演劇ユニット「ことのはbox」は、今年6月に旗揚げ公演「見よ、飛行機の高く飛べるを」を上演します!
■はじめに

初めまして、ご覧頂きありがとうございます。
演劇ユニット「ことのはbox」を主宰しております酒井菜月と申します。
沢山の方々の協力の元、今年6月に旗揚げ公演を催すことになりました。
「新しい女性の生き方」を模索した少女達の青春群像劇を上演いたします。

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ことのはbox
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言葉には力が有ります。たった一言の言葉が誰かを幸せにしたり、傷つけたり……。
そうやって私たちは生きています。
そんな大切な言葉の詰まった箱。空っぽに見える箱の中には、言葉が紡ぐドラマが詰まっています。役者が吐く言葉には力がある。その言葉をお客様達と共有するというのが私たちの活動理念です。
大仰な言葉ではなく、そっと寄りそうような、そんな言葉の力を私たちは信じています。
そして、届いた言葉が、見終わった後に少しだけ前を見る力、過去を振り向く力、明日を生きる力になれるよう活動していきたいと考えております。

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■プロジェクトについて

【作品概要】
今回上演します「見よ、飛行機の高く飛べるを」は、
1911年(明治44年)名古屋の第二女子師範学校に通った少女達の物語です。
中心となる二人の少女のモデルは、作者である永井愛さんの祖母、もうひとりの少女のモデルは、戦前と戦後にわたって、日本の婦人参政権運動(婦人運動)を主導した市川房枝。
この二人を中心に「新しい女性の生き方」を模索する少女達の戦いが始まります。
実際に在学中に市川房枝が行った、良妻賢母教育に反対して同級生と授業ボイコットなどの様々な少女達のリアルが詰まった作品です。

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▲過去作品、舞台写真。

【作品に対する想い】
女性の社会的地位の向上が叫ばれる昨今、この作品にも「新しい女性の生き方」を模索する少女達が出てきます。
新しい女性の姿を求めて葛藤する明治の少女達。
今の世が女性はどう有るべきか、人とはどう生きるのか、といった答えに行き着かないのと同じように、この少女達もまたそれぞれの生き方に悩み、誰かに流されたり、自分を通して孤独になったり、懸命に生きています。

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▲過去作品、舞台写真。

今から8年前にも、この戯曲を上演させて頂いたのですが、今回の為に久しぶりにこの戯曲を開きました。
そこにあったのは昔と全く変わらずキラキラとした、生き生きと自分を生きた少女達。
時代は変われど、そこにあるのはいつの時代にも通じる、少女達のリアルでした。

人としての生き方を問われる今の世の中で、この少女達は何故こうも愛おしいのか。
この少女達の生き様を見る人は何を思い、そしてどう生きるのか。
この作品を見てくださった方が少しでも自分を生きる為の糧にしてくだされば幸いです。

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▲過去作品、舞台写真。

【過去公演アンケート】
・役者さん達の「言葉」に勇気づけられました。日々の生活のなか様々な不安を抱えていたとしても、前に進んで行く気にさせてくれる良い舞台だった。観に来て良かったです。(美容師 27歳 女性)

・役者の演技、ダンス、照明、音楽と全てがマッチしていてとても見やすくあっという間の2時間。オリジナルの歌が素敵でした。(学生 19歳 女性)

・全体的にテンポ良く登場人物の台詞に共感しながら拝見しました。物事を多角的に見る作者の視点に脱帽。(会社員 46歳 男性)

・エンターテインメントながら後半は考えさせられるシーンもあり胸に刺さりました。余韻が残る舞台で今後の活躍が楽しみです!(OL 31歳 女性)

・受付や場内誘導の方がとても親切で細かい所にも配慮が行き届いており心地よかった。(主婦 56歳 女性)

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▲過去作品、舞台写真。

■ご支援について

劇場費、稽古場代、上演料、各スタッフの人件費、舞台美術の費用、宣伝費などの総額数百万の一部をご支援頂けましたらと思っております。

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▲過去作品、舞台セット。

今回のファンディングの目的は、来年6月に予定しております、「見よ、飛行機の高く飛べるを」を上演するための活動資金の確保です。

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▲過去作品、稽古風景。

より良い上演を目指す為に活動資金の一部を負担して頂けると、金銭的に救われるのはもちろんですが、応援して下さるお気持でどれほど救われるかわかりません。何卒よろしくお願い致します。

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▲過去作品、稽古風景。
■上演概要

ことのはbox 旗揚げ公演
公演名:見よ、飛行機の高く飛べるを
日程:2015年6月17日(木)〜22日(月)
劇場:高円寺 明石スタジオ(http://www.akashi-studio.net/frame1.htm)

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【あらすじ】
「女子にも無限の可能性があると言いてぇあのです。飛ぶなんて、飛ぶなんてことが実現するんですもん。女子もまた、飛ばなくっちゃならんのです。」

1911(明治44)年10月。
名古屋の第二女子師範学校では、教師を目指す少女たちが日々勉強に励んでいた。
開校以来の優等生・光島延ぶは、ある日、良妻賢母教育に反抗する変わり者、杉坂初江と出会う。
平塚らいてう、与謝野晶子ら、「新しい女」に憧れる初江は、
女性のための雑誌を作りたいと延ぶに打ち明ける。
お調子者のちか、恋に恋する婦美、しっかり者のマツたちも巻き込み、
回覧雑誌「バード・ウィメン」の編集作業が始まった。
しかしその夜、「事件」が起きて-----

学校が、大人たちが押し付ける「女の生き方」に異を唱え、
自分たちの人生を切り開こうとした、延ぶの、初江の、
若き少女たちの戦いの結末は…?

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▲過去作品、舞台写真。

■リターンについて

【個人枠】
・主宰からのお礼メッセージ
主催者より心からの直筆メッセージをお送りします。

・メッセージ付き集合写真
直筆メッセージ入り集合写真をお送りします。

・パンフレット2種とホームページに御名前の掲載
2種類のパンフレット(来場者全員に配布、販売用)とホームページの協力欄に御名前を掲載します。
(公演期間中はホームページ内の公演概要ページに掲載し、公演後は過去公演のページに掲載します。)

・観劇チケット【CAMPFIRE優先席】
当公演へご招待いたします。一番見やすい席(客席中央部)をご用意致します。

・ゲネプロ(劇場リハーサル)鑑賞
劇場で行われるリハーサルへご招待いたします。
2015年6月17日(木)14時〜16時半 於:高円寺 明石スタジオ
注)時間に関しては多少前後する場合がございます。

・公演DVD
公演の様子を撮影した映像をDVDにしてお送りします。

・販売用パンフレット
劇場で販売します特製パンフレットをお送りします。

【企業枠】
・カラー刷りパンフレット(A4) 広告枠
ご支援頂いた企業様(または店舗)の宣伝広告を、お客様に配布する当日パンフレットに掲載します。

■メンバープロフィール

【酒井菜月】
演出担当
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たこ足配線企画 主宰
1987年生まれ、愛知県出身。
愛知淑徳大学文化創造学科表現文化専攻卒業。
劇団うりんこ演劇研究所にて演劇の基礎を学ぶ。
2010年たこ足配線企画立ち上げ。

「人はいつだってどこかさみしい」をテーマに、
音と温度、人と人との間に生まれる空気を色彩豊かに表現する。
人がそこに立つこと、居ることに重きを置き、 役者を背景に見えてくる世界を作品の核として展開。

【原田直樹】
制作担当
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夏色プリズム 主宰
東京都出身。
2013年「夏色プリズム」を結成。
「強度のある演劇」を劇作の根底に据え展開。

旗揚げ公演から間もない時期にも関わらず、北池袋 新生館シアターからの招聘を受け-GROOVE THEATRE- にて第2回公演を発表。
2014年7月、利賀演劇人コンクールにおいて奨励賞を受賞。

■最後に

最後までお読み頂きありがとうございます。

旗揚げ公演を成功させ、今公演を通じてお客様と大きな感動を共有し、明日への糧になる心をお届けしたいと思っております!

皆様のご支援、お待ちしております。

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▲過去作品、集合写真。

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