▼はじめにご挨拶

 「さくらいこどもひろば」は、平成30年度に佐久市の公民館モデル事業の補助金を得て、桜井地区にあった古い児童遊具の補修を行ったことが発端で生まれた遊びの場です。

 ここは、旧桜井小学校の跡地です。グランド、ゲートボール場、児童遊具、公民館、等の施設が一か所にまとまっているので、これを活用して子どもから大人までが共に楽しく遊びをシェアする恒常的な活動を企画運営し地域の活性化を目指そうと、平成31年3月1日、非営利活動団体「さくらいこどもひろば実行委員会」を立ち上げました。

 4月からは毎月一度、土曜日か日曜日の午後2時〜5時、自然の素材でおもちゃを手作りする「手仕事遊び塾」や、鬼ごっこ、缶けり、など身体全体を使った遊びを企画運営して行く予定です。

活動例:子どもカフェ、子ども料理レストラン、子どもフリマ、お話会、移動図書館、手仕事遊び塾(折り紙、紙飛行機、竹とんぼ、水鉄砲、お手玉、けん玉、パステル画ハガキ作り、マンガ教室、手芸、etc.)、だるまさんがころんだ、鬼ごっこ、缶けり、ゴム跳び、石けり、陣地とり、3on3バスケ、他

所在地:〒385-0056 長野県佐久市桜井666-1  中桜井公会場(公民館)とその周囲環境

アクセス;お車で佐久南ICを降りて左折し国道142号に合流、一つ目の「中桜井信号」を左折直進。つきあたりのT字路を右折し直ぐに左折で到着です。鳥居が目印。右側に遊具広場、ゲートボール場、中桜井公会場(公民館)があります。北陸新幹線の佐久平駅からはタクシーで12分ほど。


▼このプロジェクトで実現したいこと

 恒常的に子供と大人が関わり合って、自然の素材で何かを作り遊ぶこと、身体全体を動かし遊ぶ楽しみ、昔からある伝統の遊びの体験を伝えあい、地域活性化に貢献することが目標です。

活動の手本は「だがしや楽校」という山形の中学校教師だった松田道雄氏(現・尚絅(しょうけい)学院大学特任教授)が提唱し、全国に広がった地域の子どもと大人が楽しく過ごせる活動です。

「だがしや楽校」とは、いつでも・どこでも・誰にでもできる学びの場を指します。学校とは異なるスタイルで学ぶ「もう一つの自由な学びの場」「楽しい学びの場」の意味で楽校(がっこう)と名づけられました。

かつて地域社会の中にあった放課後の駄菓子屋(子供みせ)からアイディアを得て、実社会での「しつけ・創意・つきあい」を育む集いが、全国各地で 各々創意工夫した形式で実施されています。縁日やお祭りのように手軽に「遊びと学びの屋台」を開く集いが中心となっているのです。

参考資料; http://www.hc-zaidan.or.jp/pdf/report/14/01.pdf

http://super-ykst.jp/program/dagashi/

「シュタイナー教育」とは、オーストリアの哲学者ルドルフ・シュタイナーが提唱し、1919年にドイツ・シュトゥットガルトに初めて学校が開かれたそのやり方を指しています。今年100周年を迎えるその手法は、宗教やイデオロギーの違いを超えて、世界中に1000校以上の姉妹校を数え拡まりました。日本にも!

①教科書を使わず、一つの科目を数週間毎朝2時間くらい学び、学んだことをイラスト入りでカラフルに書いた自分のノートが、やがて世界に一冊だけの本になるエポック授業。

②様々な手仕事や芸術を豊かに体験させる。などの特色があります。

シュタイナー教育では、教育という営みは、子供が「自由な自己決定」を行うことができる「人間」となるための「出産補助」であるという意味で、「一つの芸術」「教育芸術」であると考えられています。 

参考資料;https://www.facebook.com/watch/?v=851148755023914

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC%E6%95%99%E8%82%B2

 プロジェクトの発案者(臼田さかえ)は、ドイツ・シュトゥットガルトでシュタイナー教育を学び、山形市みなみ公園で行われている「だがしや楽校」に参加した経験があります。

 アナログな自然素材のおもちゃを使い、自分の手で物づくりする体験や、肉声で語られるお話に耳を傾けることを重視するシュタイナー教育と、縁日やお祭りのように手軽に「遊びと学びの屋台」を開く集いが中心の「だがしや楽校」。このふたつを融合させて、未来を生きる子ども達が健やかに育つ環境を、地域の方々と手を取り合って整えていきたいと願っています。


▼プロジェクトをやろうと思った理由

 傷みがひどくみすぼらしかった遊具がカラフルに蘇り、子ども達が「さくらい こどもひろば」に集うようになりました。でも、みんなゲーム機を持ち寄って、それぞれが個々に画面とにらめっこしているのです。これは何とかしなければと思いました。

 スマホやゲーム機での遊びに没頭する今の子供たちは、実は脳科学的には危機の時代に生きています。あのApple社の創始者スティーブ・ジョブズは、我が子のハイテク機器利用時間が増えることを心配し「私達は、子どもたちのテクノロジー機器の利用を制限しています。」と、2010年に語ったとか。実は、人と直接的に関わること、自然が生み出した様々なものに触れて手先や身体を動かすことで、子どもたちの感情や知能がより良く発達するのだということが、最新の脳科学の研究から分かっています。

 手先を使う自然素材でのもの作りを大人に教わったり、子ども同士互いに関わりながら身体全体で動く様な遊びが、恒常的に体験できる場を提供することで、身体と心と知能のバランスの取れた人間を地域全体で育てていきたいと思います。子供の成長するエネルギーに触れることで、高齢者も活き活きできるのでは? 

「デジタルエリートに大人気の教育法は超アナログだった! 〜シリコンバレーで広がる”脱テクノロジー” な子どもの育て方〜」 https://greenz.jp/2014/01/31/elite_education/?fbclid=IwAR0gs2r_1qbF-uI33092FGFhvPw1SwkdTvuynIwIHmT_l1JWIHhtZaY_Ac8 (ここにもシュタイナー教育が!)


▼これまでの活動

H30年度、佐久市の地域公民館モデル事業に選ばれ、補助金を得て児童遊具の補修整備を行う。子供参加で遊具へのお絵かき&お披露目会を実施。

古い遊具の補修再生子供は遊具にお絵かき  

Facebook ページ 「さくらいこどもひろば実行委員会」開設(今までの活動の様子をご覧いただけます)

https://www.facebook.com/sakurai3850056kodomohiroba/

平成31年3月1日、「さくらいこどもひろば実行委員会」設立(ゆうちょ銀行口座開設)

会員(一般会員、活動会員、賛助会員)募集中!


▼資金の使い道

 新たに設置したいのが、野外のバスケットゴールコートです。中高生も使えるような広場にして行くために計画しました。この資金に援助をお願いします。また、毎月開催の「こどもひろば」で実施する、手仕事遊び等の材料費にも使わせていただきたいと思います。


▼リターンについて 

広場のヒマラヤ杉松ぼっくりでリース作り

 活動報告書と共に、シュタイナー教育に基づく三原色のパステル画で描いたカードでお礼状を差し上げ、こどもひろば実施時にご招待、パステル画体験を提供いたします。おいでいただく日によって、焼き芋大会やリース作り、クリスマスカードや年賀状作り、などにもご参加いただけるでしょう。

お越しいただく日をあらかじめお伝えください。また、高額なご支援をいただいた方には、Sakae U. サイン入りパステル画(原画)をお贈りし、子供達からのお礼状を添えさせていただきます。


▼実施スケジュール

2019年6月         クラウドファンディング終了 

8月上旬             バスケットゴール設置 (コンクリート敷設16万円+ゴール1基4万円)

2019年9月下旬より  リターン発送

さくらいこどもひろば 実施予定日(各回14:00〜17:00予定)

4/27、5/26、6/22、7/27、8/18、9/28、10/27、11/16、12/14、1/26、2/29、3/28 (変更する場合があります)


▼最後に

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額の50万円に満たない場合も、計画を実行しリターンをお届けします。

予算計画 

毎月の「こどもひろば」の運営費(原材料費等)2万円×12回  24万円

バスケットゴール設置費用 コンクリート敷設費12万円+ゴール1基4万円 16万円

リターン費用(送料、用紙代、パステル画消耗品、印刷費、など) 金額未定

 外部講師への謝礼、交通費、等   金額未定 

CAMPFIRE掲載手数料(ご支援いただいた金額の12パーセント+決済手数料 5パーセント)

(さくらいこどもひろば実行委員会に入会された方の会費は、こどもひろばの運営費、リターン費用、外部講師への謝礼、CAMPFIRE掲載手数料、等に充当します)


  • 2019/05/26 15:07

    子供たちが描いたパステル画木製パズルにオイル塗装中小学校で告知してあったので、集まってくれた6年生が積極的に準備も手伝ってくれました。来月はもっと参加者が増えることを期待しています。

  • 2019/05/07 14:33

    第1回「さくらい こどもひろば」を、去る4月27日(土曜日)14時から実施。この日はとても風が強い日でしたので、こどもひろば隣接の中桜井公会場の大広間で行いました。近隣のファミリーがご夫婦で幼いお子様と参加してくださいましたが、あとは応援団の大人ばかり。主たるターゲットと想定した小学生の参加が...

  • 2019/04/05 16:42

    遂に支援者が現れました!「さくらいこどもひろば」活動へのご支援をいただきました。やっとお一人が手を挙げてくださったので、これからもっと賛同者が増えていってくれると良いと思います。お礼のパステル画も準備しておりますので、ぜひよろしくお願い申し上げます。

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