自家源泉の温泉を使ったトマトの栽培 地域資源を利用したオンリーワンの高付加価値農作物で地域を元気に!! 魚の街で有名な焼津ですが、焼津の魅力は魚だけではありません。 この取り組みを通じ、焼津のことをもっと知って頂くきっかけになれば嬉しいです。

プロジェクト本文

【ご挨拶】

1950年創業 静岡県焼津市にある小さな旅館 お宿・お食事処 蓬来荘 

若女将の望月美佐です。 

 

 

私共旅館では天然南まぐろ・地魚料理にこだわり、地元の食材を吟味し、お客様に静岡の旬を楽しんで頂けるよう努めております。

また温泉は焼津では唯一敷地内に源泉を持ち、源泉かけ流しの塩化物泉の温泉をお楽しみ頂いております。

 

 

【プロジェクトのきっかけ】

日本の温泉地ホテル・旅館の維持発展は地元経済に大きな影響を及ぼします。

景気の低迷やお客様のニーズの多様化などの要因により、各温泉地の宿泊客は、業態別地域別に格差も生じています。

焼津はまぐろ・かつおなど魚の町としての知名度はありますが、温泉が出ていることはあまり知られていません。温泉地としての認知度が低い焼津では温泉をPRしても観光客への認知度はなかなか上がっていないのが現状。これらの影響もあってか、昨年までに焼津市では、3軒の旅館・ホテルが廃業しました。

 

 

このような現状を目の当たりにし、もっと焼津の温泉を知って頂くことはできないのか?

行政に頼るのではなく、ここに住む私たちの手で何かできないのか?

また、焼津の温泉を知って頂くのと同時に自然の恵みを共有することはできないものか?とずっと模索していました。

 

 

そのような時に野菜栽培で海水を利用し、農業へ活用しているとの新聞記事を目にしました。

温泉という地域資源を農業へ活用し、地域の農産物を作り、温泉をPRするとともに、地域の新たな魅力を発信していくことはできないか?と、とある研究機関へ相談へ行きました。

が一言「無理。前例がない」と3分で話が終わってしまいました。

塩分を含む温泉は農業には不向きとの見解で、農作物への活用は無理だということでした。

 

実際に海水利用している事例などにも触れ、地域活性化にご協力頂けないかとお話しましたが農家ではない、栽培経験もない、農業関係者でもない。そんな私の話は全く取り合ってもらえませんでした。

それからしばらくして東日本大震災が起きました・・・

繰り返し流れる津波の映像や余震に地域を活性化したいという思いは薄れていました。

 

【農業の高い壁】

東日本大震災 初めて経験したあの大きな地震は被災地のみなさんの生きる強さや諦めない強さを感じました。気持ちが臥せっていましたが、いつしか私も諦めたくない!!と強く思うようになりました。 

地震後しばらくして、産学連携相談へ行き、そこで温泉を使い試験栽培をしてくれそうな大学・研究機関を探すことにしました。

今までの経緯や思いを聞き入れてくれた静岡大学・農学部 糠谷教授(現 名誉教授)のもとで試験栽培をスタートすることができました。

 

 

 

前例がない・無理と言われた温泉水の農業への活用は養液栽培という栽培方法を用いることでその効果を発揮し、うまみのあるおいしいトマトができるという裏付けをとることができました。

ところが実際に「この温泉水を使いトマト栽培をしたい!」と申し出たところ農家出身ではない私は農地を借りることができません。

農業をやりたい、農地を借りたいということになると、農家や農業研修機関にて農業について学び、農業資格を得なくてはならないのです。

「では農業を学んで、農家資格を取ります!!」 迷いはありませんでした。

1人でも多くの方に焼津の温泉を知ってもらい、地域の魅力を発信し、地域活性化につなげたい! その一心だけでトマトの栽培の研修をスタートしました。

 

 

 

【一難去ってまた一難】

旅館の仕事をしながらの農業の研修は簡単ではありません。

全く農業とは関係のない仕事をしている私にはわからないことだらけ。。

初めて聞く言葉や道具も多く、慣れない作業にどっと疲れたのを今でも覚えています。

今回の温泉を活用したトマトの栽培は養液栽培で行います。

通常の土耕栽培と比べ、耕起や畝たて作りなどの重労働はありませんがデータの管理や初期投資が高額になるというデメリットがあります。

 

 

研修をすすめながら、トマト栽培実現へ向けてやることはたくさんあります。

実際に栽培をする農地探し、トマトの販売先の確保、栽培システム導入工事会社の選定、お金の借入などなど。これらは本当に大きな壁・障壁です。

新規で農業を始めようとする人たちが必ずと言っていいほどぶちあたる”ないない”の壁。

栽培技術がない!農地がない!販路がない!お金がない! 

このないないを1つづつクリアにしていかなくてはならないのです。

私も研修をしながら、トマト栽培ができそうな空きハウスを探しましたが、全く見つかりません。やっと貸してくれるという人が現れても契約寸前で「やっぱり貸さない」と白紙に。。

新規で農業を始めたいという私のようなものにはなかなか貸してもらえません。

そんなこんなを繰り返しハウスを借りるに至るまで2年の月日を要しました。

ハウスもなんとか借りる事ができ、農業資格も昨年になってやっと取得することができました!

そして研修先で試作のトマトも作らせてもらい、このトマトに込められた地域活性の思いをご理解頂ける販売先も定まってきました。

 

【地域資源を活用して、新たな名産品を作りたい】

ところがお金の問題はなかなかすぐにクリアにはなりません。

古いハウスのため修繕が必要で、また今回の栽培には、温泉を活用しトマト栽培を行うのに不可欠な養液栽培環境制御システムを導入するため、高額な初期投資が必要となります。

 

 

  

養液栽培は通常の土耕栽培と比べ、耕起や畝たて作りなど重労働な作業はなく、土を使わないので、連作障害を回避して安定した栽培ができるというメリットがあります。

その反面、給液(水やり)施肥の自動システム化などの導入に費用がかかる点や養液(水+肥料)の濃度管理やデータ管理が難しくなることから、この栽培方法を取り入れているところは少ないのが現状です。(トマト栽培全体の数%)。

通常の養液システムでは養液(水+肥料)ですが、温泉水と養液を自動ミキシングし、トマトの生育に最適な養液濃度を調節し、日射量に合わせて適量を少量づつ給液する必要があります。これらのシステムにお金がかかってしまいます。

そこで皆様のお力を貸して頂きたいのです!!

これらシステム導入に際し、ご支援頂きたいのです。

 

  

 

 

養液灌水システム(プラント及びメイン配管・制御盤・温泉混入プラント・ドリップ資材)

環境制御システム(暖房設備・制御盤付循環扇・自動換気システム)

計1400万円

 

集まった資金はこれらの設備投資の一部に利用させて頂きます。

 

 

【皆さまと一緒に育てていきたい】

地域資源でもある温泉を活用し、私の住む焼津のみならず静岡県をも元気にできるようなオンリーワンの付加価値の高い農作物を作りたいのです。そして焼津の温泉の認知度を向上させ、全国に焼津の新たな魅力を発信していきたいです。

地方創生と言われる中、行政だけに頼る取り組みではなく、そこに住む私たちの手で町や地域を元気にする取り組みを行い、活力ある町を取り戻したい! 

それがこのプロジェクトの願いです。

 

ぜひ皆さま方のご支援をお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

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