▼はじめにご挨拶

皆さん、はじめまして!
私は、静岡市清水区で材木屋を営んでいる森正芳と申します。静岡市清水区で行われたリノベーションまちづくりの勉強会で”100年後も楽しい清水を自分たちの手でつくろう”と意気投合した5名のチームです。
本プロジェクトには、静岡県立科学技術高校の建築デザイン科の高校生(希望者のみ)も参加し、9月から設計・デザインのワークショップを発足して、現場と学校内の一室にて進めています。さらには地元大学生も運営に加わっています。よろしくお願いします!

※高校生とのワークショップ

▼このプロジェクトで実現したいこと
「高校生が設計・デザインした”清水みなとダイニング”を実際に創って、店として営業したい」

JR清水駅スグ前の清水駅東口広場に、薫製キッチンと16テーブルのダイニングスペースつくるために、高校生が設計・デザインしています。

高校生がアイディアをまとめるだけが目的ではありません。一級建築士がサポートして資材や予算等も考慮しながら、実際に施工可能なものにして、12月3日(土)4日(日)の2日間、実際に営業します。

会場下見の時から真剣な目で取り組んでくれたことが印象的でした。建築甲子園でも優勝経験がある優秀な学校ですが、プランニングしたものを実際に施工した経験は高校生にはありません。最初は”難しそう”と考えていた生徒もいたようですが、今は大きな夢を持ってくれています。お客さんを楽しませる素晴らしい空間を創ってくれると確信しています。
自分たちが設計・デザインしたものが施工され、実際にダイニングとして営業し、お客様に喜んでもらう喜び・達成感と、地元の人々と関わることの楽しさを高校生に体感してもらうことが目的となります。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

人口減少が進むまちで「高校生の地元愛を育てたい!」

大人に与えられた”楽しい”でなく、自分たちの手で”楽しい”を創ることで、地元を”夢を叶える場所”として選んでもらいたいと考えました。地元でしか出来ない経験をして、高校生の地元愛を育てたいという想いで、プロジェクトがスタートしました。

日本全国のまちと同様、清水区も人口減少という悩みを抱えています。会場となる清水駅東口には一件も店がありません。地元商店街はシャッター通りとなり、若者が買い物をしたりデートする場所すらありません。

人口減少の要因は明確です。若者は高校を卒業したら”楽しいことがある”東京エリアに流出し、故郷に戻ってくる人は限られています。特に女性にはこの傾向が顕著です。
大学時代と就職してからの数年は、新しい人間関係を構築する時期です。一方で年々、都会独特の人間関係や生活スタイルにストレスを感じていき、地元に帰りたいと考えている若者も大勢います。

しかし、いざUターンを考えても躊躇する理由が「地元の人との関わりがなくなっている」ことです。同級生という子どもの頃からの関わりだけでなく、大人としての地元の人たちとの楽しい関わりが必要なのです。
ですから、私たちが一方的に高校生に教えるのではなく、対等な関係でお互いの力を引き出し合いながら人間関係を育んでいくという形で、このプロジェクトを進めていくことにしました。

高校生たちが東京に行くことは大賛成です。海外にも行ってたくさんの経験をして欲しいと願っています。都会で生活する間、故郷の人や景色を忘れないためにも、高校卒業後も帰省をする際に若者が活躍できる場所をたくさん増やしていきます。
本プロジェクトは、その第一歩となるものです。

▼プロジェクト実施後の活動

設計・デザインして会場設営のために製作した、壁・床等を始めとする資材と備品は、今後も同じ会場での再利用や、商店街の空き家を利用した”まちづくり”にて活用いたします。
一過性のイベントでなく、繰り返し活用することで、ご支援頂いた資金を有効活用してまいります。

▼資金の使い道

今回のプロジェクトの中で、会場の設計から施工までに必要な費用80万円の内、50万円をクラウドファンディングで募らせて頂きます。
※ダイニングとして営業する際の費用は、お客さんからの売上げで捻出しますので、クラウドファンディングで募る費用80万円には含まれません。

費用内訳は、設計デザイン・ワークショップ備品(文具・材料他)、会場設営(木材・塗装等、材料費)、会場設営(備品類・照明等)、会場設営(作業衣類・工具・備品類)、リターン品となります。

▼リターンについて

高校生の地元愛を育てるキッカケをいただいた方々に、お礼状やパネル掲載の他に、静岡の名産品をご用意いたしました。

【3千円のご支援をいただいた方】
●お礼メッセージ
●ダイニング会場へお名前の掲載(ご希望者の方のみ)

【1万円のご支援をいただいた方】

●お礼メッセージ
●ダイニング会場へお名前の掲載(ご希望者の方のみ)
に加え、以下のお礼をご希望者の方に郵送させていただきます。

(A)静岡でしか食べられないTEA豚

お茶を飲水で給与して育てた日本で唯一のブランドTEA豚(ティートン)。新鮮で清浄な空気の元でストレスなく豚を育てたいという清水の北川牧場さん(http://kitagawafarm.webcrow.jp/)からのご提供です。通販でも手に入らない、肩ベーコン2パック、ももハム1パックをセットにしてお送りします。

(B)駿河湾の恵み”沼津の干物”

海の恵み豊かな駿河湾。旨味をぎゅーっと凝縮した、沼津のヤマカ水産さん(http://www.yamaka-suisan.co.jp/)の干物。開催当日の薫製セットとしても提供する干物です。極上アジ中3枚、上アジ小3枚、サバ醤油干2枚、ホッケ1枚、さらに!高級魚の金目鯛(多少形がB品ですが味はA品と同じ)。

(C)世界遺産”三保”の地で丹精こめて育てたトマト

清水区三保の12代目川村農園さん(http://kawamura.eshizuoka.jp/)が丹精込めて育てた、アミノレッド、アイコ(写真)等のトマト、さらに自家製ジャムなどをセットにしました。寒くなるに連れて、トマトの糖度は上がっていきます。実は、高級農産品でアジア各国でも有名な静岡の農業の底力を感じて下さい。

【3万円のご支援をいただいた方】

●お礼メッセージ
●ダイニング会場へお名前の掲載(ご希望者の方のみ)
に加え、以下のお礼をご希望者の方に郵送させていただきます。
●伝統の味に革命を起こしたペッシュール

ワインに合う干物として、沼津のヤマカ水産さん(http://www.yamaka-suisan.co.jp/)とフランスのサンフォルチナからシュバリエ勲章を授与されたシェフが共同開発した新しい時代の味。金目鯛・シトラス風味(写真)、シマアジ・ミックスハーブ風味焼き、サーモン・ディール風味、アジのしょうが風味2枚。

▼最後に

まちは「自分たちの手で」面白くする!
自らが行動すれば、未来は変わっていくことを、若者に実感してもらうことが、まちの未来を創ることだと考えています。
その第一歩を踏み出す、このプロジェクトに是非、ご支援下さい。
よろしくお願いいたします!

  • 2016/12/05 09:09

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2016/11/29 18:24

    科学技術高校の工作室にて、みんなで家具づくりをしました。作業が慣れてくると、おしゃべりしながら(^^)将来の夢について語ってくれました。彼らの夢を叶えられるまちにしなくては!

  • 2016/11/14 08:55

    これまで22名の方から、¥266,000もの大金を支援いただいています。ワークショップで、高校生たち、先生方に「みんなでデザインしたものをつくるために、全国の人から支援金を募るからね」といったときの、緊張した顔が印象的でした。アイディアだけじゃないんだ、本当にできるんだとあらためて実感した顔で...

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