こんにちは!
関西の学生を中心に活動する学生団体 2NDBASEです。
当プロジェクトをご覧いただきありがとうございます!


私たちは、2020年1月に第6回目となる「2ND HAND PROJECT」を実施します。
「2ND HAND PROJECT」 とは、「使われなくなった野球道具をフィリピンに届ける」ボランティア活動のことです。今回、この活動を実施、また紹介したくクラウドファンディングを行います。

『「道具が買えない」現状があるなら、道具を買わなくてもいい!』

フィリピンの経済格差に苦しむ「やりたいことができない」若者たちを一人でも多く手助けするために、
どうかお力添えお願いいたします!


本プロジェクトの趣旨

フィリピンでは、経済格差による貧困問題や物価の急上昇など、さまざまな問題が起こっています。
その多くはいまだ解決されておらず、私たちが活動する地域では道具を買うことができず、
スポーツが満足にできない環境に置かれている子どもたちがたくさんいます。


(フィリピンの野球環境の現状などに関するインタビュー動画)

私たちは、そうした環境を改善、解決するために過去5回にわたって道具の支援、現地での野球セミナーを行ってきました。

活動の様子

(第4回、カローカン訪問時 道具を運ぶ少年たち) 


(なぜか、大人気だったコマネチ)

私たちのボランティアは「スポーツをするためには道具を購入しなければいけないという考えを打破したい」という想いから生まれたプロジェクトです。


「道具が買えない」からスポーツができない現状があるなら、「道具を買わなくてもいい」環境をつくる!セカンドハンドスポーツ用品を届けるこの活動を通して、私たちはフィリピンの経済格差が起こしている問題に本気で立ち向かっていきます。


プロジェクトを行う意義

私たちは、経済的な理由で野球用品が購入できないフィリピンの若者たちに
使われなくなった野球用品を届けることによって、彼らのスポーツ人生を切り開くということを最大の目標としています。

 野球道具の価格は非常に高価で、グローブ一つだけでも約3〜5万円かかります。日給平均480ペソ(約1100円)とも言われるフィリピンでは、3万円はとても容易に出せる金額ではありません。

現地の少年野球チームのコーチからは、「高価である野球道具を買えないことが理由で、野球を諦める少年たちがいる状況が悲しい」という想いも聞きました。

しかし、そのような環境の中でも、野球を愛し、プロ野球選手を目指している若者たちがフィリピンにもたくさんいます。そんな彼らの未来を切り開くためにも、このプロジェクトの実現は大きな意味を持つと考えています。

嬉しいことに、第一回で支援したチームの選手は、夢だった野球奨学金を受け取ることができ、現在でも大学でプロ野球選手というより大きな夢を追いかけています。

しかし、道具不足に苦しむチームはまだまだたくさん残っているのが現状です。

彼のように夢を追いかける若者達の手助けをするために、手を貸していただけないでしょうか。


フィリピンの野球環境

ビセンテ・ジョン・ベルナルド(通称 J.B):小学4年で来日。中学入学と同時に地元の野球チームに入部。中学2年からこの活動をはじめ、現在も故郷フィリピンのため学生団体2NDBASEの一員として活動中

彼がフィリピンで初めて目にした野球チームの現状は、劣悪なものでした。

たった数個のボールを共有して行う練習

ベース代わりに使用されていた段ボール

野球経験者じゃなくとも一目で「危険」と判断できる環境でプレーする野球少年たち。
日本の環境で野球をしてきた彼にとって、それは想像を超えるものでした。

しかし、そのような恵まれない環境の中でも子ども達は「どうすれば野球うまくなれる??」目を輝かせ、駆け寄ってきました。少年たちのあまりの必死さに彼は少し驚きましたが、それだけ彼らは野球が好きなんだと身を持って感じました。

道具がないハンデなんか気にせず、心の底から本気で野球をうまくなろうとする彼らを見て、どうにかこの現状を解決し、一人でも多くの夢を追いかける子ども達を支えたいと思いました。

そうして始まったこの活動も今回で第6回目を迎えます。


学生が学生を支援する「想いを届ける」プロジェクト


学生の「想い」が学生の支援に繋がるボランティア。

私たちがフィリピンへ届ける野球道具は、高校球児や学生の野球チームから譲っていただいたものです。

つまり、私たちのボランティア活動は、学生の「想い」によって成り立っています。

支援してくださった高校の部員からは、「実際に現地の子ども達の反応が見たい!」「高校生のうちに、海外の野球環境を知るきっかけを持ててよかった!」という声を頂きました。
そうした声は、私たちが活動を続ける上で大きな励みになっています。

異国の地で野球を愛し、一生懸命野球に取り組んでいる同年代の選手がいる。
学生の間に異国の現状を知ってもらうことにより、現在置かれている野球環境が当たり前ではないことを再認識してもらう機会になると信じています。

今回も活動後に、協力してくれた学生たちに報告書を届ける予定です。

(前回の活動報告書 フィリピンの豆知識もちょこっと!)

活動実績

私たちの活動は、1人で始めた第1回を含め、今回で第6回目を迎えます。

活動地域:ルゾン島のカビテ・パシグ・ケソン・スービック 計12チーム。

支援の結果、4年連続で道具の寄付を行なったCaviteが所属するGeneral Trias市では、少しずつトーナメントも開催されるように!

(昨年General Trias市の市長さんに表彰していただいた際の写真)

クラウドファンディングをする理由

今回も、大阪府内の高校や野球チームから支援をいただき、すでにたくさんの道具が集まっています!
(グローブ29個、バット42本など)

これらの道具をフィリピンに送るには、段ボール箱に詰めて船で輸送する必要があります。

費用は一箱で約一万円。

今年は、約6〜7箱分を輸送する予定です。


新たな試み

これまで、私たちは6回にわたり道具の支援、野球セミナーを行ってきました。その中で見えてきた『機会不足』という新たな課題をふまえて、
新しい取り組みとして『2NDBASE CUP』大会を開催したいと考えています!

資金の問題で大会に参加できない子どもたちに、整備された野球場で試合をする機会を届けます。

(大会を行う予定のマニラ市内にある球場)

それらに加えて、道具の修理費(バットのグリップなど)、渡航費、現地で荷物を運んでくださる方々や移動の際のドライバーへの謝礼、車を借りる費用など多額のお金が必要となります。

しかし、資金の問題でこの活動を諦めるわけにはいきません。

このサイトには、独自のアプローチから社会問題の解決に本気で取り組もうとしている人たちが多く集まっています。だからこそ、私たちもクラウドファンディングを通してこの活動を理解し・サポートしてくれる方を探そうと思いました。
そして、クラウドファンディングを行う理由は単に資金集めだけではなく、この活動を知ってもらうことにもあります。

この文章を通して、

「野球を通したボランティアがあるんだ」
「学生でもこんなボランティアが出来るんだ」

など一人でも興味を持ってくださる方が増え、多くの皆さんに知っていただくきっかけになってほしいと願っています。


最後に

このプロジェクトには、道具を提供してくれた日本の野球少年たち、
フィリピンで協力しながら私たちを待ってくれている人たちなど、たくさんの方々の「想い」が詰まっています。

あっという間に、届いた道具の周りを満面の笑顔の子ども達が埋め尽くすのも

届いた道具をもって、グラウンドで駆け回る彼らの姿も

それら全て、協力してくださる皆さんの「想い」があるからこそだと思います。


私たちのような学生団体が「夢」を手助けするなんて大声で言うことは、壮大でおこがましいことかもしれません。

でも心にある「想い」は本当にそれくらい大きなものです。


どうか、実現のためにご協力お願いします!


最後まで読んでいただきありがとうございました。

拙い文章ではありますが、私たちの想いが伝われば幸いです。


費用内訳

12万円内訳

道具を送る際にかかる費用 6−7万円

現地での費用(ドライバー等)約2万円

「2NDBASE CUP 」の費用(球場、選手の交通費)3万円

その他の費用(道具の修理費など)1万円

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=120,000円

(クラウドファンディング手数料等を控除し、足りない分は募金、あるいは団体メンバーで補い、目標金額よりも集まった場合は、現地の大会開催費用として寄付します。)


第6回プロジェクトの概要
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実施日:1月2日〜6日(調整中)

期間:1週間

内容

・ルゾン島における2〜3つの野球チームを支援し、関係者と連絡を取りながらそれぞれのチームに不足している野球道具を寄贈する。

・現地の子どもたちやコーチ陣向けに、野球の練習方法をシェアする「野球セミナー」を各チームで実施する。

・「2NDBASE CUP」の開催。マニラ付近の野球チームを3チーム招待し、整備された球場で総当たり戦を行う。

・現地の子どもたちや野球関係者にインタビューを行う。

(現地の野球チームとの日程の兼ね合い等に変更する場合がございます。ご了承くださいませ。)

*本プロジェクトはAll in方式で募集しているため、目標金額に届かない場合でも、プロジェクトを実施し、リターンを履行いたします。

最後まで本プロジェクトを読んでいただき本当にありがとうございました!

少しでも共感していただけた方は本プロジェクトのいいね・拡散など可能な範囲でのご協力お願い申し上げます。

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Contact

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