映画「青空になる」予告映像
ご挨拶
ページをご覧いただき、ありがとうございます。
自主制作映画「青空になる」で監督を努めさせていただいております、寺本勇也と申します。
普段は映像制作会社に務め、テレビ番組制作に関わる仕事をしています。
中学生の頃から自主制作で映像作品を作りはじめ、YouTubeなどに動画を投稿してきました。
専門学校で本格的に映像について勉強をし、卒業制作ではその年の最優秀賞をいただくことができました。
そして現在、新たに私が監督を務めさせていただく映画「青空になる」の制作に取り掛かっています。
「青空になる」では、社会の中で何らかの形で生きづらさを抱えている若者たちの葛藤を描いています。
「多様性」という言葉がニュースなどで度々見られるようになってきたように、それぞれの人の個性を受け入れていこうという流れも起きてきているように感じる部分もあります。
一方で、まだまだ社会的差別に苦しんでいる人がいるのも事実です。
しかもその事実をマスメディアが大々的に報じるということはほとんどありません。
私はこの作品を通じて「全ての人が、自分の存在を自分で認めてあげるためのほんのちょっとの後押し」ができればと思っています。
より多くの人にこの作品を見ていただきたいと思っています。
そのために、今回のクラウドファンディングを通じて、私たち制作チームだけでなくご覧いただいている皆さまと一緒にこの作品を作り上げていきたいと思っています。
どうか私たちと一緒に、社会を変えていくための第一歩を踏み出していただけないでしょうか?
「青空になる」映画フライヤー
「青空になる」について
今作品では大学生5人の学生生活を描いています。
軽音サークルに所属する5人は有名音楽プロデューサーが審査員を務める大会の情報を見つけ、出場することを決めます。
大会で優勝し、メジャーデビューをするために日々練習に励むメンバー。
しかし、ある日をきっかけにメンバーそれぞれが胸の奥底に抱える、様々な思いが次第に明らかになっていき、バンドは崩壊寸前に...。
果たして彼らは無事大会に出場し、優勝を勝ち取ることができるのでしょうか。
彼らの友情はどうなってしまうのか…!
スタッフや出演者にはプロ・アマチュア・学生の垣根を超えて多種多様なメンバーが集結しました。
普段の仕事や生活スタイルはバラバラですが、この映画への思いは皆同じです。
ぜひ私たちが作り上げる作品をご覧いただければと思っています。
出演者と制作スタッフのみんな
この映画に込める思い
私は今回初めて、社会課題をテーマとした作品を制作することにしました。
性的指向、肌の色、出自、国籍…
私たち人間は、誰もが他の人と違う部分を持っています。
そんな他人との「違い」が社会で受け入れられず、差別に苦しむ人がたくさんいることを知りました。
私はその事実が多くの人々に知るべきであると考えました。それが問題解決の一歩になると考えたからです。
しかしテレビや新聞ではなかなか報道されません。
正確にはできない、と言ったほうがいいかもしれません。
なので私は自分自身で映画を作り、より多くの人に観ていただくことで、少しでも社会を変えることができるのではないかと考えました。
それが私にできることだと思ったからです。
メインキャストと私(一番右)
「青空になる」の制作を決めたきっかけ
私がこの映画を撮ろうと思ったきっかけは、ある友人のカミングアウトでした。
彼はゲイであることを私に告白しました。
そして彼からのカミングアウトを通じて、当事者にしかわからない痛みを知ってしまいました。
彼が私にこう言いました。
「もし自分(友人)がゲイだと知ったら(私が)自分を遊びに誘ってくれないんじゃないかと思った。」
友情を大事にしたい。友情を壊したくない。そのためには本当の自分を隠さなければいけない。
彼はそんな思いを抱えており、そして私に打ち明けてくれました。
私はその言葉を聞いて非常にショックを受けました。
私がそんなことを考えると友人は思っていたのか。
そこから私はLGBTに関心を持ち、いろいろと調べました。
友人から受けた言葉も含めて、社会には本当の自分が受け入れられない不安を抱え、結果として「隠す」という選択肢を取らざるをえない人が多くいるのではないかと考えました。
そして私はLGBTを取り扱った映画を作ることを決めました。
資金の使い道
今回いただいたご支援は制作費に充てさせていただきたいと思っております。
みなさまからご支援をいただくことで私たちの作品をより質の高いものにし、より多くの皆さまに観ていただくことができると思っています。
・機材費用
・ロケ地利用費用
・小道具などの演出費用
・リターン費用
リターンについて
今回ご支援いただいた方には、「青空になる」オリジナルグッズや試写会、さらに出演者との交流会へご招待など、ここでしか手に入らないグッズやチャンスをお届けいたします。
ぜひチェックしてください!
最後に
私はこの作品を通じて実現したいことが二つあります。
一つは、同じ社会に暮らす人たちに向けて、社会の中で差別に苦しむ人たちがいるという現状を知ってもらうこと。
もう一つは、自分が周りと違うことから苦しむ人たちに向けて、「大丈夫」というメッセージを伝えること。
実は、その友人にこの映画を作るということを伝えた時、彼からは「ほっといてくれ」と反対をされました。
しかし私は撮影を止める気にはなりませんでした。
どうしても私はこの映画を通じて、当事者の人たちにも「自分を隠す必要がない」ということを伝えていきたいのです。
この映画が、本当の自分をさらけ出すことのできない人に少しでも多く届き、「自分らしく」生きていける人が増えていければ、私の思いは成就されます。
最後までこのページを読んでいただいた皆様に改めてお願いさせていただきます。
どうか一緒に、映画「青空になる」の制作チームになっていただけないでしょうか。
誰かにとって、自分らしく生きるための一押しになるような作品を一緒に作りましょう!
どうぞご支援、応援のほどよろしくお願いいたします!
寺本勇也
中学生の頃から同級生らと映像作品を作り、YouTubeに投稿をする。
専門学校で映像について本格的に学び、卒業制作では最優秀賞に選ばれる。
現在は映像制作会社に務め、バラエティ番組や特撮ドラマの制作に関わっている。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
※本プロジェクトページにて使用している写真は全て本人の許可を得て掲載しております。
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