こんにちは。河瀬太樹です。
このプロジェクトは、私が卒業制作で作った立体影絵の作品、「遊園地」をさらにこれから大きくしていくためのプロジェクトです。
まずは上の動画で、作品を見てみてください。
「遊園地」について
「遊園地」は、影絵装置作品です。
この作品は、紙で精巧につくられた4−6m大の遊園地に光をあて、スクリーンに影を映し出すというものです。パーツのひとつひとつは、緻密な作業によってひとつひとつ手作りしています。
光と影のコントラストの中に、カラーフィルムの色彩が繊細に映り込み、スクリーンには幻想的な光景が広がります。
「遊園地」は3分間の小さな舞台でもあります。
作品はモーターによって「遊園地の一日」を表し動きます。
その3分間はループされ、「遊園地の一日」は繰り返されます。
その反復は一種の切なさを誘発し、
見る人にノスタルジーを感じさせます。
私がこの作品を制作したきっかけもまた、友達と過ごした楽しい大学生活の終わりを迎えてその毎日を懐かしく大切に思ったからでした。
この作品を見て頂ける人それぞれの記憶の中のそんなシーンにこの作品が結びついたら嬉しいです。
一緒に作ってくれた仲間に、恩返しをしたい。
この作品に使われているパーツのひとつひとつは、
私だけではなく実は10人くらいのチームで制作されています。
1ミリ以下のパーツの細部をピンセットでひとつひとつ切り出し、組み立てていく根気が必要な作業です。
パーツひとつ作るのに何日もかけてやっと組み立て、それが集まってこの作品が構成されています。
集まった支援でまずはチームのみんなに恩返しをして、さらにこの作品をもっともっと改良するためにお金を使いたいと思います。
リターンについて
リターンはすべて手作りで用意いたします。
この作品はひとつひとつの家や建物、遊具を別々に作っています。
その実際の作品をぜひ手のひらに乗せてみてほしいです。
みなさんの身近に作品がとけ込めるよう、アクセサリーやオブジェに生まれ変わらせてお届けします。
また、次回展示の時にあなたのためのパーツを作品の中に入れ込むリターンも用意しました。
心を込めて、「あなたのための」お返しをつくりますので、楽しみにしていてください。
この作品を通して、さらに制作活動の一歩を踏み出していこうと思います。
みなさまの支援、お待ちしております。
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