はじめに・ご挨拶
はじめまして。仙台でピアノ講師をしながら音楽活動を続けている齋藤と申します。もう一人の発起人、佐藤は東京二期会の会員(声楽家)、埼玉にて後進の指導にあっております。二人は同じ学び舎で音楽を志した仲で、今回のプロジェクトでは佐藤が企画・作曲、齋藤が編曲・音源制作・広報を担当します。
このプロジェクトで実現したいこと
気仙沼の漁師のおじいちゃんの書いた詩に作曲し、CDにして100枚プレゼントしたい。
プロジェクトをやろうと思った理由
「千年一度の 大津波/くやしさあれども うらまない/ふるさとの海は 宝の海だから」
縁あって、気仙沼(宮城県)で被災した漁師のおじいちゃんの詩に演歌を作曲しました。仲介した男性がコーラス発表会で演奏・録音したものを漁師の方にお渡ししたところ、大変感激して下さった様子でした。お礼の電話やお手紙を何度も頂き、「故郷を失った仲間たちからも、CDが欲しいとの声が上がっている。村は解体され、散り散りになった人達の心を繋ぐ一助にしたいので、CD100枚を追加でほしい。あのCDは私達の宝物です。」とのお話でした。それほど喜んで下さっているのなら、折角なのでより良いクオリティーのCDをお渡ししたいと思い、今回のプロジェクトを立ち上げました。資金が目標額に達せずとも、プロジェクトは完遂する予定です。
これまでの活動
2011年 3月11日 東日本大震災、おじいちゃん、齋藤も仙台市で被災、佐藤は都内で帰宅難民、 思い出の合宿所(新地)も根こそぎ流される
9月 佐藤、友人と被災地慰問演奏(気仙沼、石巻)
2018年 2月 仲介人より作曲依頼
6月 佐藤が作曲
10月頃 仲介した方が、男声コーラス版をこっそり初演
2019年 6月 齋藤がカラオケ音源の制作発注を受ける。福岡の友人に歌入れを依頼。
8月 おじいちゃんから「CD配りたいから100枚欲しい」との依頼。 プロジェクトを立ち上げる。
資金の使い道
音源制作費、歌手の交通費・謝礼、レコーディングスタジオでのレコーディング(ミキシング、マスタリング)費用、CDのコピー・包装費用、など
リターンについて
CDを返礼品として発送します。スポンサーとしてクレジットへの記載を希望の方は、支援時に必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
実施スケジュール
2019年 8月 音源制作
9月 歌入れ(都内スタジオにて)、ミキシング、マスタリング
11月 ジャケットのデザイン・レイアウト、
募集締め切り、CDコピー発注
CD完成の後、気仙沼へ発送。プロジェクト完遂。
最後に
被災当時は多くの学友が県内外で教員として働き、各勤務校にて避難者の支援にあたっていました。石巻の中学校に勤めていた友人と電話がつながった時、その元気そうな声にこちらが励まされてしまいました。教え子を失った本人の方が辛かったであろうに・・・。
ストリートビューでみると、海岸線はかさ上げ工事が続いている様子。おじいちゃんの漁師町も、同様の工事のため解体され、海岸から離れた場所にそれぞれ移り住んだのだそうです。現在は港まで自転車で通い、漁に出ているのだとか。
おじいちゃんの詩(うた)が人々の心傷を癒し、離れ離れになった方々の心を繋ぐことを切望します。
なお、本件のCDの著作権は作詩者と起案者に属するものとします。CDの音源使用については、必ず起案者にご連絡願います。
本プロジェクトの趣旨に賛同いただける方は、一口1,000円からご助力願います。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、CDをお届けします。
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