本を読むたのしさを、子供達に伝える
「よむためのいえ プロジェクト」

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・このプロジェクトについて

「本を読む」

というのは誰しもが小さい頃からしてきた、とても自然な行為です。それを通じて、色々な事を知り、色々な事を感じたり、考えてきました。
様々なメディアで言われている、子供の活字離れ、という問題や、電子書籍化による「本」というメディアの減少、などに小さい頃から本を読み、本を触ってきた自分としてはとても寂しい気持ちがありました。
自分の作品を通じて、小さい頃から「本」を身近に感じ、楽しい、と思えたら、一人でも多くの子供達に感じてもらおうと、よむためのいえプロジェクトは動こうとしています。

・作品が生まれた経緯

「よむためのいえ」を大学の卒業制作として作るにあたり、東日本大震災が一つのキーワードになりました。
実際現地に行った人の話やメディアの情報などで、避難場所での"プライベートスペ―ス"という自分の周りの空間ということの重要性を知り、そのことをテーマの卒業制作を作ろうと決めました。

この作品の前に、リュックとテントが合体した、どこへでもプライベートスペースを持ち運ぶための作品を作るも、自分にとっての「プライベートスペース」へ違和感を感じ、自分が作るべきプライベートスペースとは何だろう、という考えに移行していきました。
今までの作品で子供を題材に扱った作品が多く、今回も防災グッズとしてではなく、子供の記憶や経験に残る、プライベートスペースを作ることが、自分にとって、身近であり、やるべき事だと思ったからです。

shellpack

iescan


・作品のコンセプト

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本を読む、よいう経験を楽しく感じることで、活字離れを少しでも食い止める事のできる提案になれば、と思っています。
海を題材にした本を読むときは「うみ」を、森を題材にした本を読むときは「もり」の、本を開く事によって本の内容をイメージした空間ができ、本の世界の中で本を読む事で、より本の世界に入り込め、その後も、本の記憶が残りやすいのではないか?と考えました。

名越敬真

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また、

・どの本を読むか
・どの本の中で読むか
・どうやって組み立てるか

という経緯での、親と子のコミュニケーションツールにも役立ちます。
ただ本を読むだけでなく、本を読む事の楽しさを経験する、楽しさを共有する、見て楽しい気持ちになれるほんのいえ、というものが、私の考えるプライベートスペースです。

・活動について

よむためのいえプロジェクトでは、実際に幼稚園や児童施設によむためのいえを持ち込み、本の読む楽しさ、面白さを感じてもらい、まず本に興味を持ってもらうことからはじめ、大きくなるに連れて、その記憶とともに本を好きになってもらえたら、と思っています。
本を読むだけの物ではなく、感じたり、考えたり、様々な経験が出来る事、触った感触や記憶が大きくなってからも残る、そんな本の様な活動が出来れば、と考えています。

ポストカード5


リターンについて

よむためのいえ、をもとに様々なグッズを作らせて頂きました。
金額によって選んで頂ければと思っています。

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トートバッグはほんの種類に応じてのカラーバリエーションを作る予定です。
写真では「うみ」をベースに作っています。

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簡易小冊子は、お子様と一緒に読んで頂けるよう、見やすく本の楽しさなどをイラストを交えて紹介しています。
よむためのほん、の様に折ったり切ったりという作業を親子で一緒に行い、
作る事から、読む事までを一緒に経験することが出来ます。


・実際の展示の様子

2012年3月13日から18日まで、代官山ヒルサイドテラスにて、東京藝術大学有志による学外展示が行われます。
よむためのいえも展示され、作家本人も会期中は毎日おりますので、是非、よむためのいえに遊びにいらっしゃいませんか?

SOTTEN公式HP: http://sotten.com


最後に

自分が小さい頃にたくさん本を読ませてもらえた環境というものに、とても今感謝をしており、親がそうしてくれた様に、また自分も違うアプローチで子供達に本を好きになってもらえたら、と思っています。

そのための活動資金、材料費のご協力をお願いします。

少しでもこの活動して頂き、一緒に読む楽しみにを子供達に、伝えていきませんか?
宜しくお願い致します。

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