こんにちは、僕は認定NPO法人D×P(ディーピー)代表の今井紀明です!

D×Pは、ひとりひとりの若者に「つながる場」と「いきるシゴト」をつくるNPOです。
通信・定時制高校を中心とした若者が、自分の未来に希望がもてるようサポートしています

僕たちがふだん出会う高校生は、定時制・通信制高校に通っていて、さまざまなバックグラウンドを持っています。経済的に苦しかったり、不登校経験を持っていたり、発達障害・学習障害を持っていたり、さまざまな事情によりこの社会で生きづらさを抱えていて、「自分の "これから"に希望があると思えない」そんな状況に置かれています。

僕はそれらの問題を解決するのではなく、彼らがどんな事情を抱えていても、どんな環境に生まれても、明日も生きてみてもいいかな、まあ大丈夫かなと思えるような、自分の未来に希望がもてる社会構造を作っていきたいと思っています。

2012年から大阪でD×Pの活動をしてきました。
関西5地域、北海道に活動を広げ、これまでに3,000名以上の高校生と出会ってきました。

D×Pでは、創業当初から「つながる場」をつくるために通信・定時制高校の中で授業をするプログラム「クレッシェンド」を行ってきました。


そして定時制高校や地域のなかに安心できる居場所「いごこちかふぇ」をつくっています。おにぎりやサンドイッチなどの食事提供をしながら高校生の日常生活のなかで自然にD×Pと出会うような場をつくっています。

2017年から開始した「いごこちかふぇ 」。
全校生徒150名のうち75%の生徒がいごこちかふぇに参加しました。そのうちの52名はリピーターとしてなんども参加しています。
2018年度は新しく1校での追加開催が決定しました。

また、高校生が「いきるシゴト」をつくるための新事業を開始。定時制高校と連携し、高校生が気軽に進路相談できる場を学校のなかやオンラインにつくっています。高校生一人ひとりのニーズや特性に寄り添い、高校生一人ひとりの状態やニーズに合わせてインターンシップの機会を提供したり、企業とつないだり「なにかやってみる機会」を提供しています。

つながる場をつくるプログラム「クレッシェンド」と進路相談室「ライブラボ」を導入した高校では、卒業生の進路未決定率が6.8%、全国の定時制高校・通信制高校に比べて低いという成果を出すことができました。ある高校では就職率を13%上げることができました。

僕はこのゴビ砂漠マラソンの挑戦で集まったお金の全額(手数料を除く)を、D×Pの活動にあてたいと思います。今年は初めて関東に進出し、D×Pのつながる場をつくる授業「クレッシェンド」を行います。
そして今年D×Pが新たに挑戦することはまだまだたくさんあります。
家に引きこもっている高校生のためのオンラインコミュニティを作りました。学校に行っていない、不登校になっている10代とつながって趣味や彼からの好きなこで会話できるような居場所を作ります。そして、今年中に新しく住む事業を開始する予定です。

これからの僕たちの挑戦を応援し、ともに高校生が希望が持てる社会をつくりませんか?



僕が初めて過酷なマラソンに挑戦したのは2017年4月のサハラ砂漠マラソンでした。

無事完走することができましたが、もともと中学・高校と吹奏楽部で文化部出身。2キロ走っただけで、翌日は筋肉痛になる。それぐらい走れなかったのが7年前。

というのが、起業する前は商社マンで毎日飲み会。また、D×Pを起業するために毎日夜は誰かと会って話す日々。それで10キロ太ったことで社会人になってダイエット目的として始めたマラソンでした。

2014年ぐらいに初めてフルマラソンを走った時は約6時間でした。30キロ地点ぐらいから歩いて歩いて、歩くだけ。

そんな情けないこともありましたが、ある生徒との約束もあっていつか挑戦したいと思っていたサハラ砂漠マラソンに2017年に挑戦しました。


永遠に続く砂漠。岩場。
仲間のリタイア。足の怪我。そして空腹。
3日目には足の裏の皮が破れ、夜に足の激痛に苦しみました。精神的にもとても落ち込んだのを覚えています。

この時、僕が諦めずに走ろうと思えたのは、挑戦する大人の姿を高校生に見せたいと思ったから。D×Pに関わっている高校生や卒業生にたくさんのメッセージをもらいました。自分一人では走りきれなかった。周りのサポートがあったから完走できたと思っています。

そしてこのサハラ砂漠の挑戦のクラウドファンディングでは、530万円のご支援が集まり挑戦することができました。


2018年9月、新たな挑戦へ。
標高3000メートルの山々を7日間250km走るアタカマ砂漠マラソンへ挑戦しました。

標高3,000メートルの山々を走るチリのアタカマ砂漠マラソン。
僕にとっては経験したことのない標高を、食料を背負って7日間走るレースでした。

前回挑戦したサハラ砂漠とは違い、参加人数も少ないレース。サハラ砂漠マラソンに比べ、参加者数は10分の1程度でした。

身体が重い。息が切れる。


標高3,000m以上の山を走る辛さは、富士山でも経験していたから想像していました。でも重さ10キロを少し超えるバッグを抱えながらこの標高を走るというのはあまりにもきつい。それが初日の感想でした。最初はトップ50以内に入れてまずはいい感じ、走り切るぞ!そんなことを考えながら走り続けましたがサハラ砂漠マラソンとは明らかに違いました。


アタカマはフローズンブロッコリーと呼ばれる硬く尖ったような土の道が延々と続き、岩の道や登り坂、砂漠の山々や川を何度も何度も渡りました。

(写真 フローズンブロッコリー。ここに草木が生えている箇所が5キロも続いたり、非常に走る難易度が高いです。)

(写真 2日目に出てきたのは10キロ近くコース上にある川です。標高が高いため、冷たい。また、防水靴下を履いていましたが、そこに水が入り足がふやけて足の裏が怪我だらけに。防水対策が裏目に出ました。)

少しどろっとしたような塩の道を走り、今度は瓦礫のような岩が転がる道を延々と登る。2日目と3日目はそんな感じでスタートし、なんとか走りきります。

3日目に起こった事件

足の皮が破れ、岩に足をぶつけました。
足がひどい内出血を起こし、医療チームのテントに行き、治療を受けました。

そのときに怪我している足に突然ものが落ちてきました。

「痛い!」と叫びました。
左足の皮が破れたところに大きな医療箱があたり、左足の小指あたりが血だらけになり、ぐしゃぐしゃになっていました

それでも、痛みを耐えて走りました。けれど、結果的に足の痛みを軽減させながら走っていたせいか、4日目に筋をおかしくしてしまい
最後の最後に走れなくなった。それでも4日目はゴールしました。

5日目、足が動かなくなり、砂漠の真ん中で立ち止まってしまいました。

もう走れない。でも、せっかく応援してもらっていたし、昨日も根性で乗り切りました。

でも、走れない。足を引きづる。生まれて初めての僕は最後尾になりました。

それでも、まだ10キロ近くは動き続けて200キロ地点ぐらいまでの地点にはたどり着きました。でも、制限時間がなかったんです。
このまま続けていても、制限時間でアウトでした。

現実的にこれ以上続けても走りきれないことが頭の中でわかり、もがいたけど、最終的にはリタイアを決断しました。

悔しかった。完走したかった。
たくさんの支援いただいた方の顔が頭をかけめぐりました。でもここで退くことも必要かもしれないと決断しました。200キロほど走ってのリタイア。絶対また挑戦すると心に誓いました。

日本に帰国後もしばらく左足の筋は治りませんでした。また、右足も化膿しており、しばらく走ることができませんでした。

完治して考えたことは「また走りたい」

サハラの時、そしてアタカマの時もこういったクラウドファンディングに挑戦して走ることで、半分近い方は今までNPOに関係のない、関心がなくても「今井さんのやっている挑戦を応援したい」と言ってくれて、そのあとD×Pの活動に関わったり寄付で関わってくれるようになりました。

そういう意味では自分だけの挑戦ではないし、またいろんな人を巻き込みたいと思っています。クラウドファンディングで、そしてチャリティーで走ることは一人で走ることではなく、みんなで走る、そしてそれを通しての寄付は様々な高校生たちの就職までのサポートやつながりを提供して、結果的に若い世代に還元させていきます。

そういった挑戦をまたしたい。だから、僕はまた走ります。



RacingThePlanet Limited

僕は次の挑戦として、ゴビ砂漠を選びました。
2019年7月28日、僕はゴビ砂漠マラソンに挑戦します。

そして、リベンジで2020年にアタカマ砂漠へ再挑戦します。


ゴビ砂漠マラソンとは?

標高1,100~1,500m超のダイナミックなモンゴルの大地を7日間で総走行距離250kmを走りぬけます。
食料など9キロくらいの荷物を背負って7日間走るレースです。

1日目 41 km
2日目 44 km
3日目 40 km
4日目 69 km
5日目 43 km
6日目 13 km

モンゴルのゴビ地域の天気は世界で最も寒暖の差があると言われています。
日中の気温は15~35℃。夜は0度近くまで下がり、寒暖の激しい地域です。草原、野原、砂丘、河や砂利道を走り、上り坂と下り坂を繰り返す非常に過酷な状況下でのレースです。

強風や突然雨が降ることもある砂漠。ゴビ砂漠の上でテント泊やゲル泊をします。

RacingThePlanet Limited

標高がある程度高いゴビ砂漠を挑戦し、2020年にアタカマ砂漠へリベンジへ。サハラと違って砂漠だけとは違うゴビ砂漠の後にアタカマに行き、完走することを目標とします。


運動に縁がなかったけれど、マラソンはいくつになっても挑戦できる競技だと思っています。生きる実感を僕に与えてくれる競技だから僕は走り続けています。

サハラやアタカマ砂漠マラソンに挑戦後
「のりさんから元気をもらったわ」
高校生や卒業生からたくさんのメッセージをもらいました。
僕が挑戦することで、大人になっても、いくつになっても挑戦できる姿を見て少しでも何かかんじるきっかけになればいいなと思っています。

はじめて世界4大砂漠マラソンのレースに参加したのが、2017年のサハラ砂漠マラソン。
当時はサハラにいくお金もなく、マラソン参加費や渡航費も、クラウドファンディングで資金を集めることで、やっとマラソンに挑戦することができました。そういったことでチャリティーマラソンを実現する意味があったと思っています。

この時、僕を応援してくれた仲間は、マラソンきっかけからつながって、僕が活動しているD×Pの継続寄付会員のサポーターとして今でも応援してくれている人がいます。
継続的に寄付支援してくれるマンスリーサポーターは440名以上になりました。2018年は単発で寄付をしていただいた方を含めると1000名近い寄付者さんが応援してくれるようになりました。

今回のゴビ砂漠マラソンの挑戦は、参加費と渡航費は自己資金で参加します!!
このクラウドファンディングの挑戦で集まったお金は全て僕が代表をしているD×Pの活動に使わせていただきます。

今までNPOに興味がなかった人や、日本の若者が置かれている状況を知らなかった人が、この僕の挑戦で、社会問題を知るきっかけになったり、関わるきかっけになったらおもしろいなと思っています。

D×Pが目指す社会

「ひとりひとりの高校生が希望をもてる社会を作る」
僕が代表をしている認定NPO法人D×Pのビジョンです。

これからD×Pでは、ひとりひとりの若者が希望がもてる社会をつくるため「若者支援コミュニティ」をつくります。

D×Pがサポートするのは通信制・定時制高校に通う高校生が中心です。
通信・定時制高校には、さまざまなバックグラウンドを持った高校生がいます。経済的に苦しかったり、不登校経験を持っていたり、発達障害・学習障害を持っていたり、さまざまな事情によりこの社会で生きづらさを抱えています。

でも、高校生ひとりひとりには可能性がたくさんあります。

僕が出会った高校生は本当にいろいろな子がいるのですが、プログラミングが得意だったり、絵が本当に上手で毎日SNSで写真を送ってくれる子、不登校だったけれど自分で働く先を見つけてきて東京で就職している子。
たくさんの高校生と出会ってきました。

D×Pでは、いじめ・発達障害・家庭事情・経済的貧困などの問題を解決するのではなく、それらによって失われた「人とのつながり」をつくることで、高校生が「明日を生きてみてもいい」と思えるような関係をつくりたいと思っています。

これまで「つながる場をつくる」、「いきるシゴトをつくる」事業をしてきました。


関西を中心としてやってきましたが、2019年は初めて関東の定時制高校でつながる場をつくる「クレッシェンド」を実施することが決定しました!

オンラインでのコミュニティを開始
 

不登校・高校中退、就職に関する悩み相談をD×Pスタッフがオンライン上で行っている
「LINE@」。

登録者数も増え、100名以上になっています。NPOや自治体からも連携したいとのお声をいただき、日南市と提携しました。

2019年3月、新しいコミュニティをつくりました。不登校やひきこもり状態の高校生向けオンラインコミュニティ『cocobase』をオープンしました!

ひきこもっている15歳〜19歳向けのコミュニティーです。
一人ひとりを表す“個々”、このオンラインコミュニティを表す“ここ”。それぞれが自分のペースで安心できる居場所をつくる、ここから、外に出てゆく出発点をつくるコミュニティです。

今はオンラインでのコミュニティですが、いずれはリアルでも繋げていきたいと思っています。

そして、「いきる暮らしをつくる事業(仮)」をこれからはじめていく予定です。つながる場ができ、はたらく場所があって、前を向いて歩いていこうと思ったとき、安心して毎日暮らすことができる住環境が必要になってくると思っています。
若者が安心して暮らすことができる住環境やコミュニティをつくっていくことを考えています。


このクラウドファンディングでの目標金額を1,000万円に掲げ、All-or-Nothing方式で挑戦します!1000万円を達成しないとO円に。

でも敢えてこの厳しい「All-or-Nothing方式」で挑戦します。

今回の支援金はクラウドファンディングの手数料を除いたすべての金額がD×Pの事業に充てられます!


目標金額の内訳

①D×Pの事業への支援金:860万円
②クラウドファンディング利用手数料:140万円(14%として計算)

前回や前々回のサハラ砂漠やアタカマ砂漠マラソンのクラウドファンディングでは大会のエントリー費や渡航費、装備の80〜100万円もクラウドファンディングから集めた支援金から出していましたが、今回は私自身が払います。というのが、これまで私のお金が恥ずかしい話、なかったので、クラウドファンディングの使用使途にエントリー費なども入れていました。私的理由に聞こえるかもしれませんが、サハラもアタカマも企画することで多くの賛同者を得て生徒たちの支援ができると思っていたので、そうさせてもらっていました。

ただ、今もほとんどお金がありませんが、100万円ほどの貯金ぐらいは自分の手元にできたので、1年ぐらい貯めておいたお金を全てエントリー費や渡航費として使い、すべてD×Pの支援金として当てさせてもらう決断をしました。そっちの方が純粋なチャリティーになるかと以前から思っていたので、今回はそのようにさせていただきます。

リターンについて

◎3,000円【今井を応援】
・活動報告メール、寄付者限定メールマガジン(1年間)


◎5,000円【写真を提供】
・ゴビ砂漠の絶景写真やレース中の写真をダウンロードできる権利をお渡し
・活動報告メール、寄付者限定メールマガジン(1年間)


◎10,000円【グッズで応援】
・オリジナルフェイスタオル、D×Pロゴステッカーをお渡し
・活動報告メール、寄付者限定メールマガジン(1年間)


◎10,000円【ゴビ砂漠報告食事会ご招待】
・ゴビ完走後に行う報告食事会にご招待致します
※参加費、飲食代無料
・活動報告メール、寄付者限定メールマガジン(1年間)


◎20,000円【オリジナルTシャツ】
・限定オリジナルランニングTシャツをお届け ※現在制作中。デザイン案でき次第お知らせ
・活動報告メール、寄付者限定メールマガジン(1年間)


◎100,000円【木のネームプレートを事務所に貼ります】
・ネームプレートを作成して1階事務所に設置
・年次報告書に、御社や御社サービスのロゴを掲載
・活動報告メール、寄付者限定メールマガジン(1年間)、年次報告書の原本を郵送


◎100,000円【チャット相談 6月の1ヶ月間限定】
・チャットで今井に相談(事業、結婚相談、ウルトラマラソン挑戦相談など)
・年次報告書に、御社や御社サービスのロゴを掲載
・活動報告メール、寄付者限定メールマガジン(1年間)、年次報告書の原本を郵送


◎300,000円【今井の講演】
・今井紀明がお礼報告の講演にお伺いします(※交通費別途ご相談)
・年次報告書に、御社や御社サービスのロゴを掲載
・活動報告メール、寄付者限定メールマガジン(1年間)、年次報告書の原本を郵送


◎500,000円【ランニングTシャツ(胸)にロゴ掲載 限定4】
・今井がゴビ砂漠マラソンで着用するランニングTシャツの胸に御社ロゴを掲載
・年次報告書に、御社や御社サービスのロゴを掲載
・活動報告メール、寄付者限定メールマガジン(1年間)、年次報告書の原本を郵送


◎800,000円【ランニングTシャツの背中にロゴ掲載 限定1】
・今井がゴビ砂漠マラソンで着用するランニングTシャツの背中に御社ロゴを掲載
・年次報告書に、御社や御社サービスのロゴを掲載
・活動報告メール、寄付者限定メールマガジン(1年間)、年次報告書の原本を郵送


◎1,000,000円【パネルにロゴ掲載 限定5】
・パネルにロゴを掲載し事務所に設置
・年次報告書に、御社や御社サービスのロゴを掲載
・活動報告メール、寄付者限定メールマガジン(1年間)、年次報告書の原本を郵送


◎2,500,000円【ゴビ砂漠ツアーをご紹介 限定2】
・今井が参加するゴビ砂漠に、今井の家族友人として参加できるツアーをご紹介
・パネルにロゴを掲載し事務所に設置
・年次報告書に、御社や御社サービスのロゴを掲載
・活動報告メール、寄付者限定メールマガジン(1年間)、活動報告書原本を郵送
※現地までの航空券、ツアーはご自身で手配をお願い致します。
※このツアーはRacingThePlanetが提供しています。詳細はご購入後に連絡致します。
ツアー代金 1人650ドル  別途航空券が必要
ツアー内容:2泊のホテル泊とテント泊
・8月1日 5-Star Blue Sky Hotel泊
・8月2日 Camp 6まで送迎 テント泊
・8月3日 Camp 6からホテルまで送迎 5-Star Blue Sky Hotel泊





ぜひ、僕の挑戦を応援してください!!よろしくお願い致します。


※今回のクラウドファンディングは購入型になります。寄附金控除としての領収証発行は致しません。

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