はじめに・ご挨拶
はじめまして、曽和 仁と申します。38歳です。
2019年の夏、オーストラリアで行われるアウトリガーカヌーの世界選手権に出場するチームの監督をすることになりました。今回3名の高校生パドラー達と一緒に世界選手権に挑戦します。
「次世代のパドラーが世界の舞台に挑戦する手助けをしたい」
そんな思いから、このプロジェクトを立ち上げました。
最後までお読みいただければ幸いです。
このプロジェクトで挑戦したいこと
まず初めに、アウトリガーカヌーという競技スポーツをご存じでしょうか?
アウトリガーカヌーとは、太平洋を中心に大昔から伝わる乗り物で、カヌー本体の横に浮子(この部分がアウトリガーです)が付いているカヌーの一種です。
ハワイのワイキキビーチでアウトリガーカヌーでのカヌーサーフィンを体験したり、テレビなどで見たことがある方もいるのではないでしょうか?
この「横に何かついてる乗り物」それがアウトリガーカヌーです。
現在日本では、湘南エリアを始め、全国各地でこのアウトリガーカヌーを楽しむコミュニティが存在します。そんな日本のアウトリガーカヌーコミュニティの中で小学生の頃からアウトリガーカヌーに関わってきた高校生パドラー3名がこの夏オーストラリアで開催される、世界選手権に出場することになりました。多くの小学生パドラー達が、中学校進学をきっかけにアウトリガーカヌーから離れてしまう中、今回オーストラリアに渡航する3名の高校生たちは、中学生時代もアウトリガーカヌーを続けて来ました。彼らは、日本のアウトリガーカヌーコミュニティにとって、とても貴重なパドラー達なのです。
そんな高校生パドラー達の為にオーストラリアへの渡航費や、レースのエントリー費、現地での宿泊費・食費等のサポートをしたいと思い。このプロジェクトを立ち上げました。
◆このプロジェクトで実現したいこと:
・若年層パドラーの育成・活性化
長期的なビジョンとして、「若年層パドラーの育成・活性化」を目指しています。日本におけるアウトリガーカヌー人口の大半が30代以上の成人ですが、競技スポーツとしての発展を目指していく中で、若年層のスポーツ人口を増やすことが重要です。今回のプロジェクトをきっかけに、若いパドラー達が世界選手権という舞台でいろんな刺激を受け、日本におけるアウトリガーカヌーのさらなる発展に意欲を燃やすきっかけになればと思います。
・若年層アスリートのサポートベース構築
アウトリガーカヌーというマイナースポーツにおいて、金銭面で若年層のアスリートが世界の舞台で戦うことは簡単なことではありません。そんな環境の中で、「大人だからできること」は何か?と考えたとき、今後「若年層アスリートが世界に出て戦える環境づくり」であれば自分も貢献できると考えるようになりました。今回クラウドファンディングというツールを使うのは初めての試みですが、是非このプロジェクトを成功させて、「若年層アスリートが目標にするもの」の一つとして、「世界選手権・海外レースへの挑戦」が身近なオプションになるような環境づくりに努めたいと思います。
私がこのスポーツを始めたきっかけ
私がアウトリガーカヌーというスポーツを始めたきっかけは、20代の時にのめりこんだサーフィンとの共通点があったからです。アウトリガーカヌーとは、実は「海のエネルギーを使ってサーフする」乗り物なのです。サーフィンをしたことがある方はご存じだと思いますが、波乗り=サーフというのは、「なんだか楽しい」のです。この楽しさは波に乗ってみないと何とも説明できないのですが、岸の近くで行うサーフィンと比べて、アウトリガーカヌーは沖で行う為、海のコンディションによっては、長時間「海のエネルギーを使ってサーフする」ことができます。わたしはこの「なんだか楽しい」×長時間にいつの間にかのめりこみ、今年で7シーズン目を迎えました。
これまでの歩み・軌跡
今回オーストラリアで開催される世界選手権の主催者である、IVF(International Va'a Federation)という団体は、競技としてのアウトリガーカヌーの世界選手権を主催する国際団体ですが、近年まで日本のアウトリガーカヌーコミュニティにとって、あまり馴染みのない団体でした。
IVFは1984年から2016年まで、2年おきにアウトリガーカヌーのスプリント競技(2000メートル以下の単距離の競争)の世界選手権を主催・開催していたのですが、2017年にタヒチで初めてディスタンス競技(20キロ前後の長距離競技)が開催されることになりました。
この記念すべき第一回ディスタンスレース世界選手権に日本のアウトリガーカヌーコミュニティが招待され、男女両カテゴリーで出場しています。この時、私は補欠選手として、日本代表チームとともにタヒチに渡航し、世界選手権の様子を肌で感じることが出来ました。世界選手権のレベルはとても高く、それは日本におけるアウトリガーカヌー競技しか体験したことのない私にとって、とても刺激的なものでした。そんな刺激的な環境の中、特に印象的だったのは、「U19(19歳以下)の若い選手たちの競技レベルの高さ」と「圧倒的な存在感」です。この体験をきっかけに、「いつか日本からU19のパドラーチームを世界に送り出したい」と考えるようになりました。
資金の使い道・実施スケジュール
このプロジェクトで集まった資金の使い道は、前述の3名の高校生パドラー達のオーストラリア滞在費、食費、レースエントリー費等に使います。
・航空券3名分:60万円(1名あたり約20万円)
・宿泊費3名分:6泊約7万5千円(1名あたりの負担額約2万5千円)
・食費:6万5千円(1名あたりの負担額約2万2千円)
・レースエントリー費:3万6千円(1名あたり約1万2千円)
・レンタカー・ガソリン代:3万円(1名あたりの負担額約1万円)
リターンのご紹介
今回ご支援頂いた方々には、リターン商品として、T-シャツをご提供いたします。
5千円のご支援を頂いた方には、Team Japanのユニフォームデザインをベースにした、T-シャツをご提供いたします。(写真の白いTシャツになります)
1万円のご支援を頂いた方には、Team Japanのユニフォームシャツをご提供いたします。(写真の赤いシャツになります)
リターン品の発送までの流れ:
・8月24日:メンバー全員が帰国します
・8月31日:ファンディング終了
・9月1日:ご支援頂いた方々へのリターン商品の準備に入ります
・9月25日前後:リターン商品の発送を致します
最後に
今回オーストラリアの世界選手権にチャレンジする3名の高校生達は、大学受験を控えていたり、学校の部活動に従事したり、アルバイトをしたりしている、ごく一般的な高校生達です。トップアスリートではありません。しかし、日本のアウトリガーカヌーコミュニティから生まれた、貴重な次世代パドラー達です。今回のチャレンジは、彼らの世代におけるアウトリガーカヌーというスポーツの普及と発展につながるステップだと考えています。是非サポート頂けると幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
曽和 仁
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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