【はじめに・ご挨拶】

 こんにちは。
 私たちFRUE(フルー)は、“魂の震える音楽体験” というコンセプトの下、ジャズ、ロック、ワールド、テクノ、電子音楽など、様々な音楽のジャンルの中から、強く、深い、そして濃い精神性を携えているミュージシャンを、世界各国から日本に招聘しています。
 2017年と2018年には野外音楽フェスティバル・FESTIVAL de FRUEを開催し、今年も静岡県掛川市で11月に開催します。
 今回のクラウドファンディングは、その11月に開催するFESTIVAL de FRUE 2019にも関連したものになります。

【このプロジェクトで実現したいことや今後の展望など】

 楽聖・エルメート・パスコアールの遺伝子を色濃く受け継いだミュージシャン、イチベレ・ズヴァルギと、そして、十数人の参加者と共に、約1ヶ月のワークショップを通じて音楽を創り上げてみませんか?

 あるいは、日本の文化や風土を感じながら、日本在住のミュージシャンや学生と共に創り上げられる音楽がどんなものになるのか興味は湧きませんか?

 ジーコが鹿島アントラーズに来たことによって、日本のサッカーが発展してきたように、イチベレの提唱する “ユニヴァーサルミュージック=誰もが参加できる偏見なき音楽” が、日本中に滲むように広がっていくような展開を夢見て、今回のクラウドファンディングを立ち上げました。

 宗教や政治、人種や性別などは関係なく、音楽がすべてで、音楽を通じ、自分のことや色んなことを伝えたり、コミュニケーションができたりするような、素晴らしい体験ができるワークショップになるでしょう。
 さらに、ワークショップの参加者は、『Itiberie Orquestra Fameilia Japão(イチベレ・オルケストラ・ファミリア・ジャパン)』というオーケストラバンドのメンバーとして、FESTIVAL de FRUE 2019に出演することできます。
(※参加者多数の場合は選抜メンバーとなります。下記の募集要項をよくお読みください)

 私たちFRUEは、今回のチャレンジを初めの1歩ととらえています。
 近い将来、大阪や熊本でも同じように、このようなワークショップを開催し地域に根ざしたミュージシャンや学生を集め、地方の公共ホールなどで成果を発揮するような場を設けられないか。もしくは、レコーディングし作品として残せないかなどのアイデアがあったりします。
 そろそろ、海外からアーティストを招聘し、ライブをプロモートするだけでなく、未来の音楽家や音楽シーンの育成や醸成に、少しずつでも貢献できたらいいなと考えています。
 私たちの考えや活動に共感していただけるようでしたら、ぜひご支援よろしくお願いします。


【エルメート・パスコアールからのコメント】

私はオルケストラ・ファミリアの誕生をこの目で見ました。

私は今再び生活しているジャブーという地域で、かつてオルケストラ・ファミリアが誕生するのを目にしたのです。
そして今、イチベレーは世界中の国々でオルケストラ・ファミリアを作るという美しいアイデアを抱いています。

私たちが「ムージカ・ウニヴェルサウ」と呼ぶ音楽を、様々な国の音楽家を集めて演奏するというものです。

なぜ「ムージカ・ウニヴェルサウ」か?

なぜなら、自由で、心地よく、創造的な音楽だからです。

イチベレーを祝福します。

そして、私たちが最も愛する国、日本は、ブラジル以外の国でイチベレー・オルケストラ・ファミリアの誕生する初めての国となるでしょう。

日本のみなさんのことも祝福します。

オルケストラ・ファミリアは音楽、そして宇宙です。

だからウニヴェルサウ(普遍的)なのです。


【イチベレのワークショップのこれまでの活動】

イチベレ・ワークショップ 
2017/1/9 @大田区文化の森ホール
2017/1/10 @保谷こもれびホール
2017/1/11 @保谷こもれびホール「リハーサル室」
2017/1/11 @北青山ブラジル大使館
2018/5/14 @国立オリンピック記念青少年総合センター・中練習室
2018/5/15 @国立オリンピック記念青少年総合センター・中練習室
2019/5/15 @大阪本町「周(あまね)」
http://www.kojiabe.com/?p=667


【イチベレ・ワークショップ概要】

“ユニヴァーサルミュージック=誰もが参加できる偏見なき音楽”
譜面は、用いられない。耳だけを頼りに演奏していく。
このワークショップでは、イチベレが断片的に即興的に作曲されていくフレーズがイチベレの歌で示され、 参加者は、そのメロディー、フレーズを自らの担当楽器でトレースしなければならない。
作曲されたフレーズは、即座に編曲され、 他の楽器へのモチーフとなる。度々合奏をし、確かめられながら、1日を通して1曲を作っていく。
フレーズは当然参加者の 演奏能力を超えるものが提示される事はない。
イチベレは、こうした音楽の事を、Música Universal(全員、万人の音楽)と呼んでいる。
全ての年齢の人たちのために、また、どのような音楽スキルを持っている人たちでも、偏見なく参加できる音楽。 また、クラッシックやポピュラーミュージックなどのジャンルの垣根を越えるための音楽として。


【イチベレ・ワークショップ募集要項】

●場所:渋谷近辺のスタジオを予定 <調整中>

●通訳:ケペル木村

●募集演奏者:定員各日30名程度

【人数指定楽器】
1名(ピアノ/キーボード/エレキベース/カバキーニョ/バンドリン)
2名(パーカッション/ギター)
※審査があります。上記の楽器で参加を希望される方は、ご支援される前にキャンプファイヤーのメッセージ機能をご利用し、ご連絡ください。折り返しご連絡いたします。
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【人数指定なし楽器】
フルート、サックス、トロンボーンなどの管楽器
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスなどの弦楽器
ヴォーカル
※過去のイチベレワークショップに未参加の方は、ご支援される前にキャンプファイヤーのメッセージ機能をご利用し、ご連絡ください。折り返しご連絡いたします。
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【日時】
昼の部と夜の部を設けました。昼の部は木金、夜の部は火水。
そして、土日は、昼夜の参加者を集めて、午前中開催となります。ドラムのアジュリナの参加は、10/28月からとなります。

昼の部
13:00-17:00
10/10/木、10/11金、10/17木、10/18金、10/24木、10/25金


夜の部
19:00-23:00
10/8火、10/9水、10/15火、10/16水、10/22火、10/23水

昼夜合同
8:30-12:30
10/12土、10/13日、10/19土、10/20日、10/26土、10/27日


予備日 ※アジュリナの参加は、10/28月より
19:00-23:00
10/28月、10/29火


【参考:ブラジルのイチベレ・オルケストラ・ファミリア】



【FESTIVAL de FRUE 2019の出演に関して】

ワークショップの参加者が多数となった場合、フェスへの参加は選抜メンバーとなる可能性があります。演奏技術に不安があったり、過去に行われたイチベレのワークショップに未参加の方は、キャンプファイヤーのメッセージ機能をご利用し、ご支援前に必ずメッセージをください。
また、フェスには参加せずに、1ヶ月間のワークショップに参加したい方も歓迎します。その際、 FESTIVAL de FRUE 2019のアーティスト・パスとミールチケット 4枚、会場-都内往復高速バス乗車券(専用貸切高速バス)or 駐車券はお渡しします。
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イチベレ・オルケストラ・ファミリア・ジャポンの演奏は11月3日(日)を予定しています。演奏時間は80分〜100分程度、ザ・ホールで行います。
貸切の高速バスは、11/2(土)に都内を出発し、昼過ぎに会場着となります。19時より会場内にあるスタジオでリハーサルを予定。
なお、11/2(土)の宿泊代は、ご自身でご負担いただきます。ホテルの予約などのご相談は承ります。
ご自身のお車で参加される場合には、駐車券をお渡ししますが、交通費などはご自身でお支払いください。


●11/2-3のスケジュール(貸切高速バスに乗車した場合)※7/20現在。変更の可能性あり

11/2(土)
9:00 都内発(貸切高速バス)
13:00 会場着
15:00 ホテルチェックインなど、ご自由に。
19:00 会場内にあるスタジオでリハ予定

11/3(日)
11:00 リハスタート@ザ・ホール
13:00 演奏スタート@ザ・ホール
14:20 演奏終了
   各自自由行動
21:30 会場発(貸切高速バス)
24:00 都内着


●ザ・ホール


【集まった資金の使い道】

・イチベレ、アジュリナの渡航費&滞在費
・スタジオのレンタル代
・本プロジェクト制作スタッフ(通訳、折衝、ロジなど)の人件費
・掛川-都内高速バスのレンタル代
・映像作成スタッフの交通費、宿泊、ギャランティなど

※本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。



【イチベレ・ズワルギ  プロフィール】
Itiberê Zwarg 1950年ブラジル、サンパウロ生まれ。
1977年以降、世界中のミュージシャンから尊敬されているマルチ・フリー・インストゥ ルメンタル奏者、エルメート・パスコアルのバンドに、その類まれなる自由な音楽の才能が認められ、40年の長きにわたりベーシストとして 在籍し、現在も続けている。
1999年に自らのワークショップの生徒を母体とするバンド「イチベレ・オルケスタ・ファミリア」を立ち上げ 3枚のCDをリリース。
ファーストアルバム「Pedra da Espia」は、ブラジルの代表的な新聞「O Globo」誌によって、2001年の最も優れた インストゥルメンタル・アルバム10枚の中の1枚に選ばれた。近年では、「イチベレ&グルーポ」と名を改め、彼独特の音楽創作法による 楽曲を精力的に発表している。
ワークショップには、エルメートバンドのドラマーでもある息子のアジュリナンがサポートで参加。 また、アジュリナンも日本初となる自身のワークショップを開催!

Itiberê Zwarg HP : http://www.itiberezwarg.com.br



【アジュリナン・ズワルギ プロフィール】
Ajurinã Zwarg 
ドラマー、パーカッショニストとしてのキャリアを1999年、父であるイチベレ・ズワルギのグループ「イチベレ・オルケスタ・ファミリア」の一員としてスタートした。
「イチベレ・オルケスタ・ファミリア」として3枚のCDをリリース。イチベレ・ズワルギのグループとして、1枚のCDと1枚のDVDをリリース。その後、エルメート・パスコアルのバンドメンバーとなり、『 No mundo dos Sons』などのCDをリリース。
エルメートバンドで、ブラジル全土、アメリカ、イタリア、日本、フランスなど世界各国で公演。また、演奏活動と並行して、様々な学校でドラムとパーカッションを教えている。
Rio de Música na comunidade do Jacarezinho (ジャカレジーニョのコミュニティ音楽)と呼ばれる社会的なプロジェクトで音楽の教育を受ける機会に恵まれない人たちに音楽を教えて、そこにある才能を引き出している。


FESTIVAL de FRUE 2019 概要

場所:静岡県掛川市 つま恋 リゾート彩の郷(静岡県掛川市満水(たまり)2000

開催日時 ※予定:

11月2日(土)
開場 11:00 / 開演 11:00 / 終演 27:00

11月3日(日)
開場 9:30 / 開演 9:30 / 終演 25:00

LINEUP:
Tom Zé 
ACIDCASE: 
Acid Pauli
Geju
Aex
Billy Martin 
Carlos Niño
Carista 
Itiberie Orquestra Fameilia Japão 
Marco Benevento
Quartabê
Sam Gendel
Svreca
Vessel & Pedro Maia present Queen of Golden Dogs
Wata Igarashi
YAKUSHIMA TREASURE(水曜日のカンパネラ×オオルタイチ)
悪魔の沼:
Compuma
Dr.Nishimura
Awano

…and many more artists
※第3弾アーティストの発表は、8月下旬を予定しています。

ステージ:ザ・ホール / グラス・ステージ

前売:
2日通し券:19,000円 / キャンプサイト券:2,000円(1名様) / 南駐車場駐車券:4,000円
https://frue.shop-pro.jp/

飲食ブース出店募集
Festival de FRUE 2019 で飲食ブースで出店してくれる方を募集しますオーガニックをキーワードに、愛のある食を提供できる方が望ましいです。ベジタリンフードやグルテンフリーを歓迎します。なお、化学調味料(アミノ酸等)やケミカル系添加物の使用は厳禁とさせていただきます。
※締め切りは、9/9。
※出店概要書にしっかり目を通された後、お申し込みください。
※物販や雑貨などの募集は、7月末をめどに開始します。少々お待ちください。

概要書はこちら
http://frue.jp/festivaldefrue2019/food

協力:infusiondesign inc. / KIMOBIG BRASIL / WaSabi / トロピカル / HARAIZUMI ART PROJECT / sloWPorch / 株式会社ハタケスタジオ / イマジン株式会社 / 渋谷WWW

http://frue.jp/


FESTIVAL de FRUE 2018 アフタームービー


【参考 CAMPFIRE AWARD 2018 音楽賞を受賞】

「CAMPFIRE AWARD 2018」について
「CAMPFIRE AWARD 2018」は「CAMPFIRE」にて2017年12月1日~2018年10月31日までにクラウドファンディングを実施したプロジェクトの中から、「支援総額」「支援者数」「社会的影響力(話題性)」の3つの観点から総合的に評価し、13のプロジェクトを選出。共感を集め支援につなげたクラウドファンディングプロジェクトを讃えることで、今後の挑戦の先行例として広く知っていただき、クラウドファンディングの更なる活用を推進し、お金の流れをなめらかにすることを目的としております。

URL:https://camp-fire.jp/projects/view/69945
支援総額:10,573,600円(目標金額:7,000,000円、達成率:151%)
支援者数:439人
選出理由:2017年に国内外から「魂を震わす」音楽家たちを招聘し、感度の高い音楽好きを唸らせたFESTIVAL de FRUE(フェスティバルドフルー)。企業協賛もほとんど入れず、手作りで運営していることから、今回のクラウドファンディングがフェスを開催できるかどうかの大きなジャッジになっていました。募集終了6日前時点で700万円の支援金目標に対して50%程度の達成率で、目標達成が難しいというムードの中、FESTIVAL de FRUEを愛すメディアの方、昨年参加者の協力があった結果、目標を大幅に上回り、フェス開催にいたりました。音楽ジャンルには情報拡散力をもつアーティスト発信のプロジェクトが多い中、アーティスト発信ではなく音楽を愛するプロジェクトオーナーと支援者が共に発信を続け、「資金集めを民主化し、世界中の誰しもが声をあげられる世の中をつくる。」というCAMPFIREのミッションを音楽において体現するプロジェクトとなったことが音楽賞の受賞へと繋がりました。

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