BIKAS CAN BIKAS
このCOFFEEが、世界をDEVELOPさせる。



BIKAS COFFEE(ビカスコーヒー)は今年2019年にスタートするコミュニティを軸とした新たなコーヒーブランドです。

BIKAS = develop
「BIKAS」とはNepal語で発展/開発という意味を持ちます。

ネパールのコーヒーを通して、社会をよりよくするためのあらゆるアクション(=GLOBALACTION)がたくさん起きるコミュニティを創り、世界をDEVELOPさせて行きます。



初めまして。

BIKAS COFFEEの菅勇輝です。



突然ですが、皆さんは「社会貢献」と聞いて何を思い浮かべますか?


私はこれまで、主にネパール農村部での小学校建設や物資支援など国際協力の舞台で「社会貢献活動」を大学生の頃からしてきました。

そんな活動をする中で様々な方に「社会貢献しててすごいね!えらい!」と言われることがあります。

私が活動してきたようなことをまさに「社会貢献」と定義づける人は多いのではないでしょうか。


ただ、果たして現地に直接赴いて活動したり、「社会貢献」を前面に押し出して慈善活動やソーシャルなアクションを起こすことだけが社会を良くするものでしょうか?



気の合う仲間とカフェに行くこと、好きな飲み物を飲むこと、大切な人にプレゼントを送ること。
私たちの身近にある一つ一つの消費行動や想いが結果として社会に良いアクションになってもいいのではないでしょうか?



そんな想いを漠然と抱いていた私が活動を通して出会ったのが、ネパールのコーヒーでした。

コーヒーという誰もが手に取りやすいものを通して、1人でも多くの人を巻き込んで誰もが社会に貢献できる世界を作ることができるのではないか?

そうして私たちBIKAS COFFEEは発足しました。


BIKAS COFFEEは、単にネパールのコーヒーを取り扱うブランドではありません。誰もが手に取りやすいコーヒーを通して、「ある共通の価値観」を持った人が集まるコミュニティを形成し、消費者同士の想いを繋ぐ場を創り、誰もが社会に貢献できるアクションを生み出すことを目的としています。


では「ある共通の価値観」とはどういったものでしょうか?




私たちが消費者同士を繋ぐ価値とは「GLOBALACTION(グローバルアクション)」です。「GLOBALACTION」とは身近な消費行動から国際協力、ソーシャルビジネス、好きなことへの挑戦など社会貢献につながるあらゆる行動を表す私たちが作った造語です。このBIKAS COFFEEのコミュニティにはありとあらゆる「GLOBALACTION」を起こしたい人が集まります。



ただ「GLOBALACTION」と言っても、ひとえに決まったものはありません。
理想とする社会やそれをかなえるためのアクションは多種多様です。


私たちはどんな考え方や「GLOBALACTION」でも、それを応援するための場、そして社会をより良くしていくという想いを持った人をつなげる場を提供し、「GLOBALACTION」の関係人口を増やすと同時に様々なアイディアを集め、それを実行できるブランドになれたらと考えています。




私たちBIKAS COFFEEはこのような理念を掲げています。



『このCOFFEEが世界をDEVELOPさせる。』
というフレーズには強い意志を持ってありたい未来を実現させようという想いを込めています。

どんな小さなアクションでも自分なりのGLOBALACTIONを開発し、そのアクションに対して共感者を増やすことで社会の発展を押し上げていくコミュニティを創ります。

この理念があってこそ、誰もが社会に貢献できる経済社会を作ることができると私たちは考えます。


<協賛 ビジョン策定/ロゴ制作>
三茶散歩|THREE TEA GO.
Instagram:https://www.instagram.com/sanchasanpo/?hl=ja
WEB:https://sanchasanpo.com/



私たちが作るコミュニティを総称して「CAN BIKAS(キャン ビカス)」と呼びます。このコミュニティではメンバーそれぞれのGLOBALACTIONについて議論・応援・激励をするためのオフラインMTGを定期的に開催し、その他オンライングループや様々なGLOBALACTION開発に向けたサポートを今後実施していく予定です。



このコミュニティにはBIKAS COFFEEの価値観に共感すれば、国籍・性別・年齢問わず誰でも参加可能です。


今回初開催する「CAN BIKAS」では、まず参加者が抱く様々なGLOBALACTIONに触れることができるオフラインMTGを実施いたします。今回のリターンにも含まれます、第1回オフラインMTGの実施内容は以下の通りです。



名称

CAN BIKAS #1
「MY GLOBALACTIONを考える」

日時:2020年1月22日(水)19:30~21:30

場所:都内

内容:

・開会挨拶

・自己紹介

・BIKAS COFFEE、CAN BIKASの紹介

・グループワーク/MY GLOBALACTIONを考える

・Free Talk 

イベント終了後、交流会あり


※第2回以降はCAN BIKAS内で上がった要望に応える形で各回テーマを決めてゲストなども招きながら実施予定。

※都内近郊からのスタートになります。


このCAN BIKASを通して、携わる皆様とGLOBALACTIONを共有・開発し、社会を発展させていくためのアクションを起こしていきます。


 



私たちが扱うコーヒーは全てネパールにある1つの村から採れたものです。


ネパールのコーヒーは香りの高さと、苦味の残らないすっきりとした後味が特徴です。その風味はナッツに近いと言われ、ブラックコーヒーの後引く苦味や過度な酸味が苦手だった私でも本当に美味しく飲むことができます。

今回の活動における準備のため、プロの方からコーヒー好きという一般の方まで、このコーヒーについて評価をしてもらいましたが、「すっきり」「飲みやすい」「冷めても香りがいい」などの高評価をもらうことができました。

現地のバイヤーさんも、日本に送るならと、かなり良質なコーヒー豆のみを厳選してくださっており、品質の高い、安定して美味しいコーヒーを飲んでいただくことができます。



しかし、ネパールのコーヒーを日本のカフェや喫茶店で見かけることはほとんどないと思います。
味は確かなのですが、そもそもコーヒー産業自体の歴史がネパールでは浅く、まだ生産量が少ないのです。

ただ現在、世界的にコーヒーの消費量は増えており、持続的な栽培方法、そして消費スタイルの確立が求められています。

実は、そんな中でネパールのコーヒー栽培は世界のコーヒー産業やネパールという国自体を今後、持続的に発展させるための一つの道筋を示しているのです。

一体どういうことなのか?

ネパールという国の紹介と一緒にお話しします。



ネパールは南アジアの小国です。

ヒマラヤ山脈を望む絶景や独特の文化、時間の流れが多くの旅行者を魅了しています。



また、中国とインドという大国に挟まれた内陸国で、現在、後発開発途上国に指定されており、若者を中心とした国外への人口流出が大きな社会問題となっています。

最近、日本でもネパール人やネパール料理レストランを見かけることが増えましたが、その背景にはこういった問題があるのです。

若者の人口流出による地方の過疎化や高齢化は、日本同様、ネパールの農村部でも起きています。


農村部は出稼ぎにより若者が少ない


しかし、ネパールのコーヒーは若者の人口流出という社会問題の解決への一助となるかもししれないのです。

その理由を私たちが扱うコーヒーを栽培しているハルパン村を例に説明します。



ハルパン村は標高約1,200m、ネパールの首都カトマンズから車で8時間以上のところにあります。

村へと続く道は途中から未舗装になり、川の上をそのまま車で横断し、ガタガタ道を登りながらやっとたどり着きます。


ハルパン村の絶景ポイント_それまで車で走ってきた旅路が見下ろせる


大自然が拡がるこの村は麓を一望できる絶景のポイントがあり、その風景には本当に心が洗われます。

通常、コーヒーの一大生産地では、畑一面にコーヒーの木を植える「プランテーション」と呼ばれる栽培方法を採用しています。



一大生産地の写真_ブラジル


しかし、ハルパン村のコーヒーの木は野菜などを育てている畑と一緒に植わったり、森の中に植わったりしています。

これらの方法は、「アグロフォレストリー」「混植(こんしょく)」と呼ばれ、お互いの作物の特性を活かしあった栽培方法です。


ハルパン村のコーヒー畑の写真_奥の木々のなかにコーヒーの木がある


ハルパン村ではコーヒー豆を「副業」のような感覚で栽培しているので、それまでの生活を無理には変えずに収入を上げ、なおかつ収入源のリスク分散もできています。

また、アグロフォレストリーは環境保全にも役立っているのです。

そもそも農業というのは、意外にも環境破壊を引き起こす産業です。

過剰な肥料や農薬で土の中の栄養分が偏って土が使えなくなったり、過剰に森を刈ったり焼いたりすることで、土砂崩れ、砂漠化、生物多様性の損失、温暖化など負の側面が挙げられます。

しかし、アグロフォレストリーは、これまでの「農業=森を切り崩す」という発想を、


「農業=森をつくる」という発想に変えました。


ハルパン村では森の中や樹木の下にコーヒーを植えることで、直射日光が苦手なコーヒーの木が成長しやすい環境を自然に生み出しています。ですので農薬は使っておらず、肥料も家畜の糞尿や田んぼで採れた稲わらなど全て村の中で調達できる自然のモノを使っています。


森の中にコーヒーの木が植わっている(写真右側)


ただ、このようなやり方では手間がかかります。

山間部の斜面や段々畑で栽培しているため機械をいれることはできず、管理は全て手作業です。

また、洗浄や乾燥などコーヒーは収穫する赤い実(コーヒーチェリー)から生豆にするまで何種類もの精製工程がありますが、それも手作業です。


欠点豆を取り除く作業(選別)をする女性


そのため、大量に生産をすることはできません。

なので日本で一般的に出回ることもほとんどありません。

しかし、このハルパン村のコーヒーには、今後の持続的なコーヒー栽培や消費を促すためのエッセンスが存分に含まれています。

ハルパン村のコーヒー栽培がモデルとなり、世界に拡がることで未来は必ずいい方向へ向かいます。



私たちが扱うコーヒーはそんな貴重なコーヒーなのです。




ここまで読んでいただき、ネパールのコーヒーを飲みたい!という方やコミュニティ「CAN BIKAS」が気になる!という方、ぜひリターンをご覧になってください。

ネパールのコーヒーやCAN BIKASへの招待券が手に入ります。
また、その他にもCAN BIKASの運営スタッフ権や来年2月実際にハルパン村へ訪問ができるリターンなどもございます。



※1:ネパールで栽培・精製をし鮮度保持のために生豆の状態で輸入したものを、国内で焙煎・パッキングをしてお届けします。

※2:今回の焙煎は飲んだときの風味をより感じることができる深煎りでお届けします。

※3:今回お渡しするCAN BIKASへの招待券はどのリターンを選んでも1回分です。

※4:今回お渡しするCAN BIKASへの招待券は今後開催される全てのオフラインMTGで活用できます。

※5:リターン送付先は日本国内に限らせていただきます。海外にお住まいの方は送付先を国内に指定してください。 


なお、今回いただいた資金は以下の用途に使わせていただきます。


・コーヒー豆輸入関連(最低200キロ〜)

・国内加工(焙煎・グラインド・パッキング・輸送など)

・CAN BIKAS運営

・今後の事業拡大に向けた資金


また、本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



ここからはBIKAS COFFEEに携わる方々から頂いた応援メッセージを紹介します。


三茶散歩コミュニティマネージャー/ビジョンデザイナー 是近宏明さん

「BIKAS COFFEEは覚悟と約束という、味わい以上に提供価値があるコーヒー」

今回ビジョン・ロゴつくりのお話を頂いた時、「ああついにこういうコーヒーが生まれる時代になったんだな」と率直に感じました。今の時代美味しいコーヒーはどこでも飲めます。味に差がなくなった中で、大事なのはどんな価値提供しているか。このコーヒーはその覚悟と約束という提供価値があるステキなコーヒーです。それはきっと心を動かすストーリーのある一品で、そのストーリーと一緒に飲んでいただきたい一杯です。きっとどこのコーヒーよりも一味も二味も違って味わえると思います。BIKAS COFFEEよろしくお願いします。



麗澤大学外国語学部3年 田口麻希さん

「コーヒーが生み出すSocializeを最大限にするBIKAS COFFEE!」

コーヒーが生み出すSocializeを最大限にするBIKAS COFFE!実際ハルパン村を訪れたこともあり、ぜひ1人でも多くの方にまず試して頂きたい。そんな気持ちでいっぱいです!このコーヒーを飲みながら生まれていく様々なGLOBALACTIONを楽しみにしています!



Japasserby代表、BOOM WORK’S所属フォトグラファー 内貴有文さん

「日本でコーヒーを買うだけで、あの遠く離れた村の、カメラに笑顔を向けてくれた人々の支えになる。」

私にはネパールとの関係は全くありませんでしたが、好奇心だけでBIKAS COFFEEのネパール視察にカメラマンとして同行しました。日本でコーヒーを買うだけで、あの遠く離れた村の、カメラに笑顔を向けてくれた人々の支えになる。それだけで味に詳しくなくともこのコーヒーを選びたい、という気持ちになります。



株式会社コネクト&フロウ 野中柊平さん

「日本を出て海外で学ぶ人のサポートを通じて、関わる人・地域・次世代に還元していくことに共感」

日本を出て海外で学ぶ人のサポートを通じて、関わる人・地域・次世代に還元していくという我々と共通の想いを、ネパールにて異なるアプローチで創造しているDREAM-Hack。Social留学は、新プロジェクトBIKAS COFFEEを応援しています!!



日本大学生物資源科学部2年 金井美紀さん

「今後みなさんと共にGLOBALACTIONがどのように行われるのかが非常に楽しみです。」

農業は人間が生きる上で欠かせないものです。ハルパン村での農業は収入・作物を得ると同時にコーヒー畑が環境を守る役割を果たしています。BIKAS COFFEEの活動はハルパン村の社会問題の解決にもつながるため、今後みなさんと共にGLOBALACTIONがどのように行われるのかが非常に楽しみです。



コミュニケーション教育事業Aitem 矢野雄大さん

「ネパールのコーヒーは酸味があり、とても美味しく飲みやすい!」

ネパールのコーヒーというのは今まで飲んだことはなかったのですが飲んでみると、とても酸味があり、美味しいなと思いました。ネパール自体、後発国のイメージがあったのでコーヒーのイメージがなく、そこにも驚かされました。 



MAD Travel ジャパンマネージャー 大野雛子さん

「何気ない毎日の一杯がコミュニティに繋がり、世界と繋がる社会になる可能性を秘めているコーヒー」

普段からコーヒーが生活の中にあります。 ものすごい強いこだわりはありませんでしたが、 自分がご機嫌になれる一杯をいつも求めていました。 BIKAS COFFEEはスッキリとした味わいなので、仕事のおともにも、朝のスイッチのためにもぴったりの一杯でした。 それから、何気ない毎日の一杯がコミュニティに繋がっている、そして生産者の顔がみえると、日常に少しでもあったかみを持つことができます。 当たり前の日常が、世界と繋がるような社会だったら、よりベターだなって感じているので、 そんな哲学を含んでいるBIKAS COFFEEを応援したいですし、これからも飲ませていただきます! 



株式会社ハイファイブ HIGH FIVE SALAD/ストアマネージャー 岡本知也さん

「一杯のコーヒーを通して、生産者も消費者もWIN-WINな関係を築くことができる」

サラダを通してお客様、生産者、お店、従業員、全ての人が WIN-WINな関係を築いていくという我々の想いと、コーヒーというツールでの"GLOBALACTION"を通して、生産者と消費者を繋げるというBIKAS COFFEEの取り組みに近しいものを感じました。一杯のコーヒーを通して、生産者も消費者もWIN-WINな関係を築くことができる。今後どうなっていくのかが楽しみです。



自家焙煎caféちゃんと マスター 田所信浩さん

「素晴らしいハンドピックが生み出すスッキリとした味をぜひご賞味ください」

私は5年ほど前にネパールのコーヒー豆を焙煎したことがあります。
ネパールのコーヒーは農薬不使用で深く焙煎してもスッキリした味という豆でした。
しかしながら、その時の豆は虫食い豆が多くハンドピックにかなりの時間を取られたのを覚えています。

今回の豆は、カスキ郡のハルパン村で採れた豆。生産者の顔が見える、しかもハンドピックも完璧に近いくらいまでにしてあり、さらに無農薬とのこと。5年前を思い出しながら焙煎すると飲みやすく雑味が少ない味に、ちょっと感動しました。




BIKAS COFFEEに携わるメンバーからのメッセージです。


<菅勇輝>

「学生では限界がありますね。」


この言葉をかけられた時、私は言葉を失ったのを覚えています。


私は学生時代から9年間ずっとネパールの国際協力に携わってきました。

学生時代にはネパールの農村部への小学校建設など、いわゆる「支援」という形で社会に携わっていたのですが、小学校建設のプロジェクトがある理由でとん挫した時に言われた言葉です。


この出来事は私の考え方と今後成し遂げたいことにも大きく影響を与えています。


学生だから、社会人だから、NGOだから、国連機関だからということは関係なく、社会と関わる人にはそれぞれの役割がある。そして、その関わり方や想いも様々です。


世の中、役割。


大事なのは力の大小ではない。

「関係人口」がこの先、社会を発展させるために必要なのではないでしょうか。


消費行動や価値共感できる気の合う仲間と話すことなど、身近なことからGLOBALACTIONにおける関係人口を増やし、誰もが社会貢献に携われることが私の夢です。


BIKAS COFFEEはそんな社会を創り出すための私のGLOBALACTIONです。


私にもあなたにもできることがある。

私やあなた“だから”できることがある。


BIKAS COFFEEと一緒に、私たちにできることから始めませんか?

プロフィール:

同志社大学グローバルコミュニケーション学部卒。大学入学して2日で意気投合したメンバー4人で学生団体LUCKYを創設。大学生活の5年間でフィリピンのマラリア支援、東日本大震災で被害を受けた陸前高田市の小学校の再建支援を経て、ネパールのラムジャコット村に220万円の小学校を建設。それだけに飽き足らず1年休学してネパールでボランティア活動(物資支援や村の広報活動、教育支援等)に従事。大学卒業後新卒でPR会社ベクトルに就職。2年間、大手メーカーのPRプランニングやロシアワールドカップのプロジェクトマネジメントを遂行。日々の業務が忙しい広告業界にいながら、国際協力の活動が忘れられず、2018年6月に特定非営利活動法人DREAM-Hackを設立。現在はダブルワーカーとしてソーシャルワークとPR業を兼務。




<福士大貴>

「人間が変わる方法は3つしかない。1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目は付き合う人を変える」


この言葉はある本に書かれた一説ですが、まさにこの体験をしたのが、大学在学時、つまらない生活を変えるために初めて日本から出たときでした。


いわゆる日本のような先進国と言われる地域とは大きく異なる環境の中で、いろんな人々が生を濃くして生きている。そのエネルギーを感じることで私自身もプラスの影響を受けました。


しかし同時に格差や貧困、ゴミ問題など多くの社会問題を実際に目の当たりにし、発展とは何かを考えるようになりました。


そんな中、ネパールという国に行ったとき、首都カトマンズの中心エリアからほんの少し郊外に出ただけのところに拡がっている農村の光景に心を奪われました。

小さい頃から緑に囲まれた空間が好きだった自分には本当に魅力的な光景でした。


しかし、その後国際開発に興味を持ち、貧困というものについて調べると、その根っこの一端は農村部にあるということが分かってきました。

世界の貧困と呼ばれる人の7割は農村部に住んでいますし、農村部から人が都市部に流れ、都市部が人口過剰に陥ると都市部でも様々な問題が発生します。

当たり前といえば当たり前ですが、この流れを止めるには農村部で人々が充実した生活を送ることができる必要があり、私は仕事を増やすことが重要だと思っています。


そして、ネパールにおいてはまさに上記のようなことが起きています。

しかし、コーヒーはその問題を解決できるかもしれないのです。


ネパールにコーヒー産業という新たな風を吹かせようとしている彼らのコーヒーを飲んで応援しながら、そのエネルギーをみなさんと一緒に分かち合い、私たちなりの活動で、もっと世界をよくしていきましょう!

プロフィール:

東京農業大学出身。大学在学時、将来は途上国と呼ばれる地域と農業が絡んだ仕事をすることを決める。卒業後は国内外で農業関係の仕事を経験しながら、学生時代に訪れた中で一番気に入った国「ネパール」のコーヒーを扱う「BIKAS COFFEE」の立ち上げに参画。将来はネパールに移住予定。




BIKAS COFFEEを運営する特定非営利活動法人DREAM-Hackは「今までにないワクワクを」のビジョンの元『国際協力におけるテーマパーク』を目指すべく、ネパールと日本を拠点に様々な活動を繰り広げております。ネパールでは教育や女性の地位向上に向けたプロジェクトなど幅広いカテゴリの社会課題に対してアプローチしており、国内では国際協力に携わる若年人財に対してのコンサルテーションやモチベーションの向上に寄与するイベント事業、スタディーツアーなどの派遣事業を行っています。



<主なプロジェクト>

①学校給食プロジェクト(学生団体LUCKY様)

ネパールの農村部にある小学校に、年間を通した学校給食のサポートを実施することで経済的に貧しく学校に通うことが困難な学生のサポートを行っています。

URL:https://dream-hack.org/2019/03/20/post-1118/ 


②女性応援プロジェクト(TSUBAKI PROJECT)

性的被害/人身売買の被害を受けたネパール人女性に対して、毎年8月に行われるTEEJというお祭りに民族衣装サリーを提供し、ファッションショーを実施。この活動を通して、1人でも多くの方にこの現状を知ってもらい、女性の社会的地位向上におけるムーブメントを起こすことを目的に活動しています。

URL:https://dream-hack.org/2019/06/01/post-1086/ 


③震災復興プロジェクト(CHEPANG WATER AID PROJECT)

ネパールの辺境の地にある少数民族である「チェパン族」の村に、大地震で壊れた水道タンクを直すインフラ整備を行っています。


DREAM-Hackの活動を詳しく知りたい方は以下HPをご参照ください。

https://dream-hack.org/



ここまで読んでくださってありがとうございました。

BIKAS COFFEEでは、これからコミュニティを軸にたくさんのGLOBAL ACTIONをみなさんと創っていきます。

2020年の1月に開催するオフラインミーティング「CAN BIKAS #1」をはじめ、これからみなさんがワクワクするような面白いコーヒーブランドを作っていきますので、ぜひこのプロジェクトにご参加ください!



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