はじめに

原英(はら・えい)と申します。よろしくお願いします。

俳句だけでは食べていけないよといろんな方から助言を頂きますが、まさに身をもってそのことを痛感しております。
僭越ながら、将来私個人のできる範囲で詩歌の書き手の支援をしたいと考えております。
まずは、無名ではありますが私の俳句を「一枚の本」として配ることで、「一枚の本」の可能性や面白さに気づいていただきたいのです。
それがたとえ小さな気づきであったとしても、俳人やその読者にとって一つの灯火になると思っています。


ご覧くださっているほとんどの方が私のことをご存じないと思います。
それなのにご覧くださっていること、ありがたく思います。どうか、よろしくお願いします。


このプロジェクトで実現したいこと

詩歌の書き手、初めは俳人の支援を行いたいと考えております。
作家さんには原稿料と作品発表の場を提供します。
そのためにまずは「一枚の本」という全く新しい概念をみなさんに知ってもらいたいのです。
私の造語である「一枚の本」は世界にまだ存在しません。
本というのは49ページ以上の本文がある製本されたものです。
しかし、私が目指すのはもっとシンプルなものです。作品と奥付だけのたった一枚のもの。
サイズは名刺大とポストカード大の二つを想定しており、表には一句と作者の名前、裏には奥付を印刷します。奥付とは発行年月日や著者や発行者の名前が書かれているものです。
つまり、表紙も裏表紙も背表紙もなく、表と裏のただ一枚です。

まだまだ試作段階ですが将来的には下の画像のようなものを考えております。
左が表で右が裏です。

これは、名刺とは全く異なるものです、名刺は肩書や名前を知ってもらうために配るものなのに対し、「一枚の本」は作品がメインです。そこに作者としての名前が添えてあるような書かれ方となり、趣としては本と同一です。そしてこれを、ネットショップにて販売します。
つまり、俳人にとっての目標や夢である句集出版のハードルを大きく下げ、気軽に一句単位から世間に販売できる「一枚の本」という概念を知ってもらいたいのです。
まだ句集を上梓されていない優れた書き手、及び俳句を支援するべく、一句単位で著者には印刷とその販売許可を頂き、私が印刷と販売を手掛けようと考えています。
もちろん、私が許可無く他人の俳句を印刷や販売することはありません。契約書を一句単位で交わしたいと思っています。(契約した句を私が独占するという意味ではありません)
作家さんには印税のお支払いをする余裕がありませんが、一定量売れた作品の作家さんには再度原稿依頼する形で印税の代わりとしたいと考えております。もちろんその際には原稿料をお支払いします。

これまでの活動

原英、原田英一で徳島を拠点として活動しております。
俳句結社「ひまわり」、俳句同人誌「奎」、徳島文学協会の「徳島文學」にて作品を発表しております。
関西現代俳句協会のHPにも「足らない栞」10句を掲載していただいております。
商業誌としては俳句界2019年6月号に「そろそろ」5句掲載されております。
短歌ムック ねむらない樹の投稿欄に短歌を投稿しています。vol.1~vol.3まで掲載されております。
2018年全国俳誌協会新人賞準賞。2019年ブンゲイファイトクラブ本戦出場。その他。


資金の使い道

印刷環境準備費、そして「一枚の本」の商標登録の資金にあてます。

もし資金が目標額を超えた場合には、作家さんとの契約のための費用とします。

リターンについて

募集終了後の2020年2月にお礼のメールを行います。
一枚の本の郵送に関してはメールから遅れることをご了承ください。
お一人で複数のご支援も可能です。よろしくお願いします。

本プロジェクトはAll-in方式なので、目標額に満たなくてもリターンをお届けします。


スケジュール

造語の「一枚の本」を原田英一名義で商標出願中ですが、一枚の本専門ネットショップの開業は最短で2020年秋を目指しております。
1月にクラウドファンディング実施
2月にはお礼のメール及びリターンの郵送
3月には事業計画策定
4月には原稿依頼リスト作成
5月には契約書作成
6月には原稿依頼開始
7月には作家さんとの契約完了(5作品のラインナップを目指す)
8月には試作品作成、リクエスト交渉成否報告
9月にはネットショップ開業準備
10月にはOPEN
全て一人で行うため前後するかもしれません。ご了承ください。


最後に

大切な一句を「一枚の本」として財布やカバンなどに入れて持ち歩く、もちろん栞にもなる。素敵なことだと思いませんか? 俳句や、短歌、川柳に関係するみなさま、どうかご理解とご協力をよろしくお願いします。

ここまで読んでくださりありがとうござます。

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