スタイリスト歴10年以上の長尾亮が大阪に自身初の店舗「VIEWS」をオープンします。目的を「美容師が人を幸せにする職業であり続ける為に」とし、アイデアとそのバックグラウンドをお伝えしたいと思います。初めてのクラウドファンディングですがどうぞよろしくお願いします!

プロジェクト本文

自己紹介

スタイリスト歴10年以上の長尾亮が大阪に自身初の店舗「VIEWS」をオープンします。

目的を「美容師が人を幸せにする職業であり続ける為に」とし、アイデアとそのバックグラウンドをお伝えしたいと思います。

初めてのクラウドファンディングですがどうぞよろしくお願いします!


自己紹介:長尾亮(ながお あきら)


大阪府出身、高津理容美容専門学校を卒業後、大阪の美容室10年間勤務。退職後ご縁があり現在は東京「SYAN」と大阪の2拠点を行き来しながらスタイリストをしています。


この度、大阪に自身初の店舗「VIEWS」をオープンさせる運びとなりました。

新たにできる場所のこととその展望、そこに至る経緯を1人でも多くの方に知っていただきたいと思い、本プロジェクトを立ち上げました。

ぜひ最後まで読んでいただければ嬉しいです!


環境が人をつくることを知った

「あなたは今の自分が好きでしょうか?」


そんな質問を唐突にされると大半の人は戸惑うかもしれません。


今の自分はどうなんだろう? そんなことをずっと考えながら十代を過ごしていたと思います。

言い換えれば胸を張って「そうですよ」と言える自分を探していた思春期でした。


そして、自分のことを好きだと言えるのはいつも今でした。

恥じることなく、謙遜し過ぎずそう思えるのは決して先天的なものではなく、過ごしてきた環境のおかげだと気づきました。


僕の環境について少しお伝えさせてください。


1988年、4つ上に姉、2つ上に兄がいる3兄弟の末っ子として僕は生まれました。


長女は幼いころから重度の障がい者で、常に寝たきりの生活。食事はお腹に穴を開けてチューブでの流動食、意思疎通はとれない、そんな姉の姿は昔から見ていました。


僕が産まれた時から姉は障がい者でしたのでそれがどういうことだったのかをわかっていなかった子ども時代。

自分が悪くて親にしかられたとき、姉に当たることもよくありました。

なんでお姉ちゃんは、、と考えてしまっていました。

家族を支え続けた父・母・兄。家族の気持ちを考えることもなく無邪気で無頓着だった僕。


そんな関係に変化が訪れたのは、高校生の時の出来事がきっかけでした。


父の姉、僕の叔母さんに当たる彼女は、教員をしながら本の執筆をしていました。

エッセイを中心とし学生とのやり取りも含んだ本の内容に、僕の家族について書かれた数ページありました。


姉が生まれた時の事を綴った数ページ。


第一子として授かった我が子を本当に可愛がって育てていた両親の姿。

一歳児検診で姉の脳に重度の障がいが発覚し泣き崩れた母。

そんな母の背中を絶対に自分がなんとかすると言いながら背中をさすり続けた父の姿。


僕が生まれる前の家族の背景。

叔母の本を読んで、情け無いのですが初めて考えました。幼いころ自分が姉に、親に放った言葉がフラッシュバックしました。


それから、僕は、僕が生きている理由とこれからのやりたいことを真剣に考えるようになったのです。

20歳まで生きられないと言われながらも、今年36歳を迎える姉。

母と共に家族を支えてくれている優しい兄。


「やりたいことをやらせてもらっている」という自由に感謝し、この人生向き合わないといけない。


それが僕が「環境をつくる」という目標を立てた最初の動機となりました。


誰でも家庭環境、学校での学び、バイト先での経験、遊びの刺激。どれも人となりの形成には必要でそれ故に今の自分があると思うのです。

この「環境」があったからこそ自分がが好きでいられるのではないか?と思いいつか必ず自分で環境をつくりたい。

そう志し、大阪で美容師としてのキャリアを歩み始めました。


結果を残した大阪時代


家庭も含め、学校の友人やバイト先の人間関係など、自分をつくってくれた環境に恵まれてると思っていた僕は、入社面接でも「環境をつくるという目標」のことを話しました。


さまざまな人との出会い、一緒に過ごしてきた時間。その積み重ねがいまの自分を形成していて、それに本当に感謝している。素敵なみんなに直接恩を返すことはできないけれど、その分、僕がいつか、自分の経験を元に、人に感謝してもらえる環境をつくりたい、と。


髪とお客さまに向き合うことに集中して働き、年間を通じて全店で指名客数が一番という結果も残すことができました。


僕のことを育ててくれた人、一緒に働いてくれたメンバー、本当に人間関係に恵まれ、10年間、辞めようと思ったことは一度もありませんでした。

ただ、キャリアを積み上げる中で膨らむ自分の夢、自分の理想とする環境が具体的になるほど、会社の中ではなく、社会に対して表現していきたいと思うようになりました。


2017年、たくさんの学びと、成長と、感謝の気持ちを持って、僕は「環境をつくる」という自分の夢を叶えるために、独立を決意しました。


既存の規則やルールの中で動くのではなく、働く人と新しい関係を気づくことで、働く人たちにとって理想だと思える環境をつくっていきたいのです。


スタイルが生む出会い

美容師として良い人間関係に恵まれていると思えている僕は、お客さまに対しても恵まれていると感じています。

性質上、この業態では、美容師がお客さんを選ぶわけではなく、お客さまが美容師を選ぶというのが前提です。


ただ、自然と、自分の価値観に近いお客さまが訪れてくださるようになると思っています。


これはどういうわけか。なぜ自分が良いな、素敵だなと思うお客さんに出会えているのか。


突き詰めればそれは、自分が打ち出しているスタイルに関係しているのではと考えたからです。


ひとくちに美容師、美容室といっても、様々な形式があります。とにかく価格で勝負するところもあれば、デザイン性の高いサービスの提供を得意とするところもある。特定のシーンや髪型に特化したところもあるでしょう。


本当に多種多様です。

その多様性の中で、僕という美容師を選び、また友人知人に広めてくださったりしながら自然と雰囲気や価値観の近い人が集まってくれている。


日々会えるお客様に対して感じるのは「良い目の色をした人だなあ」とか「心にゆとりがあるなあ」とか「人生の楽しみ方を心得ているなあ」とか、そういったこと。


もちろん服装やメイクなどファッションとしてのスタイル傾向もあるのですが、どちらかといえば、生き方としてのスタイルを汲み取るようにしています。


この「何か近い感じ」は、究極的には僕自身の日常の振る舞いや見ている景色、経験が自然と積み重なって生まれているんだろうなと。そしてそれもやっぱり一つの環境なんだと。


環境によってできあがった人が、また新たな人との出会いによって環境をつくっていく。世の中はそんな循環でできているのかもしれない。


僕・長尾という一人の美容師の在り方に共鳴してくれるお客さまと自然に出会えているんだと、そう思います。


いろんな生き方、働き方がある中で、美容師という職業を通じて素敵な人たちと出会えることがこれからもずっと楽しみです。

「VIEWS」プラットフォームとして捉える美容室


2020年2月にオープン予定の美容室「VIEWS」

コンセプトは


Where our perspective meets Your perspective.

わたしたちとあなたの視点が出会う場所。


です。


店舗からの景観や空間としての「眺め」

店舗で働くスタッフとしての「眺め」/鏡越しに写るお客様自身の「眺め」

それぞれの視点が交差する場になるような希望が込められています。


それぞれがより新鮮で心踊るものとは何かを、VIEWSは髪を通して追求します。


従来の美容師という働き方は、美容室というひとつの空間の中に、1日10数時間居ることが大半です。


僕もアシスタント時代は週5.6で美容室に長時間勤務し、家は寝に帰るだけ。休みの日も練習のためにお店に行くこともあり、精神的な強靭さは求められました。


でも、精神的に強靭じゃなければ、美容師という職業には就けないのでしょうか。

なぜなんのためにこういった環境が当たり前になっているのでしょうか。


それは、会社という組織では、全員が社員として一律の働き方をする方が管理上では都合が良いからという一面があると考えています。

つまり前提となるシステムの問題。


しかし、強靭な精神は求められるものではなく自身で求めるものだと考えています。


逆にその前提さえうまくアップデートできれば、同じところにずっと居る必要はなく、希望に合わせて流動的に環境を変えていくことができる。


例えば、

アシスタントはスタイリストの下という考え方でなく、アシスタントという専門職が存在してもいい。

例えば、

お花が好きな子は、花屋をしながら空いた時間に美容師をしてもいい。

美容師としての在り方に見合った能力があれば自分で選ぶことができます。


美容師には、まだまだ可能性が秘められていて、

ファッション、飲食、人材、不動産などどんな職業も繋がることできる。


ひとりひとりが働く場所と人を主体的に選択できる。それが僕の考える、新しい美容室としての一つの形です。


「VIEWS」をきっかけに、全国各地にある美容室を美容師が飛び回っていくことさえもこの仕事ならできるのではないかと思っています。


最後に

これまでの業界で当たり前とされてきた美容師の働き方

固定された場所

固定された時間

固定された役割

を、改めて考え直し提案していきたい。


そのために僕は美容室を立ち上げ、共感してくれる仲間の美容師たちと働いていきたいです。

働く美容師が自分なりの可能性を生かし、いきいきと働くこと自体がお客さまにとってもより良いサービスを提供できると考えています。



今回のプロジェクトも、伝えたいという気持ちが半分、より多くの考え方を知りたいという気持ちが半分です。


このプロジェクトを知ってくれた人が、可能性にワクワクしてくれて、お客さまとして足を運んでくださること。

また、「自分のやりたいことに近いかも」と思い、一緒に働きたいと思ってもらえること。そんな人たちとの素晴らしい出会いを僕は楽しみにしています。


眺めの良い美容室で過ごす、大切な時間と豊かさを共有し、「VIEWS」と一緒に素敵な環境をつくっていただけたら幸いです。


【主なプロジェクトのリターン】

◆カット/パーマ/トリートメントなどサービス提供(※大阪「VIEWS」での施術になります)

◆技術セミナーの開催

◆「VIEWS」を場所利用しての企画

◆開業祝いのお花

など

詳しくは、リターン欄をご覧ください。


<All-in方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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