Japan-Pano-Journalism~seasonII:パノラマVRによる被災地比較記録iPadアプリの開発

集まった支援総額
¥328,000
パトロン数
63人
募集終了まで残り
終了

現在109%/ 目標金額300,000円

このプロジェクトは、2012/02/21に募集を開始し、63人の支援により328,000円の資金を集め、2012/03/21 23:59に募集を終了しました

《 このプロジェクトについて 》

私は京都西陣でパノラマVRコンテンツの企画制作を生業としています。

昨年の東日本大震災の直後、
世界最大のパノラマポータルサイト「360cities」からの依頼を受けて、
3月23日から27日までの5日間、岩手県沿岸一帯の被災地のパノラマ撮影を敢行しました。

現在は、「Japan - Pano-Journalism」というサイトで、
その時に撮って来た116のパノラマVRムービーをご覧頂けます。
http://japan.pano-journalism.com/

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多くの方がご存知の通り、復興活動は、
ある面では進行しているものの、別の面では全く進んでいない状況があります。
これらを客観的に見るには、
やはりその当時の状況と今とを比較出来る“何か”が必要になってくるのではないか、
と思います。
震災直後の被災地を訪れた私だからこそ出来る活動は、
まさにコレなのではないかと思い立ち、このプロジェクトを企画しました。

今回はまさに、2011年に撮った時と全く同じ状況、即ち、

・同じ日
・同じ時刻
・同じ場所

でパノラマ撮影を行い、2011年のパノラマと比べることで、
「どこがどのように“変わっていて”」
「どこがどのように“変わっていないか”」
を比較できるようにしようというものです。

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さらに前回はオフィシャルWebサイトを開設しましたが、
今回はオフラインでもご覧頂けるように、iPadアプリを開発しようと思っています。
そのアプリ開発者を東北在住のモバイル開発者に依頼することで、
案件の創出と、現地での現金流通を促すことも、目的としています。

本プロジェクトは、私個人が独力で行っている、全く非営利の活動です。
撮影実費(移動・宿泊・食事・機材運搬・消耗雑費、他)と、
開発経費(開発者への制作費及び英訳費)が、全経費です。
この経費の支援をお願いいたします。

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《 気 持 ち 》

実は、震災直後からボクのもとには、
海外のメディアからのパノラマ撮影依頼が多数寄せられました。
通常なら東北は、京都から簡単に行けるような距離ではなく、
ましてや被災直後の状況を報道やSNSで知るにつれて、
ただでさえ移動困難な状況の中で私的に行くことは迷惑千万甚だしく、
行きたい気持ちはあるものの、やはり倫理的に憚られました。
しかし、世界中の報道写真家と呼ばれる職業の人達は、
震災当日に既に現地に飛んで、その記録を克明に撮り続けていたのです。
そんな話を被災してから4日後ぐらいに聞きました。
それがとっても歯痒かったんです。

なんで日本に居る自分たちが、それが出来ないのか、と。
自分の国の記録すらもロクに出来ないのか、と。

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最初は東北や関東圏の自分のパノラマ仲間に連絡を取って、
撮影の依頼をしてみたのですが、
程度の大小はあれ、みな「被災者」ですから、
自分の身の回りの安全を確保するので精一杯で、それどころではありません。

最終的には、私自身が独りで行くという判断になったのです。
但し、自分の身の安全がある程度は確保出来るようになるまで待ち、
じっくりと計画を立てようということになり、
即時性を求めるプレス関係の要望は全て断り(または断られ)、
アーカイブを求める360citiesとの協業に専念することになりました。

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2011年3月22日〜28日の1週間、滞在し、
そのうちの5日間をパノラマ撮影に費やしました。
この際、盛岡在住の1人のパノラマ仲間が、
このプロジェクトに賛同してくれ、
移動や宿泊、現地情報など多方面で支援してくれました。
彼のサポートなくてはこのプロジェクトは成り立ちませんでした。
本当に有り難く思っています。

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本公開は4月1日。
その直後から色んな方の協力を得て、
「パノラマの語り部」として、被災直後の状況を伝える役割を、
自分の行動で知った生体験を、
撮ってきたパノラマVRムービーを見せながら、お話してきました。

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《 最 後 に 》

昨年は、直後ということもあり、
世界各国のパノラマ系ハードウェア/ソフトウェアメーカーのスポンサードを受けて
活動を行いましたが、
もっと多くの方にこの活動を知っていただき、賛同していただきたく思い、
このようなマイクロファンドサイトを利用させていただきました。

最終決算報告は、このプロジェクトページにて行います。
みなさまのご協力を、心から期待しております。

よろしくお願いいたします。