◆ご挨拶

初めまして、奥村一雄と申します。2014年に京都府南丹市で、専業で農業をスタートさせました。おいしい野菜作りを目指して、なるべく化学肥料や農薬を使用しないようにするため、作物の生育を、はじめから最後まで自分の手で行い、苗からではなく、種から作物を育てています。プライベートでは、4児の父親です。

種からの苗づくりの様子、こどもたちが手伝ってくれます


◆このプロジェクトで実現したいこと

今回のプロジェクトでは、たまねぎの植え付けと、出荷までの一部を機械化したいと思っています。

5年間、手作業で頑張ってきましたが、思うように収入が上がらず、生活が苦しい状況です。

そこで機械導入により、作業効率を上げ、玉ねぎの収穫量を増やし、収入を上げたいと考えています。

こどもたちも畑へよく遊びに来ます

◆プロジェクトをやろうと思った理由

玉ねぎは、人の手では、1日1000本程度植えるのがやっとですが、機械を使用すると、1時間に、2~3千本以上植えることができるのです。

玉ねぎは、11月から12月に植えるのがベストで、この時期を逃すと、うまく育ちません。
しかしこの時期は、一年の中で昼間の時間が短いため、作業時間が限られています。

また朝は霜柱がたつほどの気温で土が凍ってしまう日もあり、午前中は作業できないこともあります。
さらに作物が病気になりやすい雨の日も、作業することができません。

太陽が出ている昼間の数時間が植え付けのチャンスで、この時間にどれだけ植えられるかが勝負ですが、数が多いと手植えでは勝負になりません。

そこで、玉ねぎの移植機の導入することにしました。

たまねぎの手植え

また、植える作業だけを機械化しても、出荷作業が追い付かないと、出荷できなくなってしまいます。
出荷するには、玉ねぎの葉と根を切り落とし、磨いて、サイズを選別する必要があります。
玉ねぎの収穫時期は5~6月頃で、夏野菜の定植時期と重なってしまいます。
玉ねぎの収穫・出荷と夏野菜の定植をこなすためには、
玉ねぎの葉と根を切り落とし、磨いて、サイズを選別してくれる機械の導入も不可欠なのです。


収入を増やすには、単価を上げるか、出荷量を増やすかのどちらかです。
市場出荷の場合、売値は相場によって決まり、直売所出荷の場合でも、ほかの生産者の値段より高く設定すると全く売れなくなり、単価を上げることは、なかなか難しいです。

そのため、就農したときから、出荷量を増やすことで収入を上げようと努力してきました。
しかし、この5年農作業をしてきて、人の力だけで出荷量を増やすことには限界を感じるようになりました。

そこで機械を購入しようと思いましたが、高額なため、すぐに導入できません。

皆さまのお力を貸していただけたら、嬉しいです。


なお、このプロジェクトに先がけて、2019年9月から苗づくりを始めています。
予備を含め20万本程度の苗を作っています。

玉ねぎの苗を9月から作り始めています


◆資金の使い道

皆様の支援をもとに、以下の機械の購入予定です。

玉ねぎ移植機(約110万円)

玉ねぎの葉と根を切り落とす機械磨く機械選別する機械(約180万円)

※目標金額は100万円に設定していますが、機械の購入金額は300万円弱になります。
 皆様の支援をいただいて、不足分は借入金などで対応する予定です。


◆リターンについて

リターンは以下のものを用意しました。

■お礼のメッセージ:5000円
ご協力に感謝し、お礼のメッセージを送らせて頂きます。

■玉ねぎ5㎏:8000円、玉ねぎ10kg:15000円
2020年6月頃、私が育て収穫したたまねぎをお送りします。
玉ねぎは冷暗所にて、3ヶ月保存できます。

■葉牡丹(素掘り)2本:10000円、ミニ葉牡丹(ポット)4本:12000円
2019年12月頃、私が育てた葉牡丹をお送りします。
お正月飾りやインテリアにどうぞ。

■しめ縄(メガネ):12000円、しめ縄(ごんぼ):22000円
2019年12月頃、私が育てた稲のわらを使って手作りしたしめ縄をお送りします。

■夏野菜セット:15000円
2020年7月頃、私が育てた夏野菜をセットしにてお送りします。


◆実施スケジュール

2019/11 玉ねぎ移植機の購入
2019/11 玉ねぎ移植機を使ってたまねぎ苗の植えつけ
2020/5 玉ねぎの葉と根を切り落とし、磨いて、サイズを選別する機械の導入
2020/5~6 玉ねぎ収穫
2020/5~7 玉ねぎの葉と根を切り落とし->磨き->選別を機械で行い出荷


◆最後に

このプロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

2014年に就農して5年が過ぎました。私はこれからも化学肥料や農薬をなるべく使用しない、安心して食べられる野菜を一生懸命丹精込めて育てていきます。そのためには、生産量を増やして家族を養い生活しつつ農作業を行わないといけません。どうか、是非お力をお貸しください。
今回のリターンとして、私の育てた野菜、花、しめ縄などをご用意いたしました。この機会に一度、味わっていただければ嬉しく思います。皆様の応援・ご支援を、よろしくお願いいたします。


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