キャッシュレス時代における小さい財布の決定版


近年、キャッシュレス化が進み、現金を持ち歩く人が、減っていく傾向にあります。

あなたの周りでも、スマートフォンとクレジットカードを持ち歩くだけで、全ての支払いを済ます人はいないでしょうか?

さらに、2019年10月1日の消費税率引上げに伴い、消費者還元事業等の影響があり、キャッシュレス化がさらに加速しています。




何気に使っている財布。

「もっと便利で使い勝手がいい財布」があったらどうしますか?




今回、僕たちが考えたのは「未来の財布」


そこで

普段、持ち歩いても邪魔にならないサイズ

胸ポケットに入るサイズ


それらは今回の「キャッシュレス化」の波があり実現しました。

キャッシュレス化とは最近ニュース等で報道されていますが、どういうものか見ていきましょう。




デンマーク:コペンハーゲン

キャッシュレス決済最先端の国、デンマークでは、2017年1月1日にデンマーク中央銀行が造幣局の閉鎖を決定し、国内でのコイン・紙幣の造幣を完全に停止しました。


そして、キャッシュレス化がもたらした恩恵は、犯罪状況にもポジティブな影響を与えており、デンマークでは2013年から強盗件数が38%減少したというデータもあります。


韓国89.1%、中国60.0%、カナダ55.4% 

これは各国のキャッシュレス決済比率です。

出典:時事ドットコム(【図解・経済】各国のキャッシュレス決済比率(2019年8月))

https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_eco_kinyushoken20190816j-05-w380 


世界はキャッシュレス化の時代になりつつあります。




経済産業省は、2020年に向けて、現在約20%台のキャッシュレス人口割合を、将来的に80%台にまで上げようとしています。


しかし、日本ではまだまだ現金支払いが根強く、クレジットカードや電子マネーといった
「キャッシュレス決済」が進んでいないのが現状です。


その理由のひとつとして、国内では台風や地震等「自然災害」が多く、停電でレジや電子機器の停止のリスクがあるため、完全にキャッシュレス化という流れは浸透しにくいのでしょう。




しかし、最近になり一部の若者の間では「現金をほとんど持ち歩かない」
という記事や報道も見られるようになりました。


日本のキャッシュレス化と「未来の財布」はどのような形になっていくのでしょうか。




現在キャッシュレス決済の種類は、こんなにもあります。

2019年10月1日より「消費者還元事業」が施行され、専門店や飲食店では上記の決済方法を取り入れる店が一段と増えましたね。



ポイントカードもアプリで管理出来ようになり、今後は減っていくことでしょう。



このような背景から、これからは大きな財布は無くなっていくと予測できます。



そこで、僕たちは次世代で活躍する「イノベーションウォレット」を設計することにしました。


■ 本当に「必要な機能だけ」を付けました




熟練の革小物職人さんに協力していただき、僕たちが本当にほしいものを追求した「未来の財布」です。


■手作りにこだわる

革の厚みやステップのピッチなど、細部まで目を配り、

最高の「もの」をお届けするために「日本製」にしました。


開ければこんな感じ。



財布の名前は「Di molto bene」(ディモールトべネ)

完成度の高さから「非常にいい」という意味を込めています。

「Di molto bene」の下に「MADE IN JAPAN」と刻印



僕は昔から革製品が好きで、某ブランド の「ブライドルレザー」の革を使用した財布を長年愛用してきました。

その経験からブライドルレザーは経年変化が楽しめるので、革好きにはたまらない素材です。


今回はイギリスの高級皮革Thomas Ware & Sons社の物を使いました。素材の詳細は後述。




カードが入る限界サイズまで小さくしています。


厚さは6ミリ。

このサイズはスリムなスーツスタイルのポケットや、ワイシャツの胸ポケットに収納出来ます。




敢えてカードは少なくし「3枚まで」と想定しています。

キャッシュレス生活だと3枚あれば十分。



一般的に販売されている小さい財布は、お札を折って収納するタイプもありますが、お札を折って収納するタイプは、お札を出し入れする際にアクションが増え、レジなどでスマートに支払いが出来ません。

小さいだけでなく使いやすさも考え、クリップを加える事によりお札を折らずにスマートに収納出来るようにしました。


「サイズ」と「使い心地」にもこだわる。

実際の収納はこんな感じ。

使い心地や機能性にもこだわったつくりです。




世の中にある小さい財布の「欠点」は、小銭が入らないこと。

しかし思考錯誤を重ねて小銭入れは見た目より大容量です。


消費税が10%になった為、今後1円玉の流通量は限りなく減っていきます。

なので小銭は五円以上と想定しています。お札と小銭、これだけ入れば十分でしょう。



小銭を取り出すとき、"かぶせ"を開き1アクションだけで出せるように設計。

また、パーツにもこだわり、エクセラ・ファスナーを使用しています。




YKKの最高級ファスナーエクセラ。

他のメタルファスナーとは違い、エレメントの1つ1つの全面に入念に磨きをかけており、スライダーの滑りもとてもなめらかなファスナーです。




素材(革)にもこだわっています。



一般的に財布は、見えない箇所(小銭やカードを入れる所)に合皮を使用する場合があります。

合皮は時間と共に劣化しボロボロになるので、製品の寿命が短くなるというデメリットがあります。

今回、僕達のつくり上げた「Di molto bene」は合皮を一切使用せず、見えないところも全てにブライドルレザーを使用した贅沢なつくりにしました。


イギリスはブリストルで1840年に創業した Thomas Ware & Sons社。

イギリス国内で最大の植物なめし革タンナーのひとつです。その昔ながらの製法で作る革の用途は多岐にわたっています。

海外有名ブランドの高級製品素材として使用され世界的に高い評価を受けています。


英国の企業にとって最高の誇りといえる「英国女王賞(Queen’s Award for Enterprise)」を受賞。

ピット槽を使った伝統的製法で鞣した革に、さらに手作業により蝋分をしっかり染み込ませて作られるブライドルレザー。


もともと、馬具の手綱用に作られていたブライドルレザー。

手綱用だけあって、より強靭な革となるべく作られています。

頻繁に動かすショルダー部は、太さの揃った繊維同士がよく交絡しその間に細かい繊維束が混じっているため密度が高く丈夫です。

Thomas Ware & Sons社のブライドルレザーは、一頭からわずかしか取れない、このショルダーの部分を使用します。



見た目にも迫力のあるブライドルレザー。白く浮き出た粉(ブルーム= bloom)が印象的です。

“bloom”とは(花が咲く、という意味は別に)一般には英語で、葉っぱや果実の表面に出てくる白い粉のことを指します。


ブライドルレザーの白い粉(ブルーム)は拭き取ってOKです。

これは防水性や堅牢製を高めるための蝋成分が革から浮き出たものです。

そのまま使ってももちろん大丈夫ですが、先に拭き取り磨きをかけてしまっても構いません。


1. 円を描くようにしっかりと磨きます。

2. ある程度落ちたら、柔らかい布でよく磨きます。

3. 革表面の白い粉や強い油分が取れて、透明感のある表情になれば作業終了です。


ブラシは馬毛を使うのをお勧めします。


ブルームは一度落としても、芯にまで蝋が染み込んでいるため、温度や保管方法によってまた浮き出てきます。

しかしそのまま使い続けると蝋も少しずつ取れ、革の光沢が増していきます。

使うほど微妙に変化していくのが感じられるので、使うことがますます楽しくなり、愛着も増していくでしょう。


カラーは上から「ブラウン」「ネイビー」「ブラック」の3色。


革製品はプロセスの中、経年変化により、

使う人にとって「世界でただ一つの」ものとなります。





日本の職人と究極のマテリアルを組み合わせた、このイノベーションウォレット。

僕たちが作りたかったのは「小さな財布」ではなく「無駄なモノを省いたスマートライフ」




いかがでしたか。

このプロジェクトに共感していただける方、実現に向けて協力したいという方は是非ご協力お願いします。


製品仕様

外形寸法 :約W.90mm x H.68mm x D.6mm
製品重量 :約40g
素材 :牛革(イギリス Thomas Ware & Sons社)
生産国 :日本製
ファスナー:YKK EXCELLA ダブル

※オリジナルボックスに入れてお届けします。 

※プレゼントにも最適です。



留意点

※ ブライドルレザーは、白く浮き出た粉(ブルーム= bloom)があります。
  これは防水性や堅牢製を高めるための蝋成分が革から浮き出たものです。
  そのまま使ってももちろん大丈夫ですが、先に拭き取り磨きをかけてしまっても構いません。

※ ブライドルレザーは、エイジングにより色が変化し、艶が出ます。

※ 生産する季節やロットにより、色・質感などが異なります。

※ 天然皮革ですので、表面にキズ・色ムラ・シワがある場合がございます。

※ 事前に予告無く、デザイン・仕様が一部変更になる可能性もございます。

※ モニター環境により、実際の商品の色合いと異なってみえる場合があります。

※ ご支援をたくさん頂いた場合、職人の生産スピードが追付かず、出荷時期が遅れる場合があります。

※ 返品に関しましては、初期不良に限り、交換でご対応させていただきます。

 クラウドファンディングの性質上、以上の注意点につきましてあらかじめご理解とご了承いただいた上でご支援くださいますよう、よろしくお願いします。




  • 2020/01/25 18:30

    ご支援いただきました皆様、本当に有難う御座います。プロジェクト終了まで残り6時間となりました。最後のご案内になります。まだ、ご検討中の方、まだ間に合います。https://camp-fire.jp/projects/view/206745ご支援の程、どうぞ宜しくお願い致します。

  • 2020/01/24 21:30

    現在、達成率115%になりました。ご支援いただきました皆様、本当に有難う御座います。プロジェクト終了まで残り1日となりました。まだ、ご検討中の方、まだ間に合います。https://camp-fire.jp/projects/view/206745ご支援の程、どうぞ宜しくお願い致します。

  • 2020/01/23 19:00

    支援して頂いた皆様のおかげで本日、目標を達成することが出来ました。本当に有難う御座いました。最終日まであと3日ですが、目標金額以上に売上を伸ばせるよう頑張っていきますので、引き続きご支援宜しくお願いいたします。https://camp-fire.jp/projects/view/206745お...

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