【10.28.ネクストゴール目標達成のお礼】

10月23日にネクストゴールの110万円を達成しました!ご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございます。これでオリジナル保冷バッグ制作が実現いたします!
かねてより、チコパンのオリジナルの何かを作ってみたい…という思いがあり、保冷バッグはその候補の一つでした。今回、プロジェクト達成記念&工房新設記念ということで実現することができ、本当に嬉しく思います。すぐにでも制作にかかりたいところですが、ロゴの英字の制作をお願いしているデザイナーさんがご多忙につき、11月から動き出す予定です。ぜひみなさま楽しみにお待ちください!
保冷バッグの進捗状況などについては、プロジェクト終了後も活動報告でお伝えできればと思っています。

そして、実のところ今回の保冷バッグは、最小ロット300枚なのです…。既製品をベースにロゴを印字する場合はもっと少なく発注できるのですが、完全オリジナルですのでどうしても多くなってしまいます。せっかく作るなら、多くの在庫を抱えてしまうより、たくさんの方に使っていただけるほうが嬉しいです。
300枚、多いといえども、日本で持っている人はたった300人。そう考えるとなかなかレアです(笑)。ネクストゴールは達成しましたが、まだプロジェクト終了まであと4日、ぜひお買い上げお待ちしております!


【10.10.目標達成のお礼とネクストゴールを設定させていただきました】

たくさんの方々に応援とご支援をいただき、10月3日に目標を達成することができました!プロジェクト公開時は、達成できるだろうか…と不安でいっぱいでしたが、みなさまのおかげで無事に到達することができました。本当にありがとうございます。
また、ご支援いただく際に皆さまから本当に暖かいコメントをいただき、とても嬉しく励みになりました。
なかなかみなさま個別にメッセージをお返しできず申し訳ありません。またプロジェクト終了時に改めてお礼申し上げたいと思います。

10月末日のプロジェクト終了までまだ日数がありますので、「ネクストゴール(次の目標)」を設定させていただきました。これは、「ここまでいけばこんなことが実現できます」というものです。

新たに設定させていただくゴールは…
プロジェクト達成記念&工房新設記念
「110万円達成できたら…チコパン完全オリジナル保冷バッグを作ります!」

保冷バッグといえば日々のお買い物に重宝するアイテム、特に夏場は必需品です。
お教室に来られる方も、とくに遠方の方はお持ち帰り生地を保冷バッグに入れて帰られる方も多いです。
わざわざ買わなくとも、お店のノベルティなどの簡易なものを使っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回「わざわざ買ってまでひとつは持っておきたくなるような保冷バッグ」を完全オーダーで制作したいと思っております。
各メーカーさんに見積もり依頼やサンプル取り寄せなどで時間がかかってしまい、この宣言をするのに時間がかかってしまいましたが、ようやくお伝えできる状況になりました。

今回保冷バッグを作るにあたり、こだわる点は次の通りです。
・チコパンのシンプルなロゴ入り。生成り地または生成り&黒の切り替え
・素材はコットン、12oz程度の厚手生地
・内側はアルミ蒸着、上部チャックつきで保冷力確保
・大きさは約12リットル、マチは17cm。レジ袋中サイズ程度
・大判の保冷剤が入る内ポケットつき
・外にもお買い物メモや小物が入る外ポケット付き

イメージです。画像のように持ち手と本体の切り替えを黒にするか、全体を生成り一色で行くかのどちらかにする予定です

イメージは厚手のキャンバス地トートバッグに保冷機能を付けたようなもの。よくある不織布やポリエステル素材などではなく、しっかり耐久性がありながら風合いもよく、どんなファッションの方にもマッチするコットン素材でつくります。大きさも、日々のお買い物に重宝する取り回しの良いサイズに。お教室のお持ち帰り生地のタッパーがしっかり水平に入り、上に焼いたパンやエプロンなどが余裕で入る大きさです。

バッグの中央にはシンプルに、チコパンのロゴ一点入り。
このロゴは、「パン語辞典」著者でありデザイナー・イラストレーターの、ぱんとたまねぎさんにお願いして作っていただいたものです。今回はバッグに印刷するのにカタカナよりアルファベットの表記のほうが良いと思いますので、新たに「chikopain」という手書きアルファベットバージョンのロゴを作っていただきます。

もし金額が達成しなかった場合、完全オーダーは実現しませんが、かわりに既製品の保冷バッグのなかでも風合いのいいコットン素材のものにロゴ入りで制作したいと思います。内外のポケットなどはないシンプルな形ですが、こちらもなかなかしっかりとした作りで長く使っていただけそうなものです。

既製品のサンプルを取り寄せてみました。これはこれでしっかりしていていい感じです。


保冷バッグ制作の目標実現のために、新たにリターンも追加しました。

【チコパンオリジナル保冷バッグ 2000円】

・目標金額110万円を達成した場合は、完全オリジナル品を送料着払いでお届けします。
・目標金額110万円に到達しなかった場合は、ロゴ入り既製品を送料込みでお届けします。


さらに、こちらの保冷バッグをチコパン工場販売時やイベント時にエコバッグとして持ってきてくださった方は、商品のお会計から20円引き、お教室ご参加時に持参下さった方は50円引きのサービスを実施させていただきます(2020年1月〜2021年12月までの2年間)。

遠方でお越しいただくのが難しい方にはご利用出来ないサービスとなり申し訳ありませんが、今回の保冷バッグはきっと普段の暮らしに長く重宝していただけるものに仕上がると思っています。

ぜひ、ご購入を心からお待ちしておりますます!

以下、プロジェクト本文です。


◆はじめに・ご挨拶

こんにちは。
私は福岡市南区の長丘というところで、自家製酵母のパン教室と、パンを焼く活動をしています。
現在、お教室は自宅で、製造は同じ南区の知人の工房を間借りしています。

お教室は、赤ちゃんをお連れの方、子育てを終えられたくらいの年代の方、お仕事をされている方、学生さんなど、さまざまな方がご参加されています。
また、近くは同じ町内から、遠くは九州の外からもはるばるお越しくださいます。

自家製酵母が初めてという方には、自家製酵母の育て方からお伝えし、パンづくり自体が初めてという方には、捏ね方や発酵の見極め方をおうちでも実践できるように、私なりのコツをお伝えしています。

初めはほとんどの方がおひとりでご参加されますが、パンをつくってみなさんでテーブルを囲むうちにすっかり打ち解けていらっしゃいます。
パンのお話、食材のお話、近況報告…時にはパンと全く関係ない話で大盛り上がりしてしまうことも。
そんな風に、毎回みなさんと一緒にわいわいと楽しくやっています。



現在パンを定期的に販売しているのは二店舗。


城南区田島にある珈琲月白さんでは、毎月第二水曜日にパンを販売させていただいています。

また、月白さんでは常時喫茶メニューで厚焼きイングリッシュマフィンをお召し上がりいただけます。
こんがりと焼いたシンプルなマフィンは珈琲と相性がとてもよく、ご好評いただいています。


城南区長尾にあるLITTLE SCHOPさんでは、毎月第一土曜日にパンを販売させていただいています。
土曜日ということもあり、お子さまとのおやつ用や日曜日の朝ごはん用にご購入される方が多いようです。


店舗さまのイベントなどにお呼びいただいてパンを納品させていただいたり、売り場に立って販売することもあります。

出店 護国神社 good paper KYUSHU 2018

good paper KYUSHU  列をなしてたくさんの方がパンをお買いお求めくださいました。ありがとうございます

イベントは、お客様とお会いしてお話しできる貴重な機会。お客様の反応を直接聞かせていただくのが嬉しく、お召し上がりいただいたのをきっかけにお教室に来られるようになった方もたくさんいらっしゃいます。



◆このプロジェクトについて

南区の長尾、現在パンを置かせていただいているLITTLE SCHOPさんが入っている長屋の一角が空室になり、工房として借りることができるようになりました。


福岡市城南区長尾3丁目、西鉄バス「下長尾」より徒歩5分。赤い瓦屋根が目印です。

もともと電気工事屋さんの事務所だった約6坪の部屋を2つに仕切って、工房スペースと販売スペースを設けます。
販売スペースではお教室も開催できるくらいの広さを確保し、製造、販売、教室がすべてこの場所でできるようにしたいです。


◆このプロジェクトで実現したいこと

これまでは間借りの工房で家庭用のオーブンを使って少量ずつ焼いていましたが、専用の工房ができることで、これまでよりもぐんと作業がしやすくなります。
イベント出店など活動の幅を広げて、自家製酵母パンを味わっていただける機会をより増やしていきたいと思っています。
また日々のパン教室や、さまざまな方とコラボレーションしたワークショップもしたいと考えています。

しかし、現在はまだ次女が1歳と小さく、工房完成後すぐにフル稼働できる状況ではありません。
まずは工房販売は月一回からスタートし、主にはイベント製造とお教室をするスペースとして使用していきます。そして次女が年少組に上がる一年半後をめどに、少しずつ工房販売を増やしていけたらと思っています。

工房での製造に慣れてきたら、遠方に住む方にもお届けできるような仕組みも整えていきたいです。


◆これまでのチコパンについて

私がパンづくりを始めたきっかけは、会社員時代に通ったパン教室でした。

初心者ながらに一生懸命作ったパンを、「おいしい!」と嬉しそうにほおばってくれる友人や家族。自分がつくったものでダイレクトに相手が喜んでくれることがうれしくて、パンを一生の仕事にしてみようと、20代の終わりに一大決心し、会社を退職しました。

退職後は個人経営のベーグル店で製造スタッフとして働くかたわら、クッキングスタジオのパン講師も経験。そのうちに、友人から教えてほしいと頼まれるようになり、ベーグル店勤務とパン講師の仕事をつづけながら、すこしずつ自分のパン教室活動をはじめました。

教室を始めた独身の頃は夜の開催がメインでした。焼いたパンと持ち寄りおかずでご試食タイム、お酒もすすみます

2012年 ワイン食堂PULPOにて貸し切りパン教室はじめはイーストで作るパンを教えていましたが、ある時たまたま本を見ながらつくってみた自家製酵母のパンがとても美味しく、そこから自家製酵母のパンづくりにのめり込んでいきました。

酵母パンがもつ独特の深い味わいや、四季折々の果物から酵母を育てる楽しさ。「パンにも季節感を込めることができる」という新鮮な発見。失敗も数えきれないほどしましたが、ほぼ独学で試行錯誤しながらコツをつかんできました。

次第に私の周りにも酵母のパンづくりに興味を持つ人がたくさんいることに気づき、当時は福岡に自家製酵母パンの教室がほとんどなかったことから、私が始めるならそれだ!と決心しました。
私と同じように、自家製酵母のパンづくりに悩む人、やってみたいけれどハードルが高いと感じている人への助けに少しでもなればと。

その後、ベーグル店とスタジオ講師の仕事を退職。長女の出産を経て、2015年、長女が生後3か月の時から「チコパン」として毎月のお教室を開催。2016年からは製造販売の活動もスタートし、今に至っています。

2017年 西日本新聞さまへの掲載がきっかけで生徒さまがたくさん増えました

2017年 LITTLE MAMA 様 パン作り初心者向けレシピ提供

.◆パンをつくることへの思い

パン、という食べ物は、今の日本ではすっかり日常の食べものとしてなじみのあるものになりました。ですが、毎日ご飯を作ることは誰しもやっていることなのに、毎日パンを焼く、という人はまだまだ少ないのではないでしょうか。
日々ご飯を炊くように、パンを焼けるようになると、暮らしはもっと楽しくなると思います。

街にはパン屋さんもたくさん増え、美味しいパンならいくらでも買える時代ですが、手作りのパンには、買ったパンにはないおいしさがあります。

あの人が自分のために作ってくれたパン。
焼きたてをみんなでほおばった楽しい記憶。
味そのものだけでおいしさが決まるわけではなく、そういう周辺エピソードもひっくるめて全部、味、なんだと思います。

だから、家族や親しい人のために焼くパンというのは、技術云々だけではないおいしさが宿る。そこが、家でつくるパンの魅力だと思うのです。

そんな、誰かを想うパンを作れる人が増えたらいいな、という思いでお教室を続けています。

そして、季節の移り変わりを感じ、日々のパンづくりをよりわくわくさせるのに欠かせないのが、自家製酵母のパンづくりなのだと感じています。



◆資金の使い道

今回みなさんからいただいた支援は、主に下記の目的で使わせていただきます。

・中古の小型デッキオーブン2台  80万円の一部

購入費用の一部として充てさせていただきます。



◆リターンについて

ご支援いただいたお礼(リターン)をいくつかご用意しております。

お近くにお住まいの方へは、工房販売やイベント出店時に使えるパンのクーポンや、遠方にお住まいの方へはご配送のセットなど。お教室ご参加コースや、今回の工房づくりの体験談シェアコースもあります。

もし複数のリターンをご希望の方がいらっしゃいましたら、お手数ですが複数回ご支援の手順を踏んでいただくことで複数の選択が可能です。

ぜひ、ご検討いただけますとうれしいです。


◆応援コメント

応援して下さる方々からコメントをいただきましたので、こちらに少しご紹介させていただきます。
ありがとうございます!

チコパンのパンで家族みんなが笑顔の朝。お教室で子育てと仕事から解放される癒しのひととき。チコパンとの出会いで私の生活はとても豊かになりました。お教室では、自家製酵母の育て方から丁寧に教えていただけます。家庭でも実践できるよう、ちこさんはこつこつ研究を積み重ねてこられたんだと感じました。私と同い年。子どもの年齢も同じちこさん。いったいいつ寝ているの⁈それでもちこさんは、いつも明るく爽やか。会う度に元気をもらってます。目標達成を心より願っています。(古賀由妃さん)



チコちゃんと出会ったのは8年半前。その当時から言っていた『将来自分のお店を持ちたい』という夢が現実になるなんて!チコパンの歴史を初めから知っている私は、家族のことのように喜んでいます。出張教室や自宅教室、イベントでの販売などたくさんの経験を、出産と育児もしながらパワフルに重ね、大人気のチコパン&お教室に。とにかくひたむきに、誠実に作られるチコちゃんのパンは、シンプルな美味しさと考え抜かれた味の組合せが絶妙です。新しい工房が出来ることで、さらに多くの人にその味と、そしてパンに込めたチコちゃんの想いが届くのが楽しみで仕方ありません。たくさんの応援を頂いて、目標達成することを心から祈っています。 (友永英子さん)



◆最後に

自家製酵母のパンというのは、じつにさまざまな表情を持っています。

酵母由来の芳醇な香り。
ゆっくりと生地を育てるからこその、
しっかりとした粉の風味。
つくり方によって、ずっしりと食べ応えも出せるし、ほわほわとやさしい口当たりにも、もっちりと引きのある食感にもできます。

そしてなにより、四季折々のめぐみから育てた酵母で、パンが焼ける喜びがあります。
パンにも季節を織り込むことができるのです。

生地がむくむくと育ち、オーブンの中で膨らんでいく姿は、パンも生き物なんだ、自然の一部なんだと感じる瞬間です。

そんな自家製酵母パンの魅力を、味わうことで、一緒につくることでたくさんの人と共有していけたら、こんなに素晴らしいことはありません。

もし、共感してくださる方がいらっしゃいましたら、お力添えをいただけますとうれしいです。

最後までお読みくださり、本当にありがとうございました。

自家製酵母パンと教室 チコパン 諸岡稚子


  • 2020/03/28 21:25

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2019/12/28 07:33

    保冷バッグに記載する、チコパンロゴの英字バージョンができました(やっと!)プロジェクト終了後、シュトレンのリターン発送と毎月のお教室でなかなかロゴのことまで回らず、こんなにも遅くなってしまいました。正確には、保冷バッグは「自家製酵母パンと教室」の文字は外して、おうちマークとchikopainの...

  • 2019/12/05 18:40

    こんにちは、チコパンです。お久しぶりの活動報告です。工房のほうは一時期、白蟻の一件でなかなか工事が進みませんでしたが、11月の終わり頃から仕切り壁ができ、工房側のクロス張りが終わり、と順調に進み出しました。そして、本日はついに、工房に導入するオーブンが納品されました!ワールド精機社製の MIC...

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