今必要なものがすべて収まる。なのに「超コンパクト」。

数枚のカード、少々の小銭、お札。キャッシュレス時代に必要最低限の持ち物が、これ一つにすべて収納可能。ウォレット自体のサイズは幅85×高97×厚10mmで、手のひらにすっぽりと収まります

「TANAGOKORO –たなごころ–」は、漢字で書くと「掌」。“手のひら”の意味を持つ古語を商品名として採用しました。


美しくエイジングする牛革「ミネルバボックス」を使用。

弊社はレザーを主軸に、すべての工程を自社で行なうレザーメーカーです。使っているのは、ほとんどヨーロッパでなめされた“革らしい革”。美しいエイジングが特徴のいわゆる植物タンニンなめしの高級革です。

「TANAGOKORO」で使用したのは、イタリア・フィレンツェの名門タンナーが伝統製法でなめした、貴重な牛革「ミネルバボックス」。なじみやすく柔らかい手触りで、使い込むうちにツヤっぽく、いい感じに色が深まっていきます。


リアルレザーは金運もUPさせる!

さらに、本革はウォレットの金運をあげるのに一番良い素材だとも言われています。その理由は“燃えない”から。大事なお金(特にお札)を守るための財布は、燃えない素材であるべき。

風水的にも本革の財布は縁起がいいとされています。


「使いやすくてかさばらない」計5つのカードスロット。

カードスロットは全部で5つ。毎日の生活に絶対的に必要な ①銀行カード、②クレジットカード、③交通系カード、④免許証、⑤保険証 を収納できます。


クレジットカードや銀行カードなど、日常的によく使うカードは手前2つのスロットへ(スロット1つに1枚の収納を推奨)。指で引き出しやすいようにアーチ型のデザインを採用しました。

使い始めは少しキツめですが、使っているうちに革がなじんでスムーズに取り出せるようになるのでご心配なく。

札入れ側に2つ作られた袋状のスロットには、それぞれ2枚ずつ合計4枚のカードが入ります。頻繁にタップする交通系カードの他、スマホファインドカード、免許証を入れておくと便利です。

コインスペースの裏側にも、隠しポケットが一つ。保険証など、登場回数は少ないけれど、いざという時にないと困るカードを入れておくのがオススメです。


コインケースにもかさばらない工夫を徹底的に!

コインケースは、“仕掛け絵本”のように開いて使用します。

「TANAGOKORO」はファスナー、ボタン類の金具を一切使っていません。これにより、まるで紙のような薄さを実現しました。パタンと折り畳んでポケットに入れて持ち運べば、小銭が落ちることはありません。


コインスペースには、厚みが出ないような工夫をさらにプラス。小銭はどこか一方に寄って、財布に厚みを作ってしまうのが難点。そこで、平たく収納できるように段差をつけ、小銭が下の方に寄ってしまうのを防止しました。

また、トコ(革の裏)のしなやかさも「TANAGOKORO」の特徴。天然素材の樹脂を塗布した後、ガラス板で丁寧にしごき、繊維の毛羽立ちを押さえています。このひと手間でトコは驚くほどなめらかに。革全体にも張りとコシが生まれ、さらにしなやかな革へと進化するのです。


コインケースの手前部分は、レシートなどの小さな紙ものを収納できるスペース。一般的な大きさの名刺ならギリギリ収納できるサイズです。


表面はシームレス。だから、“いい味”が出やすく壊れない。

財布の表革は、毎日使うたび手や衣服に擦れてツヤや光沢が増し、味わい深くなり、愛着もどんどん湧くと思います。ただし、縫い糸も同じように擦れるので、いつかはほつれてしまいまいます。

過去に弊社で製作した財布の修理で、一番多いのが表革の縫い糸のほつれです。その経験を生かし、「TANAGOKORO」の表革は糸目の出ないシームレス仕様に。これにより、縫い糸がほつれる心配を取り除きました。

つまり「圧倒的に壊れにくくなった」というわけなんです。


「コバ」の美しさが財布の存在感を上げる!

コバ(革の切断面)は、パーツを張り合わせて重なった面を丁寧に削り、そのあと磨きこんで美しく仕上げます。きっちり磨いたコバは「wayward leathers」のアイデンティティとも言えるもの。360°どこから見ても美しいフォルムを心がけています。


wayward leathers オリジナルボックス」で梱包してお届け致します。

「TANAGOKORO」仕様 

【素材】牛革(植物タンニンなめし)
【サイズ】幅85mm x 高97mm x 厚10mm 
【製品重量】約87g
【生産国】日本
【収納】紙幣、小銭、レシート、カード7枚(推奨)
【カラー】ブラック、カーキグリーン


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wayward leathers」について

活動を始めたのは18年前の2001年。
中目黒の小さな工房からスタートしました。
人間に一番近い素材である「革」に強烈に惹かれたのがきっかけです。

使えば使うほど自分になじんでくる、
自分だけのものになっていく感じに魅力を感じ続けています。

弊社のプロダクト製作は、企画・デザイン・パターン・縫製・染色まで、
そのほとんどが僕たち職人の手作業で行なわれます。
弊社のアイテムが「ぬくもり」を帯びているのは、
血の通った手によって作られているからだと信じています。

食肉で余った「皮」をなめすことで、素材である「革」に変わります。
つまり、革を使うことは、食物連鎖のひとつでもあるのです。

「命をいただいている」という事実を感じながら
ヒトの生活に本当に役に立つものを
これからも作り続けていきたいと思っています。



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