▼はじめに

 魔法。この魅力溢れる古代からの叡智は、人々を魅了してきました。書店やインターネットの海には、数々の魔法の秘技を記した書があります。
 私たちは常々、それらを見て思っていました。惜しい、近いけど違う、どこかに本物があるはずなのに秘密のベールに隠されている……
 そう想いながら本物を探し続けた結果、我々はついに「本物」と言えるものに行きつく事が出来ました。

▼このプロジェクトで実現したいこと

 そこでは、世に出ている商業出版の魔術書とは全く違う事が教えられていました。
 しかし、これらは今まで隠されてきた、まさに秘技秘伝と呼べるもの。外に出すことは許されませんでした。真理とは、隠さなければいけないものだからです。
 だが、人類の文化、精神的発達により、魔女狩りはもはや行われないのではないか、そして、迷信と妄想、偽の魔法が蔓延し、人々を惑わしている今、世に出すべきではないか――
 団の方々にこの想いを伝え、説得した所――

 これらの条件を守るなら、一部を書籍として世に出す事の許可を戴きました。
 我々が学び、これから公開し伝える秘術……「精霊術」と呼称するこの叡智は、世に出ている魔法魔術とは明らかに違うものでした。
 特に大きく違うところは、迷信ではなく、道理を伴った「因果律」であるということです。段階を踏み、理論を学び、基礎を身につけていかねばなりません。我々の叡智、技術は宗教ではなく、神や天使に祈りその力を借りることもありません。安易な願望成就、恋愛成就や他者を呪うようなものは無く、またそれらの代行依頼も当然の事ながら、受け付けていません。
 この事を告げると、失望する方も多いでしょう。そういった方は、是非とも迷信魔術の門を叩き、魂を売り払ってください。我々はそれを引き留めません。闇に落ちるのを選ぶのは貴方自身なのですから。
 それらを踏まえてなお、己の力で研鑽を積む決意と努力を選んだ者だけが、己の力を高め、星幽界を旅し、精霊たちと友となり、神と呼ばれる「力」に比肩する事が叶うでしょう。

 ……少し脅すような文になりましたが、経験から言わせていただきますと、真の叡智の法とは、人の誰でも持つ力を開発するものでありました。
 誰であろうとも、基礎から、初歩からじっくりと正しく修行を重ねていくならば、本当の魔法を身につけることが可能でしょう。がんばれば誰でも自転車に乗れるように。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

 その上でいくつかの出版社に話を持ちかけたところ、こういうのは受けない売れない、もっとお手軽なスピ系にしてよ、などのお言葉をいただきました。これでは駄目だと思い、クラウドファンディングによる、自費出版を選択することにいたしました。
 クラウドファンドという方法を選択したのは、この方式ならば「本当に求めている人」に届く、と思ったからです。
 今回支援してくださる方々は、団の第一期会員となります(いざ奥義書を読んで自分の求めていたものと違う、と退会される事は自由です。去るものは追いません)。企画始動と共に案内書を送らせていただきます。ただし、支援額によって団内での地位が決まるなどと言うことは絶対に無いことをご了承ください。

▼資金の使い道

 集まった資金は、
・印刷費用・装丁代金
・グッズ制作代金
・会の運営費
 ……などに使わせていただく予定です。

 ▼リターンについて

 リターンは電子書籍から本革装丁まで様々ですが、奥義書「精霊術奥義書――創成の書――」や羊皮紙の会員証、証明書などをお届けします。

 精霊術の根幹となる理論および基礎修行と、アストラル体投射の技法、魔術師の分身にして真の自己たる主神霊体アイオーンの創造、そしてタルパや使い魔などと呼ばれる、見えざる友である四大の精霊王エレメントロードの創造が主として記されている、精霊術の基本にして奥義と呼べるものとなります。

 ……というような方々にお勧め出来ると、自負しております。

 紹介となる基礎理論教義の一部は後にwebページにてpdfで公開する予定ですので、それも見た上でご判断下さい。
 また、いくつかの重要な部分を除外した一般販売用も作り、web通販やオカルトショップへの委託出品等も考えております。

   ▼最後に

  このような企画は、一歩間違うと迷信家や妄想狂、そしてカルト宗教などに目を付けられる危険性が高く、難しいものです。
 しかし、昨今の多くの怪しい詐欺やスピリチュアル商売を見ると、いまここでこれを出さねばいけないと思いました。そうしなければ、精神世界はどんどん闇に包まれていくからです。
 発足したばかりのこの企画、我々の団には歴史も権威も名声もありません。しかし、大切なのは中身です。それを判断するのはあなた自身です。
 迷信を排し、真実を追求する仲間を我々は待っています。ゆっくり、焦らず、地道にそして楽しく。共に頑張って行けたら幸いです。よろしくお願いします。

 

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