はじめに・ご挨拶

ふくたび実行委員会」と申します。私たちは東日本大震災による福島県の偏ったイメージの改善、また福島県の魅力を伝える活動をしています。


和光大学は東京都にある大学です。熊上ゼミの担当教員は熊上崇先生です。ゼミ生はお互いに意見交換をしながらゼミ論文の制作をしています。また、夏休みなどの長期休みには福島県へ行き、NGAとの交流やボランティアを行っています。そして、福島県での活動についてまとめたものを大学内の図書館で展示をし、情報発信をしています。


医療創生大学は福島県いわき市にある大学です。NGAは「地域貢献」をテーマに活動をしているサークルです。福島県いわき市を拠点にボランティア活動、イベントへの参加をしています。また、実行委員会として企画、運営にも携わったりもしています。これまで湯の街復興学園祭の実行委員、いわきサンシャインマラソンのボランティアに参加してきました。

「ふくたび」について(目的、説明、経緯)

皆さんは福島県についてどのようなイメージをお持ちですか。

福島県は東北地方に位置しており、美しい自然が広がり、おいしい野菜やお米が多く作られています。しかし2011年に東日本大震災が発生しました。その影響で福島県の他、東北地方は未曾有の大災害に見舞われ、かつて無い被害に襲われました。また、福島県は原子力発電所で起きた原発事故によって周囲は汚染され、危険区域となった地域では避難せざるを得ない被害となりました。震災の影響で福島県には「まだ瓦礫や倒壊した建物があるのでは」といった偏ったイメージが今でも存在します。

※薄磯海岸にある塩屋埼灯台


そもそも「ふくたび」とは、福島県に来て、見て、感じるスタディツアーで提案した「友達ツアー」を原案に企画されたツアーです。熊上ゼミ担当教員の熊上崇先生は福島県での災害復興について研究されており、熊上先生の提案で20193月にいわき地方振興局の支援のもと熊上ゼミとNGAが交流しながらツアーを行いました。

実際に福島県に行くと、NGAが福島県いわき市の地域や観光地の案内をしてくださいました。どこも福島県にしかない魅力が詰まっていました。また、実際に震災の被害を受けた福島県の方々やNGAの方からも当時の様子などについて聞かせてもらいました。現地の方から聞くお話はとても貴重で、報道では知れないことまでお話ししてくださいました。こういったお話しをしていただくことに戸惑いもありましたが、快く了承してくださいました。悲しい内容もありましたが、それに負けない活気が福島県に溢れており、当時の偏ったイメージとは違う福島県を知ることができました。


福島の現状は当時に比べると震災や原発の影響が残りつつも前向きに復興に向けて進んでおり、偏ったイメージとは違っていました。こういったことは実際に福島県に行かなければ知ることができませんでした。また、お互いに違う地域の大学生と交流でき、交友の輪が広がりました。熊上ゼミはこのツアーを一回で終わらせるのではなく、継続的にツアーを開催することで、福島県の現状を知ってもらい、その魅力を多くの人に伝える必要があると考えました。実際に福島県に行ってもらうことで本当の福島県を知ることができると考えました。

熊上ゼミとNGAによるミーティングの様子


当初は熊上ゼミとNGAのみで行っていました。現在は熊上ゼミとNGA以外の大学内参加者を募り、福島県の現状を知ってもらい、福島県の偏ったイメージの改善や、福島県の名所や名物といった魅力を伝え、福島県の方々と交流することを目的としました。私たち「ふくたび実行委員会」は学生だからこそでき、伝えられることを考え、実行し、多くの人に福島県について知ってほしいと思い、「ふくたび」を企画しています。

総合施設いわき・ら・ら・ミュウを訪れたときの様子

これまでの活動

これまで行ったツアーは20193月と8月の2回です。これらのツアーではボランティア活動を行っています。これまでは社会福祉協議会、いわき市内の小学校へお喋りをしたり、ダンボールハウス作り、絵しりとりなどを行い、交流を深めてきました。社会福祉協議会でのボランティア活動の様子

実施スケジュール・資金の使い道

本プロジェクトは2020年2月26日(水)・27(木)に実施致します。プロジェクト内容としましては、魅力を福島の学生に教えてもらう観光やボランティア活動、学生による被災体験や当時の様子をお聞きになったりしていま一度震災について考えるといった事を「ふくたび」の内容として考えています。

集めた支援金は食費、交通費や宿泊費といった活動費及びポストカード作成での印刷費などに使用させて頂きます。資金の詳細としまして食費で約20万円、宿泊費で約11万円、福島内でのバスの費用で約21万円、和光学生のいわきまでの高速バス代として約30万ほどかかる計算となり、計82万円ほど必要となってきます。そして、ポストカードの印刷費用と手数料等を考慮した場合に100万集めないと活動が厳しくなる計算になり、支援金の募りが乏しい場合、予定していたツアーを行う事が難しくなってしまいます。少しでも多くの支援金を活動に回したいと考えAll-in方式を利用しています。

リターンのご紹介

私達の今回の活動で訪れた場所、今までの活動で訪れた場所で撮影した食べ物、風景の写真のポストカード及び今回の活動報告、お礼の手紙をリターンとしてご用意しております。ポストカードのサイズは10×14.8cmです。写真はツアー当日に撮りますのでイメージと異なります

リターンを発送するにあたり個人情報を記載してもらいます。記載して頂かないとリターンを発送するに必要な情報が得られず発送することができなくなるのでご了承下さい。リターンの品につきましては、プロジェクト終了後から準備させて頂きますのでお時間を頂きますがご了承下さい。その為、リターン発送日として20203月中に発送を予定していますが、ポストカードの印刷依頼及び発送やお住まいの地域によって届く時期が異なると思います。あらかじめご了承下さい。
最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。

本プロジェクトは目標金額に達しなかった場合でも実施いたします。しかし、多くのご支援が募れば参加者を募る事が可能となります。その結果、福島について知ってもらえる良い機会になると考えています。

私たちの目標達成の為に皆さまのお力をお貸しいただけないでしょうか。多くのご支援をお待ちしております。どうかよろしくお願いします。

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