2020年東京オリンピック記念震災復興国際交流展をするにあたって。

私(Rin TERADA http://www.rinterada.com)はドイツで20年間の芸術活動をしていました。
2011年3月11日の東日本大震災の時は、フランクフルト近くのヴィースバーデンの美術館で
52mの作品の発表中でした。多くのドイツ人が私に声を掛けてくれました。
その理由は、私の姉が石巻の施設に居て1ヶ月程行方不達となっておりました。
やっとのことで無事が確認され安堵したのを憶えています。

私は、芸術家です。
ですから、社会に貢献できることは、私の作品や芸術活動でもって貢献することになります。
私は、多くの芸術家仲間を海外に紹介しました。TERADA PRIZEもその一つです。
そして、今回の震災復興国際交流展で復興の証しを世界に発信させようと考えました。

本来、東京オリンピックは復興オリンピックであったはずです。
しかし、現在はそんな形跡は全くありません。

私達が今回の震災復興国際交流展をやろうとしたきっかけは、東日本大震災の復興が本当に人間らしく
なされているか?という疑問があったことと、真の復興とは何なのか、ということを世界に
発信させることでした。その為に、このプロジェクトを進めるにあたって1960年5月24日の
チリ地震津波の災害から考えました。

当時、私は宮城県塩釜市に住んでおりました。小学校6年生でした。
あの時も、2011年の3月11日の東日本大震災の時も私達はただ呆然と見ているしかありませんでした。
自然の出来事に対して私達は何も出来ません。
全く無力でした。自然の脅威の前になすすべもなく立ち竦んでいるだけでした。
「一体目の前で起きていることが何であるのか」頭の中は真っ白な状態だったでしょう。

あれから8年が経ちました。
あの時の想いを何かで表現して世界に発信する機会は、
来年2020年が最も良いのではないかと考えました。

あの瓦礫からの再建を世界に発信させよう。

私達は、2011年3月11日の東日本大震災から如何に人間の力が無力かを学びました。
しかし、それを未来に生かすことが人間の力であり使命です。
私達は、それを世界に発信することにしました。

この機会に、真の復興を世界に発信することを決断しました。

私達は、多くの展示会をやって来ました。1つ1つテーマをもって実行してきました。
どれもが、称賛されるものでした。

みな様からの資金は
① 海外からの作品招聘費用 150万円
②海外輸送費 90万 
③宣伝活動費 150万
④会場費用 20万
⑤人件費ボランティア含め 80万

⑥宿泊交通費 70万
⑦その他雑費 50万
⑧リターン制作費用 
 純金箔 30万
 絵具 10万
 キャンバス 4万

に使わせて頂きます。

返礼品について

返礼品は、Rin TERADAのオリジナル小作品

油彩・純金箔使用

色違いもありますので写真と異なることもありますが、ご了承下さい。
お1人11,000円の資金を頂けると作品1枚をお贈り致します。

心を込めて、みな様にお贈り致します。


震災復興国際交流展のスケジュールは、

2020年5月13日~17日まで。
会場は、宮城県美術館
会期中、会場にて講演会や展示作品の説明会があります。

私達は、今回の震災復興国際交流展をもって、復興力を世界に発信していきます。

未だ、仮設住宅や仮住居を余儀なくされている人達に生きる力を与えます。
その方達を展示会に招待します。

申し遅れましたが、私の父の実家は気仙沼で親族もまた大きな被害を受けました。
頑張ります。応援して下さい。

2020年東京オリンピック記念
震災復興国際交流展
実行委員会代表
寺田琳

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