はじめまして。Shinra(シンラ)の代表 上原和江と申します。

 わたしは東京でSE/プログラマーとして働いていたときに、ストレスと生活習慣の乱れから、30歳で突然、アトピー性皮膚炎を発症しました。その事によって、暮らし方、仕事、生き方、について改めて考えました。そこから、12年。天然素材と手仕事のライフスタイルアパレルブランド Shinra(シンラ)に繋がっていきます。


Shinra(シンラ)のものづくりの究極の理想は、
つくり手もお客様も社会も環境も
幸せになる循環の一部になることです。

毎日の一瞬一瞬の小さな幸せの積み重ねが、幸福なんだと思います。


暮らしに優しさ。天然素材。

わたしの経験から積上ってきたコンセプトです。


30歳のときに、アトピー性皮膚炎になったことによって、

マクロビオティックの玄米菜食によりアトピーの症状を緩和させました。

天然素材を選ぶ理由はここにあります。

心地よさは、こころと体を癒します。無意識からの安心感や満足感にも繋がります。

また、天然素材は自然のパワーを纏うことだと思います。

天然素材を暮らしに取り入れる事は、

素材のもつ優しさをこころや体、生活に取り入れる事だと思うのです。


本物の持つ美しさと気品。

アトピー性皮膚炎の話しには後日談があります。

アトピー症状が完全に出て来なくなったのは

仕事を辞めたあとでした。こころって体と繋がっているんですね。

幸せには、こころの在り方が欠かせないと思います。

それって、自分を大切にする事だと思うんです。(ただのわがままと混同しないで下さいね。)

自分が本当に好きなものや、上質で品のある本物を選んであげる事って

自分を大切にするということに、外側からのアプローチで繋がっていると思います。

品物をお届けする事は、自然のパワーに加えて

Shinra(シンラ)の愛をお客様に届ける事とも考えます。

お客様の価値に見合う品物にするためにも上質な素材は欠かせません。

天然素材を選ぶもう一つの理由です。


次の世代へ繋いでいく


伝統の技術を現代にマッチするようにリデザインしてお客様にお届けする事

その目的は、次の世代へ繋いでいく礎(いしずえ)になるためです。

手仕事の産業がどんどん先細りになっていく中、

伝統や手仕事の智慧を受け継いで繋いでいくためには

ウィンウィンの関係で楽しく喜んでつくり手が働く事がとても大切です。

つくり手の状態によって、出来上がる品物の佇まいや格があがりますし、

やってみたいと思って下さる次の世代が増えると思います。

喜びのないお仕事は、どんなに好きでも続けていく事が難しくなります。

とはいえ、たとえ好きでも犠牲にしながら続ける仕事ですと、

受け取りたいと手を挙げる次の世代が少なくなっていくとおもいます。

Shinra(シンラ)が続けていく事が、次の世代に繋げていく一助になる事

それは、Shinra(シンラ)の事業として最大の喜び/幸せであり、

社会的なミッションだと思いました。


大きな社会の中でその仕組みのひとつを、Shinra(シンラ)がつくりたいと考えています。

幸せな循環で事業を展開している仕組みが社会にたくさんあれば

それは、とても面白くて楽しい事だと想像しました。

面白くて楽しい事が社会に増えれば、

社会に属するわたしたちの楽しみや喜びも増えます。

Shinra(シンラ)は品物だけでなくて、

社会の中で良い循環の波のひとつを

皆様にお届けしたいと考えています。


織物修行を奄美大島で4年、地域おこし協力隊として富岡市で3年

自然から素材を頂いて、一から布がつくりたいと考えて

奄美大島で4年間、織物修行をいたしました。

絹織物をメインにしていたので、養蚕と座繰りの技術を学び、

富岡市や養蚕絹業界の活性化に貢献しPRしていくために

富岡市で地域おこし協力隊として活動しています。(〜2019年3月まで)

養蚕/シルクが地域資源である世界遺産富岡製糸場の町富岡市で起業することは

富岡市や養蚕やシルク業界のPRとなり活性化に貢献の出来る意味のある活動になると考えました。


天然素材で今と昔を繋ぐ新しいものづくり


皆様に応援して頂いた大切な資金は、返礼品の生産と

次のプロジェクトの新商品開発に使わせて頂きます。

天然素材と手仕事で、アパレルとインテリアと雑貨と

おとどけしたいものが沢山あります。

素材には、最適に最高の効果を出してデザイン(料理)することが

素材を大切にする事に繋がります。

変わらないクラシカルな良さと伝統を基礎にして、

時代の流行やニーズ、着て下さる方を美しく装うための工夫も欠かせません。

着ることによって、お客様が美しくなる事がまた

つくり手の喜びに繋がります。

その年ごとに、天然素材で今と昔を繋ぎ、限定品を新しく創っていく

Shinra(シンラ)プロジェクトです。

これを仕組み化していくことが、つくり手もお客様も幸せを循環させながら

次の世代へ受け継いでいく礎になります。


リターンは、今回製作致しました新商品になります。

⑴手織り草木染めきびそ布のトートバックは

 お届けまで半年かかります。

⑵手織り幻の自然布 藤布のトートバックは

 お届けまで一年かかります。

⑶手織り草木染め シルクカシミヤのショールは

 お届けまで4ヶ月かかります。

幅60センチ、長さ180センチ、フリンジ5.5センチです。

1枚1枚丁寧に織っております。サイズ変更は可能です。

※横幅は60センチまで。長さは190センチまで。

フリンジはご希望の長さに変更可能です。

色は単色のみとさせて頂きます。

赤色 茜染め

黄味がかったピンク 茜染め

青みがかったピンク コチニール染め

黄色 刈安

ベージュ 丁子

グレー 矢車

青みがかったグレー 五倍子

※草木染めにて糸から染めております。

大体同じお色味になりますが化学染料のような精度で

色を同じにする事はできません。

また若干ですが色むらがあります。

草木染めの味わいとしてご理解のほどよろしくお願いいたします。

⑷手織りカシミヤのコートは

 お届けまで半年かかります。

着丈 86センチ

肩幅 37センチ

袖丈 59.5センチ

バスト 99センチ

サンプル用に1サイズのみつくっておりますが

数センチの着丈のサイズ変更は可能です。

⑸スーチーシルクのフォーマルワンピースは

 お届けまで半年かかります。

Mサイズでつくっております。

着丈 96.5センチ

ウエスト 76センチ

肩幅 34センチ

ヒップ 109.5センチ



すべての商品は、わたくしが手作業で

糸の染めからさせて頂いております。

カシミヤコートは糸の手紡ぎからさせていただいております。

ショール一枚でも、染めから勘定しますと仕上げまでに1週間はかかります。

バックなどの縫製は外注業者の方にお願いしておりますが

相手様のご都合がありますので、納期は1ヶ月余裕を

もっておく必要がございます。

つまり布が織り上がってから、最低1ヶ月先になります。

バックはすべての方の布が織り上がってから、発注されますので

発注できる状態になるには数ヶ月かかります。

ショールは出来上がり次第お届けしていく予定ですが、

順番になりますので

最後の方は半年後になります。

また、藤布なのですが、実は大変貴著な幻と言われている自然布です。

糸は山から藤を切り出す所から始まり、

灰汁で藤を炊いて繊維を取り出して

糸を手で紡いで、それからやっと織る事が出来ます。

まず、糸づくりに半年以上かかります。

また、効率的に布が用意出来ないため、

縫製工場にはオーダーメイド扱いで

お願いいたします。

リターンの商品がお手元に届くのにお時間がかかりますが

どうかご理解のほど、よろしくお願いいたします。


応援して頂きました支援金の用途につきまして。

1.まず、リターンさせていただくお品のコストとして

  4割を使わせて頂きます。

2.残りは次回の新商品の研究/開発費/広告費として使わせて頂きます。

 開発させて頂きましたサンプルは、次回のプロジェクトを立ち上げまして

 限定品として、皆様に披露させて頂ければと思っております。

 広告費は、撮影、印刷用の版下デザインに使用させて頂きます。


新しい時代のために。

奇しくも、来年は平成が終わり、新しい時代が始まります。

新しい時代に合わせたものづくりに、伝統産業も変わっていかねばなりません。

天然素材手仕事のブランドは増えていますが、まだ、社会ではマイナーです。

それは、ひとつの品物ができあがるまで、時間と手間とコストがかかるからです。


昔の智慧を守り、伝え、次の世代へ繋いでいくための、Shinra(シンラ)プロジェクト。

応援のほど、

どうぞ、よろしくお願いいたします。



※本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

ただし、かならず、皆様にお届け出来るように、歩みは止めません。

実施する準備が届きましたら、また、お知らせさせてください。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください