これはネットで配信中の未完の漫画「無限音階」を実写映画化するためのプロジェクトです!

【プロジェクト概要と目標】

新鮮で面白い映画を作りたい。
商業ではなく、インディーズでしかできない尖った映像を見て欲しい。

そんな思いから、今回の卒業制作映画プロジェクトは始まりました。

テーマとして挙げられたのは、古典的かつ人間の普遍的な題材である「恋愛」。
面白く描けないだろうかと、試行錯誤していた折、僕たちは大学の友人、T-ken原作の漫画「無限音階」と出会いました。

http://seiga.nicovideo.jp/watch/mg92998?track=ct_episode

漫画自体は説明も無く、唐突に終わっているのですが、その情緒的な雰囲気に惹かれるものを感じ、本人に直接、話を訊いてみることにしました。
彼は本当に描きたかったことを語ってくれました。

描かれなかった結末や、真希の裏設定など。
そこには、ぞっとするほど悲しい物語が隠されていたのです。

「映像化したら、面白い作品になる!」
直感で思いました。

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是非とも映画化させて欲しいと頼むと、現在就活中で作家活動はしていないT-kenも、自分の最後の作品を取り上げてくれるのならと、快く承諾してくれました!

こうして、未完の漫画「無限音階」の実写映画化プロジェクトは始まったのです!



大阪芸術大学映像学科の卒業制作という位置づけです。
劇中にMVやアニメーションを挟む等、既成の映画の表現を越えた、新しい手法を試みて行きます。
撮影部、照明部、録音部、美術部、編集、脚本。それぞれのスタッフが、各分野で学んで来たことを活かし切り、四年間の集大成になるでしょう。

完成後は国内外の各種映画祭に出品します!

【あらすじ】

無限音階—それは永遠に上がり(下がり)続ける音。耳の錯覚。

先天性難聴者で、ろう学校に通う恭弥は、ある日の通学路で、普通高校に通う真希と出会う。

優しく、どこか儚げな雰囲気を持つ真希に、恭弥は惹かれる。
音の壁を乗り越えながら、二人は少しずつ心を通わせて行くかに見えたが……。

幼い頃、ピアニストを夢いていた真希が、恭弥の前でピアノを弾いたことをきっかけに、
少しずつ歯車が狂い始める。

——他人同士が分かり合うとはどういうことなのか。

恭弥の純粋な想いは、真希の抱える真実の前で、あまりに儚いものだった。

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【キャスティングについて】

今作に出演するキャストは全てオーディションにて選出しております。
大阪芸術大学の舞台コースや、プロの事務所様などの協力により、選考を重ねました。
非常に個性的で質の高いキャスティングになっております。

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小川愛理(真希役)
劇団ひまわり”に4歳から所属。
【映像の演技経験】
     20年11月 『パンダが町にやってくる』MBS クラスメイト役
     24年9月 『京都地検の女』テレビ朝日 迫田マキ役
     24年12月 立命館大学院映像学科卒業制作『血の色』ユキ役

彼女を含む4人組グループが劇中でアイドルMV風のシーンを繰り広げます。
フレッシュさとシュールさとブラックユーモアの入り交じったシーンになる予定です。
ご期待下さい。

【劇中音楽について】

今回の映画を彩るのは、大阪発のライブペイントユニット透明回線で音楽を担当するToshiki Nakamura氏。

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http://osaka-geidai-tv.jp/kirari/vol25.html
多彩な才能を活かし、エレクトロニクスを中心に様々なジャンルの音楽も制作している。

今作では、アイドルソングやクラシック調のピアノなどを駆使し、映画の独特の世界観を表現する。

制作楽曲は以下のサイトから。
https://soundcloud.com/toshiki-nakamura-1

【監督自己紹介】

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初めまして。
大芸映像学科4回生の永田佳大です。
四年間で、自主制作映画や、CM、セル用ホラーDVD(密室ゲーム(仮)10月レンタル開始予定。制作ジョリーロジャー)など、様々な映像を作って来ました。
これからも映像を制作する仕事に就き、映像と一生関わって行くつもりです。
しかし、仕事でなく、自由に作品が作れるのは今回が最後かもしれません。
どうせなら全力を捧げられるような作品を作りたいと、思っております。

僕たちには資金もなく、コネもありません。
しかし、熱意と、大学で四年間培った技術があります。
そんな僕たちにしかできない表現があると信じております。
応援、よろしくお願いいいたします。

略歴
第7回 学生国際ショートムービー映画祭 奨励賞 努力賞
第3回 学生学生残酷映画祭 上映
第15回 京都国際学生映画祭 ある視点部門上映
バクワク映画祭 ちょっとHENで賞

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【前作『I AM AN EYE』について】

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『I AM AN EYE』は大阪芸術大学の課題として制作した自主制作映画です。

I AM AN EYE作品概要
監督:永田佳大
撮影:玉田圭詮
録音:中村未来
美術:村地廉太郎
衣装:盛永邦明
制作:小川愛生
編集:森田萩月

キャスト
中尾舜
甲斐智菜実
時末研斗
明貝一輝
板倉修平
長尾康平
澤崎麻生
中嶌力
宮島正弘

あらすじ
色盲というハンデを抱えながら、画家を目指す青年、佑磨は、自由なストリートアートの世界にのめり込んで行く。社会に対し、破壊的なアートを制作していた佑磨だったが、ある日カメラマンを志すアイという少女と出会い、少しずつ価値観が変わって行く。
しかし、試練が二人を襲う。
そして佑磨が辿り着いた答えとは。

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予告編



【最後に】

近年ではカメラや編集ソフトが誰でも簡単に手に入るようになり、映像制作の敷居は低くなっていると感じています。
また、これからは主に広告の映像制作の需要が増えて行くだろうという予想もあるそうです。
そんな中で、本当に価値のある映像とは何なのか、何かを伝えられる映像とは何かを自らに問いかけ、出した一つの答えがこの映画です。
見たことのない映画をお届けいたします!
応援、宜しくお願い致します!

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  • https://www.youtube.com/watch?v=fy7frv7q_mg
    2014/08/26 21:23

    先日、MVシーンの撮影が終わりました! 大掛かりな撮影でしたが、予定通り進めることができました。 練習風景をまた別のMV風にまとめてみましたので、もしよければご覧下さい。

  • 2014/08/13 10:55

    お世話になっております。 ご支援いただきありがとうございます。 大変、感謝しております。 ただいま、本編に先駆けてアイドル風MVの振り付けを特訓しているところです。 得意不得意はあれど、キャスト同士、自発的に教え合って高め合っています。 ダンスの苦手な私としては、頭の下がる思...

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