はじめに
このプロジェクトに関心を寄せていただき、ありがとうございます。
NPO法人「猫の森」代表の北村由紀子と申します。
元々は個人で保護猫活動をしていましたが、同じ志をもつ猫ボランティアの仲間たちと一緒に2017年4月、NPO法人を立ち上げました。千葉県船橋市を拠点に、様々な理由で救助が必要な野良猫の保護と里親探し、TNR(地域猫活動)を行っています。現在では年間100頭以上の保護猫と里親様のご縁をつなぎ、人と猫の幸せと地域の環境衛生に貢献しています。
プロジェクトをやろうと思った理由とこれまでの活動
2019年3月、船橋市内のあるお宅で多頭飼育崩壊が発覚し、90頭もの猫たちを緊急レスキューすることになりました。
初めてその家に足を踏み入れた時、あまりの光景に言葉を失いました。
室内はゴミ屋敷状態で、床には糞尿が堆積するなか、やせ細った猫たち、病気の猫たちがひしめいていたのです。こんな家に閉じ込められて生きるくらいなら、野良猫として外で暮らすほうがはるかに幸せだと思うほど劣悪な飼育環境でした。
レスキューに入ったボランティアスタッフたちは、室内のひどい悪臭に頭痛と吐き気をこらえながら部屋を掃除し、それでも人なつこく人間に甘えてくる猫たちに涙しながら、1頭1頭からだを拭いてやり、目薬をさしてやり、全頭の避妊去勢手術も実施いたしました。
そんななか、あるアパートのオーナーさんのご厚意により、空室の1部屋を無償で提供していただけることになり、また全国の皆さんから多くの支援物資も届いて、レスキューした猫の一時保護部屋を準備できました。そして3月30日、合計58頭の猫を現場から緊急レスキューすることができたのです。
同時に、この状況を知った地域の方が猫部屋のお世話や保護猫の預かりボランティアに続々と協力してくださり、今も保護活動を続けることができています。
それでもまだ20頭以上の猫が現場に残されており、早急にレスキューしなければなりません。とはいえ、そのための保護場所も資金も足りないのが現実です。しかも現在、猫を一時保護している部屋についても、諸事情により、いずれ立ち退かなくてはいけないことになってしまいました。ですが、せっかく保護した猫たちを、またあの劣悪な環境の家に戻すことは絶対にできません。
そのうえ、保護した猫たち全頭に初期医療(ノミ・ダニ駆除、寄生虫駆除、キャリア検査、ワクチン接種)を施すためにざっと90万円はかかります。さらに、これまで劣悪な環境で生活していたため健康状態の良くない猫も少なくなく、風邪をひいている子や下痢になりやすい子、片目のつぶれた子も2頭おり、これらの医療費、手術費は相当な金額にのぼるものと思われます。
このプロジェクトで実現したいこと(資金の使い道)
ゴミ屋敷状態の多頭飼育崩壊家庭にまだ残されている20頭以上の猫を早急にレスキューし、合計90頭の保護猫たちに必要な医療をかけてあげたい。
リターンについて
〇5000円
・公式サイトの特設ページにお名前(CAMPFIRE ユーザー名またはご希望名)を掲載
・保護猫の写真付きお礼メール
※CAMPFIREユーザー名以外の名前を記載希望の方は備考欄にご希望のお名前をお書きください。
〇10,000円
・公式サイトの特設ページにお名前(CAMPFIREユーザー名またはご希望名)を掲載
・貴方のお名前を入れた保護猫の写真付きお礼カード
・保護猫たちの様子や活動状況を随時ご報告(LINEグループにご招待いたします)
・水彩画オリジナルポストカード(2枚)
※CAMPFIREユーザー名以外の名前を特設ページ及びお礼カードに記載希望の方は備考欄にご希望のお名前をお書きください。
〇20,000円
・公式サイトの特設ページにお名前(CAMPFIREユーザー名またはご希望名)を掲載
・貴方のお名前を入れた保護猫の写真付きお礼カード
・保護猫たちの状況を随時ご報告(LINEグループにご招待いたします)
・水彩画オリジナルポストカード(5枚)
・保護猫部屋にご招待(施設見学&ボランティア体験&保護猫とのふれあいタイム 合計1時間程度。現地までの交通費はユーザー様の自己負担にて。ご希望者のみ実施)
※CAMPFIREユーザー名以外の名前を特設ページ及びお礼カードに記載希望の方は備考欄にご希望のお名前をお書きください。
最後に
小さな優しさが集まれば、大きな力となり、たくさんの命が救われます。
どうか皆さまの温かなご支援・ご協力を何卒よろしくお願いいたします。
私たち「猫の森」は保護した猫90頭の最後の1頭を無事、里親様につなげるまで責任をもって、これからも活動を続けていきます。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施いたします。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けいたします。
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