5,500円 支援メンバー登録、1名様分完成試写会(2022年東京都内及び青森県内予定)無料ご招待、新着情報メール、記念ポストカード付き

11,000円 支援メンバー登録、1名様分完成試写会(2022年東京都内及び青森県内予定)無料ご招待、新着情報メール、記念ポストカード付き、DVD(2022年発売予定)1本提供

33,000円 支援メンバー登録、3名様分完成試写会(2022年東京都内及び青森県内予定)無料ご招待、新着情報メール、記念ポストカード付き、DVD(2022年発売予定)3本提供

55,000円 支援メンバー登録、5名様分完成試写会(2022年東京都内及び青森県内予定)無料ご招待、新着情報メール、記念ポストカード付き、DVD(2022年発売予定)5本提供

110,000円 映画本編10万特別枠クレジット表記、支援メンバー登録、5名様分完成試写会(2022年東京都内及び青森県内予定)無料ご招待、新着情報メール、記念ポストカード付き、DVD(2022年発売予定)5本提供

330,000円 映画本編30万特別枠クレジット表記、支援メンバー登録、10名様分完成試写会(2022年東京都内及び青森県内予定)無料ご招待、新着情報メール、記念ポストカード付き、DVD(2022年発売予定)10本提供

550,000円 映画本編50万特別枠クレジット表記、支援メンバー登録、20名様分完成試写会(2022年東京都内及び青森県内予定)無料ご招待、新着情報メール、記念ポストカード付き、DVD(2022年発売予定)20本提供

1,100,000円 劇中に貴社の賞品やサービスを露出、映画本編100万特別枠クレジット表記、支援メンバー登録、50名様分完成試写会(2022年東京都内及び青森県内予定)無料ご招待、新着情報メール、記念ポストカード付き、DVD(2022年発売予定)30本提供

▼最後に

既に監督や脚本、主要キャストの候補など、関係各所での調整が大きく動いております。
ご期待以上の作品になるであろうと自負しております。

青森県は自然が豊かで、人も正直で馬も暮らしやすいいいところです。
この素晴らしさを国内外に発信するご支援を心よりお願い申し上げます。
サポーター登録、ご支援いただいた方は
【「スポーツ流鏑馬」映画化応援サイト】http://yabusame-girl.site/ にて
クレジット表記させていただきます。

【「スポーツ流鏑馬」映画化応援アカウント 】https://twitter.com/yabusamegirl

【立案者】有限会社アイ・クリエイト 代表取締役 工藤騰 kudou@icreate-co.jp
〒031-0042 青森県八戸市十三日町15 フラワーエイトビル3F http://icreate-co.jp
【Press Release】 http://icreate-co.jp/2018/10/11/20181009_2/

【資料協力】十和田乗馬倶楽部 http://towada-joba.com/



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【シノプシス】

桜の花びらが舞い落ちる。遅めの春を迎えた青森県十和田市の官庁街通り。

「日本の道百選」に選ばれた、桜並木の「駒街道」。

ここでは毎年、女性騎手だけが参加できる競技流鏑馬大会”桜流鏑馬”が行われる。

幼いころから流鏑馬を始めていた小学生の舞衣子は今年見事優勝した。

東京から祖母のいる青森に旅行に来ていた美鶴は、

遠くからその雄姿を強く瞳に焼き付ける。

数年後の春。舞衣子は中学校を卒業し地元の進学高校へ入学。

幼馴染の花蓮と同じクラスになり、中学から始めた従妹の先輩、樹がいる弓道部へ一緒に入部する。

同じクラスで東京から移住してきたという美少女の美鶴の目線の先には

いつも舞衣子がいる。

美鶴に弓道部の体験入部を誘うと、驚いたことに自分の弓道着を持参してきた。

経験者であろう美鶴の試し討ちが終わった時、突如美鶴が体の不調をうったえた。そして

「私、弓道部には入部しません。」

経験者なのに、何故?...

理由を言わない美鶴は、逆に舞衣子に問いただす

「あなたのやるべきことは、本当に弓道なの?」


市の観光課に勤める父のカメラを壊してしまい、修理代を稼ぐため夏休み中舞衣子はアルバイトをする羽目になる。

気が進まないアルバイト先は、小学生の時に流鏑馬を習い始めた乗馬倶楽部だった。アルバイト面接の日、聞き覚えのある女性スタッフの声はチーフインストラクターの彩子。久しぶりの再会だが、面接をせず今からすぐ働くよう言われ、アルバイト代は帰りにもらえることになった。舞衣子がここへ来ることに気を使った彩子は、明日以降もバイトに来れるか舞衣子に委ねた。

ここの乗馬倶楽部には、あの時の落馬事故で命を落とすことになった舞衣子の愛馬“ララ”のお墓がある。

小さい頃の舞衣子を知っているという、優しそうな年配の女性が何かを期待するかのような目で話しかけてくる。

「あなたから希望をもらったのよ」

松尾さんと名乗る方は流鏑馬の衣装を作っているらしい。


夏休みに入ったある日、舞衣子の住んでいる倉田家に従妹にあたる樹の家族が集まって団らんの時間を送っていた。実は美鶴は中学の時、国体の東京代表選手に選ばれるほどの名手だが突然大会に現れなくなったと樹に聞かされる。

舞衣子は美鶴に流鏑馬を再開するよう説得されていたことを樹に相談する。

樹は自らの進路にも考える時期であったが、弓道の特待生で進路を決めず、可能性が広がる道を選択した事を告げる。

「樹が大事な時期なのに、自分は樹に甘えてばかりだ...」


ある日、アルバイトで乗馬倶楽部にきたら、美鶴が入会したことを知る。ベテランの葦毛馬“リン”に乗り流鏑馬のレッスンを受け始めたのだ。彩子が北海道から来る新入りの馬を待っていた。そこに現れたのは“ララ”の血をひく“ナナ”だった。

「私はもう馬には乗らないよ...」


弓道部の大会が迫り、弘前市ある武道館で合宿に参加した舞衣子と花蓮。

樹とは従妹関係だということは花蓮には内緒にしてある。

お盆は乗馬倶楽部のスタッフが足りず、舞衣子はアルバイトのため厩舎へ通うことになる。

彩子から外乗の手伝いをお願いされた舞衣子。お客様は美鶴と弟の隼人、もう一人の松尾さんは実は美鶴の祖母だった。

車道から放牧場、山道から山の上の広場まで馬を引き手で誘導する舞衣子。

「美鶴は流鏑馬をやっていた舞衣子に憧れて、流鏑馬をやるために十和田市に来たんだよ」

美鶴の告白で複雑な舞衣子。気が付いたら松尾さんがいない。どうやら舞衣子に乗馬させるため、彩子と仕組んだらしい。


「お母さん、流鏑馬また始めてもいい?」

弓道も流鏑馬も両方頑張ると両親に約束をし、高校の実力テストの結果を条件に舞衣子が流鏑馬を再開する。

弓道部、アルバイト、テスト勉強、流鏑馬の練習。忙しい日々を舞衣子はこなしていくが、足の違和感を感じるようになる。

9月に八戸市で行われる市民まつり。河川敷で行われる流鏑馬大会は美鶴にとってデビュー戦、舞衣子にとっても全日本流鏑馬選手権の予選を兼ねた大事な大会だ。美鶴の落馬事故は試走時に起こった。風で飛んできたビニール袋に驚いた馬がバランスを崩す。大事には至らなかったが、舞衣子はあの時を思い出し美鶴に強くあたった。

「どうしてビニール袋飛んできたのがわかってたのに、馬を止めないの!」

その時の美鶴が言った「ビニール袋が気づかなかった」の意味が理解できなかった。

気持ちを持ち直して本番疾走。結果はリン美鶴組が優勝でナナ舞衣子組は準優勝。

優勝できなかった舞衣子は悔しかったが、全日本流鏑馬選手権の出場権は得られた。


平日は学校部活、土日は部活とレッスンにバイト。

足の違和感を抱えたまま、焦りだす舞衣子。流鏑馬のレッスン中小雨が降りだしてくる。

「まだできます。レッスンを続けさせてください。」という舞衣子に、彩子が強い口調で切り返す

「あなた、前の失敗をまた繰り返すつもりなのっ!」


********【舞衣子の流鏑馬との出会い】********

舞衣子が5歳のときララは誕生した。薄茶色の体毛に黒いたてがみ。四肢黒い河原毛、顔に黒い筋。彩子が舞衣子に乗馬を教えた。

小三で流鏑馬を始め、翌年初級部門三位、翌年優勝、中級でも入賞し上級まであと1勝という時期、その日も雨が降っていた。

大会を目前に、焦っていた舞衣子は練習中に落馬事故を起こし左足甲骨折。総合病院で手術入院し、退院して父に無断でララに会いに行ったが、彩子に案内されたのはララのお墓。自分のせいで愛する馬の命を奪ってしまったことに気づいてしまう。

中学では文芸部に入ったが、心の病を気遣った父が樹が通う弓道場に連れていき、樹が舞衣子の指導をした。

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行き詰った舞衣子は樹に相談。足の具合をきちんと病院で診てもらうように言われる。テーピングの巻方が原因だと判明し、違和感の無くなった弓道新人戦ではインターハイ常連校を決勝で破り優勝し、東北大会出場権を獲得した。


五連休明け、秋休み前の全校集会で弓道部が表彰された。

その日の夕方、自転車で自宅への帰り道、薄暗い家の手前の曲がり角に美鶴が立っていた。美鶴は、目の前数メートルまで近づいたとき、やっと舞衣子だと気づいた。

「舞衣子は流鏑馬に本気で向き合ってるの?」

弓道も流鏑馬も両立しているつもりの舞衣子は、美鶴との本意で無い喧嘩が始まってしまう。

「じゃあ、美鶴はどうして弓道辞めたのよ!どうして本気で向き合わなかったのよ!」

美鶴はもうあきらめたような表情で、止められない涙を落としながら言った

「私は...流鏑馬は...命がけだよ.........もういい...」


あの日以来、乗馬倶楽部に美鶴の姿は見えなくなった。

流鏑馬の大会を控えた乗馬倶楽部には大勢のレッスン生で混雑していた。

舞衣子に気にかけた彩子が、美鶴の病気のことを言い出した。

「網膜色素変性症...」

ニ年前の弓道国体で医者から宣告され、絶望する美鶴の右目は、光を失いかけていた。

秋休み明けも、美鶴が学校に来ることは無かった。

弓道部入部の時も、八戸の落馬事故も、この間の喧嘩の時も、

舞衣子は、不自然だった“美鶴のとった行動”の理由に気づいた。


十一月はじめ土曜曇り、全日本流鏑馬選手権当日。

十和田中央公園に特設された200メートルの鉄砲馬場に、50メートル間隔のやぐら的三つ。

ナナと舞衣子はこの日まで、毎朝厩舎に行き馬房清掃にブラッシング、夕方は流鏑馬走路素馳せ数回に射的三本三回を念入りにこなしてきた。

舞衣子の衣装は赤の特別衣装で上はピンクに蘇芳色(すおういろ)の袴

漆黒の射籠手(いごて)に金の扇刺繍が入っている。これらは松尾さんが用意してくれた。

流鏑馬の正装はまるで鎌倉絵巻に出てくるような衣装。


舞衣子の衣装は赤の特別衣装で上はピンクに蘇芳色(すおういろ)の袴

漆黒の射籠手(いごて)に金の扇刺繍が入っている。これらは松尾さんが用意してくれた。流鏑馬の正装はまるで鎌倉絵巻に出てくるような衣装。


朝八時半 気温十度以下

実行委員長の彩子が選手を集めミーティングを開始。舞衣子ナナ組は初級四組目第五走 各組上位三名が表彰される。舞衣子はララと出場した桜流鏑馬大会で過去優勝したこともあり、地元のテレビ局から取材を受ける。彩子も新聞記者から取材を受ける。

花蓮を含む弓道部の応援者たちが舞衣子に駆け寄ってきた。

「舞衣子ちゃん、ありがとね」

ニ年先輩からの言葉にうなずく。舞衣子は弓道の東北大会出場を辞退していた。

今朝、舞衣子は乗馬倶楽部の敷地にある、ケヤキの木下、ララのお墓参りを済ませた。


午前中ニ走 午後一走 合計九回

一走目は一本的中、速すぎで激突寸前。ニ走目はニ本的中、樹が舞衣子の元へ駆けつけ励ますが...

「美鶴は来てないかなぁ...」

彩子は三射皆中!


突然の追加登録のアナウンスが流れる。美鶴だ!

彩子さんのはからいで、特別に出走することができたらしい。

緑小袖に鶴刺繍の射籠手 紺色の袴に青い襷 青い弓 黒水色の陣笠 白馬のリンと走る。美鶴はさすが、三射的中!遠くから声援を送る舞衣子。


午後になり強い西風。フランス人騎手や小学生騎手も皆苦戦する。

舞衣子の出走前、樹が駆け寄ってきて美鶴からの伝言

「出走前は一度止まって、落ち着いてから走り出して!」

そして、美鶴から渡してと頼まれた襷には

「ー願いは叶うー」


美鶴の襷をかけ、いざ出走! 一の的、的中! ニの的、ニ射的中!

「美鶴発見!----」行けえっ~~~~~~~~~~~~~!

桜の葉の間から青い空 やった~~~~~~~~~~~~!


表彰式 6組の人馬 5頭目に舞衣子とナナ

絶望からアルバムの中の少女舞衣子とララ 舞散る桜


「涙を流すことはできるんだ」(美鶴)


美鶴。舞衣子。西陽に透ける右指


                                            おわり

  • 2020/02/29 13:39

    2020年3月15日(日)開催を予定しておりました「うままち世田谷 YABUSAMEフェスタ 全国スポーツ流鏑馬第1回世田谷大会」(主催:公益財団法人世田谷区産業振興公社/世田谷まちなか観光交流協会)につきまして、新型コロナウイルス感染症の対策に伴い、開催中止が発表されましたことをお知らせいた...

  • 2020/02/27 19:10

    本日、八戸BeFMさま生放送にて、ゲストに八戸高専3年女子高生スポーツ流鏑馬騎手の #金子花音 さんと #十和田乗馬倶楽部 一戸さんを迎え、クラウドファンディング告知とイベント情報を宣伝させていただきました 。金子さんは小学生から流鏑馬を始めており、現在は上級騎手として活躍されております。3月...

  • 2020/02/15 13:19

    日本三大仇討の一つ「曾我物語」は源頼朝による鎌倉幕府が始まって間もない1193年、富士の裾野で巻狩りをおこなった際に発生した仇討事件です。曽我十郎祐成と五郎時致は父の河津祐泰が工藤祐経に殺された仇を討つ為、命がけの戦いに挑みます。この事件がきっかけで工藤氏は陸奥国に下向することになります。十郎...

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