5/25:個人の方でもお申し込みいただける単品のリターンを追加しました。

はじめまして、DIY FACTORYのトーマスと申します。

私たちDIY FACTORYは日本の住まいや暮らしがもっと「自分らしさ」であふれ、自由で楽しいものとなるようにDIY(Do It Yourself)を広げるべく様々な活動をしています。最近は「DIY」という言葉がメディアで取り上げられることも増え、「聞いたことがある、機会があればやってみたい」とおっしゃられる方もかなり増えてきました。

ただ、実際に日頃からDIYを実践している方は約20%にとどまっており、DIYが日本の文化になるにはまだまだ課題が多いのが実情です。特に小さなお子様へのものづくり体験の機会が減っており、これからの未来を担う子どもたちが、早い段階からものをつくったり修理するということを知ることは非常に重要であると考えています。



私たちはお子様へにものづくりを通して、

・自分でやりきる達成感
・ものを大切にする気持ち
・自分らしさを表現する喜び
・ものをつくることの楽しさ


を伝えることができると考えています。



そこで毎年夏休み期間には東京・二子玉川にあるDIY FACTORYの店頭で「DIY FACTORY KIDS FES」という、お子様向けのDIYワークショップを開催してきました。毎年とてもたくさんのお子様にご参加を頂き保護者様からも、

「すごく集中して作業していたので、普段は見られない子供の姿が見れた」

「工作が好きだけど家ではなかなか出来ないのでよかった」

といったお声を頂いております。


ただ、私たちだけでは開催できるワークショップにも限りがあるので、趣旨にご賛同いただいた企業・団体様にもご協力を頂き、昨年度は41社様との合同開催で合計で約1万4千人のお子様にものづくりの機会を提供することが出来ました。


今年はさらにたくさんのお子様にものづくりの機会を提供できればと思いクラウドファンディングを利用して、子供向けのワークショップを開催してくださるパートナー様を募ることにしました。





キッズフェスの開催趣旨にご賛同をいただいても

「ワークショプ開催のノウハウがない」
「材料を一から準備する事ができない」

というパートナー様向けに、誰でも簡単にお子様向けワークショップを開催できるキットを開発しました。単なるものづくりではなく物語の世界を自分でつくろうということで、人気絵本「どうぞのいす」で主人公のうさぎさんが作った小さないすを再現したキットです。

今回はじめて出版社のひさかたチャイルド様より公式キットとしてご採用いただきました。また、お子様用の椅子として実際に使用できるように耐荷重テストも実施し、約50kgまでは耐えられることが証明されています。木材には下穴やガイドが加工されているので難しい手順がなく、釘や接着剤など必要となる部材も全てセットになっているので、かなづちさえあれば完成させることが出来ます。

ゴールデンウィークに先行して実施したワークショップではイベント公開からすぐに予約が入り最終的には設定枠を超える多数の方にご参加を頂きました。アンケートの満足度も100%と参加者様にとっても体験価値の高いイベントとなりました。

また今回、非常にたくさんのご要望をいただきましたので、
個人の方でもお申し込みいただける単品のリターンを追加しました。




イベントでは絵本「どうぞのいす」をあわせて販売したところ、ワークショップ参加者の半数近くの方にご購入いただきました。今回のクラウドファンディングでも出版社様にご協力を頂き、絵本付きのリターンをご用意いたしました。また、パートナー様開催のワークショップ情報は、7月公開予定の全国の子供向けワークショップ情報が検索できる特設サイトに掲載し、集客のお手伝いをさせていただきます。



なお、ワークショップの参加費につきましてはプロジェクトの公平性を保つためにも、

絵本なし:3,000円(税込)
絵本付き:4,000円(税込)


に統一をさせていただきます。
上記以外の金額でのワークショップ開催は出来かねますので予めご了承ください。



どうぞのいす キット概要
サイズ 横幅:29cm、高さ:39cm、奥行:27cm、座面の高さ:15cm
素材:九州産杉材(無塗装)
耐荷重量:約50kg
付属品:木材パーツ(カット・下穴加工済)、釘(2種類)、サンドペーパー、接着剤、作成手順書

※製品版の座面には「どうぞのいす」のロゴの焼印が入ります。





大変ありがたいことに、

「プロジェクトには賛同するけれどもワークショップを開く予定がない」

「個人でも活動をサポートしたい」


とおっしゃっていただける方もたくさんいらっしゃいます。そこで7月公開予定の特設サイトに支援者様のお名前(社名)を掲載させて頂く「ミニサポーター」を追加させていただきました。10口以上(50,000円以上)ご支援いただきました方は、お名前と合わせてロゴを掲載させていただきます。

※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。 記入のない場合はCAMPFIREのユーザー名を掲載いたします。お名前の掲載を希望されない場合は、「希望しない」とご記入ください。





弊社店舗「DIY FACTORY FUTAKOTAMAGAWA」で開催されるどうぞのいすワークショップにご参加いただけます。単なるものづくりではなく、物語の世界を体感できるよう最初に絵本の読み聞かせを行います。そこから釘を使った組立作業に入り、最後に塗装をして完成です。



ワークショップでの塗装は弊社オリジナルのおしぼり塗料「ペーパーステイン」を使うので、衣服等への付着もほとんどなく手軽に塗って頂けます。塗料はF☆スター、食品衛生法20号を取得(予定)しているので小さいお子様やペットのいるご家庭でも安心です。別途、ワークショップのご予約が必要となります。日程はプロジェクト終了後に支援者様にお知らせ致します。

開 催 日:2019年7~8月
場  所:DIY FACTORY FUTAKOTAMAGAWA(東急田園都市線 二子玉川駅直結)
対象年齢:2歳以上(※未就学児は保護者様ご同伴でお願いします。)
所要時間:約90分
内  容:絵本の読み聞かせ、組み立て、塗装




今、学校教育では技術の時間がものづくりではなく、プログラミングを採用する学校が増えていると聞いています。確かにプログラミングの技術を身につけることは大変意義のあることで否定はしません。

ただ、日本が抱える大きな課題の一つとして『空き家問題」というものがあり、見過ごすことが出来ない状況です。現在でも国内には約840万戸の空き家があり、さらに増え続けているにもかかわらず、毎年約80万戸近い新築物件が建つと言ういびつな日本の住環境。

一方で、ほんの数十年前までは「壊れたら自分で修理する」「ちょっとしたものなら自分で作る」というのが当たり前にありました。私も小さな頃には障子紙の張替えを手伝わされたりしたもので、今でも実家には父親が作ったものがたくさん残っています。そう考えるとDIYは新しい概念ではなく、本来日本に文化としてあった丁寧な暮らし方の一部なのではないでしょうか。

小さな頃からものづくりに触れることで、日本の暮らしが自分らしさにあふれて楽しいものになる、日本の幸せの総量が増えることを確信しております。しかし、私たちだけでは到底実現できないので皆様のお力をお借りしたいのです。

ぜひご支援のほどよろしくお願い致します。




※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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