このプロジェクトはAll-In方式で実施しており、2019年11月10日23:59:59までに集まった金額を大切な資金として「チェリーを三つ入れてください。」の制作、上演に使わせていただきます。目標金額への到達の有無に関わらず、公演自体は実施され支援者の元へリターンもお届けします。
はじめに・ご挨拶

ENETRART 代表の逢坂由佳梨(おおさか ゆかり)です。ニューヨークを中心に活動してきた舞踊家・振付家です。2005年からはニューヨークとパレスチナの双方を拠点に活動するコンテンポラリー・ダンス・カンパニー、Yaa Samar! Dance Theatreのダンサーとしても活動しています。私の地元・兵庫県神戸市で『地方からも舞台芸術を通して多様なアートを発信したい!』という思いで今年ENTERARTを立ち上げ、2020年1月11日・12日に新作「チェリーを三つ入れてください。」の上演が決定しています。

〈公演日程〉2020年1月11日(土) 14:00 & 18:30・12日(日) 14:00
※上記時刻は開演時刻。受付開始時刻は開演の60分前。開演の30分前からクラウドファンディング特典の優先入場開始。20分前頃から一般の入場開始予定。

〈会場〉神戸アートビレッジセンター KAVCホール

ENTERART
ウェブサイト
インスタグラム
ユーチューブ

逢坂由佳梨ウェブサイト

Yaa Samar! Dance Theatre ウェブサイト(英語)


このプロジェクトで実現したいこと

◾︎兵庫県にゆかりのある、全国的・国際的に活動してきた協働制作者や、オーディションによってキャスティングされた新進気鋭のダンスパフォーマーなど、多様な分野のアーティストを起用する。→兵庫の人材を集結させて活かす場を設けたい。

◾︎それらのアーティストと共に阪神・淡路大震災の被害が甚大だった兵庫県神戸市で25年を祈念する舞台作品を制作・上演する。→災害をより多くの人の記憶に留めてもらう事で防災に繋げたい。

◾︎参加アーティストを舞台公演、様々なメディア、インターネットなどを通して積極的に紹介する。→兵庫の人材を地域社会及び世界へ向けて発信したい。

◾︎特定の芸術やダンスのジャンルを越えて舞台作品を創作する。→芸術を幅広く鑑賞していただく。また、各々のアーティストが知識、経験、専門技術を共有→兵庫での芸術の発展へと繋げたい。

◾︎出演者にギャランティーをお支払いする(これは当たり前のことのように思われるかもしれませんが、舞台芸術の分野ではパフォーマーが無償で舞台に出演することも少なくないのが現実としてあります)→職業として芸術や興業に関わる意識や労働環境の改善に取り組みたい。

◾︎神戸市内の中学生以上の生徒、学生100名を公演に招待する。→次の時代を担う若者にアートや同郷出身のアーティストに触れる機会をつくりたい。


プロジェクトをやろうと思った理由

阪神・淡路大震災発生時に11歳だった私は、神戸の街が震災から復興していくのと共に多感な時期を過ごし、物事の考え方に多大な影響を受けて育ちました。

その後、渡米をきっかけに舞踊家、振付家、演出家、映像作家、音楽家をはじめとする様々なジャンルのアーティストと一緒に舞台や作品制作に携わるうちに、このように多様な分野のアーティストがコラボレートしてひとつの作品を発表する形を私も地元で創りたい、と思うようになりました。また、神戸のような地方都市ではダンサーなどのパフォーマーがオーディションを受けて舞台に立つ仕事を得る機会は多くないので、そのような機会も作りたいとも思っていました。

それと同時に、自分が舞踊家としてまたは振付家として表現して伝えたい本質的なところは、子供の頃に形成された考え方と今もちっとも変わっていないのだということにも気付かされてきました。

実はコラボレーターのひとつである、関西発のインストルメンタル・ハードロックバンド、D_Driveのギタリスト、Yukiは私の妹です。「いつかD_Driveの音楽とダンスでコラボしたいね。」と、Yukiと一緒に6、7年前から話していました。当時それは漠然とした構想で、それぞれの活動に集中するうちに数年の時が流れました。その間に私はYaa Samar! Dance Theatreのソリストとして世界各地のダンスフェスティバルなどに出演し、D_Driveは10年に渡る国内外での精力的な活動の末、2019年にイギリスのマーシャルレコーズより世界デビューしました。今後ますます活躍の場を広げ多忙になるD_Driveと、時間をかけて一緒に舞台制作をできる時はもう今しかないと思っています。

2020年はくしくも阪神・淡路大震災から25年、『震災からの復興と共に育った人々だからこそ紡ぐことが出来る、社会の中での繋がり』をテーマにしたダンスシアター作品をD_Driveと私だけではなく、兵庫県にゆかりのあるアーティスト達と一緒に今、制作・上演しようとしています。


ENTERARTのこれまでの活動

ENTERART(エンターアート)は 兵庫県神戸市を拠点に、舞台芸術を通してアートをより多くの人に楽しんでいただける機会を提供することで地域社会の文化・芸術・経済の振興と共栄を目指して2019年に旗揚げしたグループです。代表・逢坂由佳梨。

2019年5月ー
・今回上演する「チェリーを三つ入れてください。」に先がけたダンスワークショップと、出演者のオーディションを神戸アートビレッジセンターにて開催。
・D_Drive Yukiと逢坂由佳梨がイベントを開催。https://ameblo.jp/mtnbtd/entry-12464188241.

2019年9月ー
・アメリカ・ニューヨークでの「Create Mosaic LIVE!」フェスティバルにて、ソロ作品を発表。
・2019年9月 アメリカ・ニューヨークのパフォーマンススペース、GreenSpaceのキューレーションシリーズのひとつとして「Give Me Two More Cherries, Please」 を発表。


主な参加アーティストのこれまでの活動

■演出・振付 逢坂由佳梨

ニューヨークとパレスチナを拠点に国際的に活動するYaa Samar! Dance Theatre(ヤー・サマー・ダンス・シアター)に2005年から参加。主要メンバーとして芸術祭等に出演する傍ら、アメリカでメトロポリタンオペラ「ホフマン物語」、ミュージカル「ファントム」、CM等に幅広く出演。振付・出演したミュージックビデオ『white sea』 - //from the white room.は2014年ロンドンのレインダンス・フィルム・フェスティバルに招聘。神戸の貞松・浜田バレエ団出身。www.yukariosaka.com

■音楽 D_Drive(ディードライブ)
バンドリーダーであるギタリストSeiji、ギタリストのYuki、ベーシストのToshi、ドラマーのChiikoの4人で構成された関西出身のインストルメンタル・ハードロックバンド。2009年から国内外で活動し、2019年にイギリスのマーシャル・レコーズより世界デビューする。2017年YukiがソニーのスマートフォンXperiaのCMイメージキャラクターに選ばれると、テーマ曲のギター・バージョンをD_Driveがレコーディングし、ミュージックビデオに出演。Yukiは神戸市市長室広報課による新進気鋭の芸術家が出演するショートムービー「GOD DOOR」にも出演。www.ddrive-official.com

■舞台セットデザイン 津川恵理
神戸市出身の建築家。2013年国立京都工芸繊維大学卒業、2015年早稲田大学院修了。2015~2018年組織設計事務所勤務。2018年より文化庁新進芸術家海外研修生としてニューヨークの先鋭的な建築事務所、Diller Scofidio + Renfro(ディラー・スコフィディオ+レンフロ)勤務。2018年越後妻有トリエンナーレ出展。2019年神戸市主催三宮駅前広場コンペ最優秀賞、2021年完成予定。

■映像 Juandros
NYにて、箏の演奏、作編曲、映像製作、インスタレーションや絵画等を製作し活動。日本の大学で素粒子物理学を専攻した後、渡米。アメリカ最大の音楽コンペティションの二つInternational Song Writing Contest を2019年に、John Lennon Song writing Competition を2012年に受賞し、監督、編集、作曲、アートディレクションを務めた初の映像作品ではNYC Independent Film Festival を2016年に受賞。

■映像/パフォーマー ナカジマユウ
アメリカ、ドイツでの活動を経て、2018年にkofuba LLCを創立。東京を拠点に映像作家として監督、撮影、プロデュースと様々な形でファッション、アート、ドキュメンタリーまで幅広く活動を行う。パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズのWOWOW x IPC Presents「WHO I AM 」シーズン2 (ベアトリーチェ・ヴィオ)がABU 賞(アジア太平洋放送連合) テレビ・スポーツ部門最優秀賞を受賞。国際エミー賞ドキュメンタリー部門ノミネート。

■ダンスパフォーマー 下野のぞみ
モダンダンスを学ぶ現役大学生。器械体操、バレエ、ミュージカルダンス、創作ダンス、アニメーションダンスなど幅広い経験を持つ。兵庫県出身。

■ダンスパフォーマー 橋本さくら
幼少期からバレエを始め、お茶の水女子大学芸術・表現行動学科で創作舞踊などを学ぶ。在学中に全国高校大学ダンスフェスティバル神戸に出場し、神戸市長賞などを受賞。兵庫県出身。

■ダンスパフォーマー 松尾珠里
関西を中心に活動する数少ないバレエ・カンパニーのひとつ、貞松・浜田バレエ団に所属するバレエダンサー。古典バレエから現代舞踊作品まで幅広く活躍。「ひょうごインビテーショナル北京アカデミー来日公演」にも出演。兵庫県出身。

■ダンスパフォーマー 和田芽莉樺
様々なスタイルのヒップホップを習得しているヒップホップダンサー。これまでダンスイベントにリードポジションで多数出演してきたほか、ナオトインティライミなどのバックダンサーの経験もある。兵庫県出身。

※出演者等は止むを得ず変更する場合がございます。予めご了承ください。


資金の使い道

出演者や技術スタッフの人件費(約150万円)、舞台美術・劇中使用映像・グラフィックデザイン・衣装等制作費(約150万円)、劇場やリハーサルスタジオなどの施設・設備・機材レンタル料(約75万円)の一部、交通・運搬費(約35万円)プログラムや特典Tシャツなどの印刷費(約20万円)、クラウドファンディング手数料など(17%+税金)。

5月に開催したワークショップとイベントの収益は、この「チェリーを三つ入れてください。」の制作費の一部として大切に使わせていただいております。


リターンについて

※この公演は会場での物販の予定がございません。「チェリーを三つ入れてください。」のグッズが手に入るのはこのリターンだけとなります。ご了承ください。

◼︎個人様向け各リターンの詳細◼︎

【サンキューメッセージ動画】(2019年12月末までにEメールでお届け予定)
出演者からのお礼メッセージを動画でお届けします。

【デジタルサイン入りフォト】(2019年12月末までにEメールでお届け予定)
日本とニューヨークを中心に活躍する写真家Mike Nogami氏撮り下ろしの写真に出演者全員のサインを加えた画像です。

【公演映像限定公開リンク】(2020年3月末までにEメールでお届け予定)
「チェリーを三つ入れてください。」公演映像の一般には公開されないリンクをお届けします。

【チケット】(2019年12月末までにEメールでお届け予定)
「チェリーを三つ入れてください。」公演の観覧券です。2020年1月11日(土)14:00開演、11日(土)18:30開演、12日(日)14:00開演の中からご希望日時をお選びください。当日お越しになれないけれど応援してくださるという方は『チケット不要』を選択していただけると幸いです。

【優先入場権付きチケット】(2019年12月末までにEメールでお届け予定)
「チェリーを三つ入れてください。」公演の当日、自由席の客席に優先的に入場できる観覧券です。当日の開場は開演時間の30分前を予定しております。2020年1月11日(土)14:00開演、11日(土)18:30開演、12日(日)14:00開演の中からご希望日時をお選びください。ご来場になれないけれど応援してくださるという方は『チケット不要』を選択していただけると幸いです。

【公演プログラム】(ご来場の有無に応じて会場受け渡し、もしくは郵送で1月中にお届け予定)
日本とニューヨークを中心に活躍する写真家Mike Nogami氏が、「チェリーを三つ入れてください。」のために撮り下ろした貴重な写真が満載の公演プログラムです。30000円以上の特典には出演者全員の直筆サイン入りです。

【お名前掲載】
希望者のみ、公演プログラムにお名前を掲載します。載せたいお名前を備考欄にご記入ください。

【限定Tシャツ】(ご来場の有無に応じて会場受け渡し、もしくは郵送で1月中にお届け予定)
特典購入者、制作スタッフ、出演者のみが所有する非売品のTシャツ。ユニセックスでS、M、Lの3サイズ展開です。

【デジタルフォトアルバム】(2020年3月末までにEメールでお届け予定)
リハーサルや舞台稽古などのオフショットをまとめたアルバムです。

【プレビュー公演特別招待券】(2019年12月末までにEメールでお届け予定)
2020年1月10日(金)18:30からのプレビュー公演(試験公演)とその後のQ&A、写真撮影会、サイン会に特別ご招待致します。ご来場になれないけれど応援してくださるという方は『プレビューチケット不要』を選択していただけると幸いです。

【アフターパーティー参加権】(2019年12月末までに詳細をEメールでお知らせ予定)
2020年1月12日(日)の公演終了後、バックステージ(予定)でのアフターパーティーに参加していただけます。


◼︎企業様向け◼︎

〈5万円〉公演プログラム内広告枠提供(A5サイズ約4分の1ページ)、プログラムとウェブサイトに御社名掲載(Lサイズ)、「チェリーを三つ入れてください。」の公演の入場券2枚まで(2020年1月11日(土)14:00、11日(土)18:30、12日(日)14:00の中からご希望日時をお選びください)。

〈10万円〉公演プログラム内広告枠提供(A5サイズ約2分の1ページ)、プログラムとウェブサイトに御社名掲載(Lサイズ、ロゴ有り)、「チェリーを三つ入れてください。」の公演の入場券2枚まで(2020年1月11日(土)14:00、11日(土)18:30、12日(日)14:00の中からご希望日時をお選びください)。

〈20万円〉公演プログラム内広告枠提供(A5サイズ約1ページ)、プログラムとウェブサイトに御社名掲載(LLサイズ、ロゴ有り)、「チェリーを三つ入れてください。」の公演の入場券2枚まで(2020年1月11日(土)14:00、11日(土)18:30、12日(日)14:00の中からご希望日時をお選びください)、2020年1月10日(金)18:30からのプレビュー公演とその後のQ&Aに2名様までを特別ご招待。


実施スケジュール

2019年5月 制作開始、オーディション、ワークショップ、イベント開催

2019年10月 クラウドファンディング開始

2019年11月中旬 クラウドファンディング終了

2019年12月中旬 ダンスパフォーマーのリハーサル開始

2020年1月9日・1月10日 舞台稽古

2020年1月10日(金)18:30 プレビュー公演とQ&A

2020年1月11日(土)14:00 昼公演#1

2020年1月11日(土)18:30 夜公演#1

2020年1月12日(日)14:00 昼公演#2


最後に

舞台芸術は日本やアメリカの最も有名なダンスカンパニーやバレエカンパニーでさえ、助成金や企業のスポンサーシップ、個人の寄付で成り立っており、興行収入だけではなかなか黒字にならない業界です。私自身このプロジェクトを企画するに当たり、日本で出演者がノーギャラの舞台が多い訳を身にしみて感じています。舞台に立ちたいと参加している出演者の出演料にまでは手が回らない、というのが多くの主催者の本音なのではないでしょうか。この「チェリーを三つ入れてください。」も有難いことに神戸市芸術文化活動助成対象事業に新規活動団体として選ばれ助成金が交付される予定ですが、それでもまだまだ資金が足りていない状況です。

今回のプロジェクトははじめの一歩ですが、その先にこれを続けていけるシステムを作って、地元・兵庫から新しい舞台芸術を世界へ発信し続けたいという目標があります。私たちENTERARTの新しい一歩へ、協力してください!あなたのサポートが私たちの大きな力になります。ご支援をどうぞよろしくお願いします!

ENTERART 代表・逢坂由佳梨


<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください