-WHAT:実現したい社会-
▼全員に100m10秒で走るチャンスを! ITの力で部活動の指導格差をなくす!
 そして、日本の陸上競技のレベルを上げたい!

▼指導環境の格差で"潰されている"中高生たち

 全国大会出場などの目標に向かい青春のすべてを部活動に懸けている運動部の中高生たち。しかし、指導環境が整った強豪校に入学した生徒と、そうでない生徒。その間にはかなりの練習環境の格差があります。

例えば、
・指導者(顧問・コーチ)の指導スキルの差
・指導者の人数の差
・専用グラウンドの有無といった練習環境の差
・授業やテストの負担が減るなど練習時間の差
・ケガをした際に優良治療院を紹介できるといった情報やコネの差
など、数え出すと本当にキリがありません。

 そしてこれらが競技成績にダイレクトにかかわってくるため、入った学校によって彼らの競技人生が大きく左右されてしまいます。入学後にこれらの格差の壁を超えて成長するのはとても難しく、やる気のある優秀な中高生が"潰されている"のが現状です。
 この、日本の陸上競技レベル全体に関わる大きな社会問題を、ITを活用することで解決するのがこのプロジェクトです。

-WHY:なぜやるのか-
 ▼"弱小校から日本一の大学陸上部に入部して感じた指導格差の衝撃"
 私がコーチをしている母校は、いわゆる強豪校ではなく、インターハイ出場は20年に1度あるかないかというレベルの高校です。私が大学時代に出会った強豪校出身のチームメイトと母校の生徒を見比べた時、非常に大きな3つの指導格差がありました。

 ①技術指導の格差        ex) 指導者の質 指導者の数
 ②情報・コネの格差     ex) 良い治療院の情報 砂浜や坂などの練習場所の情報
 ③練習時間の格差        ex) 授業を受けなくていい テストの点数悪くても平気

 例えば①の技術指導に関してですが、強豪校では指導者が元日本代表ということはよくあり、しかも短距離・長距離・ハードル・砲丸投げなどの投擲種目・走り幅跳びなどの跳躍種目といった種目ごとに専門のコーチが1名以上いる強豪校もあります。一方で、私の母校がそうであるかのように、中高一貫の共学校にも関わらず顧問は1~2人だけという高校もあります。どちらが選手1人1人に手厚いフォローができるかは一目瞭然です。

 ▼"今後も広がる練習環境の格差"
 さらに現在、部活動という体制が全国的に見直されています。顧問の先生の負担軽減という観点から、部活動の練習時間の制限を設る、名古屋市では部活動の廃止が発表されるなど、"公立と私立"といった格差も生まれてきました。他にも"都心と地方"など様々な格差があります。 こういった1つ1つの格差を無くす取り組みを1つずつ行います。その第一歩として陸上競技で成功例を作り、順次そのメソッドを他スポーツに展開していきます。

-HOW:-何をやるか
▼ご支援いただきたい取り組み "Run-Tech"と"あすりーとTIMES"

(ⅰ)"Run-Tech"  指導支援 ソフト・アプリ開発!

     ↑-現在開発しているフォーム解析ソフトー ↑

-①フォーム解析ソフトを導入した遠隔指導システムの構築-

 モーション解析を用いたランニングフォームのソフトを、国際学会で最優秀論文賞受賞経験のある研究者と共同開発しています。
 走り方の遠隔指導が可能になるため、コーチと選手が遠く離れた場所でも指導することが可能になります。

-②練習管理アプリ開発-

 練習メニュー・日誌・動画をチーム内で管理できるアプリを開発します。情報管理・共有の無駄を省き効率化を図り、指導者やマネージャーの負担を減らし練習や勉強などに割ける時間を増やします。
 また、PDCAサイクル・逆算思考といったビジネスパーソンの論理的思考を目標設定シートや練習日誌に応用しています。


(ⅱ)"あすりーとTIMES"  情報支援 WEBメディア!


-①アスリートがおすすめする治療院情報を掲載-

 各スポーツに特化した接骨院や鍼灸師を地元で探せるWEBサービスです。
情報やコネの格差があると記述しましたが、中でも優良な治療院やトレーナーさんの情報は、ケガからの早期復帰を目指すアスリートにとっては死活問題にもかかわらず、接骨院や治療院に対する広告規制の厳しさなどから、優良治療院の見極めが非常に難しいです。例えば、接骨院内にトレーニング室があるようなアスリートに特化した接骨院ですら、広告規制のため強く特徴をアピールできず、通常の接骨院と区別できなかったり、さらにその接骨院がホームページを作成していない場合も多々あります。
 これは非常に大きな問題です。実際に私がコーチとして指導してきた選手の1人が足に違和感を覚え通常の接骨院に行ったところ、「もう競技は続けられない」と診断され、アスリート専門の接骨院で再度診察したら「治すことが可能」と診断結果が覆ったことがありました。もし1度目の診断を受け入れていたら、治るはずの怪我で選手生命を終えてしまうことになっていたかもしれません。

 このような問題を解決するため、私の選手・コーチとして活動してきた経験とコネクションをフル活用しアスリートに強い治療院を探せるサービスを作ります。
※接骨院や整体院に関しては広告規制が厳しいため、こちらは顧問弁護士を雇っての運営になります。
       
-②練習場所の情報を掲載-

 陸上競技場の開放状況&クロスカントリー・坂・砂浜などの練習場所をまとめたサービスです。東京都ですら、"陸上競技が使用したい日に利用できるかどうかはWEBでは確認できず、営業時間内に直接電話しなければならない"といった課題があります。

 加えて、クロスカントリーに最適な公園、坂ダッシュ・砂浜ダッシュに適した場所なども360°カメラによる写真つきで掲載していきます。こちらは市民ランナーの方々にもオススメできるサービスになっています。

-③練習事例紹介-

 練習時間や練習場所に制約がある中で効率的に練習しているチームや生徒主体でチームづくりをしているチームを取材し、そのノウハウを好事例として掲載します。
 また、私自身が限られたスペースで練習するノウハウを蓄積していますので、その練習法を紹介し、雪の多い地域やグラウンドのない学校で練習する選手のサポートをしていきます。さらに、②で紹介した練習場所での有効な練習方法なども合わせて紹介し、選手が質の高い練習をするサポートをします。

-WHO:誰がやるのか-
 ▼"大手企業のキャリアを捨てて来ました"
 はじめまして。プロジェクト発案者の水谷と申します。上記の経歴の通り、学生時代は陸上競技に打ち込み、大学卒業後はカメラメーカーに新卒入社し働きながら、母校の陸上部のボランティアコーチをしてきました。私自身が選手として活動し、また母校のコーチを行う中で、前述の格差の壁のせいで強くなりたくてもなれない子をたくさん見てきました。この大きな社会問題を解決するには、陸上選手としての経験、指導者としての経験、さらには社会問題を解決するための論理的思考やビジネススキルが必要です。そこで、このたび大手民間企業を退職し、陸上選手・指導者・ビジネスマンとしての自身の経験・スキルをフルに生かし、この社会問題をなくすべくAll for Athletes, LLCを立ち上げ、絶対に格差の壁を破壊します。        

▼資金の使い道について

    ・ソフトウェア、アプリ開発費 (約100万)
    ・WEBサイト構築費     (約50万)
    ・取材&ライティング費    (約15万)
    ・治療院ナビに関する顧問弁護士の顧問料 ※広告規制に関する相談 (約10万)
 ・CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料 (約35万円)
 <その他 今後の予定>
 ・室内練習場建設 (小スペースでも足が速くなるトレーニングのモデルを作る)

▼リターン
 ①5,000円コース    Thanks Card (水谷が撮影した写真)
 ②10,000円コース(A)  2019年度卓上カレンダー(水谷が撮影した写真)
 ③10,000円コース(B)  Webサイトに"応援者"としてお名前掲載
 ④30,000円コース    Webサイトに"応援者"としてお名前掲載+卓上カレンダー

 ⑤50,000円コース(A)    企業様向けストレッチ講座+Webサイトにお名前掲載 ※限定1枠
 ⑥50,000円コース(B)  短距離の走り方指導60分+Webサイトにお名前掲載 ※限定1枠
 ⑦50,000円コース(C)  人物写真撮影60分+Webサイトにお名前掲載 ※限定1枠
 ⑧50,000円コース(D)   Webバナー広告1ヶ月 ※限定3枠

 ⑨100,000円コース   Webバナー広告3ヶ月 ※限定3枠
 ⑩300,000円コース   Webサイトに企業名&企業情報を永久掲載 ※1枠限定
 ⑪500,000円コース   Webサイトに企業名&企業情報を永久掲載+α ※1枠限定
 ⑫1000,000円コース    Webサイトに企業名&企業情報を永久掲載+α ※1枠限定

▼実施スケジュール
2019年4月 クラウドファンディング終了
2019年5月 あすりーとTIMES運営開始予定
2019年6月以降 Run-Techのソフト・アプリ開発完了

▼最後に
 昨年、母校の選手が大きな大会で結果を出し、選手も応援している仲間も皆が嬉しさのあまり泣き出すということがありました。私は彼・彼女たちの姿を見て、"人生を懸けるのはやはりこの場所だ"と心に決め、会社を飛び出して参りました。

 学生時代に何かに打ち込んだ経験のある方であれば、1つのことに夢中になれたあの日々を今でも覚えていると思います。私自身、現在外部コーチとして部活動に打ち込む生徒の姿を見ていると、本当にかけがえのない時間を過ごしているなと羨ましくも感じます。と同時に、たまたま入った学校の指導環境で競技人生が大きく左右されてしますのはやはり問題だと感じます。

 この"ITの力で指導格差をなくす"活動は陸上競技の短距離からスタートし、ゆくゆくは他のスポーツにも展開して、日本のスポーツ界全体の向上に貢献して参ります。

 最後までお読みいただき誠にありがとうございました。All for Athletes("すべての活動をアスリートのために")という会社名のため、"事業規模の拡大"よりも"事業の質"を高めていきたいという思いから、ベンチャーキャピタルではなくクラウドファンディングでの資金調達方法をとらせていただきました。少しでも興味を持っていただけた方々、共感いただけた方々、お力添えのほど、何卒よろしくお願いいたします。  (水谷)

  • 2019/05/17 15:15

    クラウドファンディングでご支援いただいたフォーム解析ソフトに使用する"撮影機材"がまもなく完成いたします。それに伴い、(株)東京ドームさんとイベントを実施いたしますのでご報告いたします。引き続き、ご支援ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い致します。 (水谷 2019.05.17)ーーーーーーーーーー...

  • 2019/04/26 21:20

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2019/03/29 17:11

    クラウドファンディング、本日最終日となりました!!!これまで14人もの方々からご支援いただいたこのクラウドファンディングも、本日24時までとなります。Run-Techの活動準備の方は進んでおり、本日もドローン操縦&研究者と人工知能研究者の方々と走り方フォーム解析の打ち合わせです。皆様に...

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