こんにちは。
「医者の当たり、はずれ」皆様は経験ありますか?
私達の病院選びは自己責任のギャンブルなんでしょうか?
運で医師が決まり、健康や命が左右されるのでしょうか?
僕は、それはおかしいと思っています。医師の専門領域や学歴、略歴等々の情報が掲載された「医師のWikipedia」が必要ではないでしょうか。情報を結集させるWikipedia方式の医師情報共有サイトを立上げたいと思います。


日本では「自由標ぼう制」の問題が指摘されています。
「医師免許を取れば、法令上認められた全ての診療科名を標榜することが出来る」というものです。
分かりやすく言うと例えば「眼科医が産婦人科の診療をしても良いという制度」です。
眼科として一度も研修を受けたことがないのに,レーシックのクリニックを開業して感染症を多発させて問題になったクリニックもニュースになりました。
日本では「医者であれば誰でも明日から何科でも標ぼうできる」のです。※麻酔科を除く
ですから長年、外科を続けてきた医師が収益性を考えて突然内科で開業する事も…

実は,自由標榜制は,他の先進国では取られていません。
専門医の資格がないと標榜できないのです。専門医と標榜がリンクすることで,その医師の専門性と,ある程度のクオリティーを満たしていることが第三者評価で担保されています。

僕は現在、病気治療中の身です。
病名で言うと、『耳管開放症、メニエール病、滲出性中耳炎、感音性低音難聴、鼻副鼻腔症候群』という診断名が付きます。
症状としては熱、咳、めまい、耳の不調、吐き気があります。

この中でも「耳の不調」実はこれが非常に厄介です。
「聞き取りにくい」のも事実ですが、実は「話しずらい」のが特徴です。
これは主に「耳管開放症」によるものです。
耳管開放症を完治する方法は現在ないとされています。そもそも耳管開放症自体があまりメジャーな病気でなく、なかなか診断が難しい病気です。
有名人ですとセリーヌ・ディオンさんがかかっていた事があるようです。
僕は病名と治療方針を特定するまでに、非常に長い時間と、多くの費用、そして労力を費やしました。
この間、失われたものはとても大きかったと感じています。
これだけ情報が溢れ、比較サイトや情報サイトがある中で、医療に関する情報は非常に欠落している事に気付かされました。

自分自身まだまだ先が見えない暗闇の中です。
ですが、自分が辛い思いをしたからこそやらなければならない事があり、これをやらないと死に際に遠くを見つめながらしみじみと後悔する、かなり高い確率でこの事を後悔する、そう思いました。
やられ損のような「悔しさ」に近い感覚かもしれません。これが「医師版ウィキペディア」を立上げるきっかけです。
僕の個人的な感情はさておくとしても、この「医師版ウィキペディア」はきっと多くの人の力になると信じています。

耳管は鼻咽腔と中耳腔をつないでいる管で、大気と中耳腔の圧調整を行っている耳管が開放されたままの状態になり症状が出ます。人と話すことを苦痛と感じるようになるため接客業や営業職の人の場合は仕事を辞める事もあるようです。
症状は「耳鳴り耳閉感めまい自声強調呼吸音聴取鼓膜の鳴る音が聞こえる」などがあります。自声強調や呼吸音が頭の中で反響するせいで強烈な不快感をほぼ一日中感じることになります。
人と会って話す機会が減ってしまう方や、電話を敬遠する方も多いと言われてます。僕の場合は鼓膜切開手術後から左右の耳の状態が常に変化し、常時めまいや車酔いのような吐き気もあります。

※補足
▼「耳閉感」は手で耳をふさいだ時の感覚が続く状態。
▼「自声強調」というのは、自分の声が頭の中で響く状態。僕の場合、この症状がひどく話す事が非常に苦痛です。自分の声以外にも体内音、心拍音、口を開く顎の筋肉や関節の音、呼吸のゴーゴーとした低音などが混じり合い、 それがマイクを介した時のように反響し、自分がどれくらいの音量でしゃべっているのか分からなくなります。また右耳と左耳で全く聞こえ方がちがうのでバランスを取る事が出来ずめまいや吐き気があります。また僕の場合は鼓膜切開後から聴覚過敏もあり、机に物を置く程度の日常的な音でも大きな破裂音のように聞こえます。
▼「呼吸音聴取」は鼻の呼吸音が頭の中に反響する症状

病院を数軒まわりました。
理由は病名特定と治療方針確定の為です。
数軒まわる事は体力的、金銭的に負担になります。また、かかりりつけ病院からも良い顔をされません

他病院診察の為、前病院で今までの自身の検査データや診療情報提供書を求める際にも苦労しました。
セカンドオピニオンという形態を取ると保険診療の適用外という事で足止めされたり、治療目的での他院受診という形態を取ると今度は紹介状の作成を渋られたり診療データの受け渡しに相当な時間がかかったり、「病院をまわる」という事で非常に苦労する事がありました。

病院との折衝が嫌になり、結局、前病院から紹介状も自分の診療情報も取得せず引継がず、転院した病院で一から検査をやり直す事もありました(検査代、新規患者初診料、選定料等の費用がまた新たに発生します)。
また「耳管開放症」に関しては根本的な治療法が無いと言われていますので、この病気に対する治療方針(どういう治療をしてどれくらいの期間でどれくらいの回復が見込めるか)を決める事が難しいのです。
つまり会社や家族、周囲への説明や理解を求める事にも苦労します。まして早く治さなければ家計や仕事への影響も非常に大きなものがあります
長い期間をかけて、多額の出費を負担しながら、多くの病院を回り、ようやく病気を特定し診断が付く。
しかし完治の見込みは無く治療方針が不明。

自分は果たしてベター・ベストな医療を受ける事が出来ているのだろうか?
もっと別な治療方法もあるのではないだろうか?
そこで僕が決めた事は2つ、

「明確な治療方針を決めてくれる医師を探す事」
「ベストな医師を探す事が出来る仕組みを考える事」です。

①自分の病状をネットやSNS、本で徹底的に調べる

②複数の症状(熱、咳、めまい、耳の不調…)があった為、自分で調べるには限界があり、数軒のクリニックや病院を回る。
1軒目は内科クリニック、2軒目は小さめの総合病院、3軒目は紹介された呼吸器科病院、4軒目は呼吸器科病院から紹介を受けた市民総合病院。そこで様々な診療科(内科、消化器科、循環器科、リウマチ科、内分泌内科、脳神経内科、呼吸器科、耳鼻咽頭科)で診てもらい検査結果を待ち、長期間かけて、少しずつ自分の病気がわかってきました。

③市民総合病院である程度の自分の病状が明らかになってきましたが「診断スピードの遅さ・あいまいさ」や「治療方針の不明確さ」から、さらにネット、SNS、本を使い徹底的に調査。
治療に明確なビジョンを持つ医師がいれば、メールや電話で問い合わせもしました。
たいていの場合、一度診察を薦められますので受診します。
ただし明確な治療方針が示されず改善も見られないパータンが多く、また調べて探してアプローチする事を繰り返しました。

⑴インターネット、SNSで病院や医師を調べる方法では有益な情報が得られない!


⇒病院情報サイト(比較サイト)は複数ありますが比較や評価が機能していない
▼多くの病院情報(比較)サイトには下記の情報が掲載されます

    

今ある病院情報サイトは「通えるエリア内にどれだけ病院があるか」等の検索には重宝するかと思います。ただし自分の病気を解決したいと思う人にとっては情報が少な過ぎます。単なる宣伝サイトと化しているケースも多く見られます。また上記6項目のような病院情報があっても各ドクターごとの情報や評価が少な過ぎます

 【原因】
▼通常の比較サイトは会社法人が運営母体ですので当然、利益追求型のサイトになります。病院側からの掲載料・広告料で成立する収益構造モデルから、どうしても評価・比較が難しくなります。病院の口コミが掲載されたサイトがありますが投稿数を確保する事が難しい事と、運営者によりスクリーニングがされます。病院からの収益構造上、都合の悪い事が削除されてしまいやすいのが特徴です。

▼法規制により比較評価が出来ない
2018年6月からの医療法改正に伴う医療広告規制により口コミが大規模に規制されています。

▼比較(競争)を恐れる医療機関や医師が多い
国民皆保険の一律サービス制度の崩壊に繋がると恐れる医師や病院(各種団体)の誤解があります。
日本は国民皆保険制度のもと全国一律どこでも低価格で医療サービスを享受する事が出来ます。比較や評価が生まれると競争が起こり、そこに偏りが生じます。すると悪い評価の医師や病院は廃業に追い込まれる可能性が生じます。それを良しとしない考えの方も多いでしょう。医療サービスの『量』を維持する為には競争しない事が必要との声もあります。 しかし比較や評価は確かに競争を生みますが、けして国民皆保険制度を崩壊させるものではありません。
むしろ各医師の専門領域を見える化した方が医療サービスの質を担保しながら医師と患者とのマッチングにおいて効率の良い循環を生み、全体の経済効用の高まりにより経済合理的にも利益は最適化、最大化するでしょう。



⑵必要な情報は…これ!

上記、基本情報6項目 +
①医者の専門領域(研究内容)②略歴③認定資格(認定医,専門医,指導医)④医療機器設備⑤治療実績⑥年齢

これが必要だと僕は感じました。医師には自分の健康や命を預ける訳ですから、「専門領域外の先生に治療して欲しくない、新しい医療機器で施術して欲しい、出身大学等の略歴を教えてほしい、認定資格やこれまでの実績を参考にしたい」など、このようなポイントをふまえて医師選びをされたい方は多いのではないでしょうか。



☟「医師版ウィキペディア」の運営は下記のスキーム図をご参照下さい☟

一切の広告収入を取らず寄付金とボランティアのみで運用します。つまり利益追求を目的としません



☟下記「医師版ウィキペディア」のサイトイメージです☟



「医師版ウィキペディア」はあくまでスタートに過ぎません。
今後さらに、様々なサービス需要がある事からフェーズ2、フェーズ3…とバージョンアップが必要です。それを僕がやるのか他の方がやるのかは、まだ分かりませんが…時代や社会は少しずつ需要を満たすべくアップデートしていくものだと僕は考えています。


①¥1万コース:お礼のメール

②¥3万コース:お礼のメール、福島県の伝統工芸品・職人手作りの黄金の白河だるま(直径約15cm)を1個ご提供

③¥6万コース:お礼のメール、福島県の伝統工芸品・職人手作りの黄金の白河だるま(ご希望の名前入り※ご支援時、備考欄に必ずご希望のお名前をご記入下さい。記入のない場合はCAMPFIREのユーザー名をご記名致します・直径約15cm)を1個ご提供

④¥10万コース:お礼のメール、福島県の伝統工芸品・職人手作りの黄金の白河だるま(ご希望の名前入り※ご支援時、備考欄に必ずご希望のお名前をご記入下さい。記入のない場合はCAMPFIREのユーザー名をご記名致します・直径約15cm)を1個ご提供、直線お礼に伺わせて頂きます(訪問お許し頂ける場合に限り公共の場で面会。交通費のご負担頂く事はありません)

 


150万円




▼システム開発費、サイトのデザイン・構築費:250万円

▼セキュリティ費用、サーバー費用:年間10万円

▼トラブル対応、検閲・監視等の運用費:年間60万円

▼宣伝広告費:10万円

▼運営する非営利組織法人の設立費:10万円(共同設立者が必要)

▼医師インタビュー出張費:福島県からの移動交通費月1回3万円換算で年間36万円

上記¥370万のうち、今回のクラウドファンディングで¥150万を募らせて頂きます。
※クラウドファンディング利用手数料の約23万円(14%+税として計算)を引いた¥127万を上記費用に充てさせて頂きます。


僕は福島県生まれで、現在も福島県に在住してます。
医療機器メーカーで事業開発部や経営企画室を経て現在は営業部の会社員であり、かつ病気治療中です。福島県は東日本大震災から8年が経過しました。
震災の傷跡残る福島が立ち上がる最中、起き上がりこぼしの如く自分も病気から立ち上がる最中にいます。

著名人が早期発見できずに手遅れになってしまうなどのニュースを皆様も目にした事があると思います。医師との出会いはそのまま命や健康を左右します。
もしあなたが医者であれば、あなたの大切な家族を託すべき医者を頭に思い浮かべる事が出来るでしょう。でも、あなたが医者でも医療関係者でも無い場合はどんな情報を元に、命と健康を託すべき医者を探すのでしょう。

耳と鼻の病気を患い、様々な病状に悩まされる中で、自分の病気を特定する事や、治療してくれる医者や病院に出会う事の難しさを嫌になるくらい体感しました。
どうしようもない暗闇の中で、まさに自分が必要としているものが『医師版Wikipedia』でした。

そして「自分が必要としているように、他の誰かも必要とするはず」と思うようになりました。
手術後の経過が良くない事もあり僕自身、正直、今は先が見えない不安の中にいます。
僕の病気は完治するという見込みはありません。また、どれくらいの回復が見込めるのかさえ良く分かりません。

この医師版Wikipediaの立上げに立ち向かう事で、同時に自分の病気を克服する活力を得る事が出来るような気がしています。
そして、これを完成させる事が出来れば、何か自分が生まれてきた意味のようなものを得られるような気がしています。


今、自分にしか出来ない事をやります。
そして医師版Wikipediaが、いつかあなたを助けるものだと僕は確信しています。

皆様どうかお力をお貸し下さい。

何卒ご支援賜わりますよう宜しくお願い申し上げます。



上記、ソーシャルビジネス7原則の「⑥スタッフは標準以上の労働条件・給料を得ること」がありますが僕は他に収入を得ていますので、この条件を満たす事を目的としません。

医師版Wikipediaプロジェクトの目的は「①利益の最大化ではなく、社会問題の解決こそが目的である」が再優先されます。それをご了承頂いた上で、アドバイスして下さる方、協力して下さる方、プロジェクトに参加されたい方がいらっしゃれば是非ご連絡頂きたいと思います。※特に医師、エンジニア、プログラマー、法律関係士業の方はお力添え頂ければ有難いです。

現在、非営利活動法人の立上げを検討しているところですのでお知恵を頂けると幸いです。

何卒宜しくお願い申し上げます


このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください