▼はじめにご挨拶

はじめまして。ミス・ジャパンの阿部遥奈です。この度、6月に開催される2019 MISS FREEDOM OF THE WORLDの日本代表に選抜されました。MISS FREEDOM OF THE WORLDは各国のミスたちがさまざまな活動を通じて「自由」という言葉をキーワードに世界の平和を深化していく大会です。

未婚という規定があり、年齢制限があるミスコンテスト。コンテストによりますが、世界的ミスコンテストの多くは26~27歳が出場できるタイムリミットとなっています。

現在私は25歳。私にはとある「夢」があり、それを叶える為には「26歳までに日本代表になる」という目標を達成しなければいけませんでした。この度それが叶うこととなりました。

日本代表として世界へ向かうにあたり、私の目指す姿と出場するに至った想いを是非皆様に知って頂きたく文章を書いています。


~あなたにとってのフリーダム(自由)とは何ですか?~

突然ですが、あなたにとっての「自由」とは何ですか?


髪の色ですか?

時間の使い方ですか?

お洒落ですか?

私にとっての自由は「やりたいことを制限なく行う権利」です。
「何かをやりたい。挑戦してみたい。」「今の自分を変えたい。」そう思っている方がいるのであれば是非一歩を踏み出してほしい、そう思っています。

これから、そう思うに至った背景をお伝えします。


▼このプロジェクトで実現したいこと

~私にとってミスコンテストとは~

ミスコンテストは「単なる美を競う大会」と感じている人は多いのではないでしょうか。「美意識の高い人が更なる美を追い求めるステージ」「内面美を競う大会」などいろいろな考え方があると思いますが、私にとってミスコンテストは「自分のやりたいことを実現するための手段となるステージ」だと思います。

 私にとってミスコンテストで優勝・出場することは、最終目標ではなく、あくまでも過程の一部にしか過ぎません。

昨年挑戦した「ミス・コスモポリタン・ジャパン日本大会」
(阿部遥奈/左から5人目 ※日本3位&ミス・ソーシャルメディア賞W受賞)


私が何故そこまでミスコンテストに執着するのか?

それは、“「挑戦」することで、私の大切な人たちの想いをも叶えることに繋がる”からです。


▼プロジェクトをやろうと思った理由

~"東日本大震災"と"ミスコンテスト"~

遡ること8年前、宮城県石巻市出身の私は、大切な人たちを亡くしました。

彼ら・彼女らは

「看護師になりたかった」

「教員になりたかった」

「もっと美しくなりたかった」

「海外に行って国際的に活躍したかった」

など、それぞれが素晴らしい夢を持っていました。


特に、私には小・中学生時代に、勉学においてとにかく切磋琢磨し合える同級生がいました。毎日小学校・中学校共に一緒に通い、落ち込んだ時に励ましてくれる心の優しい女性です。私にとって心の支えとなる存在でした。

ところが8年前の3月11日、日本を襲った東日本大震災は、そんな私の親友の命を奪っていきました。


彼女の「がんばろうね。」という、いつも朗らかとして前向きな姿と放ったポジティブな言葉が私の脳裏に焼き付き、現実を受け入れることができない日々が続きました。


震災から2年が経ち、私は20歳の成人式を迎えました。

会場で久々に彼女の顔を見ました。

同級生が抱えた遺影に写る彼女は相変わらず綺麗で笑顔で

「今日も寒いね。」

なんて、まるであの頃と同じように語りかけてくれるようでした。


式後、コンビニで買った缶酎ハイを3本抱え、その親友の家に向かいました。仏壇の前に座り写真越しの彼女を見つめ、酎ハイのふたを開け


「やっと一緒にお酒を飲めるね。」

と彼女に伝えました。

その時涙が溢れ、同時に「私が、彼女の為に動かなければいけない。」と思いました。

「夢をもちながら叶えられずにこの世を去った親友の夢を私達は背負っている。」ということを実感しました。



親友との想い出がたくさん詰まった母校。(大川小学校) ※卒業制作


~世界中に伝えたい~
私は、親友をはじめ、夢を叶えたくても叶えられなかった人達がたくさん居ることを、失った私たちが一人でも多くの人へ伝えていかなくてはいけないと思っています。

“生かされている”私たちが、“頑張れる場所にいる”私たちが、恵まれていることを自覚し、アクションを起こすべきだと感じたのです。


~少々のことで落ち込んでいられない~

震災以来、多少のことで動じなくなりました。

生きていることそのものが「幸せ」だと感じるからです。
小学5年生の頃の恩師が私に言い聞かせていた言葉があります。

それは「何のために生きているかを考えることが、生きる意味だ。」という言葉です。

今なら恩師に「私は、夢をかなえられなかった友人たちの想いを背負い、行動することの大切さを世の中に伝えていく」と言い切れるでしょう。

昨年挑戦した「ミス・スプラナショナル・ジャパン」
宮城県代表として出場した日本大会のドレスウォーキング披露中の1枚

行動し、自信がつき、誰かに勇気や自信を与える好循環が生まれることを、私はいくつものコンテストで身をもって感じてきました。

それを世界レベルで伝えていきたい。そう思っています。

「ミス・スプラナショナル・ジャパン」日本大会におけるビューティキャンプ中の1枚(阿部遥奈/最下段右から3人目)


その後、大学の卒業論文で世界的ミスコンテストの社会的影響と評価基準について執筆するほど、「ミスコンテスト」を追求する思いが強くなっていきました。


~勝つことも負けることも経験してきたミスコン人生と私の着地点~

大学の卒業論文で世界的ミスコンテストについて執筆したのは、ミスコンテストの本質を知りたかったからです。

勝つことも負けることも両方、コンテストを通じて経験してきたからこそ、何がどう審査されるべきかをひたすら考えたこの数年間。

考え抜いた結果、私の中で出た答えは、「東北初の世界的ミスコンテストを創りあげること」でした。


それも、大人の事情や力関係に左右されない、公平で誠実なコンテストを主催すること。
というのも、私はこれまで様々なコンテストに出場してきた中で、勝ち負けの裏側には出場者それぞれの納得いかない思いや葛藤があることを知りました。


全てのコンテストがそうとは限りませんが、私自身もコンテストを通じて、「ミスコンは自分自身の『想い』や『努力』だけではコントロールできない」ということを痛感しています。

大学4年の時、ミスコンを通じて社会に出るのが怖くなるほど表舞台の裏側を知り、「努力が実を結ばない」ことを受け止める強さが必要だと言い聞かせていたこともありました。

ミスコンテストも筋トレやマラソン大会、スポーツのように「動いた分だけ結果が伴う」ものであれば幸せなのに、と何度頭を過ったことでしょう。

本来であれば、何事においても努力は報われるべきです。

覚悟を決め様々なものを犠牲にして出場したミスコンテストが、その努力とは関係なしに結果が決まってしまうものなのならば、果たしてコンテストとしての意義や役割はどこにあるのでしょう。

そんなグレーゾーンが、「出場してみたい」という挑戦者の純粋な気持ちを消してしまうと思わずにはいられません。

だからこそ、一人ひとりの努力が表に出て、想いが伝わるクリーンなコンテストをもっと増やしたい。そう思っています。

私が東北初のその発信者でありたいのです。

その為に、「ミスJAPAN」という信頼の証を26歳までに獲得すると決心し、この数年間走り続けました。

それをやっと叶えられるときが来ました。あとはこれまでの想いを背負って堂々と世界に向かうだけです。

私は、震災で失った夢を持つたくさんの方々の想いを背負い、国境を超えたかけがえのない方々に、「やりたいことを抑え込まず行動に移す大切さ」を伝えます。目標が無い人には、その人にしかない魅力を伝え自信を与えていきます。

これこそ、私が世界で叶えるミッションです。


▼最後に

世界的ミスコンテストは年々増加していますが、ボディーメンテナンス費、コンテスト出場費、トレーニング費、ビューティーキャンプ中の宿泊代など、準備にかかる費用が数十万円となるイベントでもあります。

それを、主催者側ではなく出場者が全て自費で賄っているのが現状です。

今回、私は単純にコンテストに参加をするのではなく、このクラウドファンディングを通じて「人との繋がり」「想い」にフォーカスし、皆様と一緒に世界に向かいたいと思っています。

温かいご支援をどうかよろしくお願いいたします。

少しでも共感する部分があり、私と一緒に世界へ向かいたい、応援したい、そう思ってくださる方がいたらとても幸せです。


日の丸を背負って東北から世界へ向かいます!


<名前>阿部遥奈(アベハルナ)

<年齢>25歳

<略歴>
宮城県石巻市雄勝町出身。石巻市大川で育つ。
英語科に入学する為に仙台市にある高校を受験し合格後、石巻市から仙台市に引っ越す。
大学入学前に東日本大震災を経験。
自宅、母親の実家共に被災に合う。
復興のサポートに携わる為に宮城に残り地元の大学へ入学。


入学後すぐにバンクーバーへ留学、同時に友人の薦めで大学のミスコンテストに応募。
渡航先でミスコンの準備やトレーニングを重ね、帰国後グランプリに選ばれる。

翌年、宮城県青葉城護国神社の準ミス福娘へ選抜され年末年始の奉仕に従事。


大学1年、2年と2年連続で、地元の魅力を発表する大会「観光庁長官 学生観光PRアワード」において宮城県代表となり、千葉県・岩手県にて地元の魅力をプレゼン。

1年目は予選1位を獲得(河北新報掲載)、入賞、全国自治体賞を受賞。2年目は入賞、お土産開発部門賞を受賞。

大学4年時には2016 Miss Universe Japan宮城県大会にて5位に選ばれる。
翌々年、2018 Miss Supranational Japan宮城県代表として日本大会に出場。
同年、2018 Miss Cosmopolitan Japanファイナリストに選出、日本3位を獲得。共にミスコンテストの認知度向上に貢献したこと・SNSにおけるスポンサー様の商品PRが大きく評価され、ソーシャルメディア賞をダブル受賞。

今年度、Miss  Freedom of the World日本代表に選抜され6月の世界大会へ向け準備中。

-現在に至る-

(美容関連の資格など)

・日本化粧品検定1級合格

・JMA認定メイクアップアドバイザー認定

・JMA主催メイクアップアドバイザー試験合格


▼資金の使い道

目標金額30万円

<準備資金>

・レッスン費 20%
(スピーチ、ウォーキング、トレーニング、ダンス等)

・ボディーメンテナンス費 15%

・衣装費 15%
(ドレス、ヒール、シューズ、水着、着物等)  

・宣材写真撮影 3%

<その他の運営費用>

・日本国旗3つ、ホテル費用など 30%


・手数料 12%

・決済手数料 5%


▼リターンについて

各種リターンをご用意しております。
是非ご協力頂けると大変嬉しく思います。


ご支援、応援いただいた皆さまに世界大会の結果をご報告させていただく会を開催いたします。

日時は9月7日(金)19:00〜で、その他の詳細につきましては別途ご連絡させていただきます。
(いくつかのリターンにも招待券を入れさせていただきました。別でご予約承ります。)

ご都合のつく方は是非いらしていただけると光栄です。


尚、6月の世界大会までの間に各種SNSにて近状報告をして参ります。もちろん世界大会の様子も現地からアップ致しますので是非フォローして頂けると幸いです。

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阿部遥奈 Instagram


貴重な時間を割き、お読み下さいましてありがとうございました。 


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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