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社会問題と向き合う人のクラウドファンディング

「流産・死産」突然の悲しみの中でもちゃんとおくってあげたい!

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ
現在の支援総額
975,000円
パトロン数
230人
timer24時間以内に
14
人からの支援がありましたclose
募集終了まで残り
3日

現在65%/ 目標金額1,500,000円

このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2019/11/25 23:59:59までに集まった金額がファンディングされます。

流産・死産・新生児死等で、突然亡くなり小さな身体でうまれてきた赤ちゃんを見送るための棺やお布団、産着、お骨入れ等をセットにしました。体験者の声を一番大切にして、「ちゃんとおくってあげられた」と思えるものを目指しました。一日も早くおくりばこを完成し、届けることで悲しみに寄り添いたいと願っています。

【 突然の別れ 増えていく悲しみ 】ー おくりばこの生まれた理由 ー 

子供を授かった喜びは何にも代えがたいものです。生まれてくる子供の未来の事を考え、名前を考えたり、一緒に遊ぶ事を考えたり、どこに行こうか、服はどうしようか、全てが希望に満ちています。しかし、本当に本当に残念な事に、「ちゃんと産んであげられない。」という、死産・流産はゼロにはなっていません。

「死産数 2万358」

厚生労働省平成29年人口動態統計によると、出産前に亡くなってしまう「死産数」は日本全国で「2万358」。私達「NPO法人ここはぐ」の活動する秋田県でも「130」となっています。未来を思い描いていた可愛い我が子が亡くなってしまうという悲しみは、言葉では言い表せません。これだけの数の「悲しみ」がひっそりと、知られる事なく、でも確かに発生しています。そして、亡くなった事以外の更なる悲しみも。

「お菓子の箱でいいので持って来てください」

残念な事にこれは、本当に語られた言葉です。流産・死産という悲しい出来事は、どうしても隠されがちです。その為、「亡くなってしまった子供をちゃんと送ってあげたい!」と思っても、それをかなえる棺やおくるみは一般的ではなく、亡くなったという事実を受け入れる事も難しい状況の中でその用意を迫られます。

「せめて箱だけでも可愛いものを」と思い、動けないお母さんの代わりに、ショッピングモールに向かうお父さん。まわりは幸せそうな家族で溢れ、悲しみに崩れそうになっても、「出来るだけの事をしてあげたい!」という思いで、なんとか用意します。昨日まで、あたりまえだったそのショッピングモールは「悲しい」場所へと姿を変えます。悲しみが増えていきます。

「声を掛けてあげられなかった。」

子供が健やかに生まれて来てくれる事を望んでいるのは、出産をサポートする「助産師さん」も同じです。しかし、子供を失う悲しみの渦中にいるお母さんに「声を掛けてあげられなかった。」「何を話せば良いのかわからなかった。」「何もしてあげられなかった。」という悲しみ、無力感を抱えてしまう助産師さんは少なくありません。ここでも、悲しみが増えていきます。

【 ちゃんとおもう。ちゃんとおくる。おくりばこ 】

私達、NPO法人ここはぐは、そうした悲しみ・痛みを緩和し、寄り添う事を活動の目的としています。また、運営スタッフの中には実際に同じ悲しみ・痛みを経験した人もいます。自分達の経験した悲しみを繰り返さない為に、「産着」や「おくるみ」を手縫いで作り、産院・病院さんなどへ寄付する「天使ちゃんのちくちく会」もその活動の一環です。「おくりばこ」はその会の中で交わされる会話から生まれました。

「ちゃんとした棺で送ってあげたい。」「おくる直前まで顔を見ていたい。」
「寒くないように布団を掛けてあげたい。」「陶器の骨壺は冷たそうで可哀想。」
いざ作ろうと決めたら、してあげたかったたくさんの思いが出て来ました。また、赤ちゃん用の棺についてリサーチしました。現在あるものについてのデザインやセット内容、サイズや材質などをいくつか調べていくと、手のひらにのるほどの小さな赤ちゃん用のものでも、ある程度大きい棺しかないこと、中のお布団などが別売だったりすることもあることがわかりました。そして、ペット用の棺やお骨入れはいろいろな種類があるのに、赤ちゃん用としてはほとんど無いことも分かりました。

理想に近づけるためたくさんの試作を重ねました。


【 みんなで作る 】
生まれたのは、その悲しみを繰り返させたくないという、ここはぐの思いからですが、おくりばこは多くの人に育てられました。試作をいくつも作り、最適なサイズにするため、病院・産院さんを訪れアドバイスを頂き、もの作りでは、「天使ちゃんのちくちく会」参加者さんや思いに共感して頂いたたくさんの職人さん達、福祉作業所で働く方に支えられ今のかたちになりました。

柔らかな秋田杉の優しい表情

「おやすみ、またね。」さよならの蓋ではなく、そっと閉じられる引き戸に。

一針一針丁寧に縫われた、化学繊維不使用のふっくら柔らかなおくるみ

縫い付けられた端切れはお子さんをおくった後でも親御さんの手元に残る「結(ゆい)」です。

小熊のおもちゃは福祉作業所の方がひとつひとつ丁寧に仕上げています。

伝統工芸の職人による、しっかりとしていて優しい「お骨入れ」とふんわりした肌触りの「お骨袋」

おくり出すまでの道は、この世界でのただ一度のおさんぽ。大切に優しく、温かく包みます。

【 悲しみを繰り返さない社会へ 】

子供を失った悲しみは決して色褪せる事はありません。でも、その悲しみを受け入れ、付き合いながら人生に向かって行く事は出来ます。

NPO法人ここはぐは、「おくりばこ」の普及活動を通じて、現状では「悲しみを余分に産み出す」出来事である「おくる」とい行為を、一番最初の「ちゃんと送ってあげられた」という少しでも前を向ける行為にする事で、突然の悲しみに見舞われた、天使パパ・ママ、そのまわりの人々が少しでも早く悲しみを受け入れ、付き合っていこうというという状態に向かえる社会の実現を願っています。

【 NPO法人ここはぐについて 】

ここはぐのスタッフは主に現在子育て中のお母さん達です。会員は助産師さんをはじめ、産前・産後ケアに携わる仕事をされている方々など多岐に渡ります。お子さんを亡くしてしまった気持ちを、誰かにうちあける事で少しでも楽になって欲しいと始めた「天使パパ・ママのお話し会~秋田~」の開催や、20代から80代の方まで参加される「天使ちゃんのちくちく会」などを通し、妊娠や出産、子育てで様々な経験をし悩んだり葛藤したりしてきたスタッフだからこそできる、あたたかい寄り添いを目指して活動しています。


おくりばこセット内容の1つ1つ全てが想いのこもった手作りです


【クラウドファンディング活用の理由】
私たちはボランティア活動のため資金がありません。それでも「出来る中で最大限の事を!」と様々な活動を行って来ました。

しかし、「おくりばこ」は製作費がかかります。試作は幸いにして、自治体の補助金を活用させて頂く事で賄えましが、突然の出来事に素早く対応するため、在庫を持つ必要があります。また、この活動を、悲しみに直面している方に少しでも早くお伝えするための広報費も必要となります。

「おくりばこ」は有償でのお渡しとなる為、必要とされている方の手に渡れば、様々な費用がまかなえるのですが、まずは最初の動きに必要な費用の調達が、充分に出来ておらず、最初の一歩が踏み出せない状態にあります。

どうか、今回の活動が多くの方の賛同を得て、世に送り出す事が出来ればと考え、クラウドファンディングでの募集に臨んでいます。


【 リターンについて 】

今回、クラウドファンディングに臨むにあたり、様々な特典を考えました。「おくりばこ」は悲しみに直面されている方のものなので、特典にはなりません。地元秋田のクッキーや、木製品なども考えましたが、どうしてもそれでなければいけない理由が見つけられませんでした。スタッフで集まり、色々な提案を重ねましたが、どれもしっくりきませんでした。結果、思い至ったのは「一番のリターンはこのプロジェクトを迅速に進める事。一刻も早く、悲しみに直面してる人に渡す事。悲しみが増えるのを止める事。」なのではないかということでした。

ご協力頂いた方には、まずはお礼のお手紙と状況報告書をお送りさせて頂き、一日も早い実績報告書をお送り出来るよう努力することで、お礼と代えさせて頂きたいと思います。


【 最後に 】

天使ママ達が自分達の体験を思い返して、辛かったことや悲しかったこと、お別れまでにしてあげられて良かったと思っていること。たくさんの想いをこのおくりばこに込めました。
「おくりばこを使うことになる人がいなければいいね」 よく私達の活動中に交わされる言葉です。

どの赤ちゃんも皆、どうか無事に生まれてきてほしい。
大きく口を開けて産声を聞かせて、小さな手や足を一生懸命動かして欲しい。
それが私達の一番の願いです。

しかし、どんなに医療が発達しても、妊娠中のお母さん達が気をつけていても流産や死産の件数は0にはなりません。妊娠期間が短くても、赤ちゃんが小さくても、一つの大切な命を見送るということに変わりはありません。赤ちゃんとのお別れにおくりばこを必要としている方々がいます。

突然の出来事に、心がついていかないままに産後の身体でお母さんやご家族はお別れの準備をしていかなければなりません。何を用意したらいいのかも、どこで買ったらいいのかも、誰に聞いたらいいのかもわからないまま、暗闇を手探りで進まなければならない大変さと苦しさが私たちにはよくわかります。

このおくりばこを届けることで、悲しい経験をしたご家族ににそっと寄り添うことができればと考えています。

どうか活動にご協力ください。よろしくお願いします。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も計画を実行し、リターンをお届けします。

※「NPO法人ここはぐは「NPO法人」として認定されていますが、

このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。」


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