▼ごあいさつ

 はじめまして。「日本宇宙少年団・南種子町宇宙科学分団」リーダーの小西嘉秋です。私が生まれ育った鹿児島県の種子島・南種子町は鉄砲伝来と宇宙のまちとしても名が知られた、温かな風土と島民に囲まれたまちです。

  今回の私たちの挑戦は、ロケットの発射基地の町に「ロケット打上応援村」を整備するプロジェクトです。宇宙や科学に興味のある皆さんに村民になってもらい、協働で、宿泊・交流イベントの開催やロケット打上応援を行うための拠点を整備します。

 今回の応援村の整備には、自己資金を除き、最低300万円の資金が必要です。

 私たち南種子町宇宙科学分団の夢の実現のために、「ロケット打上応援村・村民」を大募集いたします。よろしくお願いします。

 

▼このプロジェクトで実現したいこと

 南種子町は、人口5,800人の離島で過疎の町です。ロケットの打ち上げ時は、スタッフを除いて、約2,000人から5,000人の皆さんが島外から参加しています。町内の宿泊施設は、打ち上げスタッフだけで満杯になり、多くの方々が、テントなどでキャンプして、打ち上げを見学しています。 

 また、多くの方は、宿泊先がなく、望んでも、貴重な感動体験をあきらめています。南種子町の施設も開放していますが、民間業者との関係で、オープンには対応ができていません。 

 少しでも多くの方々に、打ち上げ見学会場での臨場感、「バリッバリッバリッー」と空気が震える爆音、見学者の「すごい、すごい」の歓声、そして、宇宙の不思議を解き明かしていく、ロマンを感じる感動を体験していただきたいと思います。交流を通して参加者が一体となり、打ち上げの応援ができれば、その感動は限りなくすばらしいものになります。

 南種子町に活気をもたらし、ロケット打上の感動体験をひとりでも多くの方と分かち合いたい。私たちが、このプロジェクトで実現したいことです。 

▼日本宇宙少年団・南種子町宇宙科学分団の活動

 南種子町宇宙科学分団は、種子島宇宙センターのある南種子町において、郷土学習の一環として、1984年8月28日、南種子町宇宙科学少年団として、世界で初めて結成された宇宙少年団です。結成32年の団体です。
 1986年に日本宇宙少年団が組織され、南種子分団も1988年9月10日、19番目の分団として、日本宇宙少年団に加盟し、名称を「南種子町宇宙科学分団」に改めました。
 活動指標は、「感動こそ人生を変える(センス オブ ワンダー)」の考えを基に、科学する心(サイエンス)を養い、何事にも挑戦(チャレンジ)し、友情の輪(フレンドシップ)を広げることにより、子どもたちに厳し時代を生き抜く創造の力を醸成することをめざしています。
 2016年度の団員は、小学校4年生から高校生まで60名、リーダー(指導者)21名、計81名で、毎月1回、科学実験、郷土学習、水ロケットや凧の製作、キャンプなどで体験学習を行っています。特に、夏休みを利用し、口永良部島、硫黄島、宝島、屋久島登山、北九州、韓国などでキャンプを実施、最近では、全国の子どもたちを募集し、7日間の「宇宙のまちキャンプ」も行っています。

南種子町宇宙科学分団のホームページ http;//yacminamtane.jp/

九州最高峰「屋久島・宮之浦岳」登頂。往復10時間16kmを征服しました。

▼資金の使い道

 今回のクラウドファンディングの内訳

  交流イベントを行う会場兼簡易宿泊施設を整備するための資金が不足しています。 

 事業内容

 ・交流・宿泊施設(きぼう館)建設費 500万円

 事業費のうち300万円を資金調達できれば、プロジェクトを実施することができます。

▼リターンについて

 ロケット打上応援村は、現在でも利用できますが、宿泊数が限られています、7月から交流イベントが開催できるように予定しています。宿泊は、相談ください。

 そのため、村民証は、7月1日からそれぞれの有効期限といたします。

 また、安納芋については、終了した時点での早い時期に発送したいと思いますが、品物が準備に時間を要する場合がありますのでご了承下さい。

 

▼結びに

 南種子町で、ロケットの打ち上げを体験したい人たちが、応援村の村民になることで、打ち上げの感動体験へ参加しやすくなります。また、同じ目的に賛同した村民が交流することで全国にネットワークが広がります。 

 子どもたちにとっては、科学する心を養い、友情の輪が広がり、センス・オブ・ワンダーの感性が育まれます。そして、交流人口が増え、南種子町の活性化につながります。

 交流と宿泊ができるロケット打上応援村の建設は、今後、年間打ち上げ回数が増えることが予想される南種子町において、実施が急がれるプロジェクトです。どうか皆さま今回の私たちの挑戦のサポーターになっていただけませんでしょうか?温かいご支援をお待ちしております。

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