震災や台風被害など
自然災害が多い日本だからこそ
僕は薬剤師として


“持ち歩きたいお薬手帳”

そして

“活用したいお薬手帳”




そのような素敵なお薬手帳を皆さまに届けたい。






皆さん、はじめまして。
鹿児島の「喜入」という地域で薬剤師をしている
堀下 昂平と申します。

高齢化が進むこの地域でゼロから在宅医療を始めました。
現在、医療・介護職で構成されている
喜入包括ケアネットワークのメンバーとして


“認知症になっても暮らせる地域づくり”


を実現するため、
地域との繋がりを大事にしています。

今回、初めてクラウドファンディングに挑戦させていただきますが、
応援していただけると嬉しいです!





当時、千葉県にある薬学部に通っていた僕は、東日本大震災を経験。
その時の恐怖は今でもすごく覚えています。

住んでいたアパート付近で石油コンビナートの爆発、津波、あらゆる情報によりパニックの中、
停電や通信障害も起き様々なライフラインがストップ。

その経験やニュースで見た悲惨な状況をもとに、
被災時への“備え”が必要だと強く感じました。

そして大学5年生の頃、薬局と病院の実務実習を経験。
実際に患者さんと関わる中で、お薬手帳の重要性を学びました。


“お薬手帳は、患者さん一人ひとりの大事な記録


お薬手帳は普段飲んでいるお薬の情報だけでなく、アレルギー歴や副作用歴、かかりつけの医療機関の情報などを記載できるようになっております。そして、薬剤師がお薬をお渡しする上で非常に重要な記録になります。

しかし、お薬手帳を持ってこない患者さんも多く
「持ってきてくださいね」と毎回説明を行う薬剤師の先生方が多かった。


そこで、


「もっと、持ち歩きたいお薬手帳だったらいいのにな。」
「もっと、活用したいお薬手帳にできないかな。」


という想いが込み上げ、
自分が考えるお薬手帳を作ってみたいなと思ったのが最初のきっかけになります。





最近では、台風15号の影響で、60万軒以上が停電した千葉県。
ある地域では電力不足が危ぶまれる事態になっているというニュースを見ました。
そして、
復旧目処が立たず、2週間以上たった今もまだ、多くの地域が停電している状態が続いています。(※R1.9月25日時点)


僕は、電子化が進むことは素晴らしいことだと思っています。
しかし、電子化に依存しすぎるとことで
本来の本質が、見失われる物もあるのではないかと感じるようになりました。

そこで、お薬手帳もその一つではないかと僕は思っています。




医療機関ではこのような自然災害の教訓から、お薬手帳の普及を推奨してきました。
そして、現在では電子お薬手帳ができ、家族全員のお薬情報をスマホで管理できたり、アプリ内のカメラ機能を使用し、かかりつけ薬局へ処方箋を送信できたりなど様々な機能が付いています。
今後、より普及する流れになると思います。


しかし、


実際に被災に遭い、通信障害が起きた場合どうするのか。
停電が続き、電力不足に陥ったときどうするのか。

課題はたくさんある。これが現状です。




実際、電子お薬手帳の普及率は約20%程未満と言われ、
導入していない医療機関もまだ多く存在します。
そして、
アプリのダウンロード数が100万人超えました。という報告もありますが、


アプリのダウンロード数が、お薬手帳としての利用者数ではないと思っています。



被災地では
「飲んでいるお薬の名前」「お薬の量」など様々な情報を
薬剤師に伝えなければなりません。
要は、携帯電話が使用できない場合、記憶する必要があるというわけです。

お薬を飲む機会が多い高齢の方が電子版を使いこなし、もしものときに備え、
お薬の情報を記憶していくことは非常に難しいのでは、と思います。




“利便性を追求することで、
お薬手帳の本質を失っては何の意味もない”




私はその現状から、もう一度、原点に戻り、
お薬手帳に付加価値をつけたいと思い、行動に移すことを決意しました。
そして
お薬情報を知りたいという医療側のニーズだけでなく、
病気やお薬に無縁な方にも必要と思っていただけるお薬手帳を作りたいです。







平成7年に起きた阪神淡路大震災、中越地震等の大規模震災の出来事から、
平成17年にある例外規定が発表されました。それは、


「大規模災害時等において、医師等の受診が困難な場合、又は医師等からの処方せんの交付が困難な場合に、薬剤師が患者に対し、必要な処方せん医薬品を販売すること」


これを十分に発揮するためには、かかりつけ薬局の普及が必要不可欠です。
そして、お薬手帳の記録から患者さんの服用状況を薬剤師が把握する必要があります。





災害時に紙のお薬手帳の課題として、

紙のお薬手帳を持って避難する方がほとんどいない


という現状があります。

今回のプロジェクトを通して、もしもの時に備え、避難時に持ち出すべきアイテムの一つとして
「お薬手帳」を人々に浸透させたいと思っています。

そして、年齢関係なく、幅広い世代にお薬手帳を持つ必要性を伝えたい。




お薬手帳をよく使用される年齢層だけではなく、地域の子ども達にもお薬手帳のお話しを行っています。
私の薬局は毎年、子ども薬剤師体験を実施しています。

・H30.3月:喜入地域の小学生を対象
・H31.3月:喜入地域の中学生を対象
(次回はR1.3月予定)


①子ども薬剤師体験の風景

(※ご本人・ご家族の了承を得て写真を掲載せさせていただいております)



②既存のお薬手帳を使用し、何のために持つのかを子どもたちに伝えています。




<2種類のお薬手帳の作成費>
印刷費(10,000冊):700,000円
消費税:70,000円        ・・・計770,000円

<クラウドファンディング手数料>
・GoodMorning
 手数料 9% × 70万円:63,000円
・決済手数
 5% × 70万円:35,000円    ・・・計98,000円

<イラスト料金> 32,000円

合計 900,000円
 
地域の患者さんにお渡しするだけでなく、医療機関等向けの販売を行い、その売り上げの一部を
“児童養護施設退所者向けの自立支援シェアハウス IPPO”へ寄付を行います。





児童養護施設を退所する子どもたちに退所後1年間安心して住める住居と食事を提供し、
子どもたちが自立して生きていくための準備をサポートする自立支援型のシェアハウス”です。

現在の法律では、18歳になれば施設を出なければなりません。
頼れる大人がいない、お金がない、住む家がない、施設で育つ子どもたちは様々な心の傷やトラウマを抱えながら、社会に放り出されるのです。

施設で育つ子どもたちにとっての“自立”とは、
僕たちが思う以上に大きなハードルかと思います。

僕はその現状を知り、支援したいと思いました。



①【1,000円】
 ・感謝のメールを送らせていただきます。


〜1種類のお薬手帳を希望される方向け〜

②【3,000円】

 ・お薬手帳(柄:A / 34ページ)
Aタイプのお薬手帳を1冊送らせていただきます。

(表紙イラスト:A)
 

・お薬手帳のカバー
・感謝状


【3,000円】

 ・お薬手帳(柄:B / 34ページ)
Bタイプのお薬手帳を1冊送らせていただきます。

(表紙イラスト:B
 

・お薬手帳のカバー
・感謝状


〜2種類のお薬手帳+1種類のイラストを希望される方〜

④【10,000円】

 ・お薬手帳(柄:A & B)
AタイプBタイプ、両方のお薬手帳を1冊ずつ送らせていただきます。

 ・表紙イラスト(柄:A / サイズ:A4)
お薬手帳の表紙(Aタイプ)となっているイラストをプリント。



 ・お薬手帳のカバー 
 ・感謝状


⑤【10,000円】

 ・お薬手帳(柄:A & B)
AタイプBタイプ、両方のお薬手帳を1冊ずつ送らせていただきます。

 ・表紙イラスト(柄:B / サイズ:A4)
お薬手帳の表紙(Bタイプ)となっているイラストをプリント。


 ・お薬手帳のカバー 
 ・感謝状


〜2種類のお薬手帳+2種類のイラスト+お手紙セットを希望される方〜

⑥【25,000円】

 ・お薬手帳(柄:A & B)
 ・お薬手帳の表紙イラスト(柄:A & B / サイズ:A4)

 ・お手紙セット(4種類のステーショナリーセット)
NY在住イラストレーターYohey Horishitaがデザイン。





・お薬手帳カバー
・感謝状


〜とにかく応援したい!方向け〜

⑦【30,000円   /   50,000円】

・2種類のお薬手帳を1冊ずつ(A&B)
・感謝のお手紙




Yohey Horishita

鹿児島県出身ニューヨーク在住イラストレーター。
ジョージア州アトランタ市のサバンナ芸術大学イラストレーション科にて学士と博士を取得後、
フリーランスとして2014年より本格的に活動を始める。米国・日本国内の雑誌や新聞、絵本等や広告へのイラスト制作、またマンハッタンにある美術学校で講師として幅広く活躍中。


10月中期〜11月後期:イラスト制作・お薬手帳の内容の制作
11月後期:クラウドファンディング成功(予定)
12月前期〜後期:2種類のお薬手帳完成
1月後期:オンラインショップ(BASE)で販売予定



私は決して電子お薬手帳を否定しているわけではありません。
皆さま一人ひとりの生活において、一番管理がしやすいお薬手帳を使用していただくことが私にとって大切なことです。

そして、このプロジェクトを通して若い世代にも知っていただき、もしもの時に備えてお薬手帳をもっと活用してほしい、この想いが一番です。

もし、電子お薬手帳を使用する場合、必ず1冊は紙媒体のお薬手帳を持ち、定期的にお薬情報等をアップデートをし、避難時に持ち出すべきアイテムとして準備をしていただければ嬉しいです。


支援をしていただく皆さまにとって、


“持ち歩きたいお薬手帳”
“活用したいお薬手帳”


そのような素敵なお薬手帳をお届けしたいと思います!
ぜひ、応援宜しくお願いします!


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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