▼はじめにご挨拶


 はじめまして。たけまさぶどう園代表の武政憲明と申します。このたびは本ページをご覧いただき、ありがとうございます。このページでは西日本豪雨の水害から復興を目指すぶどう農家のプロジェクトです。最後までご覧いただければ幸いです。

 

▼当園の概要

 岡山県倉敷市真備町にある当園は、約2700㎡のビニールハウスで、ニューピオーネという品種を中心にぶどう栽培を行っています。、両親が元々水田であった地を畑に変え、その地にビニールハウスを建てて約30年。真面目にぶどう栽培に取り組み続けてきました。

 平成28年の4月に、それまで取り組んでいた事業をやめた私がぶどう栽培を引き継ぎ、ぶどうの果実酢「飲む酢」の製造販売にも取り組み始めて現在に至っています。


 当園のビニールハウスの外観です。

 当園主力のニューピオーネです。名古屋以西では、岡山県産のニューピオーネは高級ぶどうとしての知名度は高く、ビニールハウス栽培では7月初旬から集荷できます。


 あまり多くの量は栽培していませんが、シャインマスカットや瀬戸ジャイアンツ、オーロラブラックも栽培しています。


 2年前のぶどうの集荷量は約4トンであり、販売先には、高速道路のサービスエリア、産地直売販売所、ホームページ販売、農協などに、ぶどうの青果とともに当園で開発した「飲む酢」を販売しています。

 今年は、水害の影響からか、ブドウの木の膝上ぐらいまでの浸水で済んだハウスも一昨年の集荷量からかなり減少してしまいました…。

 昨年5月下旬頃、袋掛けをしている写真です。両親もまだまだ健在で、頑張って手伝ってくれています。

 代表である私も頑張って働いております。ぶどうの形を整えている写真です。

▼西日本豪雨のよる影響

 近隣の農家からの話があり、平成30年度から約1300㎡のぶどう園を借り受け、既存のハウスのぶどう園と合わせて、ぶどう栽培をしていました。しかし、収穫間近というタイミングで西日本豪雨の被害を受けました。房まで水に浸かり、このぶどう園からは全く収穫が出来ませんでした…。

 被害に受けた直後の景色は今でも鮮明に思い出します。

 7月6日の夕方。
避難を勧めるメールや避難を勧めるアナウンスが流れていました。自宅もぶどう園も川の土手のすぐ近くなのですが、大雨や台風が来ると数年に一度くらいは避難勧告が出るような地域のため、「またか」という感じで最初はあまり気にもしませんでした

 その日の夜11時過ぎ。
 両親は避難所に向かいました。その頃から家の前の道路も浸水し始め、役場の車が「堤防が一部決壊した」等、いつもと違うアナウンスが流れ始めました。「これはまずいのか?」と思い、12時ごろ私も避難所の小学校に向かいました。

 家の近くの川を渡るときは、数年前の大雨の際に避難指示が出た時より水位が低かったので、「やはり大したことはない」と思いつつ川の橋を渡りました。この川は後に氾濫した小田川。しかしながら、避難所に向かう交差点が、ひざ近くまで水に浸かっている状況でした。もう数時間したらこの交差点は渡れなかったものと思い、後になって肝を冷やしました。

 結局、ほとんど一睡もできずに次の日になりました。
 どんな様子なのか昼過ぎに車で出たところ、避難所から少し車を走らせると、そこは辺り一面水浸しとなっていました。

 水に浸かっていないところを探しながら、大回りして家に向かいましたが、大渋滞に巻き込まれ身動きが出来ませんでした。やむ負えずに車を置いて1時間近く歩き、結局普段なら避難所の小学校から車で10分ぐらいでたどり着けるところを、4~5時間かかったのを覚えています。そこには、前日とは全く違う景色が広がっていました。その時の状況の写真です。

 土手の上から見たところ、今年から借り受けたぶどう園は、ビニールの天井まで水に浸かっている様子で、その時は頭が真っ白になりました。

 近くまで行き、その際に撮った、土手下の当園のビニールハウスの写真です。

 ビニールハウスのぶどう園は、ひざ上ぐらいまでだったので、何とか一部は集荷出来ました。

 近隣農家の出荷間近のぶどうをすべて捨てているのを目のあたりにし、もし当園が同じ状況下で、金融機関から融資も得られなければ農家をやめるしかないかなと思った記憶があります。


 数日後に、完全に水が引いて天井まで浸かったぶどう園の写真です。


 結局、房まで水に浸かったぶどうは、砂ぼこりが軽くこすった程度では落ちなかったので、商品として出すわけにはいかず、すべて捨てました数百万円の損失だと思います。

 まさに、今年度から借りて栽培し始めたところのぶどう園が、全く収穫もできずに、今までの努力が水の泡と化したので、そのぶどう園をあえて目から遠ざけるようにしていました

▼プロジェクトのきっかけ

 もともと、農家というのは天候に左右されやすく、ぶどうの出来が悪ければ収入として数百万変動があります。その不安定感を解消し安定した収入を得るため、数年前から加工品製造販売にも取り組んでいます。
 

 今回の水害の被害を受け、金融機関からの融資も返済していかなければならず、加工品「飲む酢」を、安定した収入の確保を目指して、リニューアルする決断をしました。

 みなさんに「頑張る真備町のぶどう農家の応援」をしてもらうべく、クラウドファンディングに挑戦するに至りました。


▼果実酢「飲む酢」とは

 ぶどう栽培は、温度・水管理をし、房の形まで丁寧に整えるのですが、一部どうしても、形が不ぞろいの訳あり商品ができてしまいます。悲しいことに、これだと、タダ働き同然のような引き取り価格となります。

 また、少しでも皮が割れて汁が出たものは、捨てるしかないの現状です。

 そういった味は変わらない、訳ありのぶどうを使用した加工品を作ることで、安定した収入を得ようと、数年前から色々試行錯誤を繰り返し、ぶどうを酢につけて発酵させた飲む酢」を開発しました。

 酢が好きな方にとっては、「非常に美味しい、飲みやすい。」「濃厚なぶどうの味もする。」とよく言われます。そうでない方も、「酢がほとんど気にならない。」「ぶどうのスムージーみたい。」と言われます。健康に良いとされる酢に、主に当園のぶどうを皮ごと粉砕して入れているので、ぶどうの自然な味わいが楽しめます。


 しかし、売れ行きは思うように伸びませんでした。そのため、既存の「飲む酢」の、味の改善やパッケージの一新、化粧箱の作成等による付加価値の追加しなければ、このまま埋もれてしまうだけだと思い、全面的なリニューアルをしなければと思っていたタイミングで、今回の水害の被害を受けてしまったのです。

 「ピンチをチャンスに」ではないけれど、来年度以降も安定した収入がぶどう栽培で入ってくる確証もなく、何かをしなければいけないと思い、水害の後、飲む酢のリニューアルをある程度の出費も覚悟して実行しました。

 

 飲む酢(フルーツビネガー)は、多くの商品が出回っていますが、ぶどう農家が作っているぶどうの飲む酢は他にはない商品だと自負しております。独自に、合わせ酢をブレンドし添加物は一切使っていません。また、当園で栽培したニューピオーネ(他のぶどうは一部監修)のみを使用しており、糖度16度以下のぶどうは使用しないなどのこだわりの最高級のぶどうを惜しげもなく使用して作りました。

 

▼このプロジェクトで実現したいこと

 「飲む酢」の全面的にリニューアルをしましたが、まだ多くの人に知ってもらう機会もなく、今は、ただ、埋もれている状況です。

 多くの人に知ってもらう場として、このプロジェクトに参加し、この商品を知ってくださった方から、また、飲んでおいしいと思われた方からの応援をいただけたらと思っています。

 また、集まったお金は、一部水害の被害を受けた農機具の買い替えや、ぶどう園の設備の補修等、一部新規販路開拓のために充てさせていただきます。


▼リターンについて

・ニューピオーネ(果肉入り)×1本(化粧箱入り)・・・4000円+郵送料1000円

・シャインマスカット(果肉入り)×1本(化粧箱入り)・・・4500円+郵送料1000円


・2本セット(ニューピオーネ(果肉入り)×1本(化粧箱入り)+シャインマスカット(果肉入り)×1本(化粧箱入り))・・・4000円+4500円+郵送料1000円

・4本セット(ニューピオーネ(果肉入り)×1本、シャインマスカット(果肉入り)×1本、ニューピオーネ(マイルド)×1本、シャインマスカット(マイルド)×1本)・・・16000円+郵送料1000円(10セット限定)

果肉入りとマイルドの違い・・・果肉も含んだドロッと濃い果肉入りタイプと、さらりとした口当たりのマイルドタイプとなります。果肉入りはお水、炭酸等で割るなどしても美味しく飲めます。

飲む酢はHP販売価格の500円引き

【飲む酢とぶどうのセット】も準備しました。

ビニールハウスにて、水と温度を徹底的に管理し丹精込めて栽培したぶどう(ニューピオーネ)を二房(一房450g~550g)を朝収穫し、その日のうちに宅配の集配所に持っていきます。また、鮮度をそのままに保つためクール便で宅配します。

※ぶどうの収穫が7月中旬以降となるため、ぶどうとのセットのお届けは7月中旬以降となります。

クール便で発送のため、ぶどうが入ったセットの場合、郵送料1500円となります。

・ニューピオーネ(果肉入り)×1本(化粧箱入り)+ぶどう(ニューピオーネ(一房450g~550g、2房入り))・・・4000円×1本+3500円×一箱+郵送料1500円

・シャインマスカット(果肉入り)×1本(化粧箱入り)+ぶどう(ニューピオーネ(一房450g~550g、2房入り))・・・4500円×1本+3500円×一箱+郵送料1500円

・ニューピオーネ(果肉入り)×1本(化粧箱入り)+シャインマスカット(果肉入り)×1本(化粧箱入り)+ぶどう(ニューピオーネ(一房450g~550g、2房入り))・・・4000円+4500円+3500円+郵送料1500円

▼実施スケジュール

 応援していただいた方には、募集締め切り後直ぐに商品を発送したいと思っています。なお、ぶどうとのセットの場合は、7月中旬以降の発送となりますのでご了承ください。

予想以上の多くの方から応援をいただけた場合、商品は8月上旬頃お届けする場合がございます。

▼最後に

 私の両親から、私がぶどう農家を引き継ぎたいと言った時にこんなことを言われました。

「ぶどう農家は、実入りが少ないし、気候に影響されて安定しないしやめた方がええ」

 数年前から、その当時していた事業の空いた時間にぶどう栽培を手伝っていたので、両親の言っていることも納得できるものでした。しかし、独自のルート(HP販売やネットショップ等)を開拓してぶどうの平均単価を上げることや、天候に影響を受けた訳ありぶどうを独自で加工食品の製造・販売まですることによる付加価値を付ければ、廃棄せざるを得なかったぶどうを、商品価値あるものに変換することが出来る、創意工夫で農業も魅力ある安定した事業になると思い、それまでしていた事業をたたんで両親のぶどう園を引き継いだということを、水害を受け切羽詰まった状況下で思い出しました。

 今回の倉敷市真備町は、テレビで何度も映像が流れたので多くの人が知っている通り、人も住居も多大なる水害の被害を受けました。もちろん、農業も甚大な被害を受けました。一時は、収穫も減り、来年度以降のぶどうの集荷も不透明と言われたときは、離農も少し考えましたが、金融機関から融資を受け、もう少し頑張ろうと決意しました。

 しかしながら、私は、農業だけの収入だけで生活しています。多額の融資を返済しながらでは、正直、今の栽培規模を続けると数年後は立ち行かなくなると計算しています。今年の集荷量が例年に戻らなければさらに状況が悪化します。

 融資を返済しながら資金的余裕を作り、ぶどう園の規模を増やしていく。そのためにも「飲む酢」のリニューアルをし、販路開拓して、収入を増やしていく。それが当園の災害復興や、発展のための、自分なりに導き出した道筋です。

 災害を受けた農家の復興の道筋の一例として、また、近隣農家を巻き込んでの復興に繋がればと思っています。

応援よろしくお願いします。


 さいごに、本プロジェクトはAll-in方式で実施します。リターンをお届けし、美味しいと思われた方は、今後も応援していただけると嬉しいです。一緒になって、今後の農業のあり方を考えていきましょう!


たけまさぶどう園のHP・・たけまさぶどう園

  • 2019/04/17 17:13

    昨年植えた木は、水害でだめになったので、今年新しい木を植えたのですが、その若木から芽が出てきました。露地栽培のシャインマスカットの現在の状況です。露地栽培のオーロラブラックという品種のぶどうですが、その現在の状況です。

  • 2019/04/11 17:57

    ビニールハウスのぶどうの花が咲き始めました。昨年、水害の影響で枯れてしまった若木の代わりに、今年も新たに若木を植えたのですが、その期の芽がふくらんできました。露地栽培のぶどうの一部が芽吹き始めました。

  • 2019/04/06 17:28

    たけまさぶどう園のビニールハウス内のニューピオーネ等の現在の状況です。今のところ、順調に育っています。引き続き、応援よろしくお願いします。

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