東京の浅草にある、英語が公用語の飲食店「Cafe Byron Bay」。この夏に閉店を予定していたけれど、熱い想いを持った、新たな仲間たちと共に、これからもこの場所を続けていくという決断をしました。

プロジェクト本文

「皆様、こんにちは!」


初めまして。英語が公用語のカフェバー「Cafe Byron Bay」オーナーの、のあです。



 2013年にオープンした、「英語が公用語のカフェバー Cafe Byron Bay」。2019年夏に、閉店を予定していましたが、「お店をリニューアルし、これからもこの空間の運営を続けていきたい」という新たな想いと共に、今回初めて、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。


 自分たちの力だけでは限界があるため、店舗運営を続けていくための資金、そして、リニューアルオープンにあたって必要な改装費の一部を、皆様よりサポートして頂けたらと思います。


 応援、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します!



「外国人が多く集まる、浅草の裏路地。
国境を越えて人が出逢い、かけがえのない時間を過ごすことのできる空間」



「最愛の母親の自殺をキッカケに見つけた、英語という言語の可能性」


 もう、随分昔の話だけれど、私にとって最愛の母親は、当時住んでいた自宅の前で、自らの命を絶ちました。

 純粋で、心が優しすぎた私の母親は、精神の病気に侵されて・・。病院から処方された薬を頼りに、入退院を繰り返しながら10年近い年月を過ごし、迎えた結末が自殺だったんです。



「自身も、重度の鬱病を患い、自殺未遂を経験」


 自分にとって、大切だった実の母親を「自殺」という形で亡くし、私の心は崩壊。


 当時、オーストラリアのバイロンベイという町で暮らしていた私は、「生きていることが、こんなにも苦しいなら・・。いっそのこと、死んでしまった方がマシなんじゃないか」という想いを抱えながら、誰に相談することもなく、泣きながら毎日を過ごしていました。そんな日々の中で、スペインからバイロンベイに留学に来ていた一人の女の子との出逢いが、私の人生を大きく変えたんです。


(私の隣にいる、グレーのパーカーを着ているのが、私の人生を変えるキッカケとなった女の子・エステル)



「彼女も、同じ心の傷を抱えていた」


 ひょんなことから、お互いのトラウマについてその子と話す機会があって・・。実は、彼女も私と同じように、大切な人を「自殺」という形で、亡くした経験があることを知りました。

 

  オーストラリアで、バイロンベイという小さな町で、スペインからやってきた女の子と「英語」でそんな話をするのは、なんとも言えない不思議な感覚でした。「もし、この子と私のどちらかが英語を喋れなかったとしたら、こんな話をすることも、お互いの痛みを共有することもなかったんだろうなぁ」と、初めて英語という言語の存在、そして、英語が喋れることの素晴らしさに対し、心から感謝したことを今でも覚えています。


 その後、私はバイロンベイから東京へ居住地を移し、2013年11月、浅草にCafe Byron Bayをオープン。


 英語を学んでいる人も、そうでない人も・・。国籍を問わず、誰でも気軽に英語を感じられる空間として、英会話スクールでも英会話カフェでもない、「英語が公用語のカフェバー」として運営を初めて、もうすぐ6年が経ちます。



「2019年の夏、閉店を予定していたこのお店」


 もともと、このお店は2019年の夏頃をもって、閉店を予定していました。

 閉店を考えるに至った理由はいろいろあったけれど、一番はやっぱり「自分の父親が生きている間に、できるだけ彼のそばにいて、一緒に時間を過ごしたいから」。


 母親がまだ生きていた頃、私は自分のことで忙しくて、彼女とほとんど時間を過ごさなくて・・。彼女が亡くなった時、一緒に過ごす時間を作らなかったことを、本当に悔やんだから。せめて、まだ生きている父親とはできるだけ一緒にいたいと思って、その願いを叶えるためには、このお店を続けていくことが難しいと感じていたんです。


 ※写真は、先月。最愛の父親の、古希祝い。



「リニューアルオープン、そして、お店を続けていくという決断をした理由」

 

 「お店を手放す」という話は、私のブログでも発信していたし、経営者仲間にも「誰か、やりたい人いないかな」と話していたのもあって、それはもう、本当にたくさんの人たちや企業から「ぜひ、Cafe Byron Bayを買い取りたい」という、オファーを頂きました。

 

 見たこともないような、大きな金額を提示されて、最初は「有難いことだなぁ」って思ったんだけれど・・。実際に、いくつかの企業と話を進めていくうちに、何とも言えない「違和感」が、自分の中に芽生えたんです。

 

 このお店は、私の実の母親の自殺をキッカケに生まれた・・。お金になんて代えられない、かけがえのない空間。その空間を、お金儲けが目的の企業に譲るということが、ちっともしっくりこなくて。

 

 「でも、どのみち父親と一緒にいるためには、閉めるしかないしなぁ」と考えてたところに、昨年の秋くらいかな。もう、Cafe Byron Bayに何年も足を運んでくれていて、今ではすっかり友達のある男の子が、「のあの代わりに、このお店を続けていきたいって思うんだけど」って、手を挙げてくれて。


「お金も経験もないけれど、本物の情熱があった」
 

 もちろん、このお店を買い取るようなお金を彼は持っていなかったし、英語を使う仕事をしたこともなければ、飲食店に勤めた経験すらない、未経験者だった。


 なんだけれど、「このお店が大好きで、なくなってほしくない」という彼の言葉を聞いた時・・。企業の人たちと話をしていた時に出てきた、あの妙な「違和感」は一切なくて、むしろ「安心感」があったんです。


 そんな彼に対して、「本気で言ってる?ぶっちゃけ、全然ラクじゃないし、かなり大変だよ」と、伝えた上で・・。今日までの間に、何度もお互いのビジョンを確認し合いながら、お互いの気持ちを擦り合わせながら。いろんな想いを共有していくうちに、「あぁ、この人がやってくれるなら、お店を続けていきたいな。お金も経験もないけれど、この人になら、Cafe Byron Bayに対してここまでの情熱を持っている彼になら、この空間を任せることができる」って、自然と思うことができた。


 そういった経緯もあって、これからもこのお店を続けていくという決断をして、彼が正式にスタッフとして加わる、このタイミングで・・。これまで以上に、この空間に足を運んでくれるみんなに喜んでもらえるようなお店創りをしたいと願い、リニューアルオープンすることを決めました。

 


資金の使い道


※足を運んでくれた人たちが、みんな一緒になって会話ができるよう、インテリアを新しくし、席の配置を大きく変えます。

 また、古くなり壊れているカウンターの椅子を、全て新しくします。


・ソファベンチ5台 ・1人掛けイス5台 ・2人掛けテーブル5台  45万円

・カウンターチェア8台 16万円       

 合計61万円


 ※私たちは、ローカリゼーション(企業ではなく、小さなビジネスやお店から商品を購入することで、地域のコミュニティを応援すること)の概念を大切にしているため、お店で使用する家具は全て、宮城県の石巻市で暮らしている大工さん・よしくんに、手作りのものをお願いしています。

 素敵なインテリアに変えることで、足を運んでくれたみんなに喜んでもらえたら、とても嬉しいです。



・外装塗装費(オープンから6年近くが経ち、古くなった外装を新しくします) 30万円

・看板塗装費(古くなったお店の看板を、綺麗に塗り直し、再度設置します) 14万円

・店舗前屋根テント設置費(雨が降った時、ゲストが濡れてしまうのを防ぐため、入り口上部に屋根テントを設置します) 30万円

・新しいマグカップやグラスなど 5万円

・電飾・置き型看板制作費 15万円    

・その他諸経費 25万円

・クラウドファンディング費用 約40万円


合計 220万円



実施スケジュールの予定


2019年7月:メイン看板製作、外装工事(塗装&看板取り付け)


2019年8月:新しいマグカップや食器の購入、屋根テント設置工事、電飾看板 製作開始


2019年9月:内装工事 第一弾


2019年10月:内装工事 第二弾


2019年11月:Cafe Byron Bay リニューアルオープン!!



※業者の都合により、予定は一部変更となる場合があります。


        

 「どんな人と出逢い、どんな時間を過ごすかで、人の一生は大きく変わります」


 Café Byron Bayでは、ただ英語を身につけるだけでなく、「英語をきっかけに広がる、様々な人達との出逢い」や、「ただ英語を身につけるのではなく、人とコミュニケーションをとることの大切さ」を、遊びに来てくれた人たちに伝えられるよう心がけています。


 というのも、私自身の人生を振り返ってみた時・・。結局のところ、私の人生に大きな影響を与えたのは、「英語が喋れる」というスキル自体ではなく、「英語をキッカケに得ることのできた、数々の出逢い」だったからです。



 日本の英会話業界は、「英語が喋れるようになること」ばかりに、フォーカスしているけれど・・。大切なのは、「どれだけ、英語が喋れるか」ではなくて、英語を学ぶ過程で、また、喋れるようになった英語を使う中で、「どれだけ、素晴らしい出逢いを得られるか」。そう信じて、やみません。


 今回、このお店をリニューアルオープンし、運営を続けていく上で・・。「英語が喋れる、日本の人たち」を多く輩出するのと同時に、これからもずっと、私の大好きな「日本」という国、そして、この土地で暮らす人たちに貢献していくことができたら、そんなに嬉しいことはありません。賛同して頂けた方に支援してもらえたら、とても幸いです。


 長くなりましたが、最後まで読んでくださって、有難うございます。


 英語をきっかけに、日本で暮らす人たちの人生がより幸せで、より豊かなものになることを、心から願っています。



 2019年5月


 Cafe Byron Bayオーナー

 Noah





※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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