『 Molten Soul Records×ヒロシワタナベ 』

「 民謡 」と「 エレクトロミュージック 」の融合

~ 日本の伝統文化を神々の里「高千穂」から全世界へ ~

(Photo by Hiroshi Watanabe)


このページを開いていただき、ありがとうございます。Molten Soul Records の田﨑薫と申します。

“Molten Soul” それは “溶解して鋳造した魂(ソウルミュージック)” 。つまり、溶かしたものをもう一度、型枠に入れること。古いものと新しいもの、国内と海外、そして民謡とエレクトロミュージック。一見交わり難いそれらを一緒に溶かして型枠に注ぎ込むことで、全く違う「アタラシイカタチ」を創造し、全世界に発信します。



【 Molten Soul Records とは? 】

宮崎発の民謡専門音楽出版会社。音楽業界に精通し国内外を問わず数々の作品リリース実績のあるアーティストと共に海外にも通用する完成度の高い作品を制作し、また国内外に販路を持つ国内大手ディストリビューターと連携することで、全世界に順次リリースしていく。



【 Molten Soul Recordsの目的 】

日本の伝統文化を世界に発信すべく、古来より引き継がれてきた日本の郷土色豊かな情緒あふれる「民謡」を現代音楽としてリメイクし世界に発信していく。

民謡は、そこで生活する人々のその暮らしにおいて、自然や神々への祈りや感謝から生み出されたものと考えられます。そして民謡の楽曲は、土地土地や時代によって、曲や歌詞が変化しながら継承されてきた歴史があります。そこで、民謡を現代音楽で継承してくのであれば、どんな音楽に生まれ変わるのか、そのチャレンジをして行きます。

初回は地元宮崎県高千穂の「刈干切唄」を取り上げ、今後は継続的に全国の民謡を順次リリース。世界に日本の文化を発信すると同時に、地方の活性化を実現させ、結果として1つの事業で2つの大きな目的を実現させます。

 また、来年は高千穂町の町制施行100周年。これまでの高千穂の歴史を尊重し、これからの高千穂を世界に発信すべくこのタイミングでリリースすることを決定しました。


(Photo by Hiroshi Watanabe)



【 プロフィール 】

Molten Soul Records代表 田﨑 薫

見える化株式会社 代表取締役(事業再生・事業承継業務)

1974年 宮崎県高千穂町生まれ

小学生の時に聴いたGeorge Michaelの「Faith」とのご縁に始まり、その後、90年代に黄金期を迎えるR&Bの生み出すグルーヴ感に陶酔。大学時代はジャズのビッグバンドに所属し、アルトサックスを担当。その後、DJを始めると、エレクトロミュージックに没頭。

学生時代に左足の大怪我をし、大好きなサッカーを辞めざるを得なくなったが、その喪失感を埋めてくれたのが音楽だった。「音楽に救われた」ことへの恩返しとして、これからは「音楽を買う立場」から「リリースする立場」になり、民謡の素晴らしさ、音楽の素晴らしさを全世界の人達に届けることを使命とし、活動する。

今回音楽制作に関わることで、『音楽に再会できた深い喜び』を早速皆様にお届けしたい。



【 楽曲制作 】

ヒロシワタナベ

1971年 東京都生まれ

東京音楽大学付属高校コントラバス科卒
ボストン、バークリー音楽学院にてMUSIC SYNTHESIS(シンセサイザー)科卒
国内外のダンスミュージックレーベルより作品を多数リリース。
ファッションショー、舞台音楽、イベント楽曲制作と多岐に渡り楽曲制作を手掛ける。
ドイツ最大のエレクトロミュージック・レーベルKOMPAKTよりKaito名義での作品は、シングル『Everlasting』1stアルバム『Special Life』がヨーロッパで話題となり計8枚のアルバムを発表。
アニメ交響詩編エウレカセブンへ「Get it your hand」を楽曲提供。
鴻上尚史プロデュース舞台作品へは第三舞台封印解除&解散公演を含む公演へ10年以上に渡り音楽を担当。
上海万博/上海国際芸術祭記念 日中友好舞踊歌劇「木蘭(ムーラン)」劇伴担当。
2014年秋『WDR Funkhausorchester meet KOMPAKT』ドイツケルンWDRオーケストラとケルンにて共演。
日本三大名瀑 茨城県『袋田の滝』ライトアップショーへサウンドトラックを手掛ける。
Derrick May主宰U.Sデトロイトのテクノ老舗レーベルTransmat Recordsより日本人として初のリリースとなる『Multiverse』を発表。
一日の通行者数30万人を誇る阪急うめだ本店コンコースウィンドウ「夏の心地よい暮らし」にて、パネル用写真/楽曲の提供。
経産省データヴィジュアライゼーション作品「3,393,867,155」3dcel 3D City Experience Lab.楽曲制作。
アーティスティックスイミング日本代表 乾由紀子(リオ五輪メダリスト)ソロテクニカルルーティーン楽曲担当。
FISノルディックスキージャンプ女子ワールドカップ蔵王2018,2019スタジアムDJ担当。
JAXA国際宇宙会議(IAC2019)オープニングムービー楽曲担当。

Bandcamp > https://hiroshiwatanabe.bandcamp.com
Soundcloud > https://soundcloud.com/kaito
Twitter > https://twitter.com/hw_aka_kaito



【 なぜ、ヒロシワタナベ氏とタッグを組んだのか? 】



ヒロシワタナベ氏は海外のレーベルからもリリースしていますが、彼の音楽からはどこか懐かしさを感じる「和」の部分があります。小さい頃に聴いていた子守歌のような、例えば「初めて会う人でも、初めて会った気がしない」心の奥底に昔から存在するような不思議な感覚になります。そして日本人にしか表現できない繊細さや緻密さを表現できる数少ないアーティストです。海外のDJからも「彼の音楽は”JAPAN”だよね」という認識が広まっているくらいです。

そんなヒロシワタナベ氏の制作する楽曲と、Molten Soul Recordsの取り上げる「日本の民謡」を組み合わせる事で生まれる「新しい音楽のカタチ」、そして日本の伝統文化を全世界の人に伝え広めたいという想いが、ヒロシワタナベ氏となら実現できると考えたからです。



【ヒロシワタナベ氏からのコメント!!】

長く高千穂地方で歌われ続けて来た民謡のアレンジには実に深い敬意と気持ちを込めて挑んでおります。過去多くのアレンジ作品や演奏が存在する中、今作品はシンプルな刈干切唄(Kariboshikiriuta)の形を保たせながら新たな世界観へと誘うこと、この歌の美しさを空間的な演出により一層膨らます事を強く思いながら制作に挑んでおります。プロジェクト立ち上げから完了までの間に数回現地に足を運び自分自身で高千穂に流れる空気、空間に宿る力、そして広大な美しい景色を感じ、大地から感じる神秘に包み込まれた静寂を音楽へと融合させております。KaguraとTakachihoという楽曲においても全く同様の気持ちを込めて挑んだ作品となっております。 



【村上三絃道 三代目家元 村上由宇月さんからのコメント!!】

村上三絃道、村上由宇月です。今回ご縁をいただき「刈干切唄」 を歌わせていただきました。この唄は私にとっても大切な唄で、何年経っても、それこそ何百年経っても色褪せることない魅力的な民謡のひとつです。今回はリメイクされるということでテンポに合わせて歌うというチャレンジをさせていただきました。「刈干切唄」は本来テンポのない唄です。歌の良さが伝わるように、高千穂の山々、豊かな自然を思い浮かべ、心を込めて歌いました。この唄を聴いて高千穂ってどういうところだろう、行ってみたいなと思っていただけたら嬉しいです。



【高千穂町長からのコメント!!】

高千穂町長の甲斐宗之です。

今回、Molten Soul Recordsから、高千穂町で歌い継がれる民謡「刈干切唄」を現代風にアレンジし、リリースされるプロジェクトがあることを知り、大変嬉しく思います。

この『日本の伝統文化である民謡を現代に蘇らせ、世界に発信する』というプロジェクトに挑戦する田﨑薫氏のルーツは、記紀神話に記された天孫降臨の地、我が高千穂町。

世界農業遺産認定の棚田をはじめ、日本の原風景ともいうべき高千穂の山々に響く刈干切唄や神楽囃子の笛太鼓など、ムラの暮らしそのものが伝わる楽曲の完成が今から楽しみでなりません。

来年2020年は、高千穂町にとって町制施行100周年という節目の年。また宮崎県全域を舞台に第35回国民文化祭および第20回全国障害者芸術・文化祭が開催されます。

高千穂町は、高千穂峡や神話にゆかりの神社、パワースポットが点在する宮崎県随一の観光地でもあります。

私はこの様な機会に、本町の魅力を全国に、また広く世界に発信するため、様々なツールを活用したいと考えています。

本プロジェクトの成功を願うとともに、多くの皆様のご支援をお願いし応援メッセージといたします。


(真名井の滝)

(国見ヶ丘 雲海)

(尾戸の口棚田)



【 リリース形態 】

3曲入りアナログEPレコードを先行リリースし、その後10曲入りフルアルバムをCDにてリリース予定です。




『刈干切唄(かりぼしきりうた)』とは、高千穂地方を中心に唄われた宮崎を代表する民謡。ススキ・チガヤ・スゲなどの茅(かや)を刈り取る作業を「刈干し切り」と言い、その仕事歌として唄われました。

刈り取られた茅は、乾燥させたのち、茅葺屋根(かやぶきやね)の材料になるほか、牛馬の冬期のまぐさ・飼料となります。

~ここの山の 刈干しゃ すんだよ
明日はたんぼで 稲刈ろかよ

もはや日暮れじゃ 迫々かげるよ
駒よ いぬるぞ 馬草負えよ~


(神楽の風景)

高千穂地方に伝承されている神楽は、天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸にお隠れになった折に、岩戸の前で天鈿女命(あまのうずめのみこと)が調子面白く舞ったのが始まりとされる。

(Photo by Hiroshi Watanabe)



【 Molten Soul Recordsを立ち上げようと思ったきっかけ 】

私は中学時代、サッカーに明け暮れる毎日でした。プロになりたいという気持ちもありましたし、そうでなくても「将来はサッカーに関わる仕事に就きたい」と思うほど、サッカーが大好きでした。しかし、練習試合中に左足の大怪我をしたことがきっかけで挫折し、大好きなサッカーに懸ける情熱もなくなってしまいました。その頃は学力も伸びず無気力な日々を過ごすだけで、本当に辛い毎日でした。


しかし、そんなときに私の心を支えてくれたのが「音楽」でした。


それからの私の人生は音楽と共にあり、大学時代はジャズバンドでアルトサックスを担当、DJを始めると寝食を忘れてエレクトロミュージックに没頭し、一心不乱に良音を求め続け、気づけば5000枚以上のアナログレコードとCDを買い集めていました。


大学卒業後は銀行に18年勤務し、その後、経営コンサルタントとして独立し3年経過しましたが、やはり心の中には「音楽」への気持ちが強く残っており、自分が育った高千穂や自分を救ってくれた音楽への「恩返し」の想いと共にこの「Molten Soul Records」を立ち上げました。


このプロジェクトは、順次全国の民謡をエレクトロミュージックと掛け合わせて全世界に発信していき、私が「70歳になる年に全てがコンプリート」する企画です。これから70歳になるまでに音楽を通じて世界中のいろんな人と出会い、刺激しあい、それが自分の財産になること、それを多くの人に伝えること、そして私がそうだったように「何かに挫折したり、辛い日々を過ごしている人」を、一人でも多くの人をMolten Soul Recordsの音楽で救っていきたい、それが私の想いです。


ぜひ私の想いに賛同して頂ける人を、心からお待ちしています。


(国見ケ丘からの景色)

神武天皇の孫にあたる建磐竜命(たていわたつのみこと)が九州統治のため高千穂に寄られ、この丘より国見をされたことから、ここを国見ケ丘といいます。国見が丘のある押方地区は、刈干切唄発祥の地と言われています。

(Photo by Hiroshi Watanabe)



【支援金の利用目的】

今回の目標金額の50万円のうち、楽曲製作費(CD・レコード製造費を含む)と、皆さんの元に発送する費用を合わせて40万円程になります。残りの金額は、その他のリターンの作成費用とクラウドファンディングの手数料などに充てられます。

目標金額以上の支援金が集まった場合は、新たに200万円をストレッチゴールとして設定し、日本初の試みである民謡×エレクトロミュージックの「フルオーケストラ楽曲の制作」の費用に充て、更に良質な音楽を皆さんに「追加リターン」の設定を行いお届けする予定です。



【リターンと内容について】

クラウドファンディングは寄付とは違い、支援した金額に応じてリターン(返礼品)があります。例えば今回3000円支援して頂いた方には「オリジナルTシャツ」を1点お返しします。すべてのリターンの価格には送料も含まれています。つまりこれは、商品を「先払いで予約購入する」ことと同じです。

「早期購入者」の方には、ヒロシワタナベ氏が今回のクラウドファンディングのためだけに、高千穂を回想しながら制作した渾身の「☆オリジナル限定MixCD☆」を特典としてお付け致します。


今回のリターン商品をご紹介します。実際に購入して頂く際はこれらを個別、もしくはセットの中からお選びください。複数のリターンを購入して頂くことも可能ですが、その際はお手数ですがその都度決済をしていただく形になりますので、ご了承ください。


(天安河原)

天安河原(あまのやすかわら)は、天照大神(あまてらすおおみかみ)が岩の戸にお隠れになった際に、八百萬の神々が集まり話し合いが行われたとされる場所。今回のこのプロジェクトもここで話し合いを行いました。

(Photo by Hiroshi Watanabe)

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