【はじめにご挨拶】

こんにちは。現役プロスノーボーダー39歳 浜 和加奈 です。 

現在『フリーライド』という競技で、世界の舞台で戦っています。


今でこそ世界の舞台に立っていますが、ちょっと前までは挫折続きの人生を送っていました。 

そんな中、出会った競技。それがフリーライドだったのです。

フリーライドに出会ったことで、私の人生は大きく前進しました。

このフリーライドの魅力を、もっと多くの人たちに届けたい!

諦めずに前へ進めば、希望の光が見えてくるということを、フリーライドを通して伝えたい!

そんな想いを胸に、今も現役で挑戦し続けています。


【フリーライドがくれた ”世界” までの道のり】

私の人生を変えてくれた『フリーライド』と出会うまでには、様々な苦悩がありました。

25歳から本格的にスノーボードを始め、あらゆる「山」を滑ってきました。

国内では、北海道のニセコ、海外ではカナダのウィスラーに拠点を置き、オールラウンドに対応できる技術を磨いてきました。 

それでも、結果を出すことができず、時間だけが過ぎていました。気がつくと、30歳を過ぎていたのです。それからも、「スノーボードで世界に出る」という目標を掲げ、地元北海道と、山形の蔵王や長野の白馬を行ったり来たりを繰り返す生活。

周りの友達はというと、

○ 安定した職につき、充実した生活を送っている。

○ 結婚をして子供もでき、幸せな家庭を築いている。

それに比べて私は、、、大好きなスノーボードをして、充実していたけれども、社会的未来への不安は年々増していきました。

それでも、夢を諦めず、スノーボードクロス競技に絞って、ひたむきに練習してきました。

そして2012年、33歳の時、JSBA全日本スノーボード選手権大会SXで優勝し、プロ資格を取得することができたのです。
2012年JSBA全日本スノーボード選手権大会SX優勝

やっと掴んだ、プロとしての道。この勢いで、世界へ!と頭の中では描いていたのですが、現実は、そんなにうまくはいきませんでした。 

大会になると、勝敗にこだわって自分自身を追い込み、ミスが続いた。自分の持っている実力すら発揮することができなくなった。プロになって5シーズン、抜け出すことができなくて、苦しみ続けた。もちろん、世界には全く手が届かず、国内でさえ満足のいく結果を残すことができませんでした。

『自分のスノーボード技術はこんなもんじゃないのに』 スノーボードクロスで成績が出せない。煮え切らない想いを抱いていた。 

そろそろ引退して、ただ楽しむだけのスノーボードでもしようか。

でも、このままで終わるのか?

この先の人生について考える時間が次第に増えていきました。


与えられた斜面を自由に滑ってジャンプして。そんなことを評価してもらえる大会があったら、自分の実力を発揮できるんだけど。。。。 

 
こんなことを日々思い続けていたら、



そんな大会があった。笑  


それが『フリーライド』  

今まで、スノーボードクロスのことで精一杯だった私は、海外のフリーライドの大会に出る余裕なんてありませんでした。でも、前年からフリーライドワールドツアーの予選が日本の白馬で開催されていた。 

「そうだ、出よう。最後のチャンスかもしれない。」 

そうして、引退を覚悟に新たに挑戦したフリーライドワールドツアー。

その予選で、優勝を果たすことができたのです。


2018年1月 白馬 Freeride World qualifier 優勝38歳にして、ワールドツアーへの切符を手にした私。 

ずっと夢に見ていた世界の舞台。 

スノーボードクロスではなかったけど、私が心から求めていたスノーボードのスタイル。

誰になんと言われようと、諦めずに自分を信じて今までやってきた。

その全てがここに繋がった。


そして、私は今、世界の舞台に立っている。


2018年3月 第4戦目 オーストリア フィーバーブルン スタート台
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2018年1月 第2戦目 カナダ キッキングホース
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【フリーライドワールドツアーとは】

と、ここまで書いてきましたが、そもそもフリーライドって何?と思われた方も多いはず。

「フリーライド」とは、「自由に滑る」こと。

思うままに滑ることが競技になったスポーツなのです。

まずはこちらの動画を御覧ください。


この Freeride World Tour  (以下FWT)には、20年の歴史があり、FWTに参戦するための予選 Freeride World Qualifier と Freeride Junior Tour は 世界で100大会以上行われ 4千人を超える選手達が登録し、転戦しています。

その中で FWT に出場できるのは、スキー、スノーボード男女合せて、たったの50名。一握りの選手だけが FWTという、夢の舞台に立てるのです。

FWTは、日本での1戦を含め、シーズン5戦あり、4戦目終了時点でのポイントランキング上位者だけが、5戦目のファイナルステージであるスイスヴェルビエ大会に出場でき、最終的なシーズンの世界一を競います。2018年4月 第5戦目(最終戦) スイス ヴェルビエ
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もう少し詳しいことは 私のブログ にも載せてあるので、もし興味がございましたらご覧ください。

さて、2018年1月Freeride World Qualifier (予選)で優勝した私は、FWT第1戦の出場権を獲得し、その、FWT第1戦の白馬大会で、日本人史上初優勝を果たしました。

世界的には無名の選手が、いきなりトップ選手しか出場できないFWTで優勝するのは異例中の異例。

その後のツアーも参戦することができ、さらに出場選手がスノーボード女子は5人に絞られるFWT最高峰の最終戦、スイスヴェルビエの地に日本人として初めて立つ事ができたのです。

 そして、FWT2019の参戦が決定。現時点で出場が決まっている日本人選手は私1人となります。

2018年1月 第1戦目 白馬大会 優勝
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2018年4月 最終戦 スイス ヴェルビエ 街中でのオープニングセレモニー
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【このプロジェクトで実現したいこと】

FWTというフリーライド最高峰の戦いで、シーズンの世界チャンピオンに挑戦します。

YouTubeなどでフリーライドの映像を見ていただくとわかる通り、男子は派手に飛んだりと、かっこいいパフォーマンスをしますが、女子になると...あれ?と思う方も多いと思います。

実際はとても険しい斜面なので派手なトリックなどを披露するのは世界のトップ選手でも難しいことなのですが、

そんな中、昨シーズンの初戦。私にとってのデビュー戦です。その大会で2回トリックを入れてみたのです。

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関係者や観客、視聴者の方々からのとても良い反応が見られました。


これだ。

私が勝負できるのはここだ。

そう思ったのです。


フリーライドの大会において、私は言ってみれば新人です。

でも、その他の分野で培ってきた経験が私にはあります。それを思う存分発揮できる場所が『フリーライド』なのです。

そして、多くの人たちが期待しているのも、私のような滑りだと自負しています。

だから、私はどんな時も、どんな山でも、失敗を恐れずに立ち向かっていきます。

その果てに、シリーズチャンピオンという称号があるのだと思っています。

私が思う存分表現したい滑り。

そして、見ている方々が期待する滑り。

そのマッチするところで、世界チャンピオンになる。

そうすることで「フリーライドの魅力」「夢を持ち続けて挑戦することの素晴らしさ」を、私自身が胸を張って伝えることができるのです。

そして、こんな私の姿を見て、同じように世界を目指すスノーボーダーが増えてくれたり、そもそものスノーボード人口が少しでも増えてくれたり、と、ささやかながら、スノーボード業界に貢献したいとゆう想いです。



【プロジェクトをやろうと思った理由】

正直なところ、本当に資金が足りません。 

冬はスノーボードのトレーニングや遠征で忙しく、定職につくことは難しいため、オフシーズンにスノーボードとは違う仕事をして、資金を貯めています。

今までは毎年、国内の遠征と一回だけの海外遠征をし、冬が終わると、貯金がなくなり、焦って仕事につくとゆう状態でした。

それに加え、これから参戦する2019年FWTは全部で5戦あり、その内の4戦は海外で行われます。その交通費は全て実費。プロスノーボーダーとしてお恥ずかしい話ですが、これが現状です。  

ただ、当初は資金援助を目的に考えていたのですが、プロジェクトを進めていくうちに、この活動は、フリーライドをたくさんの人に知ってもらうきっかけにもなる。そう思うようになりました。 

世界に出るとゆう立場になったおかげで、「私ができること」の範囲が広がり、私から発する「影響力」が大きくなった事を感じて、「私が動かなくては」という想いが強くなったのです。



【資金の使い道】

フリーライドワールドツアー海外遠征の交通費として使わせていただきます。

FWTは1大会に約1週間の日程を設けていて、そのうち雪や天候などコンディションの良い1日に大会が開催されます。

開催決定は前日に決まるので、海外遠征の際は、片道航空券を買って、大会が開催された後すぐに帰りの航空券を予約購入するか、料金が高めの予約変更可能な航空券を購入することになります。 

乗り継ぎなどで時間がかかる安価な航空券は自分のコンディションに支障がでるため避けています。

また、スノーボードの道具を持っての移動となるため、手荷物の追加料金が別途必要となる場合もあります。

【先シーズンの詳細(2019年も同じ遠征先になります)】

1/30 成田⇆カルガリー 139,420円

2/7 帰路変更手数料+差額 46,620円

2/26 成田→バルセロナ 86,860円

手荷物追加 32,400円

3/8 バルセロナ→ミュンヘン 20,970円

3/11 ミュンヘン→成田 100,910円

3/28 成田⇆ジュネーブ(変更可能チケット) 124,480円

4/5 帰路日程変更差額分 126,00円

 計  564,260円

さらに国内移動費や空港から現地までの移動費が、一回の海外遠征にざっと35,000円程で4回の遠征で140,000円になります。

よって、合計で  704,260円

CAMPFIRE への手数料を考えて、目標金額  800,000円としています。

アラフォーになっても夢を追いかけ続けている、しがない私ですが、是非ともご支援をよろしくお願いいたします。



【2019年 FWT大会スケジュール】

1/19〜1/26 Freeride World Tour Hakuba - 日本

2/2〜2/8 Freeride World Tour Kicking Horse - カナダ

2/22〜2/28 Freeride World Tour Fieberbrunn - オーストリア

3/2〜3/8 Freeride World Tour Vallnord Arcalis - アンドラ

3/23〜3/31 Freeride World Tour Xtreme Verbier - スイス 


▼リターンについて

このプロジェクトは「All in 方式」ですので、目標金額を達成できずに終了した場合でも、それぞれのリターンを実行することをお約束します。


【最後にみなさんへ伝えたい事】

スキー、スノーボードをする方々へ

フリーライドとは、スキー、スノーボードの原点です。

そこにある斜面に、自分の好きなラインを自由に描く。 

そこにあなたを表現できるのです。

「楽しい」と感じたら、それが正しいのです。

だからあなたは、自由に、思うままに滑ってほしいと思います


競技や何か目標を持って挑戦している方々へ

今、伸び悩んでいたり、壁にぶつかっていたり、していますか?

でも、今、あなたが頑張っていることは、必ず ”どこか” に繋がっています。

失敗したり、負けたりして、落ち込んでいますか?

それは、あなたの ”経験” とゆう、素晴らしい宝物になります。

もっと早く○○していれば、、、、、と思っていませんか??

あなたが挑戦し始めた時が、「その時」なのです。

その前でも、後でもない。その時、始めようと思った、そのタイミングでなければ、始めれなかったのです。

それまであなたがしてきたことは、素晴らしい経験になっています。 

そして、その経験は、必ずどこかに繋がっているはずです。 


神様は、その人にとって、乗り越えれる試練しか与えない。

あなたに与えられている試練は、あなたが乗り越えられる試練なのです。

それだけ、あなたが強いから。


それでも、こんなの乗り越えれない。。。。運命なのかな。って困難にぶち当たったら、


「運命よ、そこをどけ、俺が通る」

と言って、通ってください。



そうして、私は、世界の舞台に立っています。

そして世界の頂点を目指しています。 

そんな私も、もうすぐ40歳。


青春のど真ん中を生きています。




  • 2019/01/21 21:07

    FWT初戦 白馬大会が終了しました。結果は最下位となってしまいましたが、私は諦めません。応援 ありがとうございます!!https://ameblo.jp/wakana327/entry-12434582183.html

  • 2019/01/10 00:20

    本日、目標金額を達成しました!!ご支援いただいた方、SNSでシェアしていただいた方、直接、応援のメッセージをくれた方、皆様のお陰です。本当にありがとうございます!!!ひとまず ホッとしているところですが、プロジェクト終了まで、あと20日程あります。引き続きよろしくお願いします!!!

  • 2019/01/02 18:31

    明けまして おめでとうございます。この年末年始の忙しい中、たくさんの方々の支援をいただき、目標金額達成まで、あと少しというところとなっており、皆様には、本当に感謝しております。ただ、このプロジェクトが終了するまで、支援者様のお名前やメールアドレスなどの個人情報は、私の方から確認することができま...

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