一人ひとりの生きたストーリーは、必ず誰かのためになる。
       - STORYS.book創刊号「いのちの始まり。家族の始まり。」

●はじめに

当企画にご興味をお持ちいただきましてありがとうございます。
人々の生きたストーリーが集まるWebサービスSTORYS.JPが、初の自社出版書籍『STORYS.book』を創刊するためのプロジェクトです。

STORYS.JPには、現在約16,000本を超えるストーリーが投稿されており、弊サイトに投稿されたストーリー「学年でビリだったギャルが、1年で偏差値を40あげて日本でトップの私立大学、慶應大学に現役で合格した話」(通称ビリギャル)は2013年12月に書籍化され、2014年の大ベストセラー、2015年現在100万部を突破、5月1日より映画化も実現しています。

今でこそトレンドにまでなったこのストーリーですが、
始まりは、ビリギャルことさやかさんのことを近くで見ていた塾の先生が、「彼女の頑張りを形に残し、彼女の家族に届けたい」という純粋な想いから、
まだサービスが始まって間もなかったSTORYS.JPに投稿したことがきっかけでした。

●本プロジェクトが目指すもの

STORYS.JPは、誰もが持っている自分だけのストーリーを綴り、読むことが出来るwebサイトです。

インターネットが普及し、私たちは、より気軽に世界中の誰とでもつながれるようになりました。
しかし、気軽に誰とでもつながれるネット世界の裏側で、まだまだ私たちが知らないリアルな世界の”人生"がたくさんあります。
STORYS.JPは、ネットとリアルな世界をつなぎ、「人」が悩み、苦しみ、そして喜びを感じながら確かに生きてるという証を残し、伝えていきたいと思っております。

そのために、普段扱うWebの場だけではなく、紙の本として、STORYS.JPに掲載されているストーリー・著者の方と同じような悩みや境遇を抱えている人に直接ストーリーを届けたいと考え、本プロジェクトは始動致しました。

Webに投稿される所から始まった一人一人のストーリーが、本という1つの形となって直接誰かの手に届き、ネットとリアルな世界をつなげる先駆けとなることが出来る。「STORYS.book」にはそんな未来への可能性を込めています。

この想いを、誰もが参加できる場で、皆さんと一緒に形にしていきたい。
そのために、私たちは今回クラウドファンディングという方法を選びました。

本書「STORYS.book」は、同じ想いを持って下さる方々と共につくることに意味があると信じております。

●本プロジェクトのきっかけ

私たちがこのプロジェクトを始めたきっかけは、STORYS.JPに投稿されたある夫婦のストーリーにありました。

(以下ストーリー冒頭紹介) 

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 " 本人が聞きたいのは、ごめんねより、ありがとうじゃないの? 俺は会ったらありがとうって言いたいし、よく頑張ったな、またな。って言ってあげたい"

『お腹の子は、無脳児でした。』 

「大事な話があるから、電話に出られるようにしておいてね。」と、妻のはなちゃんからLINEが入った。 昼休み。丁度、店内でチキンクリスプの包み紙を開けるところだった。
「そうかあ、本当にだめだったのか。」と心の中で深くため息をついた。 確かに、はなちゃんは病院に行く前から気にしていた。
「もうちょっとお腹大きくなってもいいころなのに。ちゃんと育っているか心配。」 1か月くらい前から、何度かそう 話していた。
 でも、不安になるのは心配性のはなちゃんにはよくあること。正直あまり気にしてなかった。正確には、気にしないようにしていた。 

妻の7月7日 脳がないから、産まれても生きられない 

 妊娠14週。いつも通り10時30分に産婦人科へ。血圧正常、体重900g増加。よし。まだプラス1kgもいっていない。 「次からUSB持って来たら赤ちゃんの映像とってあげられるからね。」よし。次回は絶対持っていかなきゃ。
 エコー始まる。お。ピコピコ心臓動いてる! 一安心。無言。無言。無言。 あれ? 一人目のそうたろうの時には、「これが足で、これが手だよ。」「これが顔ね。」「今は○○cmだね。」と会話が普通にあったのに。「あ、これ心臓ですよね?」 

 無視。

 え? 無視? しかも首をかしげながら映像を見ている。何か異常があったのかな。だからこんなに無言なのかな。 

 そうしたら、「ど、どう? 最近はつわりはおさまってきたかなー?」ギコチナイ棒読みで。 「全然まだなんですよ! 先週末も吐いて、けっこう辛かったです。」 「そ、そうなんだー? 風邪とかひいてない?」「風邪? たぶんひいてないです。」

 無言。無言。

「家族はどう? 風邪ひいてる人いない?」 「はい。誰もひいてないですよ。」

 無言。無言。

「上の子は、えーっとー、5歳になったのかな?」 「はい。」
「どう? 上の子は風邪ひいてない?」 「はい。別にひいてないです。」

 無言。

 どうしてこんなに、周りに風邪をひいてる人がいないか聞くんだろう? そこ重要なのかな? かなり不安。長すぎる。エコーが長すぎる。

「はい。じゃーー......えーっと......。ね。あとでね、先生の方からお話がありますので、待合室の方でお待ちください。」 この意味深な言い方に、「何かあったんですか?」と、すごく聞きたかったけど、聞いたら後悔する気がして、怖くて聞けなかった。 

結局、いつもなら渡されるエコー写真をもらえないまま待合室へ。 待つこと1時間以上。 後から来た人たちがどんどん帰っていく。 もしかして、わざと最後になるように回されてるのかな?と気がついた。
「半田さーん。」やっと呼ばれて診察室へ行こうとしたら、看護師さんが「今日は一人で来たのかな?」と聞いてきた。 絶対おかしい。この質問絶対におかしい。心臓がバクバクしながら、診察室のドアを開けた。 室内は、たくさんのエコー写真が並んでいて、先生と 人の看護師さんが小声で、何か深刻そうに話し合っている。 何? この光景。頭の中は真っ白。心臓バクバクどころじゃない。イスに座っても、誰も何も話してくれない。 やっと話してくれたと思ったら、「今日は一人で来てる? 誰か一緒に来てない?」とまた確認される。 そうとう内容が深刻なのはよくわかった。
 やっと先生がしゃべったと思ったら、 「ちょっと中から見たいから、内診台の方あがってもらおうかな。」 「何かあるんですか?」すごく震えた声で、やっと聞けた。 「うーん。ちょっとね。うん。胎盤の位置を確認させてね。」
 なんとなく怖くてエコー画面が見れない。それよりも、先生たちのヒソヒソ声が気になって仕方がなかった。うーん。
やっぱりどうのこうの。ここがあーのこーの。だからあーのこーの。全然聞き取れないけど、かなり深刻気味。
 
 内診が終わっても、足がガクガク震えてパンツがうまくはけない。また先生の前に座る。 「これね、今日のエコーなんだけど。」心臓が痛い。今から何か言われると思うだけで、過呼吸になりそう。
「ここわかる? 下が黒くなってるでしょ? 頭の下と、ここ背中なんだけど、背中の下も黒くなってるでしょ。」 「はい。」「これね、赤ちゃんむくんでるんだよね。」全く知識がないせいで、会話の先が読み取れない。 「でね、ここ、頭の後頭部なんだけど。体の大きさに比べて、頭の大きさがちょっと小さいんだよね。ていうのは、後頭部が成長してないのよ。」    
「はい?」 「前回のエコーではね、そんなふうには見えなかったんだけどね。んーーー。まー、要は脳がないんだよね。」
「え 」 「無脳児って言うんだけどね。こういう事、稀にあるんだよね。お母さんのお腹の中では生きられるんだけど、脳がないから、産まれても生きられない。今の段階での治療法っていうのは、何もないんだよね。」 お腹の中では生きられる。でも、脳がないから、産まれても生きられない。全然わからない。全然整理できない。

「え。どうしたらいいんですか?」

「今妊娠14週だよね。そうすると、妊娠12週以降の場合は、普通のお産と同じ形で、赤ちゃんを出すしかないんだよね。 中絶という事になっちゃうんだけど。」

「中絶 」

「うーーーん。無脳児ってね、脳がないだけで、体はほんと普通に育つんだよね。目もちゃんとあるしね。心臓もちゃ んと動いてるから、どうしても中絶という言い方になってしまうんだよね。母体のリスクを考えて、母体保護法で中期 の中絶をしてもらうことになってしまうんだよね。」先生はすごく申し訳なさそうに言った。
 のちのち、ネットで調べた記事には、一般的に、医者から中絶を勧めることはほとんどない。
 ただ、無脳症の場合だけ、唯一医者が中絶を勧める病気である。それ程、無脳症というのは、絶望的な病気である。 と書いてあった。
頭の中で整理を全く出来ていないし、現実に心が追い付いてないし、そもそも全く現状を理解できていない。 「じゃあ、奥で入院する日を決めてね。」と別の部屋に。
一人でボーッと考える。でも、何を考えたらいいのかわからなさすぎて、結局何も考えずに座っていた。
 受付に戻ると誰もいない。ボーッと待って、お金払って、車に戻って、すぐ夫のはんちゃんに電話をした。声を聞いた瞬間に、号泣。話さなきゃと思っても、とりあえず、溜まってた涙が全部流れた。

夫の7月7日 理由なんて、ない

「大事な話があるから、電話に出られるようにしておいてね。」と、妻のはなちゃんから LINE が入った。 昼休み。丁度、店内でチキンクリスプの包み紙を開けるところだった。 数分すると、電話が掛かってきた。もちろん、はなちゃんは号泣していた。一通り話を聞いた。 余計なことは言わず、言えず、「うん、うん」と相槌だけ打っていた。あとは「わかったよ。早く帰るね。」と低い声で言っただけだと思う。さすがに食欲は無くなった。 帰社後、会社に事情を説明して、早退させてもらった。自宅まで車で45分ほど。とにかく色んな事を考えた。 なんでこうなったんだろうとか、もしあれがこうだったらとか、とりとめのないことばかりを考えていた。 そして、人から聞いた話を思い出した。お寺の禅の話。最初に叩かれた時は、体が動いたのかと考える。 しかし、その後も叩かれ続けていると、「過去の自分の行いが悪いのかも知れない」と思い始めてしまうそうだ。
 つまり、人間は理由の分からない、納得のいかない出来事に直面すると、心のバランスを守るため、無理やりにでも
理由を作ってしまう生き物なんだ。まさしく今の自分もその状況だと思った。きっと、理由なんてない。誰も悪くない。
 ただ、現実に起こってしまったこと。ただそれだけのことなんだ。と受け止めた。

 俺は今から、はなちゃんを支えなければいけない。落ち込んでなんていられない。

 帰宅すると、すぐにそうたろうを保育園にお迎えに行く時間だった。はなちゃんは私一人で「お迎えに行ってくれ」 と頼んできた。「なんだかそうたろうに会わせる顔がない」と。でもそれは断った。そうたろうが心配する。そこは逃げちゃ 駄目だと。
 素直に納得してくれて、一緒にお迎えに行った。
 初めて二人で行ったお迎えに、そうたろうは満面の笑みだった。やっぱり、子どもの無垢な笑顔には癒される。
私たちには、そうたろうがいる。それだけで、恵まれていることだと思った。
もし、彼がいなくて二人きりだったら、沈むところまで沈んでしまうのだろう。
夜、少しだけ無脳症について調べてみた。ネットでは数万人に一人はおろか、千人に一人の確率とも書かれている。そんな多いはずがないと心から思う。こんな思いが「珍しいことでもなんでもない」では、安く片付けられているようで、納得ができなかった。
 はなちゃんはとりつかれたように、携帯で無脳症について調べ続けている。 少しでも、ほんの少しでも、この苦しい思いや不安を解消させてほしいと「薬」を探しているようだった。...


-『STORYS.book』創刊号「いのちの始まり。家族の始まり。」- 「お腹の子は、無脳児でした。」に続く- STORYS.JP原作ストーリー

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このストーリーは、Yahoo!ニュースやTHE HUFFINGTON POST等で取り上げられ、多くの反響を呼びました。
ストーリーを綴って下さった筆者の方(夫)は、投稿当時は、不幸のどん底だったと語っています。
しかし、「妻に前を向いてもらわなければいけない」「この出来事をどこかに残さなければいけない」と思い、勇気を出してストーリーを綴られたそうです。
ストーリーが多くの方に読まれ、反響が大きくなるにつれ、彼らの心に変化が生まれました。100件を越える、寄せられたコメント・応援・涙の言葉の数々が彼らを支え、勇気づけたのです。

 

"今生きていることを大切にしようって思えました。人生で無駄なことはないと思います。
あなた方の経験が誰かを救っています。私もその1人です。"

"娘の誕生日、16回迎えて 16回思った事
『生まれてきてくれて ありがとう』
今 目の前にしてくれる事は、決して当たり前ではない という事
日々忘れず、感謝する気持ちを忘れないように・・・"

"6年前に流産、4年前に長男を出産し、1ヶ月前に次男を出産しました。長男を出産し、「生まれてきてくれてありがとう」という言葉と、わが親に対して「産んでくれてありがとう」という言葉を沢山言いましたが、改めて二人の息子に「生まれてきてくれて、元気に育ってくれてありがとう」と言う気持ちでいっぱいです。毎日、怒り、笑い、泣いていますが、この日常に感謝です。"

"感動とかそうい言葉じゃ、うまく表現できないけど、ただ涙がこぼれた。"

"私には今、1歳4ヶ月になる娘がいます。その命の尊さ、掛け替えの無さに改めて気付かさせていただきました。
そしてその命を必死に守りながら育てている妻にも、改めて感謝の気持ちが湧き上がってきました。
この話に出会えたことを感謝します。"

 

1つのストーリーを通して、
筆者夫婦と、ストーリーを読んだ人々の間に、『ありがとう』の言葉が増えていきました。

世の中には、つらい出来事、悲しい出来事を胸の中に秘めたまま生きている人々がたくさんいます。
しかし、同じ想いを抱えている人同士が出会う場面は多くはありません。

ストーリーを綴ることは、「生きていることを刻む」ことだと語った夫婦の物語は、自分たちの生きた証を残しただけでなく、そのストーリーを読んだ人の心を動かし、今まで出会うことのなかった、同じ想いや境遇を抱えた人を結びつけていきました。

このストーリー、そしてその反響を目の当たりにした時、私たちSTORYS.JPは、このプロジェクトを始動しました。
Webを越えて、私たちが生きるこの現実世界で、
「人々の想いを残し、伝えるべき人に届けること」、「勇気づけられ、支え合い、前を向いて生きていく」そんな一コマが、増えていくように。 

●STORYS.book 創刊号「いのちの始まり。家族の始まり。」

STORYS.book創刊号では、「いのちの始まり。家族の始まり。」をテーマに5つのストーリーを選びました。

それぞれの家族には目には見えない強い絆があり、そこに至るまでには、葛藤、覚悟、別れ、そしてそれらを乗り越えてつないできた未来へのストーリーがあります。
普段、あまり意識することのない今のあなたの環境一つ一つが、特別であることを感じていただけるのではないかと思います。 


○5つのストーリー


「お腹の子は、無脳児でした。」~葛藤と感動に包まれた5日間の記録~ 著 Handa Naoto
(※冒頭紹介ストーリー)

妊娠14週。血圧正常、体重900g増加。全て順調だと思っていたお腹の子供は、無脳児だった。
妻と夫の両者の視点から描かれた物語。身が裂かれるような現実から、吐き出された夫婦の心の声が響く。
“家族になろうと来てくれて、ありがとう。頑張って生きてくれてありがとう。"

家族を繋ぐ命の意味とは。

 

19歳で「学生パパ」になった話。 著 西村 創一朗 

大学一年の『大学生活最初の夏休み』の最後の日に、
彼女との間に子どもがいることが分かった筆者。

"「何にも罪がないこの子を堕ろすなんて、私には絶対出来ない。」
ついさっき授かったとわかったばかりの「いのち」を、
「この子」と呼んだ彼女の言葉は、今でも結構鮮明に覚えています。"

「産み育てよう」
彼らが下した秒速の決意は、いばらの道だった。

 

5年でハイリスク妊娠、中絶、離婚、再婚、出産を経験した私が伝えたい4つの事 著 m m 

胎盤が1つにつながった三つ子を自然妊娠し、NICU(新生児の集中治療室)が足りないことを理由に複数の病院から受入を拒否された女性の話。彼女が綴った実話。
病院をたらい回しの末、彼女が突きつけられた現実は、2億分の1という安産の確率。そして、出産に伴う、母体の死のリスクだった。
彼女はその後、中絶という苦渋の選択をし、夫の浮気、離婚、再婚、そして出産を経験する。
1人の女性が勇気を持って綴った、マスメディアでは語られない、語ることのできない、命の現実。

 

○オリジナルストーリー(STORYS.book限定掲載)

・「お腹の子は、無脳児でした。」続編&インタビュー

STORYS.JP殿堂入り、さらにYahooニュースなど様々なメディアで多くの感動を読んだ「お腹の子は無脳児でした。」の著者夫妻が、当時の心境を振り返る。なぜ彼らは、このあまりにもつらい経験を綴り、語ることに決めたのか。大きな反響を呼んだ今、一体何を思うのか。そこには、「綴ること」の力と、「兄」となるはずだった息子さんとの絆があった。

・姉の妊娠がきっかけで『写真家』の道が開けた妹のストーリー 著 とみた わか

機械オンチな地元のOLが、一転写真家へ。彼女が切り取るのは、10ヶ月間の女性だけに与えられたストーリー。それは、幸せの瞬間。それは、喜びの時間。 ”『私、とっても楽しそう。こんな表情出来るんだね。』”妊婦さんにしか生み出せないその表情を見るたびに、彼女は思う。”赤ちゃんのパワーってすごいな!”
機械オンチな地元のOLが、一転マタニティーフォト専門の写真家へ。彼女がこの道を歩むことに決めた、その道程のストーリー。

●STORYS.book 創刊に込められた想い

本書を作るにあたり、STORYS.JPにストーリーを投稿して下さった著者の方が全面的に協力して下さいました。

心に傷を抱えながらも、懸命に前を向きに生きている彼らにとって、自分の人生を振り返り、誰かに伝えることは、簡単なことではありません。
しかし、伝え紡いでいくことの大切さ、何より自分たちの生きてきた証を本として残し、同じように家族を持つ人々に届けたいという著者の方々の想いがあったからこそ、本書はここまで来ることができました。

著者以外にも、様々な方面でたくさんの方が協力して下さいました。表紙写真には、米国、南フロリダで活動するフォトグラファー、Adam Opris氏。米国内の様々なメディアで取り上げられてきた彼に、今回表紙写真をはじめ多くの写真を提供していただくことができました。彼にぜひ写真を提供して欲しいとコンタクトをとり、「多くの不安を抱える女性に、直接ストーリーを届けたい」という本誌の想いを伝えると、快く承諾してくださいました。「負担が減る水中で、女性の自由とストーリーを表現したい」という想いから「Underwater Shoot」という新たなジャンルを生み出した彼。この本にぴったりの、最高の写真を表紙にすることができました。  

ストーリーをご投稿して下さった方々を始め、
印刷会社、写真家、彼らを支える家族・友人等、
多くの人の想いと人生が詰まった一冊です。

本書に関わった人
私達が普段接している身の回りの人
家族、命といった普遍的な現場で、懸命に生きる人々全てのために
皆様の応援を心よりお待ちしております。 


 【創刊号情報】

誌名:STORYS.book 01
発売日:2015年8月に支援者様へ発送、9月発売予定
判型:A5・中綴じ定価:500円(税別)
※取扱販売について、STORYS.bookにご興味お持ちいただき、もしご自身の働かれている書店やお店に置いてみたいと思っていただけましたらご連絡いただけますと幸いです。

<写真提供>

Adam Opris:米フロリダ出身の写真家、出産間際の妊婦の水中写真が注目を浴びネット上で取り上げられる。
とみた わか:名古屋を中心に活動する女性専門写真家。創刊号で自身の書き下ろしストーリーを掲載。

●リターンについて 

STORYS.bookを始め、CAMPFIRE限定STORYS.JPオリジナルグッズをご用意しております。
また、月間300万PVを越えるSTORYS.JPwebサイト特設ページやSTORYS.book本誌にご支援頂いた方のお名前を掲載させて頂く等、応援して下さった方一人一人の想いを形にしていきたいと思っております。
※詳しくは右記をご参照下さい。 

●最後に STORYS.JPの想い

STORYS.JPからはこれまで7つのストーリーが様々な出版社様から書籍化しておりますが、このようにストーリーをオムニバス化し、自ら出版するというのは初めての試みです。

ストーリーは、生きた証として残していくだけでも大きな価値になりますが、1つ1つの素晴らしいストーリーが、それを求める多くの方々に届き、伝えられていくことで、その価値は何倍にも大きくなっていきます。

一人ひとりの生きたストーリーは、必ず誰かのためになる。これが私達がこの本に込めている「想い」です。

たくさんの人のご協力のおかげで、この本は本当に素晴らしいものになると思っています。あと少しで、このストーリーたちを多くの人にお届けできます。ご協力よろしくお願い致します。
 

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