ご挨拶(First of all)

 はじめまして、おるがんと商店代表の伊藤友弥と申します。熊本県は水俣で育ち、高校卒業後、沖縄の大学に進学し、農学部を専攻。在学中にブルーグラスに魅了され2年間アメリカ・カナダへ留学。留学中にホームレス・新規店舗の起業立会い・発酵学の権威者サンダー・キャッツ氏のワークショップなどを経験。帰国後、地元の幼馴染みとの再会を機に、共に水俣活性化のため起業を決意しました。今回は、この起業にあたり水俣出身で、東京・大阪・沖縄・海外へと散った4人が帰郷し、全力で泥臭く邁進して参ります!

 沖縄の伝統民謡楽器、三線片手にナッシュビルのストリートで稼ぐ日々やアメリカ横断などにもチャレンジ。当時の記録はこちらに記載しています。少し前の記事になりますので今とは考え方なども随分と変化はありますが笑。
https://ryukyu-bluegrass.theblog.me/pages/1616028/page_201801310007

伊藤友弥のフェイスブック
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005772580571


水俣の過去とこれから(History of Minamata)

 水俣は、ご存知のとおり「水俣病」が発生した土地です。1956 年に発表され、現在 まで多くの方々が辛く悲しい思いをしています。重くそして長く負のイメージを帯び てしまったこの土地は、病気による痛みだけでなく、差別等を受けた人の心にも大きな傷を残しましたが、現在は環境モデル都市として、かつての風光明媚な姿を取り戻しました。

    不知火海に面した海にはサンゴ礁が広がり、非常に美味しい魚が獲れ、山々では柑橘類をメインに多くのフルーツを生産。肥沃な土壌と綺麗な水からできるエネルギッシュな野菜はブランド化にも成功しています。しかしながら、人口・観光客数の減少 から過疎化が進行。2000 年代前半に3万人ほどだった人口が 今では2万4千人程度、2030 年には 2 万人を切るという推計も出ています。続々と閉店していく店舗、増える 耕作放棄地。ゆっくりとでも確実に衰退し活気がなくなりつつある水俣。

    このままほっとけない“離れてなお感じる水俣の良さ・帰省して感じた水俣の現実” を肌で感じた同世代の若者 4 人が生まれ育った大好きな水俣の活性化をするため、カフェの運営を皮切りに自家農園、宿泊経営など様々な事業をまじめにおもしろく展開します。雇用環境を増やし、インバウンドや旅行客の受け入れ体制を整えます。そして、自然環境を含め素晴らしい水俣の当たり前を全国そして世界の感動に!!
応援よろしくお願い致します。

(Hi, My name is Tomoya Ito. I was born and growing up Minamata Kumamoto Japan. You guys might know this place as Minamata mercury-poisoning disease city. The mercury-contaminated water which caused this disease. It has been 64 years since it was first reported, then there is the coral reef in this ocean. There is still alive spectacular and beautiful nature around the city. Sadly enough to say, the population has been decreasing year by year gradually. This history is wearing thin with time. Therefore we try to revitalize our city and spread out Minamata's soul. So we need you guys support for that. Thank you.



お店の取り組み(About our company)

 最終的な我々のゴールは、「水俣に雇用環境を増やすことでU・Iターンの体制を整えること」です。そのための一貫性のある事業形態を実現させるために今回は、カフェ事業を皮切りに宿泊、自家農家の運営、ECサイトや海外への展開などを企画しました。その中でキーとなるのは、ズバリ3つ。1つ目に環境モデル都市水俣として”エコ”な事業形態であること。我々は基本的にフードロスを無くし、日頃発生するコーヒー粕を堆肥として利用することや、プラスチックの使用を可能な限り削減し、リユースに力を入れること、レンタサイクルを提供することで、エコで自転車を利用しながら水俣の街をゆっくりと堪能していただける環境を整えることなどです。2つ目に街を元気にする=人を元気にするということから”身体に良いもの”=”我々従業員が毎日食べれるもの”を基準にメニュー構築を行なっています。そこでは、アメリカや日本で学んだ発酵物を活用しています。また、自家農園の運営によりフレッシュな状態で、可視化された安全な野菜を提供できます。更に、自家製天然酵母パンの角食を使った美味しいサンドイッチをメインに、沖縄県は北谷で大人気のコーヒショップ”Zhyvago Coffee Works”さんが現在建設中の大型コーヒーロースタリー”Zhyvago Coffee Roastery”で焙煎されたこだわり抜かれた沖縄の温かみと情熱の詰まったフレッシュなコーヒー豆を特別にご提供いただけますので、水俣でも我々が美味しく丁寧に提供させていただきます。他にも、カナダから取り寄せるカナダ産のワインや地ビール、手作りのケーキなどなど、この形態だからこそ可能な価格帯で、こだわり抜いたものを楽しんでいただくことで心身ともに元気に、時に癒しにきていただけるようなお店となります。

Zhyvago Coffee Roasteryさんのインスタグラム
https://www.instagram.com/zhyvagocoffeeroastery/


Zhyvago Coffee Worksさんのインスタグラム
https://www.instagram.com/zhyvagocoffeeworks/

 ( We own our farm and pick up seasonal harvest that will be used for all of our menus as a fresh condition.  Also, we'll make original natural yeast bread and some fermentation drinks or delis which I learned from really famous Sandor Ellix Katz. We hope you will enjoy these fresh and healthy, tasty sandwiches and tartines and so on. Our fascinated coffee beans are roasted in Okinawa Japan where such a tropical island. On the other hand, we'll manage our hostel business that making a chance to come and enjoy Minamata. We're working on EC business so you can check our out anywhere everywhere. Please support us and let us show you how great Minamata city is. Thank you.)

フードロスの取り組みの一例として、自家製グラノーラヨーグルトでは、通常は捨ててします角食の両端は細かく刻み、オーブンで乾燥させることでグラノーラにし、自家製酵素シロップでは5日程度漬け込んだフルーツ(これも通常は品質管理のため破棄することが多いです)は砂糖漬けになっているのでそのまま乾燥させることでドライフルーツに。B級品に分類されるようなフルーツはジャムにし、コーヒーで使用する牛乳に関しても、余りがでる分はヨーグルトに回すことで徹底的にフードロスを抑えます。



プロジェクトで実現したいこと (Our goals in next 5 years)

 上記のような水俣での雇用環境を増やし、U・I ターンができる体制へとすることで街 全体を活気づけることが必要です。2025 年までに、水俣への観光客数を現年度の 2.5 倍に、新規移住者 300 人を目指します。また、おるがんと商店が多くの支援者・関係者とつながることで、交流人口・定住人口だけでなく関係人口を増やし将来的にはア メリカ・カナダなど海外におるがんと商店の店舗を展開。直接的な働きかけはもちろん、水俣の日本の素晴らしい伝統と文化を形として流通させる架け橋になれればと思っています。

(We're trying to run as a franchise in the U.S or Canada in the next 5 years. The reason why we'll do that is we want to be a bridge that is going through trade Minamata's culture and traditional stuff with a foreign country.)



資金の使い道・スケジュール (How to use this support funding)

今回ご支援いただく資金は全て、内・外装費に使用させていただく予定です。実際にご支援いただく皆さまへの感謝を忘れぬよう、そしてご利用いただくお客様にもお伝えできるようにと考えています。
2020年7月オープンに向けて進行中です。

(Mostly we would use this support funding as an exterior and interior fee. So, that reminds us of how thankful for it whenever we look at that.
The cafe will be opened in July 2020.)



最後に(In the end)

現在、我々4人はまだそれぞれの地で準備中であり、5月には皆一同に帰郷し、本格的に始動していきます。そのため、それまでの期間中は活動の様子などをお伝えすることが困難となってしまいます。よろしければ、クラウドファンディングのプロジェクトが終了後も我々の活動をインスタグラム、フェイスブックから応援、覗き見していただけますと幸いです。是非ともよろしくお願いいたします!

おるがんと商店のインスタグラム
https://www.instagram.com/team_oruganto/

おるがんと商店のフェイスブック
https://www.facebook.com/%E3%81%8A%E3%82%8B%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%A8%E5%95%86%E5%BA%97%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7-2563840050607701/?ref=bookmarks

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おるがんと商店
住所:熊本県水俣市栄町1-6-1プロスパビル1F

(Lastly, thank you so much for your support and please keep an eye on us!!
Oruganto Store
Minamata Kumamoto, Japan)


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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